田沢湖キャンプ場は、秋田県仙北市にあるキャンプ場です。
フリーサイトには雑木林が広がっており、静かな環境のなかでのんびりとキャンプを楽しめます。
今回は、田沢湖キャンプ場を宿泊レビュー!
秋田観光の拠点にもおすすめなので、ぜひ参考にしてください。
当記事のコンテンツ
田沢湖キャンプ場とは?
基本情報
田沢湖キャンプ場は、秋田県仙北市の田沢湖畔にあるキャンプ場です。
秋田市内から車で約1時間半、盛岡市内から約1時間でアクセスできます。
詳しくは後述しますが、フリーサイトやオートキャンプサイト、バンガローなど様々なサイトがあり、自分のスタイルにあわせて選べるのが魅力です。
同グループでアウトドアツアーなども行っており、カヌーやカヤック、ラフティング、トレッキングなどのアクティビティも充実しています。
夏休み期間中などはファミリーで賑わうようですが、9月の平日に訪れた際はソロキャンパーが多く目立ちました。
キャンプ場名 | 田沢湖キャンプ場 | |
住所 | 秋田県仙北市田沢湖田沢字春山152 | |
営業期間(2022年) | 4月23日~11月6日 | |
チェックイン/アウト | 14:00/11:00 | |
施設使用料(小学生以上) | 400円 | |
サイト料 | フリー | 500円~ |
オート | 2,200円 | |
ベルテント | 6,900円 | |
バンガロー | 3,140円~ | |
ツリーテント | 12,000円 | |
ウォーターテント | 8,000円 | |
駐車場代(1名利用時のみ) | 400円 | |
予約方法 | 公式サイト | |
電話番号 | 0187-43-2990 | |
公式サイト | 田沢湖キャンプ場 |
アクセス
田沢湖キャンプ場のサイト
田沢湖キャンプ場は、フリーサイトエリア・オートキャンプエリア・ベルテント・バンガロー・ツリーテント・ウォーターテントの6つのサイトに分かれています。
それぞれの特徴をご紹介しますね。
フリーサイト
私が宿泊したフリーサイトエリアは、4つほどに分かれていました。
キャンプ場中央にはメインの道路があり、その左右がフリーサイトエリアで、それぞれに上段と下段があるといったイメージです。
上の写真は田沢湖の方を向いて左側・上段のスペースで、残念ながらほとんど田沢湖を見ることができません。
写真上でテントが多く貼られている場所が下段スペース。今回は人気だったので断念しましたが、田沢湖がよく見えそうでした。
こちらは田沢湖を向いて右側・下段のスペースで、田沢湖が良く見えます。9月は夕日もきれいに見えそうです。
眺望も、トイレへのアクセスも悪そうですが、右側・上段スペースは木が少ないため、夜に星をゆっくり眺められます。
フリーサイトは静かな分、少し離れていても他の方の声が良く聞こえる印象でした。
オートキャンプサイト
オートキャンプサイトは、キャンプ場の奥にあります。電源の利用はできません。
私が泊った日は利用者がいませんでした。
サイトの大きさは約5m×5mとなっており、一般的なオートキャンプサイトより小さめです。
ツールームなど、大きなテントは張れない場合があるので注意しましょう。
ベルテント
こちらは、グランピングにも使われる常設のベルテントです。
電源とストーブ、サーキュレーターが付いていますが、他のギアは持ち込みまたはレンタルが必要となります。
搬入時のみ道路まで車の乗り入れが可能で、テントの横に車を駐車することはできません。
6~8人用サイズとなっているので、グループでわいわい楽しむのにはぴったりですね!
バンガロー
バンガローは、フリーサイトエリアの奥に10棟あります。
6畳タイプ・8畳タイプ・6畳タイプテラス付きの3種類です。テラスがあるバンガローは、雨の日でもBBQを楽しめます。
ゲージの利用でペットと一緒に宿泊もできますよ!
ツリーテント
湖畔にあるツリーテントは、日帰り・宿泊が可能で、ハンモックやインフィニティーチェア、焚き火台テーブル(宿泊の場合は+タープ)が付いています。
定員は4名です。
一泊12,000円ですが、2階テントからの景色を見てしまうと、つい私も借りてしまいそうになります!
ウォーターテント
ウォーターテントは日帰りのみ利用できます。定員は2名です。
公式サイトには※で「必ず濡れます」と書かれていました。
夏の晴れた日などは特に気持ちがよさそうですね。
田沢湖キャンプ場の施設情報
管理棟
田沢湖キャンプ場入口にある管理棟では、テントやタープ、シュラフなどのレンタル品、薪・炭の販売を行っています。
2名分の手ぶらセットも6,000円で借りられますよ!
営業時間は7時~21時までです。
トイレ・シャワー
トイレとシャワーは同じ建物に入っており、キャンプ場内には1つしかありません。
ベルテントやオートキャンプサイトからはかなり遠めです。
トイレの手洗い場の様子です。
入口のドアを開けると手洗い場があり、またドアを開けるとトイレがあるという不思議なつくりになっており、そのせいか虫は少なめでした。
においはそれなりにありましたが、キレイなので嫌な印象はありませんでしたよ。
写真右に見えるのがコインシャワーの入口です。
棟内に男女兼用で1つだけ設置されています。利用料は5分200円です。
中の様子です。シャワールームもきれいに清掃されていました。
炊事場
炊事場は各サイトの近くにいくつか設置されています。施設自体はきれいなのですが、アシダカグモのような大きいクモがいて、個人的にはドキドキしました。
水道の様子です。お湯は出ません。
反対側はかまどや作業台となっていました。
田沢湖キャンプ場の注意点
ペットは小・中型犬のみOK
ペットの同伴は小・中型犬までです。大型犬(20kg以上)との利用はできません。
また、場内はリードが必須で、バンガローに宿泊する場合はゲージ内に入れておく必要があります。
花火は手持ち花火のみ
打ち上げ花火や音が出る花火は遊べません。
ゴミの回収は無料
ゴミは無料で回収してもらえますが、分別が必要です。
袋なども指定がないので、持参したものを使用しましょう。
直火は禁止
直火での焚き火はできません。焚き火台やかまどを利用しましょう。
田沢湖キャンプ場の周辺スポット
田沢湖
目の前の田沢湖では、カヌーやカヤック、SUPなどが楽しめます。
予約が必要な場合もあるため、アクティビティを楽しみたい方は事前にチェックしておきましょう。
乳頭温泉郷
乳頭温泉郷は、秋田が誇る温泉地です。7つの宿があり、それぞれで異なる温泉に入れます。宿の宿泊者は、すべての温泉に入れる湯めぐり帖が購入できるそうです。
7つのうち5つは混浴のため、筆者は休暇村 乳頭温泉郷を利用しました。
内湯には種類が2つあり、肌がすべすべになりましたよ!
混浴でも女性時間を設けている温泉もあるので、女性の方は検討してみてください。
施設名 | 休暇村 乳頭温泉郷 |
住所 | 秋田県仙北市田沢湖駒ケ岳2-1 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
料金 | 600円 |
田沢湖キャンプ場は自由度の高いキャンプ場!
林間でのんびりキャンプを楽しめる田沢湖キャンプ場。
現在、新型コロナウイルス感染症対策として、フリーサイトは30張と決まっており、その分広々と利用できます。
これからのシーズンは、紅葉トレッキングの拠点にもおすすめですよ!