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2023年6月5日 /

焚き火リフレクターおすすめ7選!効果や選び方、自作方法まで紹介!

ZEEN

出典: DOD公式サイト

焚き火キャンプで火起こしや調理中に、こんな経験はありませんか?

「風が強くて火が起こせないし火力が安定しない・・・」
「焚き火で暖を取ろうと思ったけど、暖かさを感じづらい・・・」
「火の粉や灰が飛び散り、衣服やテントに穴が空かないかヒヤヒヤ・・・」

そんなときにおすすめしたいのが、これら全ての悩みを解消できる「焚き火リフレクター」。

焚き火台の前に設置することで風を防ぐことができ、さらに熱を反射させることもできるので効果的に暖を取ることが可能です。

そこで今回は、焚き火キャンプを快適にするおすすめの「焚き火リフレクター」をご紹介!

焚き火リフレクターの効果やメリット&デメリット、選ぶときのポイントなども合わせ、記事後半では自作方法もご紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

焚き火リフレクターとは?

出典:DOD公式サイト

リフレクターとは、「reflect(反射する)」という意味を指す反射板のこと。

「ウィンドスクリーン」「陣幕」とも呼ばれ、焚き火台やバーナー・ストーブなど燃焼器具の前に設置することで風を遮断することができ、同時に焚き火の輻射熱を反射させることもできるので、効果的に焚き火キャンプを楽しむことが可能です。

そんな焚き火リフレクターには、風除けや反射板としての用途の他にもキャンプを快適にする効果が盛りだくさん!

まずは、「焚き火リフレクターの効果」をそれぞれ詳しく解説していきます。

焚き火リフレクターの効果

出典:楽天市場

リフレクターを焚き火キャンプに取り入れることで、以下のような効果を得ることができます。

  1. 熱を反射させ、効果的に暖が取れる
  2. 風を遮断し、火力を安定させる
  3. 火の粉や灰が飛び散るのを防ぐ
  4. サイトの目隠しとなり、プライベート空間が確保できる
  5. おしゃれなサイトを演出できる

それぞれ詳しく解説してきます。

効果①熱を反射させ、効果的に暖が取れる

出典:写真AC

リフレクターには、焚き火の輻射熱を反射させることができるので、効果的に暖かさを感じることが可能です。

また、手元や足元を明るく出来るのも効果のひとつとなります。

効果②風を遮断し、火力を安定させる

出典:DOD公式サイト

リフレクターを焚き火台の前に設置することで風を遮断することができるので、スムーズに火が起こせたり炎がゆらゆら揺らぐのを防ぎ安定した火力を得られたり出来るのも大きな効果となります。

また、熱の放出を最小限に抑えることができるので燃焼効率も高く、薪や炭など燃料の節約にも効果的です。

効果③火の粉や灰が飛び散るのを防ぐ

出典:写真AC

リフレクターには防風効果があるので、風で火の粉や灰が飛び散る心配も少なく、「気がついたら大事なテントに穴が空いていた・・・」ということも抑制することが可能です。

また、風向きが変わってもリフレクターでガードできるので、周囲に火の粉や灰を飛ばし迷惑をかけることなく焚き火を楽しむことができます。

効果④サイトの目隠しとなり、プライベート空間を確保できる

出典:DOD公式サイト

焚き火の前に座って調理や暖を取っていても、リフレクターが目隠しの効果を発揮するのでプライバシー空間を確保出来るのも嬉しい効果のひとつ。

周囲の視線を気にせず、くつろいだ時間を過ごすことが可能です。

効果⑤おしゃれなサイトを演出できる

出典:バンドック公式サイト

リフレクターを設置することでベテランキャンパー感がグッと高まり、おしゃれなサイトを演出することができます。

さまざまな種類のリフレクターがあるなか、無骨でワイルドな陣幕タイプを設置すれば、周囲から憧れの眼差しで見られること間違いなしです。

焚き火リフレクターの選び方

焚き火キャンプを快適にするリフレクターですが、アウトドアブランドからさまざまな種類が発売されており、何を目安に選んでよいか分からず困ってしまいますよね。

そこでここからは、焚き火リフレクターを選ぶときにチェックしたいポイントをご紹介していきます。

ポイント①焚き火リフレクターの「素材」に注目しよう!

