キャンプ用品

ソロキャンプの始め方|必要な道具とおすすめギアを厳選紹介

YUKI

日常の喧騒から離れ、自然の中で1人過ごすソロキャンプ。

ソロキャンプには、好きなように自分だけの時間を過ごせる魅力があります。

しかし、いざソロキャンプを始めたいと思っても何から用意するべきか迷ってしまいますね。

今回は、これからソロキャンプを始めようと考えている人に向けて、必要な道具とおすすめのギアを紹介していきます。

高価なギアは性能もよく見栄えもしますが、はじめから全て揃えようと思うとかなりの大きい出費になってしまいます。

道具を選ぶコツは、低価格の商品を取り入れながらこだわりの商品を決めること。

ペグハンマーやマット、シュラフなどは、キャンプスタイルが変わっても使い続けるものが多いので、品質やアフターサービスの充実を重視したギア選びがおすすめ。

理想のスタイルが確立してくると、テントを買い替えたくなる人がほとんどです。

初めのテントは高品質で低価格のもので問題ありません。

手頃な価格でも、アウトドアメーカーの商品を選ぶことで失敗も少なくなりますよ。

必要な道具と選び方のコツ

テント

まず必要になるのがテントです。

テントには様々な種類や価格帯の商品がありますが、ソロキャンプデビューにおすすめしたいのは「ドームテント」「ワンポールテント」の2種類。

ドームテントとは、ポールやフレームをアーチ状にして交差して組み立てることでドーム型のテントを作り出すもので、広々とした空間と風に強いというメリットがあります。

1人でも設営しやすいのも大きな特徴。

初めてのテントとして選ぶ人が最も多いタイプです。

ワンポールテントはポール1本で設営するテントです。

こちらも設営が簡単で、サイズによってはリビングスペースと寝室をテントひとつで生み出すことができます。

2つのタイプの大きな違いは「自立」

ドームテントはペグ打ちをしなくても自立する商品が多いのに対し、ワンポールテントは基本的にペグ打ちができる場所でなければ設営することができません。

タープ

キャンプを始めるにあたって、タープは必要なのか悩むところだと思います。

タープは必ずしも必要なアイテムではありませんが、あったら快適に過ごせるようになるアイテムです。

雨の日はもちろん、特に日差しの強い季節はタープの存在の有無が快適さを左右します。

また、タープの設営に慣れておくことでキャンプスタイルの幅も広がっていきます。

ペグ・ペグハンマー

テントを購入するとペグが付属していることが多いですが、付属のペグでは強度が足りないこともあります。

頑丈なペグを別途自分で用意しておくと安心です。

また、ペグに合わせてペグハンマーが必要になってきます。

ペグハンマーは、テント設営の際に必ず必要になってきますので、妥協せずにお気に入りを長く使って経年変化を楽しむのがおすすめです。

マット

睡眠の満足度が高いと、キャンプの満足度も上がります。

快適な睡眠のために必要なのがマットです。

マットはシュラフの下に敷いて使う敷布団のようなもので、主に「エアマット」「ウレタンマット」「インフレーターマット」の3種類。

エアマットは空気だけで膨らませるので軽量でコンパクトですが、やや不安定さがあります。

ウレタンマットは広げるだけなので展開が簡単ですが、収納サイズが大きめなのが難点。

インフレーターマットは中身が空気とクッション材で寝心地がいいですが、撤収にやや時間がかかります。

どのタイプでもマットを選ぶ際に注目したいのが「R値」です。

R値とは、マットの断熱力を評価する数値です。

R値が高いほど断熱力が高く、目安としてR値4~5のものを選べば3シーズン問題なく快適に過ごせます。

シュラフ

次に必要なのがシュラフです。

シュラフの中綿には「ダウン」と「化繊」があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

それらを考慮し、自分に合ったものを選びましょう。

選ぶ際は「限界使用温度」と「快適使用温度」に注目。

限界使用温度を参考にすると失敗しやすいので、使用環境が快適使用温度プラス5℃になるシュラフを目安にするのがおすすめです。

暑い分には足を出したりファスナーを開けるなどして調整できるので、寒くないかどうかを基準に考えるといいでしょう。

ランタン

ランタンの明るさには「ルーメン」という単位が使われています。

目安として、まず1000ルーメンほどのものがひとつあると安心です。

