「冬もキャンプを楽しみたいけど果てしなく寒そう…」
「寒い冬でも暖かく過ごせるテントってあるのかな…?」
今回はそんな疑問にお答えします。
冬の厳しい寒さでもキャンプを快適に楽しむためにはテント選びが重要です。冬キャンプに対応したテントを選ぶことで寒い冬でも快適にアウトドアが楽しめます。
そこで今回は、寒い冬を快適に過ごすためのテントの選び方をご紹介いたします。冬キャンプ用にテントの購入をご検討されている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
当記事のコンテンツ
冬キャンプを快適に楽しむ秘訣はテント選びにあり!
冬キャンプと言えば厳しい寒さとの果てしなき戦いというイメージがありませんか?
ブルブル震える寒さのなか、底冷えするテントで眠れぬ夜を過ごし・・・熟練キャンパーしか立ち入ることの出来ない選ばれし世界みたいな…
しかし・・・
冬キャンプには冬にしか味わえない魅力や楽しみがございます。
冬キャンプの魅力とは?
冬キャンプの魅力をザッとご紹介してみると、
・ 澄んで清らかな空気に静かな空間
・ 星空が綺麗
・ 焚き火で暖をとる楽しみ
・ 虫がいない
特に焚き火で暖をとりながら夜空一面に広がる星を眺めて過ごす至福の時間。日頃のストレスから開放され癒やしの時間が過ごせます。
冬キャンプのトラブルあるある
焚き火で暖をとる楽しみや綺麗な星空が魅力の冬キャンプですが、寒い冬の季節にありがちなトラブルもございます。
冬キャンプのトラブルあるあるを少しご紹介してみると、
- とりあえず寒い…
- テント内の結露が激しい…
- 焚き火の火の粉が舞い散りテントや衣服に穴があく
- テント内が寒くて眠れない…
- 目覚めたらまさかの積雪…
メリットもあれば当然デメリットもあり、快適な冬キャンプを楽しむには寒さに屈しない対策が重要です。
冬キャンプを快適にするテント選びのポイントとは?
冬キャンプを快適にするテント選びのポイントはこの2つ
- 寒さに屈しない防寒対策
- ジメジメさせない結露対策
寒さに屈しない防寒対策
冬キャンプのテント内で快適に過ごすためには防寒対策は欠かせない必至条件。いかに冷たい冷気をシャットアウトしてテント内の保温性を高めるかが最重要ポイントです。この防寒対策を完璧にすることで冬キャンプを攻略することができます。
ジメジメさせない結露対策
防寒対策と同様、しっかり対策しなければいけないポイントが結露問題。冬はテント内と外気温の差が激しくなり結露が発生しやすくなります。結露が多く発生すると衣服や寝袋を濡らす原因となったりテント内での生活が不快に。テント内の通気性を良くし結露を発生させない対策がポイントです。
この防寒対策と結露対策にしっかり対応したテントを選ぶことで快適な冬キャンプを制することができます。
冬キャンプを快適に過ごすためのテントの選び方
テントの種類には通気性に特化した3シーズン用と保温性に特化した4シーズン用が存在します。
当然ながら冬キャンプは保温性を重視した4シーズン用テントを選ぶことが大前提となります。
冬キャンプを快適に過ごすためのテント選びはここをチェック!
