コンパクトなパッキングに、こなれた雰囲気のサイト、一度は憧れを抱くハンモックキャンプ。
ハンモックキャンプを楽しむ人も増え、多彩な商品が販売されています。
今回は自立式のハンモックから、本格的なキャンピングハンモック、低価格なパラシュートハンモックまで、最新の商品を紹介していきます。
ハンモックのメリットとデメリット
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ハンモックのメリット
地面から離れているハンモックは、地熱の影響を受けにくいので夏は涼しく快適。
収納がコンパクトな商品が多く、徒歩キャンパーにもおすすめです。
地面のコンディションを気にしなくていいので、斜面でも岩場でも問題ありません。
設営が簡単なのも大きなメリットのひとつ。
慣れるまでは高さや、ストラップの距離など不安もありますが慣れてしまえば圧倒的にテントより早く設営が可能です。
また、地面に接していないので乾燥の手間もなく、撤収も楽々とたくさんのメリットがあります。
ハンモックのデメリット
ハンモックにはメリットがたくさんありますが、デメリットと感じる部分もあります。
風通しがいい分、特に冬は寒く感じます。
キルトマットや風よけのタープを併用するなどして、寒さに備えましょう。
また、身体を自由に動かしたいと思っても、窮屈だったり閉塞感を感じることがあります。
うつぶせで寝ることもできませんので、就寝スタイルにこだわりがあるとデメリットに感じるかもしれません。
張り方によってある程度調整できますが、空中にあるので乗り降りにバランス感覚が必要になります。
揺れに酔ってしまうということもあるかもしれません。
ハンモックの種類
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キャンプで使用するハンモックの種類は大きく分けて2種類、自立式と吊り下げ式に分かれます。
自立式の商品は、インテリアに馴染むようなデザインのものも多く販売されていて、ハンモックチェアやハンガーラックとして活用できる商品もあります。
キャンプ場では、吊り下げ式のハンモックをハンモックスタンドで自立させるというスタイルも増えてきています。
素材は主にコットンとナイロンなどの化学繊維の2種類。
その中でも、パラシュート用に開発された素材を使用したパラシュートハンモックは、優れた耐久性とコンパクトさを兼ね備え、キャンプやハイキングで活躍します。
おすすめの自立式ハンモック
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自立式ハンモックは、ハンモック用のスタンドにハンモックを吊り下げて使用するタイプのハンモックです。
吊り下げる木がなくても、自由にハンモックを楽しむことができます。
自立式ハンモックは、安定感を確保するために重量のあるものが多いので自宅やオートサイトでの使用が向いています。
最近では持ち運びしやすいよう工夫された、アウトドア向きの商品も販売されています。
CAPTAIN STAG スチールポールハンモック用スタンド3(ブラック)
出典:CAPTAIN STAG
キャプテンスタッグでは、コットンや蚊帳付きのものなどの様々なハンモックが販売されています。
出典:CAPTAIN STAG
スチールポールハンモック用スタンド3は、キャプテンスタッグから販売されているハンモックに対応しています。
本体は鉄でできているので重さはありますが、その分安定感も抜群です。
フックに直接ハンモックを掛ける方法のほかに、カラビナを使用して高さを調整することもできます。
サイズ | 幅2,950×奥行680×高さ1,100mm |
重量 | 9.5kg |
材質 | 本体:鉄(粉体塗装) フック・補強バー:鉄(亜鉛めっき) |
耐荷重 | 80kg |
付属品 | 収納バック |
CAPTAIN STAG スチールポールハンモック用スタンド3(ブラック)の口コミ・レビュー
重量はありますが、組み立ては簡単です。
室内ではかなりスペースを占領するので、ベランダや野外での使用が解放感があってよかったです。
LOGOS 3WAY スタンドハンモック
出典:LOGOS
ロゴスから販売されているのは、3WAYスタンドハンモックです。
ハンモック、ハンモックチェア、ハンガーラックと3通りの方法で使用できます。
キャンプサイトでのリラックスタイムにぴったりで、さらにハンガーラックにしてギアをかけたり、チェックアウト前に寝袋を干したりと大活躍です。
接地面に合わせて先端部が可動する脚フレームで、安全性も確保されています。
サイズ | [ハンモック組立時](約)幅250×奥行86×高さ80.5cm(座高23cm) [ハンモックチェア組立時](約)幅121×奥行86×高さ106cm(座高33cm) [ハンガーラック組立時](約)幅121×奥行86×高さ106cm |
収納サイズ | (約)縦19×横120×高さ19cm |
重量 | 約)10.7kg |
材質 | スチール、コットン |
耐荷重 | (約)100kg |
付属品 | 本体、クッション、収納バッグ |
LOGOS 3WAY スタンドハンモックの口コミ・レビュー
ハンモックでのリラックス以外にもチェアや物干しになるのに惹かれて購入しました。
