秋は暑さも和らぎ、外遊びが気持ちのいい季節です。
気持ちのいい季節になり、キャンプデビューをしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
今回は、キャンプ場でも目を引くかっこいいデザインが人気のパップテントを紹介します。
秋からのデビューに備え、冬も使用できるモデルを集めましたので参考にしてみてください。
当記事のコンテンツ
秋冬キャンプの特徴
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空気も冷たくなり始める秋から冬のキャンプは、装備も多くなり敬遠されることも多いですが、寒い季節ならではのメリットも多くあります。
冬季は空気が澄んでいるので、星空が綺麗に見えます。
また、キャンプ場の利用者も少なくなるのでゆったりと静かなキャンプを楽しみたい人には最適の季節です。
秋冬キャンプを快適に過ごすための重要なポイントは寒さ対策です。
適切なテントや寝具を選び、快適な秋冬キャンプを楽しみましょう。
パップテントとは
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パップテントは、第二次世界大戦などで使われていたシェルターである軍幕がベースと言われています。
各国の軍隊員が、支給された軍幕で野営やカモフラージュに使用していました。
その中でもパップテントの原点とされているのが、USパップテントです。
コンパクトで武骨なデザインがキャンパーの間で人気が広がり、現在では様々なメーカーが商品化しています。
火の粉にも強いTC素材のものが多く、重量はありますが、シンプルな構造でコンパクトに持ち運べるよう工夫されています。
選び方のポイント
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スカートの有無で選ぶ
秋冬キャンプの重要なポイントは寒さ対策にあります。
テントの下に空間があると、そこから冷気が入り込みテント内の温度も下がってしまいます。
秋冬に使用を考えている場合は、裾からの風の侵入を防ぐスカート付きのモデルを選ぶといいでしょう。
スカートのないテントを冬に使う場合は、コットを使用し底冷えを防いだり暖房器具を使用したりと寒さ対策を忘れずに。
サイズで選ぶ
各メーカーから販売されているパップテントの基本サイズは、縦幅300~350cm、横幅150~200cm、高さ110~130cm程度となっています。
メーカーによって特徴があり、高さにゆとりのあるものや二股ポールで空間を広く使うものなどの違いがあります。
ソロキャンプで使用するサイズが基本ですが、複数人で使用できるサイズも販売されています。
素材で選ぶ
TC素材と呼ばれるポリエステルとコットンの混紡素材が採用されることの多いパップテント。
テントの近くで焚き火ができたり、結露しにくいなどの特徴から冬場の使用とも相性がいい素材です。
TC素材は、メリットも多いですが重量が嵩み、悪天候時には使い勝手が悪いというデメリットもあります。
より軽量で、耐水圧の高いポリエステル素材の商品もありますので、用途に合わせて選ぶといいでしょう。
価格で選ぶ
パップテントの価格は幅広く、機能や素材によって違いがあります。
シンプルな構造なので大きな機能差はないように感じますが、商品によっては縫製が粗かったりすることもあるようです。
心配な場合は、アフターサービスまで充実の信頼できるメーカーの商品を選ぶのがおすすめです。
おすすめのパップテント5選
ネイチャーハイク 軍幕パップテント
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ネイチャーハイクのパップテントは、TC素材でスカート付きなので秋冬のキャンプにもおすすめ。
耐熱処理を施した薪ストーブの煙突用の穴もあり、初心者だけでなく幅広いキャンパーに人気のモデルです。
通気性をよくするためのベンチレーションが上部に2つあります。
サイドウォールをつけたりたたんだりすることで、気分にあわせてアレンジすることができます。
TC素材は火の粉にも強く、遮光性・通気性に優れているので結露も起きにくく、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができます。
4本のポールが付属していて、設営も簡単。
日中は全面を跳ね上げてタープとして活用し、就寝時にはフルクローズにもなるので安心です。
軍幕らしいカラーも魅力的です。
サイズ | 360 x 190 x 130 cm |
収納サイズ | 23×67cm |
重量 | 5.8kg |
素材 | ポリコットン |
商品セット | 収納袋、テント本体、長さ180cmアルミポール4本、21.5cm蛍光ペグ12本、雷除けキャップ、固定ベルト、ロープ6本 |
ネイチャーハイク 軍幕パップテントの口コミ・レビュー
インナーテントがないので、夏場は蚊帳が必要でした。
寒い季節には快適。結露もなく、フルクローズでもコットが入りゆったり過ごせます。
テンマクデザイン 炎幕TC DX
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パップテント市場を開拓したと言っても過言ではないほど、パップテント流行前から販売されているテンマクデザインの炎幕。
TC素材の本体と、スカート、サイドフラップがついているので1年中活躍するテントです。
スカートの素材をポリエステルにすることで、汚れに強く手入れがしやすいこだわりのデザインです。
ロースタイルを想定されているパップテントが多い中、炎幕は高さが130cmと少し高めなのでチェアを使用しても快適。
