ペットボトルなどの飲み物や食べ物を冷たい状態にキープしてくれる保冷剤。
夏のキャンプやレジャーを楽しむうえで欠かせない必携アイテムです。
しかしサイズや保冷力など種類がいろいろありすぎてどれを選んでよいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、キャンプにおすすめの保冷剤をご紹介!
「選び方」や「冷却温度別」におすすめの保冷剤を紹介していますので、キャンプでキンキンに冷えたドリンクを飲みながらバーベキューを楽しみたい方はぜひ参考にしてみてくださいね!
当記事のコンテンツ
キャンプに最適な保冷剤の選び方
出典:Amazon
保冷剤には「サイズ」や「保冷力」などさまざまな違いがあり、用途に最適な保冷剤を選ぶことで快適なキャンプを楽しむことができます。
まずはキャンプに最適な保冷剤を選ぶときにチェックしたいポイントを紹介していきます。
ポイント①ハードorソフト?保冷剤の「タイプ」をチェックしよう!
出典:アイスジャパン公式サイト
保冷剤には「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」の2つがあります。
ハードタイプは、四角い容器の形状で耐久性に優れ、保冷力が高いのが特徴。
若干クーラーボックスのなかで嵩張りますが、保冷力を重視したいときに最適です。
一方ソフトタイプは袋状のパックに入っているため嵩張らず、隙間に収納することができるのでクーラーボックスのスペースを有効に使用できるのが特徴。
冷凍庫で凍らせる時間も早く、使い勝手を優先した用途におすすめです。
ポイント②クーラーボックスにあった「サイズ」をチェックしよう!
出典:ロゴス公式サイト
保冷剤にはメーカーによりS・M・Lなどサイズがあるため、最適な大きさを選ぶ必要があります。
小型のクーラーボックスに大きな保冷剤を入れるとそれだけでスペースを独占してしまい、肝心のドリンクや食材が入り切らなくなります。
小さすぎると保冷力が弱く大きすぎると収納スペースが少なくなるので、クーラーボックスの大きさに見合ったサイズを選ぶようにしましょう。
ポイント③食材に見合った「冷却温度」をチェックしよう!
出典:ロゴス公式サイト
保冷剤には「0℃タイプ」と「氷点下タイプ」の2つの冷却温度があります。
- 0℃タイプ・・・飲み物や食材を凍らせることなく、ほどよい保冷力をキープ
- 氷点下タイプ・・・食材を凍らせた状態で高い保冷力をキープ
いざドリンクを飲もうとしてもキンキンに凍っていてすぐに飲めなかったということがありませんか?
喉が乾いているのに飲めなかったら若干ストレスに感じますよね。
そんなことがないように、飲み物や食材にあった「冷却温度」を選ぶことがポイントです。
たとえば、
- 0℃タイプ・・・ペットボトルなどのドリンクやサンドイッチ・お弁当など
- 氷点下タイプ・・・お肉や魚など鮮度が気になる食材、またアイスクリームなど
上記を目安に、食材にあった冷却温度の保冷剤を選ぶようにしましょう。
ポイント④どれだけ長持ちできるか?「保冷持続時間」をチェックしよう!
出典:写真AC
保冷効果がどれだけ持続するかも重要なチェックポイントです。
日帰りのバーベキューから宿泊を兼ねたキャンプなどその用途はさまざま。
滞在時間にあった保冷持続時間を選ぶことが重要です。
日帰りバーベキューなら、自宅からの移動時間も考え最低6時間、また宿泊するキャンプなら24時間以上保冷効果が持続すると安心です。
ポイント⑤「再凍結時間」と「凍結温度」をチェックしよう!
出典:写真AC
保冷剤は何度も繰り返し使用できるのが特徴ですが、種類によって再び凍るまでの時間はさまざまです。
ソフトタイプや倍速凍結タイプは比較的短時間で再凍結しますが、氷点下タイプは24〜48時間以上かかる場合も。
「再凍結時間」をチェックしておくことで当日まだ凍ってなくて使えないという凡ミスを防ぐことができます。
また保冷剤が何℃で凍りだすかの「凍結温度」も要チェック。
パワフルな氷点下タイプは−20℃で凍りだすので、冷凍庫の設定温度を最強にしておく必要があります。
【冷却温度別】キャンプにおすすめの保冷剤7選
それではここから、キャンプにおすすめの保冷剤を「冷却温度別」で紹介していきます。
保冷力最強と称される「ロゴス」の保冷剤やお弁当やサンドイッチに最適な保冷剤など厳選してピックアップしていますので、ぜひ用途にあったお気に入りを見つけてみてくださいね。
【0℃タイプ】おすすめ保冷剤3選
0℃タイプの保冷剤は、ペットボトルやサンドイッチ・お弁当などほどよく冷やして保冷したいときに最適です。
ロゴス アイススタックパック847
出典:ロゴス公式サイト
氷点下パックシリーズが圧倒的人気を誇る「ロゴス」の0℃型アイススタック。
飲料やパン・お弁当など凍らせたくない食品をほどよく冷やしてくれます。
保管時に重ねてスタックができるのが特徴。そのほかにひとまわり小さい530もラインナップしています。
サイズ | 約23.5×14.2×3.4cm |
重量 | 約847g |
再凍結時間 | ー |
アイススタックパック847-ロゴスの口コミ・レビュー
サーモスソフトクーラー5Lの高さと同じ寸法なので左右に立てて使用。底にも保冷剤を置くことで約13時間使用することができました。
TOURIT(トウリト) アイスパック 4PCS/PACK
出典:Amazon
スポーツやレジャーにおすすめのスティック型保冷剤。
