日常から抜け出してリフレッシュするためにキャンプ場へ向かう方は多いでしょう。
キャンプ場ではゆっくりと時間を過ごして、非日常感を少しでも長く満喫したいですよね。
しかし、チェックアウト時間が早いキャンプ場だと設営撤収に追われるキャンプになり、消化不良のキャンプに成りかねません。
そこで今回は、お昼以降の遅いチェックアウトが出来る熊本のキャンプ場をご紹介いたします。
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服掛松キャンプ場( 上益城郡山都町 )
九州のちょうど真ん中に位置する服掛松キャンプ場は、阿蘇五岳を含む九州山地をダイナミックに眺める事ができるロケーションが自慢のキャンプ場です。
春には山々の美しい景色を眺める事が出来て、夏には川遊びや標高の高さを生かした涼しさで私達を迎えてくれます。
また、秋には色の変化が美しい紅葉を眺めつつトレッキングが出来たり、冬には九州では珍しいスキーや雪中トレッキングなどが楽しめます。
四季を問わず、いつでもダイナミックな大自然を味わう事が出来るキャンプ場なのです。
インスタなどでスタッフの方達の普段の管理の様子が分かるのですが、キャンプ場内のメンテナンスをやって下さっている姿を頻繁に拝見することが出来ます。
そのお陰もあり、キャンプ場内の施設の充実はもちろんですが、いつでも綺麗に管理されているので気持ち良く利用できます。
女性や小さなお子さん連れの方でも安心して利用する事が出来ますよね。
服掛松キャンプ場が人気なのは、こういったスタッフの方の努力があるからなのかもしれません。
注意点として、現在、新型コロナウイルスの影響でコインシャワーが一時的に閉鎖中になっていますので、キャンプ場周辺の温泉施設を利用する事になります。
また、キャンプサイトも様々なサイトが準備されているのが特徴です。
初心者からベテランキャンパーさん、ソロやグループキャンプ、雄大な景色が見たい、子供と川遊びをしたいなど、その時の状況に応じて最適なサイトが選べるようになっています。
四季を通じて色々なサイトでキャンプ体験することで、訪れるたびに新たな発見があるキャンプ場になっています。
料金 | オートサイト:4000円 フリーサイト:大人1000円 子供500円 |
カード利用 | 不可 |
IN/OUT | 12-19時/~12時 |
特徴 | 高原、売店、レンタル、遊具、川、 |
HP | HOME | 服掛松キャンプ場 (fukukake.com) |
住所 | 熊本県上益城郡山都町長崎361 |
癒しの森 ゆ~かむ(山鹿市鹿北町 )
熊本と福岡の県境に位置する山鹿市にある癒しの森ゆ~かむは、熊本市内から車で1時間走った川と森に囲まれた環境の中にあります。
本館には、大浴場やレストランが併設されており、他にもフィットネスジムや屋内プール、屋外にはテニスコートなども整っている充実した施設が自慢です。
体を動かして大浴場でリフレッシュした後にBBQを楽しんでいる方も多く見かけられます。
また、施設の充実ぶりからしても、キャンプ初心者の方や小さなお子様がいらっしゃる方にとっても、まずはデイキャンプという事での利用も多いキャンプ場です。
キャンプエリアには、フリーサイトやバンガロー、ミニロッジに加えて、今年から駐車場でのキャンピングカー宿泊可能なRVパークsmartがスタートしました。
ミニロッジは四角い形が可愛らしいテント仕様で、寝具や冷蔵庫、調理道具が一式揃い冷暖房設備まで完備されているので、季節を問わず快適に過ごせます。
デイキャンプに慣れてきたら、ミニロッジ体験にトライされてみるのも良いですよね。
そして、いずれはテント泊に挑戦して頂きたいです。
周辺環境やキャンプ場の牧歌的な雰囲気も相まって、マッタリとした時間を提供されつつも、様々なキャンプスタイルを受けいれている姿勢も見受けられ、今後も益々楽しみなキャンプ場となっています。
料金 | 入場料:高校生以上440円 3歳~中学生330円
バンガロー:11000円 ミニロッジ:16500円 フリーサイト:1540円 |
カード利用 | 利用可 |
IN/OUT | 13-20時/~12時 |
特徴 | 林間、露天風呂、ジム、室内プール、レストラン、レンタル、RVパーク、BBQ |
HP | キャンプ場 | 癒しの森ゆ〜かむ | Yamaga (wixsite.com) |
住所 | 熊本県山鹿市鹿北町椎持5-2 |
古代の里キャンプ村( 阿蘇市一の宮町 )
阿蘇のカルデラに抱かれながら阿蘇五岳を挑む新緑に満ちた渓谷に佇む、古代の里キャンプ村。
観光名所で賑わう阿蘇神社から車で10分のエリアにありながら、キャンプ場周辺は山に囲まれたエリアに位置しています。
キャンプ場内には川が流れ渓谷もあるので、山と川という阿蘇の大自然を思う存分に楽しむことが出来るキャンプ場になっています。
渓谷でのフィッシングはもちろん、小さなお子様連れの方であればマスやヤマメの掴み取りなどもあるので、自分の採った魚を夕食のテーブルで食すことが出来る貴重な体験も出来るでしょう。
12時にチェックインして翌日の12時チェックアウトという、24時間滞在出来るキャンプ場なので、川遊びを含めたキャンプを満喫できると思います。
オートサイトやフリーサイト、コテージといったプランがありますが、夏休みに限らず夏は大人気なので早めの計画をされる方が良いようです。
猛暑の夏であっても、オートサイトなどは木陰が多く標高が高い事もあり涼しく過ごせるサイトになっているので、暑がりの方でも快適に過ごせるようですよ。