焚き火リフレクターには、主に「金属製」「布製」の2種類があり、それぞれ特徴が異なるので用途に合った「素材」を選ぶ必要があります。

そこで以下に、金属製と布製のメリット&デメリットをまとめてみました。

素材 メリット & デメリット
金属製 ◎熱や明かりを反射しやすく暖かさを感じやすい
◎丈夫で耐熱性があり、穴が空きにくい
◯自立するので手軽に設置でき、移動させやすい
△重量があり、持ち運びに不利
△高温になりやすく火傷しやすい
布製 ◎軽くコンパクトに収納し持ち運べる
◎大型サイズやおしゃれなデザインが豊富
◯固定力が高く風に強い
△設営に時間がかかり、一度設置すると移動が大変
△熱に弱く穴が空きやすい

それぞれ解説していきます。

金属製

出典:キャプテンスタッグ公式サイト

ステンレス鋼や亜鉛メッキを使用した金属製リフレクターは、焚き火の輻射熱や明かりを反射しやすく暖かさを感じやすいのが最大の特徴。

また強度が高く耐熱性にも優れるので火の粉が飛んでも穴が空く心配がありません。

その反面、重量があるので持ち運びにはやや不向きであり、高温になりやすいので火傷に注意する必要があります。

金属製リフレクターは反射板として効果的!

金属製のリフレクターは、熱や明かりを反射しやすいので暖かさを感じやすく、反射板としての効果を重視した方におすすめです。

布製

出典:ロゴス公式サイト

布製のリフレクターは、軽量コンパクトで持ち運びに優れ、大型サイズが豊富にラインナップしているので、「風除け」や「目隠し」効果を重視した方におすすめです。

そのままでは自立しないのでペグダウンやガイロープを張って固定する必要があり、一度設置すると簡単に移動することが出来ませんが、その分しっかり地面に固定できるので強風に強く安定感に優れます

また、陣幕型などデザイン性が高く、無骨でおしゃれなサイトを演出することも可能です。

しかし、布製だけあり熱に弱く火の粉で穴が空きやすいので、難燃性に優れたコットン100%(帆布など)やポリコットン素材、また耐熱性が高く焚き火シートにも使われるガラスファイバー製を選ぶことで穴が空くリスクを軽減することができます。

布製は風除けや目隠し効果に最適!

陣幕型のサイズが大きな布製のリフレクターは、防風効果が高くプライベート空間を確保できるので、「風除け」や「目隠し」を重視した方に最適です。

ポイント②焚き火台のサイズに合った「高さ」を選ぼう!

出典:Amazon

次にチェックしたいポイントが、リフレクターのサイズ。

風除け効果を十二分に発揮させるため、使用する焚き火台の高さより「プラス30cm」以上を目安に、また巻き込む風を考慮して焚き火台の周囲を覆い隠せる長さを選ぶと効果的です。

また、高さが高いほど輻射熱を広範囲に反射でき、足元だけでなく上半身も暖かく感じることができるので、「ロースタイルなら高さ40cm以上」、また「一般的なアウトドアチェアに座るスタイルなら60cm以上」がおすすめ。

