キャンプ歴が長くなると、最終日に撤収作業だけで終わる時間がモッタイナイ気がして、チェックアウトが遅いキャンプ場を探してしまいます。
非日常を思う存分味わうためには、最終日のチェックアウト時間は重要です。
そこで、今回は佐賀県のチェックアウト時間が遅いキャンプ場をご紹介いたします。
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海遊ふれあいパークキャンプ場(小城市芦刈町)
ムツゴロウで有名な有明海。
その有明海の奥に入り込んだ六角川が流れるエリアにある海遊ふれあいパークキャンプ場。
キレイな芝生が一面に広がる気持ちが良さそうなキャンプ場です。
キャンプ場から六角川の方へ数分歩くと、干潟体験場で干潟の泥に触れたり、ムツゴロウやシオマネキなど干潟の希少生物を間近に見ることが出来る海遊ふれあいパークもあります。
キャンプに来たのに泥で汚れたくないという方には、観察のみが出来る桟橋もあるので、そちらの方から安心して観察してみましょう。
キャンプの受付は、その海遊ふれあいパーク内の「ピョンタ」という売店で行います。
キャンプサイトからは少し離れており、トイレなども売店周辺になるので、キャンプ中のお子様のトイレなどの対応は早めの行動が鍵になりそうです。
キャンプサイトは、オートサイトとフリーサイトがあります。
どちらも開放的な芝生ですが、サイトの端にしか木がないので夏のキャンプではタープは必須でしょう。
また、こちらのキャンプ場は街中に近く、水産関係の冷凍庫倉庫の横にキャンプサイトがあるので、行き交うトラックの音や夜には近くの大きな道路の車の音なども聞こえてくるようです。
キャンプ場サイト周辺も、田んぼや畑になります。
大自然の中で心地良い空気を吸ってというキャンプを望まれている方には、ちょっと合わないかもしれません。
どちらかと言うと、近距離で気軽にキャンプ体験をしたい方などに向いているでしょう。
キャンプ期間は5~10月のみですが、11月~3月はデイキャンプであれば利用可能です。
料金 | オートサイト:2000円 フリーサイト:1000円 |
カード | 不可 |
IN/OUT | 12時~/~12時 |
特徴 | 海、街中、干潟、ペット可、温水シャワー、キャンプは5~10月、芝 |
HP | 小城市:海遊ふれあいパーク (ogi.lg.jp) |
住所 | 佐賀県小城市芦刈町永田3033-1 |
八丁キャンプ場(小城市小城町)
佐賀県で最も標高が高い山になる天山に寄り添うように鎮座する八丁ダム。
その八丁ダム周辺を森林公園として整備された「八丁グリーンパーク」にある、緑の自然に囲まれたキャンプ場が八丁キャンプ場になります。
キャンプ場へ向かう際は、八丁グリーンパークという看板を目印にして向かうと良いでしょう。
カルチャーセンターで前払いを行うと、少し離れたキャンプまで管理人さんが車で誘導して下さいます。
キャンプ場の入口まで車で入っていくことが出来ますが、キャンプ場内へは車進入禁止となっているので、その後は自力で運ぶスタイルです。
しかも、キャンプサイトまでは階段になっているのでカートの使用も出来ませんので、積載量は抑え気味の方が良いのかもしれません。
各サイトにテーブル・イス・かまどが備え付きなので、使用することを前提で積載を考えれば、積載量を減らすことが出来そうですよね。
キャンプ場内は、テントを張る場所が3×3mの木製の高床式スタイルになっています。
大型テントなどは張ることが出来ませんので気を付けましょう。
設備は古いですが、管理人さんによって手入れや掃除がされています。
ただし、トイレが男女共同だったり、24時間使用可能のシャワー室もシャワーカーテン1枚だけの仕切りになるので、女性や小さなお子様連れの方には少し不安要素はあります。
また、携帯の電波が入らないという口コミもありますので、緊急時などの連絡方法は事前に考えておいた方が良いかもしれませんね。
不便な面もありそうですが、料金が安くてダム湖畔の落ち着いた雰囲気のキャンプ場なので、キャンプ初心者の方や非日常を味わいたい方にはオススメです。
料金 | 540円 |
カード | 不可 |
IN/OUT | 規定なし |
特徴 | 湖、ダム、低料金 |
HP | 小城市:八丁キャンプ場・グリーンカルチャーセンター・グリーンパーク (ogi.lg.jp) |
住所 | 佐賀県小城市小城町畑田5292-1 |
流響の里オートキャンプ場(唐津市七山池原)
流響の里オートキャンプ場は、佐賀県唐津市の山奥に入った木々に囲まれる渓流沿いにあるオートキャンプ場になります。
渓谷という大自然の中にある流響の里オートキャンプ場は、春は桜が咲き、夏は川遊びや渓流釣りなどでリフレッシュ出来るでしょう。
