続々と魅力的な新作が登場するキャンプ用品。
今回は、2024年の気になる新作タープを紹介していきます。
タープの種類を知り、スタイルや天気、季節に合ったタープを使い分けることで、キャンプの快適性の向上につながります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
タープの種類
ウィングタープ
出典:amazon
ウィングタープはひし形をしていて2本のポールで立てるコンパクトなタープです。
小さく軽量で設営もしやすいので、ソロキャンプにも向いています。
ポールやロープを変えることで、好みのスタイルで設営でき、キャンプサイトの地形に柔軟に対応できるメリットがあります。
ヘキサタープ
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ヘキサタープは六角形(ヘキサゴン)型のタープ。
最も商品数が多く、ベーシックな形です。
ウィングタープと同じく2本のポールで設営するのが基本ですが、テントと組み合わせて設営したり、好みのスタイルにアレンジすることが可能です。
面積が広い分、よりサイドからの雨や風を防ぐことができます。
スクエアタープ
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スクエアタープは正方形のタープです。
スクエアタープは張り方のアレンジが自在で、大きさによってはテントのようにフルクローズできるように設営したり、タープ泊に利用することもできます。
レクタタープ
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レクタタープは長方形のタープです。
2本のメインポールと4本のサブポールで設営するのが基本。
居住空間が広く解放感がありますが、ポールの本数が多く設営に手間がかかるため、ファミリーキャンプやグループキャンプなどの複数人で設営できるキャンプに向いています。
スクリーンタープ
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シェルターとも呼ばれるタープがこのスクリーンタープです。
見た目はほぼテントと同じ。
ナイロンやメッシュで四方が覆われているので、虫除けや風対策に優れているのがメリットです。
プライバシーも確保でき、小さな子どもがいるファミリーはお昼寝時にも最適です。
ただし、四方が覆われているので解放感に欠け、地形に合わせてアレンジできないというデメリットも。
ワンタッチタープ
出典:amazon
イベント会場などでも見かけるタイプのタープです。
名前の通りワンタッチで設営できるのが大きな特徴です。
4本の脚部で自立しているので、解放感があり安定感があるのがメリット。
雨風に弱く収納サイズも大きく重いので、使用シーンが限られてしまうのがデメリットです。
タープの選び方
出典:TOKYO CLAFTS
人数で選ぶ
ソロキャンプには、1人でも設営できるウイングタープやヘキサタープのように小さくて軽い物がいいでしょう。
ファミリーやグループキャンプには、大型のスクエアタープやスクリーンタープがおすすめです。
タープは大きくなるほど、風の影響を受けやすくなるので、長めのペグを利用したり、こまめにガイロープのテンションを確認するなどの対策が必要です。
素材で選ぶ
タープの近くで焚き火や調理を行う場合は、難燃性の素材のタープを選びましょう。
タープの素材には主にポリエステル、またはT/C(テクニカルコットン)があります。
T/C素材は、熱に強く難燃性が高いですが重さがあり、耐水圧が低いというデメリットもあります。
使用する人数や天気、季節に合わせて素材を選ぶことが重要です。
遮光性で選ぶ
猛暑日などのキャンプでは遮光性の高いタープを選びましょう。
UVカットの数値だけでなく遮光率も確認することが大切です。
また、タープを張る向きに注意することも重要です。
太陽は東から西に向かうので、タープの空間を南北に向けて設営すると、遮光効果が高く暑さを格段にしのぎやすくなります。
冬場は遮光性の高いタープだと、太陽の暖かさまで奪ってしまうのでメッシュ生地などのタープもおすすめですよ。
耐水圧をチェックする
雨キャンプの必需品になるタープには、耐水圧のチェックが必要です。
耐水圧の目安は、小雨程度で500mm、通常の雨では1,000mm~2,000mm、大雨では3,000mmといわれています。
コットン素材のタープは、耐水圧が低く水を含むと重くなるので天候に合わせて使い分けることをおすすめします。
2024年の新作タープを紹介!