- 冷たい冷気をシャットアウトするスカートが付いているか
- テント素材がコットン、またはポリコットンであるか
- テントの構造がダブルウォール仕様かどうか
- 通気性を確保するベンチレーション機能があるか
- テント内が2ルーム構造であるか
- テント内で暖房器具が使えるよう煙突穴があるか
ではポイントごとに詳しくご紹介していきます。
冬キャンプのテントの選び方①スカート付きテント
スカートとは、フライシートの裾のコト。スカートがあることでテントと地面との隙間を埋め、雨風の侵入を防ぐ効果があります。
雨や冷たい冷気の侵入を防ぐ
スカート付きテントの一番のメリットは雨や冷たい冷気をシャットアウトすること。防寒対策の効果的な防御策です。スカートが付いていないテントはフライシートと地面との僅かな隙間から冷たい冷気が侵入してしまいます。
テント内の保温性を保つ
またスカートがあることでテント内の暖かい空気を外に逃さず保温性を維持できます。
冬キャンプのテントの選び方②テント素材がコットン製であること
テント素材にはナイロンなどの化繊素材と天然素材があります。天然素材であるコットンは通気性がよく、また繊維内に空気の層を作れるので防寒・結露両方に効果的な冬のスーパー素材です。
冷たい外気温が伝わりにくいためテント内が暖かい
コットン素材は繊維内に空気の層が作れるので保温性があり外気をシャットアウトする効果があります。テント内で暖めた空気を繊維に取り込むことで保温性が上がり防寒対策に効果的です。
通気性が良いので結露を抑える
コットン素材は通気性がよいので結露を抑える効果があります。テント内に湿った空気が籠もず、またコットンが湿気を吸収してくれるので結露防止に効果的です。
焚き火などの火の粉に強い
コットン素材は化繊に比べ火の粉にも強いのでテント周辺や前室で焚き火を楽しむことができます。
冬キャンプのテントの選び方③ダブルウォール構造
テントの構造にはシングルウォールとダブルウォールが存在します。これはテントの外壁が一枚か二枚かの違いであり防寒と結露に大きく影響が生じます。
ダブルウォール構造は冷たい外気を遮断する
一枚の生地で外壁が成り立つシングルウォールよりも、外壁が二枚あるダブルウォールの方が二重窓のようにテント内と外との間に空間を作ります。その空間が冷たい外気を遮断しインナーテントを寒さから守ってくれます。
ダブルウォール構造は結露が発生しにくい
インナーテントの外壁としてフライシートを張ることでテント内の急激な温度変化を防ぎ結露の発生を抑える効果があります。
冬キャンプのテントの選び方④ベンチレーション機能をチェック
通気性が向上するので結露の発生を抑える
ベンチレーションはテント内の通気性を高める効果があるため、結露の原因となる湿気を効果的に排除します。
テント内の空気を換気させ一酸化炭素中毒を防止する
ベンチレーション機能は空気を循環させ換気してくれるので、テント内で暖房器具や調理器具を使用した際の一酸化炭素中毒を防止します。
冬キャンプのテントの選び方⑤テント内が2ルームになっているか
2ルームとはテント内で寝室スペースとリビングスペースがしっかり分かれている構造のコト。一般的にインナーテントが寝室スペースであり前室にあたるスペースがリビングとなります。
調理スペースや暖房器具が置けるスペースを確保できる
寒い冬のキャンプはテント内で過ごす時間が多いためテント内にリビングスペースとなる広い前室が必要です。広い前室があれば暖房器具も配置しやすく調理スペースも確保できるので寒い冬キャンプでも快適に過ごすことができます。
防寒用具や暖房器具など嵩張る荷物を収納できる
なにかと嵩張る防寒用具や大型の暖房器具も寝室スペースに撤収することなく前室に置いたまま寝ることができます。
冬キャンプのテントの選び方⑥煙突穴が備わっていれば尚良し
煙突穴があればテント内で薪ストーブが使える
煙突穴が備わったテントなら、薪ストーブなど本格的な暖房器具がテント内で使用できます。薪ストーブが使用できればテント内の保温性が遥かに向上するので冬キャンプがより一層快適に楽しめます。
冬キャンプのテントの選び方まとめ
今回は冬キャンプを快適に過ごすテントの選び方をご紹介してみました。
冬キャンプを快適に楽しむポイントは防寒と結露対策がしっかり整ったテントを選ぶコト。そうすれば寒い冬のキャンプでも焚き火で暖を取りながら綺麗な星空を眺める冬キャンプの醍醐味を味わうことができます。
冬キャンプデビューをご検討の方はぜひテント選びの参考にしてみてくださいね。