服を干したり、ランタンを吊り下げたりできるので重宝しています。
収納バックとクッションもついていて、女性一人でも簡単に組み立てできます。
DOD トゥリーイラヘン
出典:DOD
木を使わずに本格的なハンモックキャンプが実現するのが、DODから販売されているトゥリーイラヘン。
毎回ユニークなネーミングで話題のDODですが、今回も名前の通り木がなくてもハンモックキャンプが楽しめる商品となっています。
商品には、タープを含めた必要な物が全て付属されているので、まとめて持って行くことができるのが魅力です。
出典:DOD
ハンモックキャンプのメリットであるコンパクトさには欠けますが、ちょうどいい木を探す手間から解放されます。
設営場所が限られてしまう、ハンモックキャンプを好きな場所で楽しめる画期的な商品です。
サイズ | 外寸/(約)W350×D86×H177cm インナー/(約)W220×D86×H50cm |
収納サイズ | (約)W17×D33×H132cm |
重量 | (約)17.4kg |
材質 | ハンモックフレーム、ハンモック生地内のポール、キャノピー/タープ用ポール、ペグ:スチール ハンモック生地、キャリーバッグ:600Dポリエステル(PVCコーティング) タープ生地、タープ/ペグ用キャリーバッグ:150Dポリエステル(PUコーティング) メッシュインナー、ポール用キャリーバッグ:ポリエステル メッシュ用ポール:グラスファイバー |
耐荷重 | 100kg |
最低耐水圧 | 2000mm |
UVカット | UPF50+ |
セット内容 | ハンモックフレーム、ハンモック生地、メッシュインナー、メッシュ用ポール×2、タープ用ポール×2、キャノピー用ポール、ハンモック固定用ベルト×2、タープ生地、ロープ(3m)×4本、ロープ(4m)×4本、ペグ×8本、キャリーバッグ、タープ用キャリーバッグ、ポール用キャリーバッグ、ペグ用キャリーバッグ |
DOD トゥリーイラヘンの口コミ・レビュー
必要な物が全て付属されているので、それぞれのサイズがぴったりで気持ちがいいです。
とても考えられた作りで、設営も簡単でした。
おすすめの吊り下げ式ハンモック
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吊り下げ式は、2本の木の間に設置するタイプのハンモックです。
適切な木がないと設置できないというデメリットがありますが、より身軽に、より本格的にハンモックキャンプを楽しみたい人には、吊り下げ式ハンモックがおすすめです。
ハンモックキャンプを楽しむ人も増え、最近ではハンモック用のサイトがあるキャンプ場も増えてきました。
Unigear ハンモック パラシュート
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unigearのハンモックは、高耐久高品質のパラシュートナイロンを使用しています。
耐荷重はなんと350kg!
パラシュート用の生地は、薄くて丈夫で通気性がいいので蒸れにくく快適な寝心地です。
価格が安く購入しやすいのも魅力です。
サイズ | 275×165cm |
梱包サイズ | 20.2 x 14.6 x 12.2 cm |
重量 | 0.94kg |
カラー | オリーブ/アーミーグリーン |
耐荷重 | 350kg |
Unigear ハンモック パラシュートの口コミ・レビュー
低価格のわりにしっかりしています。
初めてでも簡単に設営することができました。
コスパも品質も問題ありません。
ヘネシーハンモック エクスペディションA-SYM ZIP
出典:A&F
エクスペディションA-SYM ZIPはヘネシーハンモックのスタンダードモデル。
キャンピングハンモックの元祖ともいわれている、ヘネシーハンモックは野外で快適に眠ることを意識した作りとなっています。
ヘネシーハンモックで快適に眠るコツは、ハンモックに対して少し斜めに寝ること。
特許取得の構造で、より平坦に広くスペースを活用することができます。
収納サイズ | 10cm×18cm×23cm |
重量 | 1232g(ウェビングストラップを含まず) |
耐荷重 | 113kg |
素材 | 本体素材:70デニールナイロンタフタ フライシート素材:70デニール ポリウレタンコーティングポリエステルリップストップ |
付属品 | 本体、ウェビングストラップ(2本)、フライシート、スタッフバッグ |
ヘネシーハンモック エクスペディションA-SYM ZIPの口コミ・レビュー
デザイン性に惹かれて購入しました。
設置した姿がとにかく格好いいです。
別売りのスネークスキンやハンモックベルト、クライミング用のカラビナを使うと設営がさらに楽になります。
寝心地もよく、腰痛持ちですが気になりません。
DD Hammocks DD Frontline Hammock
出典:DD Hammocks
DDタープでもおなじみのDD HammocksのDD Frontline Hammocは、手頃な価格が魅力でハンモックデビューにぴったりの商品です。
付属のポールを通すことで、蚊帳部分が広がりハンモック内に広い空間を確保することができます。
ハンモックの閉塞感が苦手な方におすすめです。
DDタープとの併用で、さらに快適なスペースを作ることができます。
サイズ | 2.7m × 1.4m |
