アウトドアブームは日本に限らず、韓国でも盛り上がりを見せています。
韓国と言うとHelinoxがメジャーですが、そろそろ新たな韓国ブランドにも注目してみませんか。
今回紹介するGround coverは2016年に誕生したアウトドアブランドですが、ネット上で眺めることは出来ても購入ハードルが高いのが現状でした。
しかし、今年2021年5月に日本公式サイトが立ち上がり、7月から待望のネット販売がスタートしたのです。
スタートした途端に続々と在庫切れになり再販が待ち遠しいところですが、再販に向けての事前のチェックは大切ですよね。
そこで、今回はGround coverの製品を詳しくご紹介いたします!
当記事のコンテンツ
Ground coverとは
ground coverのECサイトをのぞくと、ground coverは「アウトドアを楽しむ人々のために、様々な研究と実験をする韓国のアウトドアギア研究所です。」という記載があります。
猫とアウトドア好きな女性ディレクター、テント開発経験が10年の若手エンジニア、アルミフレームのメインデザイナーであり女性ディレクターのパートナーでもある3人が、メインメンバーのようです。
2016年に誕生したground coverはデザインと開発に重点を置いており、今のところアウトドア製品としてはテントとタープ、シェラフのみになります。
日本公式サイトで購入できるのはテントとタープのみになりますが、個性的でユニークなギアばかりなので今後の製品開発への期待度も高まりワクワク感が止まりません。
早速、ground coverの世界をのぞいてみましょう!
Ground coverのギア達
ACORN HOUSE 4.75
ACORN HOUSE 4.75は、4~6人用のベースキャンプに最適なドームテントになります。
ACORNとは「どんぐり」と言う意味があるので、日本語に訳せば「どんぐりの家」。
スタイリッシュなイメージからは想像出来ない、可愛らしいネーミングですよね。
組立は簡単ですが、ペグを除いた重量が12.5kgになるので、女性にとっては地面に置いてしまう前までは大変かもしれません。
地面に広げてしまえば、順番を気にすることなく10本のポールをスリーブに通しポールを立ち上げれば、大体の姿が見えてくるでしょう。
グランドシートを敷かなければタープとして活用できます。
高さが2mもある半球型の上部には大きな天窓が5つもあり、メインドアにおいては4つもあるので解放感は抜群ですね。
さらに、これまでに見たことがない個性的な半球型とデザインにワクワク感を掻き立てられ、キャンプ場でも盛り上がれそうです。
ACORN HOUSE 4.75は、あえてタープとして使いたい位の魅力とアウトドア感があります。
テントとして使用する場合にはグランドシートを敷きますが、セットもとても簡単です。
テント本体側に付いているバックルとグランドシート側に付いているバックルを装着するだけで良いので、初心者キャンパーさんでもストレスがないでしょう。
装着し終わったら、テント本体とグランドシートがキレイに収まるので気持ちが良いですね。
テント設営作業がスムーズにいくかいかないかで、その後のキャンプの盛り上がりも違いますので、サクサク作業が出来るテントは有り難いです。
カラー展開は3色です。
どれもステキ過ぎて、選ぶのに相当悩んでしまいそうな魅力的なカラーばかりですね。
サイズ | 4.75(W) X 4.55(D) X 2(H) |
重量 | 12.5Kg (ペグ重量を除く) |
収納サイズ | 68cm(W) X 35cm(L) X 25cm(H) |
フライシート | 40Dリップストップナイロン[シリコンコーティング] PU 2000mm |
ドア | 30Dリップストップモノフィラメント[撥水] |
フロア | 210Tナイロン PU 2000mm |
使用人数 | 4~6 人用 |
付属品 | テント本体、レインフライ、ポール、ペグ、ガイライン、収納ケース |
公式サイト | ACORN HOUSE 4.75 – ground cover (groundcover-tents.jp) |
ACORN HOUSE 3.45