また、秋は山一面の紅葉が美しく、冬は雪景色を眺めることも出来て、四季折々の自然が楽しめる観光の拠点としての利用が出来ます。
サイトは、周辺を木々に囲まれているので、日差しが熱い夏キャンプなどでは日射しを避けて快適に過ごせそうです。
標高400mということもあり、街中よりは確実に涼しい環境です。
ただ、キャンプサイトは砂地になるので、ここ数年の突然の豪雨や雨でテントが汚れる可能性を考えながら対策をしましょう。
テント泊に抵抗がある方であれば、木製の民家風のコテージもありますよ。
室内の窓から外を眺めれば、そこには新緑しか見えないという素敵なロケーションです。
おすすめは何と言っても、貸切露天風呂でしょう。
渓流沿いに作られた露天風呂は、大自然の中で川のせせらぎに癒されながら、体の中からリフレッシュする事が出来ます。
キャンプ場の横を川が流れている事で、流響の里オートキャンプ場という名が付いたようです。
川のせせらぎを聞きながら、ゆったりとした時間を提供してくれるでしょう。
料金 | 施設使用料:大人750円、小学生以上:500円
テントサイト:3000円 |
カード | 不可 |
IN/OUT | テントサイトフリー |
特徴 | 林間、川遊び、星空、露天風呂、BBQ |
HP | なし |
住所 | 佐賀県唐津市七山池原 |
基山町キャンプ場(三養基郡基山町)
鳥栖市街地から近いエリアにあり、基山町が運営する自然に囲まれたキャンプ場が、基山町キャンプ場になります。
街中から直ぐに行けるので、ふとキャンプに行きたいと思った時に行けそうなのですが、3日前までに基山町に電話連絡しておくことが前提なのでお気を付けくださいね。
標高が150m前後なので、夜には基山町の夜景を眺めることも出来て、日常で何気なく見ている街の様子が違って見えるでしょう。
キャンプサイト内での車の横付けは不可になっていますが、荷物の積み下ろしの時だけ近くまで停められます。
日陰が多いので、夏キャンプでも気持ち良く過ごせそうですよね。
サイトは芝ではなく砂地になり、10基ほどであれば設営できるくらいの広さになります。
隠れ家的キャンプ場なのか、貸切状態だったという口コミが多いので、今のコロナ禍である事を考えたら穴場スポットかもしれません。
夏キャンプで焚火をすることは少ないと思いますが、こちらのキャンプ場は、火を使用できるのは炊事棟周辺のみになりますので、自分のサイトで思い思いに焚火をすることは難しいようです。
夏であれば、施設内にあるプールはいかがでしょうか。
天然の山の井戸水を使用されているので、かなり冷やされた水で真夏は心地良く感じられると思います。
しかし、かけ流し状態で常に冷たい水が注がれるようなので、体が冷えあがらないようにお子様などは注意しましょう。
料金 | 町内:大人600円 子供:300円、町外:大人1200円 子供600円 |
カード | 不可 |
IN/OUT | 12時~/~12時 |
特徴 | レンタル、3日前までに基山町へ申請書提出義務あり、街から近い、穴場 |
HP | キャンプ場 / 基山町 (kiyama.lg.jp) |
住所 | 佐賀県三養基郡基山町大字小倉2141番地1 |
八幡岳キャンプ場(唐津市相知町 )
佐賀県唐津市の八幡岳の南中腹、標高約500mに位置する八幡岳キャンプ場は、夏でも涼しく快適なキャンプが楽しめます。
キャンプ場内は最小限の設備になっており、ありのままの自然を楽しみたい方にはおすすめのキャンプ場です。
キャンプサイト以外にバンガローもあり、管理棟、炊事場、シャワー、トイレが備わっています。
最小限の設備で構わない方は良いのですが、老朽化が否めない感じはあるので、特に女性やお子様連れのファミリーキャンプ目的の方であれば、好き嫌いが分かれるキャンプ場かもしれません。
インアウトフリーなので気軽に利用できるのですが、7~9月までの期間限定のキャンプ場なので、地元の方には夏休みになると穴場的スポットとして利用する方が多いようです。
近くには、日本棚田百選にも選ばれている蕨野棚田もあり、キャンプ中の散歩で訪れてみるのも良いでしょう。
もっと本格的に歩きたい方は、八幡岳の頂上を目指してみませんか。
天空からの眺めで、日常の疲れを吹き飛ばしましょう。
料金 | テントサイト:620円 |
カード | 不可 |
IN/OUT | フリー |
特徴 | 林間、シンプルな設備、トレッキング、夏のみ運営 |
HP | なし |
住所 | 佐賀県唐津市相知町平山上 |
まとめ
佐賀県のチェックアウト時間が遅いキャンプ場の紹介でした。
設備が整った高規格のキャンプ場ではなく、大自然の中で過ごせるという佐賀の自然を満喫できるキャンプ場が多かったです。
その分、料金が安く気軽に行けるキャンプ場ばかりでした。
財布に幾つかのコインを忍ばせて置けば、思い立った日に訪れることが出来るでしょう。