キャンプで使うソファーといえば、クッションでできたソファーチェアを想像しませんか?
しかし、ソファーチェアは、持ち運ぶ際に場所を取るものや重いものが多いですよね。
そこで今回は、空気を入れて使うアウトドア向け「エアソファー」を紹介します!
自宅でも使える高級感のあるデザインなので、ぜひチェックしてみてください。
当記事のコンテンツ
KingCamp「エアソファー」とは?
持ち運びできるソファー&オットマン
KingCamp(キングキャンプ)は、2002年に中国で設立されたアウトドアブランドです。テントや焚き火台、チェア、ハンモックなどを販売しています。
今回紹介するの「エアソファー」は、小さく持ち運びができるソファー&オットマン。
インナーバッグとカバーに分かれていて、丸洗いできるのが魅力です。
カラーはカーキー(茶系)とグレーの2種類で、カーキーにはミリタリーバッグなどで使われる強度の高い1000Dオックスフォード生地、グレーにはアウトドア用品で使われる300Dオックスフォード生地を使用しています。
強度があるのも特徴のひとつです。
KingCamp「エアソファー」基本情報
シングルエアソファー
コロンとしたフォルムがかわいいシングルエアソファー。
テント内で使うにはちょうど良いサイズです。
一般販売予定価格 | 30,800円 |
カラー | カーキー/グレー |
使用サイズ | 108×78×70cm |
収納サイズ | 45×55cm |
重量 | カーキー:5.1kg グレー:4.4kg |
セット内容 | ソファー・フットポンプ・プラペグ×4・補修パッチ・ゴムバンド・キャリーバッグ |
ダブルエアソファー
大人ならふたり、子どもなら3~4人で使えるサイズのダブルエアソファー。
簡易ベッドとしても使えるので、自宅でも役立ちます。
一般販売予定価格 | 43,010円 |
カラー | カーキー/グレー |
使用サイズ | 174 ×85×72cm |
収納サイズ | 56×59cm |
重量 | カーキー:7.7kg グレー:6.7kg |
セット内容 | ソファー・フットポンプ・プラペグ×4・補修パッチ・ゴムバンド・キャリーバッグ |
オットマン
足置きとしてはもちろん、チェアとしても使えるオットマン。
ソファーに比べて小さいので、狭めのテントにも導入しやすいですよ。
一般販売予定価格 | 14,080円 |
カラー | カーキー/グレー |
使用サイズ | 75×55×39cm |
収納サイズ | 46×45cm |
重量 | カーキー:1.9kg グレー:1.7kg |
セット内容 | ソファー・補修パッチ・ゴムバンド・キャリーバッグ |
KingCamp「エアソファー」6つの魅力
一度座ったら立ちたくない座り心地
私がまず驚いたのは座り心地。エアソファーなので、パンパンに空気を入れれば硬め、空気を少し抜けば柔らかめ、と好みの座り心地に調節できます。
また、実はこのエアソファー、背もたれ部分と座面部分で空気を2ヶ所入れる必要があるんです。
しかし、そこがポイント。
分けることでバランスが良くなり、後ろにひっくり返りにくくなっています。
キャンプ場なのに、自宅レベルでくつろげるのは嬉しいですね。
空気が抜きやすい
枕や浮き輪などを膨らました後は、空気口部分をつまみながら空気を抜きますよね。
しかし、エアソファーは抜く用の空気口が付いているので、簡単に空気を抜くことができます。体重をかけた分だけすぐに抜けるので、片付けはダブルエアソファーでも1~2分です。
私は空気をきれいに抜くことが苦手なので、スイスイ抜けてくれるのは本当にありがたく感じました。
収納袋が大きい
大雑把な性格の私は、寝袋やテントを収納袋に収めるのも苦労しているのですが、エアソファーは収納袋が大きいので、とても楽に収納できました。
届いたときは、やけに大きい収納袋だなと思っていたのですが、使ってみると納得です。
ちなみに、3つとも一発で片付けられましたよ。
丸洗いができる
エアソファーは、カバーとインナーバッグが分かれていて、自宅の洗濯機で丸洗いできるのも嬉しいポイント。
これなら外で使ったものも気にせず自宅内で使えますよね。なにかと汚しがちな、小さな子どもがいる家庭でも安心です。
ベッドとしての利用も
ダブルエアソファーに限りますが、背もたれ部分の空気を抜くことで、簡易ベッドとしても使用できます。
これなら急に友達を宿泊させることもできますし、なんならキャンプ場でコットやエアベッドの代わりに使うこともできます。
長さも174cmあるので、小柄な方であれば枕を置いても足を延ばして眠れます。
ちなみに、背もたれのある状態で156cmの女性が寝転ぶと写真のような感じです。
女性ひとりでも持ち上げられる軽さ
自宅のソファーをひとりで移動するのは難しいですが、このエアソファーは最大7.7kgなので、女性ひとりでも持ち上げられます。
ただし、サイズは大きいので、手伝える人がいる場合は二人で運ぶのがおすすめです。
KingCamp「エアソファー」実際に使ってみた!
使用前
では、さっそく使っていきます。
今回はレビュー用にダブルエアソファーを膨らませました。
収納袋を開封すると、まずソファーが目に入ります。
カバーとインナーバッグはすでにセットされた状態で届きました。
長方形にまとめられたエアソファー。
嬉しかったのが、留め具がゴムバンドというところ。ベルトなのかゴムバンドなのかによっても、使用頻度が変わってしまうのが大雑把タイプの私です。
広げてみると、フットポンプが出てきました。このフットポンプはダブルエアソファーとシングルソファーのみに付いてきます。
余談ですが、このフットポンプ、だいぶストレスフリーでした。試しにオットマンを一から膨らませてみましたが、5分でパンパンになりましたよ。
ダブルエアソファーを広げると写真のようになります。ロゴ部分は前側で、背面に空気口が付いています。
空気口の上部が空気を入れる部分です。上下に分かれたツインバルブになっているのですが、下部は空気を抜く際に使用します。
今回は自宅にある電動ポンプを使用しました。
約15分後、背もたれ部分にも空気を入れて完成です!
ちなみに、ソファータイプにはプラペグが付いてくるので、風のある日も安心して外で使用できます。
使用後
使用後は、まず下部の空気口を開けます。
あとは、畳みながら手で押すだけ。ダブルエアソファーでも1~2分で収納できました。
KingCamp「エアソファー」気になるポイント
空気口が生地を挟みやすい
カバーとインナーバッグが分かれているため、空気口を閉めた際にカバーを噛んでしまうことがありました。
カバーをずらすのにも少しコツが必要だったので、慣れるまでは苦労しそうです。
ダブルエアソファーは空気入れに時間がかかる
電動ポンプの性能によっても異なりますが、今回ダブルエアソファーを膨らますのにかかった時間は約15分でした。テントの設営などをスタートする前に、まず空気入れをセットしてしまうのがよさそうです。
また、電動ポンプだけで膨らませたので、カバーのしわが目立ちました。
付いてきたフットポンプに切り替えて、仕上げを行うときれいに膨らみましたよ。
キャンプでソファーが定番になるかも!?
今回紹介したKingCampの「エアソファー」は、持ち運びラクラク&丸洗いOKの最強エアソファーでした。
しかも、収納のしやすさ、座り心地の良さ、丈夫さなど、細かい工夫も施されています。
特に個人的にはシングルエアソファーがサイズ感も良くお気に入りです。
ソファーは一度購入すると引っ越しも、廃棄も大変ですが、これならひとつ持っていても邪魔になりませんよ。