DOD でかキノコタープ
出典:DOD
大型のタープの設営は、バランスや不安定さが悩みどころでした。
DODの新作「でかキノコタープ」は自立式で簡単に立ち上がるワンタッチタープです。
フレームを広げて、中心を押し上げるだけの簡単設営。
キノコのような八角形の屋根であっという間に広い影を作り出します。
出典:DOD
別売りのカマザシキМを合わせて、解放感抜群のお座敷スタイルにも対応。
他にもサイドパネルなどのオプションがあり、バリエーション豊かに設営することができます。
収納袋にはタイヤがついており、どこにでも楽々運ぶことができるのも大きな魅力です。
設営の難しさや、持ち運びの困難さなど、大型のタープのデメリットを見事に改善しています。
インパクトのあるレッドとシンプルなブラウンの2色展開です。
サイズ | (約)W420×D420×H185/215/245/260/275cm |
収納サイズ | 約)W24×D24×H123cm |
総重量 | (約)17.1kg |
最低耐水圧 | 1500mm |
UVカット | UPF 50+ |
遮光率 | 遮光率:95%以上 |
セット内容 | 製品本体(タープ生地、フレーム)、ペグ×8本、ペグ・ランタンフック用収納袋、ロープ×4本(本体に取付済)、ランタンフック×1本、キャリーバッグ |
LOGOS 木かげメッシュ スクエアタープ
出典:LOGOS
ロゴスの新商品は、まるで木かげにいるような快適さのスクエアタープです。
日差しをやわらげながらも風通しのよい材質のシートを採用しています。
8か所にグロメットを配置した設計で、別売りのポールと合わせることでバリエーション豊かな設営が可能です。
シート単品での販売なので、ポールやロープが別途必要です。
天気や気候にあわせていつものタープと使い分けてもいいですね。
サイズ | 360×360 |
収納サイズ | (約)縦35×横50×高さ12cm |
総重量 | (約)2.4kg |
セット内容 | シート、収納袋 |
LOGOS SNOOPY(Beagle Scouts 50years)ウィングタープセット
出典:LOGOS
スヌーピーが率いる探検隊「ビーグル・スカウト」の50周年を記念したコラボモデルのタープです。
通常のタープよりも必要とするペグの本数が少なく設営も簡単です。
それでいて構造的に耐風性にも優れているので安心。
LOGOS Tepeeテントシリーズ(300/350/400サイズ)との連結が可能。
コラボモデルのワンポールテントと合わせればサイトに統一感が生まれます。
サイズ | 440×455 |
収納サイズ | (約)縦13×横55×高さ13cm |
総重量 | (約)3.8kg |
耐水圧 | 1600mm |
セット内容 | シート、ポール、ポール用固定ロープ、ロープ、収納バッグ、ポール用収納袋、ペグ、ハンマー、小物袋 |
snow peak 65周年記念ランドベース6Pro.
出典:snow peak
65周年の記念商品として発売された「65周年記念ランドベース6Pro.」は、あらゆる天候でも快適に過ごすことのできるスクリーンタープです。
サイドウォールが雨の侵入を防ぎ、シェルター並みに大きなメッシュで夏でも快適。
ボトム部分にはスカートもついているので冬の冷気も防ぎます。
オプションで1人用のインナールームが販売されており、最大で5張りセットすることができます。
出典:snow peak
大人数で快適に過ごすのに最適なタープです。
収納サイズ | キャリーバッグサイズ:78×32×36(h)cm |
重量 | 14.5kg |
耐水圧 | 本体ルーフ部/ 耐水圧3,000mm ミニマム |
セット内容 | 本体、自在付ロープ(二又10m×2、二又7m×4、3.5m×4)、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース |
ogawa カーサイドシェルター T/C
出典:ogawa
ogawaの人気商品、カーサイドシェルターからT/Cバージョンが登場です。
天井部分にのみ防水加工を施し、これまでメッシュ窓だけだった面にファスナーを付けて跳ね上げられるようになりました。
幅広い車種に使え、手軽に設営・撤収ができるので人気を集めているカーサイドシェルターです。
デイキャンプから車中泊キャンプまで手軽に使用できます。
収納サイズ | 68×26×24cm |