しかし高さが高くなるほどサイズが大きくなりコンパクト性に欠けるほか重量も重くなるので、焚き火台のサイズやシーンに合った大きさを選ぶようにしましょう。

【金属製】焚き火リフレクターおすすめ3選

それではここから、おすすめの焚き火リフレクターを「素材」別に厳選してご紹介していきます。

購入をご検討されている方は、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。

おすすめ①キャプテンスタッグ 2WAYウィンドスクリーンL

出典:キャプテンスタッグ公式サイト

風防と灰受けの1台2役で大活躍するキャプテンスタッグの2WAYウィンドスクリーン。

風除けとして使えるほか、フラットな状態にして焚き火台の下に敷くことで灰受けとしての効果も発揮します。

出典:キャプテンスタッグ公式サイト

丈夫なステンレス鋼を素材としているので、風を防ぐことで火力の効率をよくし焚き火の熱を反射させ暖を取ることも可能。

ミニ焚き火台に最適な高さ24cmのSサイズと一般的な焚き火台に対応した高さ45cmのLサイズがラインナップしています。

サイズ 使用時:(約)幅930×奥行450×厚さ6mm
収納時:(約)470×200×厚さ30mm
重量 約2kg
材質 ステンレス鋼

2WAYウィンドスクリーンLの購入者レビュー

・ステンレス製でガシガシ使えます。
・重さもあり安定感もバッチリ。買って良かった!
・風除けとして簡単に設置でき、鏡面に焚き火の炎が美しく映ります。

おすすめ②フィールドア ウィンドスクリーン120 リフレクター

出典:フィールドア公式サイト

防風&反射熱に優れたフィールドアの大型ウィンドスクリーン。

高さ60cmを設けスクリーンを8枚連結することで幅120cmになるので、小型バーナーから焚き火台・アウトドア用ストーブまで対応することができます。

出典:フィールドア公式サイト

耐熱性や耐久性に優れた亜鉛メッキ鋼板と、光沢を抑え黒酸化加工が施されたマットブラックの亜鉛鋼板の2種類がラインナップ

コンパクトに折りたたみ、専用の収納ケースに入れ手軽に持ち運ぶことができます。

サイズ 使用時:(約)120cm×60cm
収納時:(約)21cm×61cm
重量 約2.6kg
材質 シルバータイプ:亜鉛メッキ鋼
マットブラック:亜鉛鋼板(黒酸化加工)

ウィンドスクリーン120 リフレクターの購入者レビュー

・焚き火の暖かさが倍増しました。しっかりとした作りに満足です。
・高さがあるお陰で火の暖かさがミドルチェアでお腹あたりまで来るし、少し前に屈めば顔辺りまで暖かい。
・倒れ防止に予備のペグを刺したが、重さもあるので風で動く様子もなかった。

おすすめ③キャンプグリーブ 大型風防板ウインドスクリーン60cm

出典:Amazon

株式会社ヒラケドアが運営する日本発キャンプ用品ブランド「キャンプグリーブ」の通販サイトで圧倒的人気を誇り評価の高い大型風防板ウインドスクリーン。

高さ30・40・50・60・70cmと幅広くサイズ展開しているのでさまざまな焚き火台やストーブに対応することができます。

出典:Amazon

強風で煽られても転倒しないよう付属のOリングを使ってペグダウンしガッチリ固定することが可能

軽く耐久性に優れ腐食に強い亜鉛メッキ素材を採用しているので熱の反射効果にも優れお手入れも簡単です。

サイズ 使用時:120×60×0.3cm
収納時:15×60×1cm
重量 約2kg
材質 亜鉛メッキ

大型風防板ウインドスクリーンの購入者レビュー

・反射熱が無茶苦茶ありました。暑いくらいに。寒くなったら期待できます。
・焚き火に近づければ近づくほど暖かい。真冬の焚き火に必須です。
・自立するし強風時や地形が安定していない場所でもペグを通すことができるのでまず倒れない。

【布製】焚き火リフレクターおすすめ4選

おすすめ①DOD タキビノムコウ

出典:DOD公式サイト

ティピー型デザインがおしゃれで特徴的なDODのタキビノムコウ。

開く角度を調整することでソロから3人程度まで一緒に焚き火を楽しみことができます。

出典:DOD公式サイト

火の粉に強い帆布生地を採用しているので穴が空きにくく、安心して焚き火で使用することが可能。

ティピー型で自立するため、ペグダウンしてガイロープで固定するときも楽々です。

サイズ 最小時:(約)幅110×奥行75×高さ70(143)cm
最大時:(約)幅145×奥行64×高さ69(141)cm
収納時:(約)44.5×12×12cm
重量 約1.8kg
材質 生地・キャリーバッグ:帆布(コットン)
ポール:スチール

タキビノムコウの購入者レビュー

・サイズ感がちょうど良かった。設定は慣れると簡単。
・持っていくのに場所を取らないし、設置が簡単でした。目隠しにもなります!
・陣幕が増えてきた中で、この形なので人と被らないのはいいですね。

おすすめ②バンドック 焚火リフレクター

出典:バンドック公式サイト

焚き火の炎を風から守るバンドックの陣幕型風除けスクリーン。

綿100%のコットン生地を採用しているので焚き火の火の粉に強く、無骨でミリタリーなサイトを演出することができます。

出典:バンドック公式サイト

高さ70cmを設けているので防風性や燃焼効率に優れるほか、周囲の目隠しにも効果的。

フレームにアルミ合金素材を採用し、付属の収納ケースに入れ重量約700gと軽量コンパクトに持ち運ぶことができます。

サイズ 約2,000×700mm
重量 約700g
材質 生地:綿100%、ポール:アルミ合金

焚火リフレクターの購入者レビュー

・カッコよく、火の粉に対して耐久性も強いです。
・同ブランドソロベースと相性最高!色合いが気に入ってます。
・色やデザインは最高!サイズもソロキャンにちょうど良いです。