キャンプ場内の管理もきちんとされており、スタッフが定期的に見廻りをされながら清掃されているので、トイレなども気持ちよく使用できます。
スタッフの挨拶や対応も良いと評判の良いキャンプ場です。
キャンプ場周辺には、温泉や古墳などの史跡や観光地も多く点在していますので、キャンプの前後で訪れてみるのも良いでしょう。
料金 | オートサイト:3500円 フリーサイト:2000円 |
カード利用 | 不可 |
IN/OUT | 12時~/~12時 |
特徴 | 高原、高台、渓谷、釣り、遊具、レンタル、周辺に観光名所多い |
HP | トップページ – 古代の里キャンプ村 (aso.ne.jp) |
住所 | 熊本県阿蘇市一の宮町手野2160 |
COMMON IDOE( 上益城郡甲佐町 )
COMMON IDOEは、旧・井戸江峡キャンプ場が2020年にリニューアルされ、COMMON IDOEとしてオシャレに生まれ変わったキャンプ場になります。
熊本市内から車を45分走らせると現れてくるCOMMON IDOEは、山あいのキャンプ場で直ぐそばを穏やかな川が流れるユッタリとした時間を過ごせるキャンプ場になっています。
こちらには、グランピングとフリーサイトがあります。
グランピングでは食事付きのプランもありますので、とにかく準備が面倒臭いとか準備する時間がないけど大自然の中で癒されたい方にはオススメのプランになっています。
さらに、そんなオシャレな雰囲気のキャンプ場内にCOMMONSPACEというカフェと本屋さんが一体となったスペースがあります。
吉井牧場のソフトクリームをお子さんと味わうのも良し、KIRINのクラフトビールをグイッと飲み干すのも良しです。
大自然の中という環境も相まって、スペシャルな味と雰囲気を味わえるでしょう。
また、店主さんが拘って収集された本が可愛らしくディスプレイされたDOORBOOKSという本屋さんも、とても素敵な雰囲気です。
椅子にユッタリと体を預け川のせせらぎを聞きながら、読書をしてみるのも良いですよね。
フリーサイトは川沿いに位置し、遊泳は禁止ですが川遊びなら可能です。
全て8×8mの区画になっているので、大型テントでなければ余裕で張ることが出来ます。
目の前を流れる穏やかな川とせせらぎ音は、非日常を味わえるキャンプならではの音であり、忙しい日々を忘れさせてくれはずです。
癒され過ぎて朝寝坊しても、チェックアウトは12時なので慌てる必要はありませんね。
料金 | 入場料:大人500円 子供250円
グランピング:7500円~ フリーサイト:ソロ1000円~ |
カード利用 | 不可 |
IN/OUT | 13-17時/~12時 |
特徴 | 林間、カフェ、本屋、リニューアル |
HP | COMMON IDOE – 熊本県甲佐町のキャンプ場 – グランピング |
住所 | 熊本県上益城郡甲佐町大字安平872-2 |
木魂館キャンプ場( 阿蘇郡小国町 )
世界的細菌学者である北里柴三郎が誕生した地である小国町が、「学習と交流」という精神に基づいて作られた施設の中にあるのが、木魂館キャンプ場になります。
施設内には、キャンプ場以外の宿泊施設や食事処、温泉、小国町の大自然を生かした学習育成プログラムや北里柴三郎記念館など様々な施設が整っています。
特に、おぐに自然学校というプログラムは、未就園児の4歳から小学生を対象にした、エコロジー(環境保全)とエコノミー(経済振興)の共生と調和を目指す環境教育を提供する目的で活動されています。
付き添う大人の方がワクワクしてしまうプログラムが多く、キャンプの利用でなくても、アウトドア好きな方であれば一日満喫できるはずです。
キャンプサイトは、サッカーグラウンドを利用したフリーサイトになっています。
遠くには涌蓋山を望むことが出来て一面が芝の開放感のあるキャンプサイトになっているので、気持ち良く過ごせるでしょう。
サッカーグラウンドなので芝は美しいのですがサイト内には木陰がないので、夏キャンプではタープは必須になりそうです。
芝を傷めないために車の乗り入れは禁止になっており、荷物の搬入搬出時のみ芝サイト周辺に車を停めての作業は可能になっています。
搬入時などに車からテントを設営するエリアまで遠い場合は、荷物運搬用ワゴンの無料貸し出しもあるので利用されるのも良いでしょう。
キャンプサイトの目の前には受付などが入った施設があり、トイレやお風呂などもキレイなので女性や小さなお子様連れの方でも不自由なく使用する事が出来ます。
チェックアウトが翌日の16時となっているので、開放感のあるキャンプサイトで小国町の大自然を満喫しながらユッタリとキャンプをしたい方であれば、思う存分満喫できますよね。
施設内には食事処もあり、あか牛などが堪能できるので、チェックアウトした後もしばらく楽しんで夕食まで済ませて帰られるのも良いのではないでしょうか。
料金 | フリーサイト:3000円(テント・タープ) |
カード利用 | 利用可 |
IN/OUT | 10-15時/~16時 |
特徴 | 高原、公園、天然温泉、食事処、レンタル、売店 |
HP | 一般財団法人 学びやの里 木魂館 | 阿蘇小国町 (manabiyanosato.or.jp) |
住所 | 熊本県阿蘇郡小国町北里371−1 |
まとめ
チェックアウトがお昼以降の熊本のキャンプ場、いかがだったでしょうか。
どちらも大自然を身近に感じる事ができるキャンプ場ばかりで、思う存分満喫するにはチェックアウト時間がお昼過ぎというのは嬉しいサービスです。
夏が終わっても、アウトドアの季節は秋に向けてさらに盛り上がっていきます。
熊本の山あいのキャンプ場で、ユッタリとした時間を過ごしてみませんか。