ACORN HOUSE 3.45は、ACORN HOUSE 4.75より小さめのサイズ感になったテントです。
3~4人用といったボリュームでしょうか。
組立時のメインポールも6本になり、女性1人でサクッと組立が可能です。
交差したポールを留めるカラビナ付きなので、忘れずに留めましょう。
ACORN HOUSE 3.45には、天井に3つの大きな窓と側面に3つのドアがあります。
天井の窓は3つともジッパーで開けることが出来ますが、見た目がメッシュに見える透明のシートまでは開けられないので換気が完全に出来る訳ではありません。
しかし、側面の3つのドアを開ける事で自然の風を感じることは出来るので、開放感溢れる空間になるでしょう。
注意点として、高さが152cmなので大人であれば立って過ごす事はできません。
高さが2mあったACORN HOUSE 4.75のように、上部を気にせず立ったまま過ごせるような解放感は得られないでしょう。
また、前室もあるのですがチェア1台置いてリラックスするという広さはないので、荷物置き場として割り切った方が良いかもしれません。
ACORN HOUSE 3.45は、家族や仲間と寝転んで大きな窓から美しい星空などを眺めるのにピッタリなドーム型テントかもしれません。
これまでのテントでは体験できないような楽しみが待っているかもしれませんよ。
サイズ | 305(W) X 345(D) X 152.5(H) |
重量 | 6.1Kg (収納ケース重量を除く) |
収納サイズ | 55cm(W) X 20cm(L) X 20cm(H) |
フライシート | 40Dリップストップナイロン[撥水フッ素コーティング] PU 2000mm |
ドア | 30Dリップストップモノフィラメント[撥水] |
フロア | 201Tナイロン PU 2000mm |
使用人数 | 3~4人 |
付属品 | テント本体、レインフライ、ポール、ペグ、ガイライン、収納ケース |
公式サイト | ACORN HOUSE 3.45 – ground cover (groundcover-tents.jp) |
MEOW HOUSE
まさか、猫のテントがあるなんて!
こちらのMEOW HOUSEは、猫ちゃんが遊んだり休んだりするスペースとなる丸いドーム型のテントになります。
MEOW HOUSEには猫ちゃんの好奇心を刺激するための複数のドアがあり、猫ちゃんにとって居心地の良い場所であり遊び場として気に入ってもらえると思います。
小さなお子さんがいらっしゃる方であれば、お子さんと猫ちゃんが一緒に心地良く過ごすシーンも見られるかもしれませんよ。
一匹で過ごしたい猫ちゃんにとっても、暖かい日差しの中でゆっくりとお昼寝するなどピッタリな場所かもしれません。
MEOW HOUSEで、猫ちゃんのどんな表情が見られるのかも楽しみですね。
キャンプ場での猫ちゃんの入場はなかなか厳しいので、猫ちゃんと一緒にお家の中で思う存分にアウトドア感を楽しむのも良いかもしれませんね。
猫ちゃんのテントにしては洗練されたデザインのテントばかりなので、猫ちゃんとの相性や猫ちゃんの毛の色や性格などで選ぶのも楽しいかもしれません。
サイズ | 90(W) X 75(D) X 43(H) |
重量 | 660g (収納ケースを除く) |
収納サイズ | 33cm(W) X 10cm(D) X 10cm(H) |
フライシート | ポリコットン (撥水) |
フロア | ナイロン201T PU 2000mm |
付属品 | 本体、ポール、ポール収納ケース、収納ケース |
公式サイト | MEOW HOUSE – ground cover (groundcover-tents.jp) |
LITTLE HOUSE
ground coverのLITTLE HOUSEを紹介するサイトには「テントはアウトドアにおける小さな家です。」と記してあります。
そんな想いから命名されたのは間違いないですね。
見た目的にパップテントのような雰囲気ですが、インナーだけにしてみると、通常のツインポールテントではなく、ポールが二股のA型構造ということが分かります。
インナーだけでは丸見えですが、このインナーだけの姿も美しいです。
昼間限定で、あえて見えるテントというのも体験したくなるかも!