おすすめ③ロゴス TAKIBI de JINMAKU-BA

出典:ロゴス公式サイト

風から焚き火を守るロゴスの陣幕型ウィンドスクリーン。

高さ101cmを確保することができるので優れた風防効果で火力を安定させ燃焼効率を高めるほか、前方に熱を集中できるので暖かく過ごすことができます。

出典:ロゴス公式サイト

ファイバーグラス生地の両面にシリコンコーティングが施され、高い耐熱性と使い勝手のよさを兼ね備えているのが特徴。

ポールを折りたたみ、コンパクトに収納し持ち運ぶことができます。

サイズ 使用時:(約)幅90×奥行90×高さ101cm
収納時:(約)縦14×横56×高さ7cm
重量 約2kg
材質 主素材:ファイバーグラス(シリコンコーティング)、スチール

TAKIBI de JINMAKU-BAの購入者レビュー

・表面の耐熱シリコンでささっと濡れ拭きで綺麗になります。高さがあるので目隠しにもなり満足!
・安定性はとてもよく、なんといってもカッコよい!
・フリーサイトのような他のキャンパーとの目隠しに使う場合、これくらいの大きさは必要かなと!

おすすめ④クイックキャンプ 焚火陣幕 焔 -homura-

出典:クイックキャンプ公式サイト

ロースタイルの焚き火に特化したクイックキャンプの焚火陣幕「焔-homura-」。

火の粉に強い100%コットン帆布を生地に使用し、強度が高くハンガーとしても使える無骨なアイアンフレームが特徴です。

出典:クイックキャンプ公式サイト

煙がこもりにくい台形シェイプで高さ70cmを確保することができ、防風性に優れるほか焚火の熱を前方に集め暖かく過ごすことが可能。

ランタンポールも付属するなど使い勝手がよく、自分だけの快適空間で無骨&おしゃれな焚き火キャンプを楽しむことができます。

サイズ 使用時:(約)幅240(上部140)×高さ70cm
収納時:(約)90×φ10cm
重量 約6.2kg
材質 生地:コットン100%(綿 洗い可能)
フレーム:鉄

焚火陣幕 焔 -homura-の購入者レビュー

・風を防ぐだけでなく陣幕に光があたって目の前も明るくなるし、焚き火の雰囲気がよくなります。
・重いのが難点ですが、セッティングも簡単で楽だし焚き火するのがさらに快適になりました。
・布を外せばランタン&ツールスタンドにもなるので、一度使うともうキャンプの必需品!

焚き火リフレクターの自作方法

出典:写真AC

「焚き火リフレクターを取り入れてみたいけど、予算をかけずに何か代用して自作する方法はないかな・・・?」

そんな方におすすめしたいのが、キッチンで油ハネ用に市販されているアルミ製の「レンジガード」。

ダイソーやセリアなどの100均ショップでお安く購入することができ、手持ちのペグを使って固定すれば即席で簡易リフレクターを自作することができます。

固定力や耐久性は劣りますが、何も無いより風を防ぐ風除けとしての効果はあり、なにより予算をかけずに代用できるのでぜひ試してみてくださいね!

まとめ

今回は、焚き火キャンプに効果的な「焚き火リフレクター」をご紹介してみました。

焚き火リフレクターをキャンプに取り入れることで風除けとしての風防効果があり、安定した状態で火を燃焼させることができるほか、焚き火の熱を反射させ、より暖かく過ごすことが可能です。

今回紹介した選び方やおすすめモデルを参考に、焚き火リフレクターをキャンプに取り入れ快適なアウトドアライフを楽しんでみてくださいね!

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ZEEN

元アウトドアショップスタッフのZEENです。人類が月面着陸した時代に大阪の橋の麓で生まれました。山の魅力にどっぷりハマって早15年。山頂キャンプをこよなく愛し、浅く・広く・ゆる〜く♬アウトドア活動に励んでいます。接客経験や実体験を元に、役立つアウトドア情報を発信していきます!