重量 | フライ:約4.71kg ポール:約1.58kg 付属品:約1.01kg |
素材 | フライ天井部:T/C PUコート(防水加工) フライ側面部:T/C ポール:アルミ合金φ16mm |
セット内容 | タープ用吸盤フック2個、アンカーバッグ、張り綱、ハンマー、スチールピン、収納袋 |
TOKYO CLAFTS マカオンTC BLACK LIMITED
出典:TOKYO CLAFTS
TOKYO CLAFTS定番のTC製タープ「マカオン」に2周年記念モデル「ブラックリミテッド」が登場しました。
2~4人で使いやすいサイズ感で、コンセプトロゴがあしらわれた特別なタープとなっています。
マカオンは、TOKYO CLAFTSの第1作目のタープ。
自然と触れ合えるキャンプだからこそ、テントに籠るのではなく外で大自然を満喫してほしいという思いから、解放感のあるタープに仕上がっています。
思わず時間を忘れて団欒してしまうような、心地のいい空間が生まれます。
サイズ | 400x400cm |
収納サイズ | 15x15x80cm |
総重量 | (約)3.4kg |
素材 | 本体:TC(ポリエステル65%、コットン35%) ロープ:ポリエステル、アルミニウム ケース:TC(ポリエステル65%、コットン35%) |
セット内容 | 本体x1、キャリーバッグx1、ポールケースx1、ロープケースx1、自在付き二又ロープx2、自在付きロープx4、取扱説明書 |
coleman スクリーンシェード
出典:coleman
コールマンの新作はデイキャンプに最適な、風に強いクロスポール構造のスクリーンシェードです。
床からの染み込みを抑えるPEフロア付きで、フルオープン・フルクローズが可能です。
サイズ | 約210×180 ×120(h)cm |
収納サイズ | 約φ15×60cm |
重量 | 約3kg |
素材 | シェードスキン/68Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水) フロアシート/ポリエチレン フレーム/FRP約φ9.5mm |
耐水圧 | 約500mm(フロア:約1,500mm) |
セット内容 | 砂袋、ペグ、収納ケース |
BAPE X GRIP SWANY GR CAMO FIREPROOF TARP
出典:BAPE
A BATHING APEのアウトドアレーベル、A CAMPING APEと、アウトドアブランド「GRIP SWANY(グリップスワニー)」がコラボレーションしたスクエアタープ。
軍でも使用されている難燃ミリタリーファブリック生地を使用し、BAPE CAMOでアレンジしました。
テントサイトに馴染むブラックとベージュの2色展開で、従来のタープより多くのハトメを配置し頑丈なつくりとなっています。
個性的で目を引くデザインは、キャンプ場でも注目の的となるでしょう。
サイズ | たて300cm,よこ300cm |
素材 | コットン83%,ポリエステル17% |
VASTLAND ヘキサタープスターターモデル
出典:VASTLAND
タープを張りたいけれど、本体以外に何が必要なのかわからないといった方に向けたスターターモデルです。
基本的な張り方に必要となるアイテムはもちろん、テントとタープの隣接が可能になるベルトも付属しています。
付属の延長ベルトを使用すると、雨が降った時でも濡れることなくテントとタープ間の行き来ができます。
延長ベルトはタープ内に設置することで、ランタンフックとしても活用できます。
サイズ | 約)370cm×360cm |
収納サイズ | 約)68cm×11cm×11cm |
重量 | 約)3.8㎏ |
耐水圧 | 約)3,000㎜ |
素材 | 天幕:ポリエステル ペグ/ポール:スチール |
セット内容 | タープ本体、ペグ×8本、スチールポール×2本、延長ベルト、自在ロープ(長)×4本、自在ロープ(短)×4本、本体収納袋 |
新作タープで快適に過ごそう
出典:TOKYO CLAFTS
1日を過ごすキャンプでは、タープの存在が快適さを左右します。
ちょっとした目隠しになったり、日差しを遮ってくれたり、スクリーンタープは冬の冷たい風からも守ってくれます。
もちろん雨の日は必要不可欠なタープですが、その日の天気や気候に合わせて張り方をアレンジできるヘキサタープやスクエアタープもおすすめです。
新作タープの中には限定モデルもありますので、こまめにチェックしてお気に入りのタープを見つけてみてくださいね。