1000ルーメンの明るさのランタンであればサイト全体を照らすことができます。

日が暮れるとキャンプ場は想像以上に真っ暗になりますので、ランタンは必ず必要です。

1000ルーメンのランタンをメインランタンに、慣れてきたら食卓を照らすガスランタンやムードのあるオイルランタンを追加していくのもいいでしょう。

またソロキャンプでは、ヘッドライトがあるとあらゆる場面で活躍しますよ。

焚き火グッズ

ソロキャンプと言えば焚き火が醍醐味と考える人も多いのではないでしょうか。

とはいえ焚き火をするにはたくさんの道具を準備する必要があります。

  • 焚き火台
  • 耐熱シート
  • 着火剤
  • 火ばさみ
  • 耐熱グローブ
  • ライターなどの熱源
  • ナイフなど薪割りの道具
  • 火吹き棒

薪に火をつけるだけの簡単なイメージがある焚き火ですが、実はしっかりとした準備をしておかないと失敗してしまうことが多いのが焚き火です。

回数を重ねるごとにコツをつかみ、焚き火タイムがスムーズに過ごせるようになる過程もまた、キャンプの楽しみのひとつでもあります。

テーブル・チェア

キャンプでのくつろぎタイムの必須アイテムがテーブルとチェアです。

ソロキャンプのテーブルやチェアは軽量でコンパクトになるものを選ぶのがポイント。

キャンプの時間の中で長い時間を座って過ごすチェアは、座り心地も大切です。

快適に過ごせる高さやサイズのものを選ぶようにしましょう。

調理グッズ

シングルバーナーとクッカーがあれば、大体の調理をまかなうことができます。

シングルバーナーにはOD缶タイプとCB缶タイプがあり、OD缶はコンパクトに持ち運ぶことが出来たり、バーナーだけでなくガスランタンなどの商品も豊富にあるのがメリットです

CB缶はコンビニやスーパーで購入しやすいというメリットがあります。

どちらのタイプが自分のスタイルに合うか検討してみるといいでしょう。

おすすめの厳選ギア

coleman  ツーリングドームST/LX

出典:amazon

コールマンのツーリングドームはソロキャンプの定番アイテム。

1人から2人用のSTと3人から4人用のLXの2種類のサイズ展開で販売されています。

女性も1人で組み立てられる設営のしやすさと、出入りしやすい大きな開口、靴や荷物を置くことのできる前室が特徴。

定番のシンプルなデザインは、どんなサイトにも馴染みます。

安心のコールマン製品を低価格で購入できることから、はじめてのテントにもおすすめです。

同サイズのダークテクノロジーモデルや、純正サイズのグランドシートなど関連商品も多数販売しています。

coleman  ツーリングドームSTの商品情報

使用サイズ インナーテント/約210×120×100(h)cm(ST)
収納サイズ 約φ19 x 49cm
重量 4Kg
材質 フライシート/ポリエステル約1,500mm、インナーテント/ポリエステル、フロア/ポリエステル約1,500mm、フレーム/FRP

coleman  ツーリングドームLXの商品情報

使用サイズ インナーテント/約210×180×110(h)cm
収納サイズ 約φ21 x 49cm
重量 約5.2Kg
材質 フライシート/ポリエステル約1,500mm、インナーテント/ポリエステル、フロア/ポリエステル約1,500mm、フレーム/FRP

coleman  ツーリングドームST/LXの口コミ・レビュー

設営が簡単でしっかりしたテントです。
雨が降っても水漏れすることもありませんでした。

村の鍛冶屋 エリッゼステークアルティメットハンマー

出典:amazon

鋳造ペグ「エリッゼステーク」で有名な村の鍛冶屋が販売するペグハンマーです。

金属加工に優れた燕三条で製造されています。

通常サイズより70mm木柄が短いショートバージョンは、荷物をコンパクトにまとめたいキャンパーや手の小さな女性にもぴったりです。

短い木柄でも、手にフィットするように曲がりの形状を工夫することで、しっかりと力が加わりペグを打ち込むことができます。

ヘッドの交換をすることで長く使うことができるのが大きな魅力。

木柄や名入れ、ヘッドの交換などのアフターフォローも万全で、メンテナンスをしながら長く使えるアイテムは愛着も湧きますね。

村の鍛冶屋 エリッゼステークアルティメットハンマーの商品情報

サイズ 全長:230mm
ヘッド:102mm
重量 547g
材質 本体:鉄+カチオン塗装もしくは鉄+クロームメッキ塗装
ヘッド:真鍮もしくはステンレス
柄:天然木

