パラコード

「パラコード」とはパラシュート用に開発された高強度ナイロンロープのことで、耐荷重と汎用性の高さからガイロープやブッシュクラフト、サバイバル用途で広く使われる万能ロープです。
語源は「Parachute Cord(パラシュートコード)」の略で、米軍がパラシュートの吊り紐として開発したのが起源。直径3〜4mm程度の細さながら、200kg以上の耐荷重を持つ驚異的な強度が特徴です。
内部に細い芯紐(インナーコード)が複数本入った中空構造のため、必要に応じて分解して細い糸として使うこともできる、サバイバルにも役立つ多機能なロープです。

パラコードの規格

パラコードにはいくつかの規格があります。

550パラコード(タイプIII)

最も一般的な規格で、約250kg(550ポンド)の耐荷重を持つことから「550」と呼ばれます。内部に7本の芯紐が入った構造で、汎用性が高く多目的に使えます。

425パラコード(タイプII)

直径約3mmで耐荷重約190kg。少し細めで軽量、小物の固定や細かい作業に向いています。

750パラコード(タイプIV)

最も太く強力なタイプで、耐荷重約340kg。重い荷物の固定や、本格的なシェルター作りに向いています。

パラコードの活用法

ガイロープの代用、タープの追加ロープ、洗濯物干し、靴ひも、ブレスレット作り、緊急時の縫い糸(芯紐を取り出して)、ロープワークの練習、リュックの修理など、用途は無数にあります。1巻持っておくだけでキャンプの安心感が大きく変わります。

選び方のポイント

キャンプ用なら30m前後の長さがあると安心。色は反射材入りや明るい色を選ぶと、夜間に踏んでつまずく事故を防げます。本物の米軍規格品は「ミルスペック」と表示されており、品質の保証になります。

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