純正のアクセサリーが豊富で、スタイルの合わせてカスタムすることができるのが魅力です。
サイズ | (約)3,300×1,900×1,300(高)mm |
収納サイズ | (約)620×260(直径)mm |
重量 | 総重量 (約)6.9kg(ペグ/張り綱/収納ケース含む) 本体重量 (約)4.93kg(フライ/ポール) 収納ケース (約)155g |
素材 | フライシート コットン混紡生地(TC) ポリエステル65% コットン35%(撥水加工) マッドスカート(フロント) コットン混紡生地(TC) ポリエステル65% コットン35%(撥水加工) マッドスカート(サイド・リア) ポリエステルオックス210D(撥水加工) 収納ケース ポリエステルオックス210D(撥水加工) |
付属品 | ポール×4本、ペグ×15本、張り綱×7本、収納ケース |
テンマクデザイン 炎幕TC DXの口コミ・レビュー
初めてのパップテントでしたが、縫製もしっかりしていてファスナーもスムーズ。
安心のメーカーです。
オリーブの色合いもよく気に入っています。
BUNDOK(バンドック) ソロベースEX
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パップテントの代表的なモデル、バンドックのソロベースにスカート、煙突穴、サイドウォールが追加され、秋冬も安心して使えるモデルです。
寒い季節メインで使用する方には、こちらのモデルがおすすめです。
本来のパップテントらしいベーシックなソロベースか、機能性の高いソロベースEXにするかは、スタイルによって比較検討するといいでしょう。
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女性にも人気のベージュカラーも展開しています。
サイズ | フライ:W360xD190xH110cm インナー:W190xD85xH100cm |
収納サイズ | W47xD24xH24cm |
重量 | (約)5.2kg |
素材 | フライ:コットン混紡生地(ポリエステル65%・綿35%) インナー:ポリエステルメッシュ フロア:ポリエステル フレーム:ジュラルミンφ16mm |
付属品 | ペグ・ロープ・エンドキャップ・収納ケース |
BUNDOK(バンドック) ソロベースEXの口コミ・レビュー
組み立ても簡単で、とてもしっかりした作りです。
重くてかさばるので、持ち運びは不便ですが、設営してからは居心地がよく満足です。
Soomloom ミリタリーテント
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コストパフォーマンスのよさで人気のSoomloomから販売されているパップテント。
TC素材、インナー付き、スカート付きという条件の中で最安値のパップテントではないでしょうか。
低価格で、気になるのが品質の問題。
個体差はあるものの、おおむね満足な口コミが多く、大きな問題はなさそうな印象です。
初めてのパップテントにもおすすめのモデルです。
サイズ | テントサイズ:長さ360cmx幅190cmx高さ110cm インナーサイズ:長さ200cmx幅100cmx高さ100cm |
重量 | 5.2kg |
素材 | フライシート : ポリエステル65%、コットン35% インナーテント&グラウンド :ポリエステル ポール : スチール |
Soomloom ミリタリーテントの口コミ・レビュー
3度、夜通しの雨のキャンプで使用しましたが、雨漏りもせず焚き火の火の粉も気にすることなく過ごせました。
価格やメーカーの説明以上に、現物の品質が上回る印象です。
FIELDOOR パップテント 320
出典:FIELDOOR
パップテントはTC素材のものがほとんどですが、耐水性や重量が気になる方には、軽量のポリエステル素材のパップテントも販売されています。
生地には、遮熱効果のあるシルバーコーティング加工を施したポリエステル素材を採用。
二又ポールにすることで、テント内が広く使えるよう工夫されています。
インナーテントは付属されていますが、サイドパネルやポールは別売りになります。
サイズ | 本体サイズ : (約)320cm×210cm×130cm インナーサイズ : (約)200cm×105cm×120cm 収納時 : (約)73cm×20cm×20cm |
重量 | (約)5.6kg |
素材 | フライシート : ポリエステル インナーテント: ポリエステル グラウンド : ポリエステル ポール : スチール ペグ : 超々ジュラルミン (A7075系) |
耐水圧 | 1,500mm以上 |
セット内容 | テント本体×1 インナーテント×1 ポール×2 ペグ×12 ロープ×4 専用収納バッグ×1 取扱説明書(日本語) |
カラー | ライトベージュ ダークブラウン カーキ |
FIELDOOR パップテント 320の口コミ・レビュー
ソロキャンプにちょうどいいサイズです。
素材の特性上、夜露で外側は水滴まみれでしたがテント内は問題ありませんでした。
雑巾で拭いてすぐ乾くのもポリエステルのいいところです。
見た目だけでなく機能性も充実したパップテント
出典:FIERDOOR
キャンプ場でも目を引くパップテント。
キャンプ慣れしたベテランキャンパーのイメージがあってかっこいいですよね。
パップテントは、シンプルな構造と設営の簡単さ、丈夫で扱いやすい点からも初心者にもおすすめのテントです。
スカート付きで4シーズン使える商品も多いので、秋からのソロキャンプデビューにも最適なテントです。