心強いのは、LITTLE HOUSEのフレームです。
LITTLE HOUSEのフレームは、航空機素材に使用されているAl7000seriesを使用しているため、かなり強固な構造になっています。
Al7000seriesとは、一般のアルミ合金に比べて60%強度が高い上にステンレス鋼に比べると非常に軽いという特徴があるのです。
多少の雨風には負けない強固さは、天候の変化が激しい日本においては心強いでしょう。
1~2人用とありますが、A型なので実際は2人で寝てもギリギリという感じでしょうか。
余裕をもって過ごしたいのであれば、ソロ用として愛用するのが良いかもしれません。
公式サイト以外のECサイトであれば、赤や黄色、華やかな柄などカラー展開が多いので、同じLITTLE HOUSEで柄違いなど楽しんでみるのも良さそうです。
日本では、まだユーザーも少なく見かけたことがないのでキャンプ場でも目立つこと間違いなしのテントでしょう。
サイズ | インナー210(W)x 150(D)x121(H)
フライシート400(W)x 165(D)x 130(H) |
重量 | 3Kg |
収納サイズ | 48(W)x 20(D)x 17(H) |
フライシート | 40Dリップストップナイロン[撥水フッ素コーティング] PU 2000mm |
ボディーシート | 30Dリップストップモノフィラメント[撥水] |
フロア | 70Dナイロン210T PU 2000mm |
使用人数 | 1~2人 |
付属品 | 本体、インナー、フレーム、ペグ、収納ケース |
公式サイト | LITTLE HOUSE – ground cover (groundcover-tents.jp) |
韓国公式サイト | Little house – 그라운드커버 (groundcover.kr) |
ROOF HOUSE
日本のキャンプ場でROOF HOUSEを見かけたら、これまで見たことがない形状に二度見どころか、しばらく見つめてしまいそうです。
こなれ感と言うか、キャンプ上級者の匂いがプンプンしますよね。
ROOF HOUSEの個性を象徴しているのが、2本のメインポールが作りだす広いラウンドの形態です。
ROOF HOUSEに使用されているポールも、LITTLE HOUSEと同様のAl7000seriesを使用しているため強固な構造になっています。
その強固な2本のポールを中心として大空をはばたく鳥の羽のようなスタイルは、大らかでありながら気になる視線も遮ってくれる、ちょうど良い形ですよね。
画像のように、インナーテントとの組み合わせも最強です。
この2つを組み合わせることでキャンプスタイルの多様な可能性を感じます。
日本公式サイトでのインナーテントの販売はないようですが、LITTLE HOUSEのような小さなテントとの組み合わせはありでしょう。
小さなテントを保護するだけでなく、調理や食事、休憩をする空間としてもROOF HOUSEの内部の高さと広い空間は適していますよね。
軽くて広い空間を提供するROOF HOUSEで、居心地の良い新しいキャンプを開始しましょう。
サイズ | 375(W) X 390(D) X 175(H) |
重量 | 3Kg |
収納サイズ | 50cm(W) X 15cm(L) X 15cm(H) |
紐 | Nylon 4mm cord X 6pcs |
フライシート | 40Dリップストップナイロン[撥水フッ素コーティング]、PU 2000mm |
使用人数 | 2~4人 |
付属品 | 本体、サイドカバー X 2、ポール、サブポール、ペグ、ガイライン、収納ケース |
公式サイト | TARP – ground cover (groundcover-tents.jp) |
Ground coverで、あなただけのキャンプ空間を!
韓国発のGround cover、いかがでしたか。
Ground coverの魅力に、思わず惹きつけられたのではないでしょうか。
入手困難、人と被らないと聞くと、「物欲の炎」がさらに燃え上がる方もいらっしゃるのでは?!
日本公式サイトからの再販が決まった際に迷わずゲットするためにも、ここは冷静に沢山の情報を集めておきましょう。
キャンプ場での初お披露目の際には、心のウキウキ感は極力抑えてスマートにサクッと設営していただきたいです。