細長い形状で場所を取らず、ちょっとした隙間に収納できるので効果的に冷やすことができます。
4つがセットになったタイプと「8個」「12個」の3種類がラインナップ。
ドリンク缶やペットボトルを冷やしたいときにおすすめです。
サイズ | 22.5×16×3cm |
重量 | 800g(4個) |
再凍結時間 | 8時間以上 |
アイスパック 4PCS/PACK-TOURIT(トウリト)の口コミ・レビュー
缶や瓶など丸い物を詰め込んだときに隙間に収納できるので無駄な空間がなく冷やせます。
アイスジャパン フリーザーアイス350 FIH−13H
出典:Amazon
保冷剤や蓄熱剤の国内トップシェアメーカー「アイスジャパン」の0℃型保冷剤。
小型クーラーで飲料や食品を冷やしておきたいときに最適です。
耐久性に優れ衝撃に強い容器を採用しているので安心して使用可能。
日帰りのレジャやスポーツにおすすめです。
サイズ | 95×180×26mm |
重量 | 350g |
再凍結時間 | 約10時間 |
フリーザーアイス350 FIH−13H-アイスジャパンの口コミ・レビュー
お昼のお弁当用に小さいのを探していました。バッグにちょうど収まり重宝してます。
【氷点下タイプ】おすすめ保冷剤4選
氷点下タイプの保冷剤は、お肉や魚など鮮度が気になる食材を凍らせて保冷したいときに最適です。
ロゴス 倍速凍結・氷点下パックM
出典:ロゴス公式サイト
保冷剤のなかで圧倒的人気を誇る「ロゴス」の氷点下パック。
従来モデルの氷点下パック−16℃よりも約半分の時間で凍結できる「倍速凍結」モデルです。
半透明容器を採用しているので凍結状態を確認することが可能。
お肉や魚など鮮度をキープしたまま凍らせて使用したいときにおすすめです。
サイズ | 19.6×13.8×2.6cm |
重量 | 600g |
再凍結時間 | 約18〜24時間 |
倍速凍結・氷点下パックM-ロゴスの口コミ・レビュー
サーモス5Lの保冷バッグに凍らせたペットボトル500ml×2本を入れて外出したら夕方になっても半凍りのままでした。
ネオアイス ネオアイスPro −16℃ハード
出典:Amazon
−16℃以下が約16時間持続する「ネオアイスPro」。
家庭用冷蔵庫の冷凍庫をクーラーボックスで再現できるほどの超保冷効果が特徴です。
12〜24時間で再凍結が可能。
釣った魚を家に持ち帰るまで鮮度をキープできるほか、キャンプやバーベキューでお肉を凍らせて持ち運びたいときに最適です。
サイズ | 19.5×13.5×2.6cm |
保冷持続時間 | 約16時間 |
再凍結時間 | 12〜24時間 |
ネオアイスPro −16℃ハードネオアイスの口コミ・レビュー
クーラーボックスに入れた濡れタオルが6時間後も凍っていた。また20時間後でも飲み物がキンキンに冷えていた。
キャンパーズコレクション パワークール−16℃
出典:Amazon
山善が展開するアウトドアブランド「キャンパーズコレクション」のパワー保冷剤。通常の3倍もの保冷能力があるので本来3つ必要な保冷剤がこれひとつで保冷効果を発揮します。
12〜24時間で再凍結し使用することが可能。
「350g」と「600g」「1,100g」の3タイプがラインナップしています。
サイズ | 幅12×奥行16×高さ3cm |
重量 | 350g |
再凍結時間 | 約12〜24時間 |
パワークール−16℃-キャンパーズコレクションの口コミ・レビュー
口コミと値段でこれを購入。保冷5Lのバッグに詰めて隙間をタオルで埋めていたら6時間後もほぼ溶けていないレベルだった。
キャプテンスタッグ スーパーコールドパック〈M〉
キャプテンスタッグの超氷結スーパーコールドパック。
48時間以上しっかり凍結させたあと、約30℃の環境下で表面温度が氷点下から0℃になるまで160分保冷能力が持続します。
同社従来品「コールドパック」に比べ約8倍もの冷却効果を発揮。
バーベキューなどお肉の鮮度をキープしたまま移動したいときに最適です。
サイズ | 170×195×厚さ30mm |
保冷効果 | 約160分 |
再凍結時間 | 48時間以上 |
スーパーコールドパック〈M〉-キャプテンスタッグの口コミ・レビュー
クーラーボックスの底に凍らせたペットボトルと一緒に入れておいたら、一泊二日のキャンプで帰るまで凍ったままでした。
保冷剤を効果的に使うポイント
出典:Amazon
保冷剤の保冷能力を最大限発揮するため、以下のポイントを意識してみましょう。
- 食材を挟み込むよう上下に保冷剤をセット
- 直射日光があたる場所を避け、日陰にクーラーボックスを配置する
- クラーボックスは地面に直置きせず、スタンドを利用して高さを設ける
- 冷たい冷気が逃げないようにクーラーボックスの開閉は最低限に!
せっかく優れた保冷力の保冷剤でも、外気温の影響や冷たい冷気が逃げてしまうと効果が半減。上記のポイントを意識することで、保冷能力を最大限発揮することができます。
まとめ
今回は、キャンプに最適な保冷剤を紹介してみました。保冷剤には「0℃タイプ」と「氷点下タイプ」の2つの冷却温度があり、用途に最適な保冷剤を選ぶことがポイントです。
ペットボトルなどの飲み物やお弁当など、凍らせずにほどよい冷たさをキープしたいときは0℃タイプ、またお肉や魚など鮮度が気になる食材は凍らせて保冷できる氷点下タイプがおすすめです。
今回紹介した選び方やおすすめの保冷剤を参考に、快適な夏キャンプを楽しんでみてくださいね!