耐荷重 | 125kg |
重量 | 860g(ハンモックのみ) |
付属品 | WEBBING(10m・175g) Elastic Cord(2m×2本) Lightweightポール2本 Stuff Sack |
カラー | オリーブグリーン/コヨーテブラウン/フォレストグリーン/ジェットブラック/オレンジ |
DD Hammocks DD Frontline Hammockの口コミ・レビュー
夏の暑い日でもタープと併用で気持ちよく過ごせます。
さらに快適な設営や収納を求める場合はオプションの購入をおすすめします。
Haven Tent ヘブンテント スタンダード
出典:Haven Tent
ハンモック特有の沈み込みが気になるという方にはヘブンテントがおすすめです。
ヘブンテントは世界初の完全フルフラット式のハンモック。
出典:Haven Tent
フライシートと蚊帳がついているので、木がない場所ではポールさえ用意すれば、ソロテントとして使用できます。
サイズ | L198cm×W58cm×H86cm |
収納サイズ | 33cm×22cm×16cm |
重量 | 本体:1.09kg セット総重量:2.78kg |
耐荷重 | 129kg |
耐水圧 | 4000mm |
付属品 | 本体/フライシート/蚊帳/エアマットレス/ツリーストラップ/ガイライン&ペグ/収納袋 |
Haven Tent ヘブンテント スタンダードの口コミ・レビュー
約2mの大きなマットレスが付属していて、とても快適な空間が作り出されます。
ハンモックでありながら、フルフラットで眠れるのはとても嬉しいです。
テントサイル サファリコレクション 3名用 スティングレイ
出典:テントサイルジャパン
ハンモックといえば、1人用というイメージがありますが、テントサイルのサファリコレクションはなんと3人用です。
設営方法は、3人用のハンモックを地面から浮かせるように固定し、2本のポールで虫除けメッシュを立ち上げます。
耐荷重は400kgで、世界有数の丈夫で耐久性に優れたテント素材と、頑丈な工業グレードのバックルを使用しており安心です。
出入口は、4か所で床面の真ん中からも出入りすることができるユニークな仕様。
斜面や岩場など、地面のコンディションが悪くても木さえあれば簡単に設営できます。
個性的なハンモックは、キャンプ場で目を引くことでしょう。
サイズ | 4.1m x 4.1m x 4.1m |
収納サイズ | 58cm x 24cm x 24cm |
重量 | 11kg |
最大荷重 | 400kg |
素材 | ポール(2本) 直径11mm 陽極酸化アルミニウム合金ラチェット&ストラップ めっきを施した頑丈な工業グレードのバックル、最小破壊強度2.5トンルーフ グレード4。 165g/m2の破れにくい虫よけメッシュ (サファリ シリーズ用)レインフライ ポリウレタンでコーティングして防水加工を施した70D(190T)のポリエステル(耐水圧5000 mm)取り外し可能フロア ベージュの丈夫なリップストップダクロン(300D)、300g/m2 |
付属品 | テントサイル本体
専用フライシート ラチェットストラップ&ロープ |
テントサイル サファリコレクション 3名用 スティングレイの口コミ・レビュー
重さに耐えられるのか不安でしたが、現物を見て納得です。
頑丈なバックルやストラップで安心感があります。
他の人とは違うキャンプを求めている方におすすめです。
番外編
DOD ハンモックスタンド
出典:DOD
「木と木の間隔が離れすぎている」
「ちょうどいい木が1本しかない…。」
そんな時に役に立つのが、DODのハンモックスタンド。
自立式よりコンパクトで軽量、木が1本あればいいので、設営場所を選びません。
林間サイトであれば、大体のサイトで利用できるのではないでしょうか。
リラックス用のハンモックから、本格的な宿泊用のハンモックまで様々なタイプのハンモックに対応しています。
市販のハンモックベルトを使用することで、蚊帳部分を引き上げるタイプのハンモックにも対応可能です。
サイズ | (約)W210×D4×H192cm※最長時 |
収納サイズ | (約)W18×D8×H75cm |
重量 | (約)3.0kg |
素材 | 本体:スチール、アルミ合金 中継ぎポール・土台ポール:アルミ合金 カラビナ・自在:アルミ合金 |
耐荷重 | (約)80kg |
付属品 | 本体×1、中継ぎポール×2本、土台ポール×2本、ロープ×1組(カラビナ×1、自在×2付き)、ロープ用収納袋×1、キャリーバッグ×1 |
DOD ハンモックスタンドの口コミ・レビュー
ちょうどいい太さ、ちょうどいい感覚の2本の木を探さないといけなかったのが、これのおかげで木が1本でもあれば設置できるのでハンモックを選ぶことが増えました。
憧れのハンモックキャンプに挑戦しよう
憧れのハンモックキャンプですが、自分に合うのか不安な思いもあります。
購入にはちょっとためらうという方はレンタルを利用するという方法もおすすめです。
インテリアとしても活用できる商品から、手のひらにおさまるほどのコンパクトな商品など幅広く販売されています。
価格帯も幅広くありますが、空中に身を任せることになるので、耐久性や寝心地の良さは大事にして選びたいですね。
また、設営の際は木を傷つけないよう配慮が必要です。