村の鍛冶屋 エリッゼステークアルティメットハンマーの口コミ・レビュー

エリッゼステークと一緒に使用しています。
硬めの地面でも問題なくペグを打つことができます。
使うごとに味が増し、唯一無二のマイハンマーとなりとても気に入っています。

GENTOS(ジェントス) LED ランタン  エクスプローラー EX-109D

出典:amazon

1,000ルーメンという明るさで全体を照らすことのできるランタンです。

ジェントスは、日本トップレベルのシェアを誇るライトメーカーで、品質の高さが自慢。

それでいて手頃な価格で購入できるので、キャンパーなら1度は手にしたことがあるメーカーではないでしょうか。

エクスプローラー EX-109Dは、単1の乾電池3本で使用できるので、停電時の防災備蓄としても最適です。

スイッチを長押しするだけの無段階調光機能が付いています。

ぬくもりのある暖色モードも搭載し、雰囲気に合わせて色味や明るさを変えることができるので1台で幅広いシーンで活躍します。

GENTOS(ジェントス) LED ランタン  エクスプローラー EX-109Dの商品情報

サイズ 約直径93.6×185mm
重量 約816g(電池含む)
明るさ 白色/1000~120ルーメン、昼白色/850~90ルーメン、暖色/450~50ルーメン
使用電池 単1形電池×3本(別売り)

GENTOS(ジェントス) LED ランタン  エクスプローラー EX-109Dの口コミ・レビュー

明るくメインのランタンとして使用しています。
電池式は好みが分かれると思いますが、防災用も兼ねているので安心です。

Helinox(ヘリノックス) タクティカルチェア

出典:amazon

類似デザインのチェアも多く販売されていますが、やはり満足度の高いヘリノックスのチェアがおすすめ。

座り心地は抜群で、長い時間を過ごすチェアこそ妥協せずにいいものを買うといいでしょう。

タクティカルチェアは、収納ケースをチェアの下につけることができるので、紛失の心配もありません。

同メーカーのチェアワンより重量は増しますが、快適性と頑丈さを選ぶとタクティカルチェアがおすすめです。

Helinox(ヘリノックス) タクティカルチェアの商品情報

サイズ 52×53×67cm(幅・奥行き・高さ)
収納サイズ 13×40cm(直径・高さ)
総重量 975g
耐荷重 145kg
材質 フレーム素材:アルミニウム合金、樹脂、ヒンジ
座面素材:ポリエステル

Helinox(ヘリノックス) タクティカルチェアの口コミ・レビュー

さすがのヘリノックス品質です。
頑丈な構造と高品質な素材で長時間の使用にも安心感があります。
とにかく座り心地が快適なので、運動会やピクニックなどあらゆる場面で活躍しています。

ソロキャンプには魅力がたくさん!

ソロキャンプは、自分の時間と自然を満喫できる最高のレジャーです。

初めは不安もあるかもしれませんが、トラブルも含めて経験を楽しむことで新しい世界が広がるでしょう。

何度も行くようになるのか不安な方は、キャンプ場のレンタルを活用するのも賢い方法です。

全てを揃えずに、レンタルを活用しながら1アイテムずつ吟味してそろえていくのも素敵な方法ですね。

キャンプの道具や知識は、防災にも役立つものばかりです。

ソロキャンプを始めることで、災害への意識も高く持つことができます。

ぜひ魅力たっぷりのソロキャンプにチャレンジしてみてください。

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YUKI

ファミリーキャンプを始めたはずが、いつの間にかソロキャンプがメインになった3児の母。 目指しているのは「疲れないキャンプ」 キャンプがもっと身近で気軽なものになるよう、情報を発信していきます!