「プレヒート」とはホワイトガソリンストーブを使う前に行う予熱作業のことで、気化器(ジェネレーター)を温めて燃料を気化させやすくするための儀式的な手順です。
ガスストーブと違い、ホワイトガソリンストーブは「液体燃料を気化させて燃やす」仕組みのため、最初に気化器を予熱する必要があります。
プレヒート、ポンピング、点火という独特の手順は手間がかかりますが、その儀式的な使用感がホワイトガソリンストーブの魅力でもあり、ベテランキャンパーから愛される理由です。
プレヒートの基本手順
プレヒートには決まった流れがあります。
1. ポンピング
燃料タンクの内部に圧力をかけるため、ポンプを上下に数十回動かします。タンク内が加圧されることで燃料がジェネレーターに送られる仕組みです。
2. 燃料を気化器に流す
バルブを少しだけ開けて、気化器(ジェネレーター)に少量の燃料を流します。この少量の燃料を使って気化器を温めるのがプレヒートの目的です。
3. 点火と予熱
気化器に流した燃料に火を点け、青白い炎が出るまで予熱します。予熱が完了すると、燃料が気化して安定した燃焼に移行します。
プレヒートのコツ
寒冷地では予熱に時間がかかるため、ゆっくりと焦らず行うのがコツ。気温が低いと燃料の気化に時間がかかるため、ポンピング回数を増やすことで圧力を高めると安定しやすくなります。慣れれば1〜2分で完了する作業です。
プレヒート不要のモデル
近年は「セルフプレヒート機構」を搭載したモデルもあり、自動的にプレヒートが完了するため初心者でも使いやすくなっています。MSRの「ウィスパーライト」やコールマンの「フェザーストーブ」などが代表的なホワイトガソリンストーブです。


