冬になると一般家庭でも使用頻度が高くなるカセットコンロ。
アウトドアを意識したカセットコンロが続々と販売される中で、様々なシーンにすんなり馴染み大活躍してくれるカセットコンロが、Iwataniのカセットフー達人スリムシリーズです。
初代のカセットフー達人スリムを愛用して10年になる筆者が、使用レビューをいたしますね。
当記事のコンテンツ
Iwataniカセットコンロ カセットフー達人スリムシリーズとは?
カセットフー達人スリムシリーズは、ガスとエネルギーで私達の生活を支えているIwataniから販売されているカセットコンロです。
筆者が愛用中の初代カセットフー達人スリムが登場したのは、2012年になります。
2015年にⅡが登場し、現在のカセットフー達人スリムⅢは2018年5月から販売されています。
購入当時の2012年は、店頭で生活感が強いカセットコンロがズラリと並ぶ中で、カセットフー達人スリムのスタイリッシュさは一際輝いていました。
当時、スタイリッシュがありながら低価格ということで直ぐに購入を決めたことを覚えています。
これから紹介する画像は、筆者が所有しているⅠの画像と共にⅢの画像掲載もあります。
ⅠとⅢと違いは、本体サイズと重量、カラーがわずかばかり違うだけです。
現在販売中のⅢのつもりで読んでいただいても大丈夫なので、ご安心くださいませ。
カセットフー達人スリムⅠ | カセットフー達人スリムⅢ | |
本体サイズ | 338(幅)×272(奥行)× 84(高さ)mm | 335(幅)×275(奥行)× 84(高さ)mm |
重量 | 約1.2kg | 約1.3kg |
最大火力連続燃焼時間 | 約70分 | 約70分 |
最大発熱量 | 3.3kW(2,800kcal/h) | 3.3kW(2,800kcal/h) |
使用できる鍋の大きさ | 目安として9号土鍋まで | 目安として9号土鍋まで |
容器着脱様式 | マグネット方式 | マグネット方式 |
その他 | 圧力感知安全装置 トッププレートコートフッ素鋼板 | 圧力感知安全装置 トッププレートコートフッ素鋼板 |
Iwataniカセットこんろ カセットフー達人スリムのオススメポイント
シーンを選ばないシンプルなデザイン
カセットフー達人スリムシリーズは、見た目がシンプルでオシャレです。
やり過ぎたデザインは排除しシンプルなパーツと描き出す曲線が、まさに「機能美」ですよね。
シルバーのトッププレートと周りを囲むゴールドとの色の相性も良く、強い主張がありません。
カセットフー達人スリムシリーズを自宅で使用する際は、いつもの食卓に華を添えるようなオシャレ感が漂います。
食卓の照明がカセットフー達人スリムシリーズのゴールドカラーに反射して、キラキラする様子も気分がさらに上がります。
また、アウトドアなどでは、生活感のないデザインが周辺の環境や雰囲気を邪魔する事もないでしょう。
アウトドア感が前面に出ることはないカセットフー達人スリムシリーズですが、様々なシーンで使用したい方にとっては万能なカセットコンロになりますよ。
低いから食べやすい
画像は、カセットフー達人スリムにStoub鍋を置いた時の7歳児の視線です。
椅子からお尻を浮かさなくても、充分にお鍋の中身が見えますよね。
カセットコンロを選ぶ際に見落としがちなのが、テーブル面からごとくトップ位置までの高さではないでしょうか。
テーブル面からごとくトップ位置までの高さがあるカセットコンロであれば、お鍋の中が見にくくなることがあります。
お鍋の具材を取る際にちょっと腰を浮かしてしまう女性や、お子さんが立ち上がってお鍋の中を覗いているシーンなどを見かけますよね。
しかし、そんなストレスもカセットフー達人スリムシリーズなら解消されます。
テーブル面からごとくトップ位置までの高さは、わずか74mmなのです。
Iwataniのカセットフーシリーズの中でも最も薄型のコンロなので、ダイニングチェアから腰を浮かすことなく食事を楽しむ事が出来ますよ。
ガスを無駄なく消費するヒートバネル方式
昔のカセットコンロは、カセットボンベ内のガスが少なくなってくると火の勢いが比例して弱くなっていました。
火の勢いが弱くなるような残量ではないのに弱火にしかならず、モヤモヤとしながら使用していたり、残量があるままカセットボンベを外して新しいカセットボンベをセットしなければいけなかったりと使い勝手が悪かったようです。
まだまだ食べているタイミングであれば、お鍋の具材の火の通りが偏ったりお肉を思いっきり焼けないので、楽しい食事タイムに水を差してしまいますよね。
この火の勢いが弱くなる現象は、燃焼によりボンベの温度が低下してガスの気化が悪化してしまうからと言われています。
そんな問題を解決したのが、カセットフー達人スリムシリーズに搭載されている「ヒートバネル」です。
カセットボンベをセットする下にあるシルバーの部分が、ヒートパネルになります。
ボンベを適度に暖めてボンベの温度が低下するのを防ぐことで、器具の火力を最後まで維持させる機能になります。
これによって、ガスを使い切ってしまう最後まで火の勢いが雑持できるようになりました。
カセットボンベも完全に空になることで、交換もスッキリと出来るようになったのです。
掃除が楽
カセットコンロを使用していて、最も汚れやすい所はトッププレートですよね。
お鍋をしている時に具材を落としてしまったり吹きこぼしてしまったりは、よくある光景です。
しかし、カセットフー達人スリムシリーズなら安心です。
カセットフー達人スリムシリーズのトッププレートは、お手入れが簡単なフッ素コート加工が施されています。
使用後に熱さが治まるまで置いておき、湿らせた布巾や使い捨ての濡れティッシュなどでサッと拭けば簡単に掃除が出来るでしょう。
トッププレートの熱が完全に冷めるまでよりは、触れる程度の暖かさが残る程度の時に掃除をすると熱の効果もあり、掃除が一段と楽ですよ。
また、トッププレート含め作りがシンプルなので、簡単に外すことも可能です。
トッププレートが酷く汚れてしまった場合には、お湯などでサクッと洗ってしまうのがベストな方法でしょう。
掃除の手間を感じる間もないくらいに終わるので、それも愛用している要因なのかもしれません。
楽しみ方が広がる専用アクセサリー
Iwataniのカセットフー達人スリムシリーズは、アクセサリーが充実しています。
様々なシーンで使用できる万能さだけでなく、「食卓での楽しみ方が増える万能さ」も持ち合わせているのです。
トッププレートの上に6種類ある中の各プレートを置けば、食卓やアウトドアでの楽しみ方は無限に広がるでしょう。
焼肉プレートを置いてガッツリとお肉を食べるのも良いですし、鉄板焼きプレートを置いて魚介類をシンプルに焼いて自然の味に舌鼓みも良いですよね。
また、たこ焼きプレートを自宅で楽しむのも良いですが、キャンプ場などでも簡単にチャレンジ出来そうですよね。
具の準備を事前に行いキャンプ場では生地作りだけを行う流れにしておけば、お子様も巻き込んで手伝ってもらうことも出来るでしょう。
たこ焼きの丸い穴を利用してアヒージョなども良いですし、たこ焼きの具材にワサビを入れてロシアンルーレットという、ゲーム感覚で楽しむのもありかもしれません。
まとめ
シーンを選ばない万能なカセットフー達人スリムシリーズ、いかがでしたか。
すんなり馴染んでくれて低価格なので、どなたでも購入しやすくなっています。
今年の冬、スタイリッシュなカセットフー達人スリムシリーズをどんなシーンで使いますか。