調理器具

コスパ最強!プリムスの【イージークック・ソロセットS】を徹底レビュー!

takugo

ここ最近のソロキャンプブームに最適なPRIMUS製「イージークック・ソロセットS」。

そんなソロ用に特化したクッカーを徹底的に使用してレビューしてみたのでぜひ参考にしてください。

PRIMUS「イージークック・ソロセットS」とは

カセットコンロで有名なイワタニのアウトドアブランド「PRIMUS」のソロ用の小型アルミクッカーです。

ソロ用に作られたクッカー

ソロで使うことを前提に作られたクッカーなので、とてもコンパクトな作りです。

使われている素材はアルミで、チタンほどではないですがとても軽量になります。

軽量コンパクトなのでソロキャンプや登山などにも最適です。

基本スペック

出典:PRIMUS公式

【PRIMUS(プリムス)/イージークック・ソロS P-CK-K102】

重量 201g
収納サイズ φ11.0×12.8cm
セット内容 ポット(630㎖、内径9.5×8.7cm)

ミニポット(395㎖、内径9.5×4.8cm)

メッシュ収納袋付属

素材 ハードアノダイズド加工済みアルミ製

 

イージークックの特徴

イージークックの特徴をみてみましょう。

軽量コンパクト

ソロ用として作られているのでもちろんコンパクトです。

それでいてハードアノダイズド加工されたアルミで軽量になっています。

必要最低限のスタッキングもできて、1人で持ち運ぶのにちょうど良いサイズです。

バックパックのパッキングにも最適でしょう。

メモリがある

クッカーの側面には目盛りがあるので、水の容量がわかりやすいのも特徴の1つです。

クッカーの中には目盛りがないものも多いので、これはとても便利です。

単位はozとmlの2種類でozが8〜16まで、mlが200〜400まで記載されています。

米を炊くときなど、きっちり水量を入れたいときに最適です。

目盛りがあるのはポットだけで、ミニポットには目盛りはないので注意しましょう。

ミニポットはすり切りまで水を入れると395mlなので、覚えておくと水の量を量るときに役に立ちます。

スタッキングでコンパクト収納

110サイズのOD缶がすっぽり入りその上から同社のP-115などのマイクロバーナーも収納できます。

OD缶とバーナーを収納すればこれだけで最低限必要なものが揃います。

さらに別売りのソロセットMやライテックトレックケトル&パンもスタッキングすることが可能です。

その際は収納袋ごと入れてクッカーが傷つくのを防ぎましょう。

カタカタ音が鳴ることも防げます。

ポット・ミニポットともに取手付き

イージークック・ソロセットSにはポット・ミニポット両方に取手がついています。

耐熱のシリコンラバーも装着されていて熱くなりにくいです。

使わないときは取手を折りたたむことができるので、邪魔になりません。

取手はリベット止めなのでとても丈夫です。ちょっとやそっとで壊れることはないでしょう。使い出せば何年、何十年と使える信頼できるクッカーです。

熱伝導率が高い

イージークックの素材はアルミでできています。

アルミは熱伝導率が高く調理をするのに最適です。

バーナーの熱が効率よく全体に行き渡るので、米をムラなく炊きあげることができます。

軽さではチタン製に一歩劣りますが、熱伝導率はアルミが上です。

米を炊くにはアルミ製が最適でしょう。

イージークック実際の使用感

イージークックをソロで使ってみたところ、ものすごくちょうど良いサイズ感だったということ。コーヒー用にお湯を沸かしたり、ラーメンを作ったり1人で軽く調理をするのにすごく便利。

アルミ素材なので熱伝導率がよく、1号程度のお米も簡単に炊くことができます。

お湯を沸かすのもあっという間です。

ミニポットでフタをすればさらに早く沸かすことができます。

マカロニを茹でてみましたがものの数分で茹で上がりました。一人分にはちょうど良い量です。

ミニポットはコップとして使ったり、ちょっとしたお皿に使ったりとマルチに使えます。

今回はフライパンとして使ってみましたが問題なく炒めることができました。

火力が強すぎると焦げ付きやすいので、炒める前に油をひくと良いでしょう。

イージークックがスタッキングできるOD缶は110サイズですが、このまま使うとサイズが小さいため非常に不安定でバランスが悪くなります。

そこで同社から販売されている「カートリッジホルダー」を使うと便利です。

このようにOD缶に取り付けるだけで安定感が増します。110/250/500のタイプに対応します。

使わないときはこのように折りたためばコンパクトになり重量も29.5gしかないので、一緒に持ち運ぶと良いでしょう。

付属のメッシュ袋にまとめて入れればコンパクトにまとまります。この中にOD缶、バーナーをスタッキングすればこれだけで調理可能です。

収納袋は思ったより非常に丈夫な作りで、すぐに破けてしまうことはありません。

イージークック・ソロセットSのイマイチだったポイント

実際に使用してみて素晴らしいポイントがいくつもありましたが、イマイチだったポイントもいくつかありましたので紹介します。

注ぎ口がない

イージークックでお湯を沸かした後、別容器に注ぐときに注ぎ口がなかったのが気になりました。注ぎ口がないとうまく注ぐことができないのでないととても不便です。

解決策はゆっくり注ぐことくらいしかないでしょう。

ポットとミニポットがロックしない

ポットとフタになるミニポットがちゃんとロックしません。

なので収納袋に入れても多少パカパカ開いてしまいます。

音がけっこう鳴るので気になりだすと耳障りな音になります。

ここはちゃんとロックできた方が良いと思ったポイントです。

傷にもなりやすいので気を付けましょう。

新品時に臭いがキツい

新品で購入後、最初は独特の臭いがけっこうします。

気になってしまう人もいると思いますが飲食には問題なく、洗っていくうちにだんだん臭いは消えてきます。

まとめ

湯沸かし、麺づくり、米炊きいずれも問題なくでき、油をひいての調理もできます。

マルチにいろいろな使い方ができるクッカーなので、初心者からベテランまでこれ1台あればだいたいのことはできるでしょう。

1人で使うクッカーでは最高のサイズ感で、いろんなシーンで活躍してくれますよ。

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takugo

神奈川県横須賀市を拠点として、アウトドア×MTBをメインに子どもと一緒に楽しめるアクティビティを発信します。