大阪府や兵庫県にお住まいの方なら、「しあわせの村」という名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
しあわせの村とは、広大な敷地内にスポーツ施設や温泉施設などが揃った、神戸市にある総合福祉ゾーンです。
今回は、そんなしあわせの村の中にある「オートキャンプ場」に行ってきました!
設備やサイトについてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
当記事のコンテンツ
「しあわせの村」とは?
まず、オートキャンプ場がある「しあわせの村」についてご紹介します。
しあわせの村とは、神戸市政100周年を記念して創られた205haもの広大な総合福祉ゾーンです。
敷地内には「レクリエーション施設」「宿泊施設」「運動公園」「芝生広場」など様々な施設があり、子どもや高齢者、障がいのある方など、あらゆる方が楽しく集える場所として開村しました。
神戸の中心地である三宮から、車で25分というアクセスの良さも特徴です。
「しあわせの村オートキャンプ場」はどんなキャンプ場?
しあわせの村の中にあるキャンプ場ということで、快適性が重視された施設になっています。
ワイルドなキャンプがしたい方向けというよりは、初心者やファミリーキャンパーに優しいキャンプ場です。
各サイトに水道や電源が完備されていて、区画もしっかりと分けられています。
また、しあわせの村の敷地内に温泉や芝生広場といった様々なジャンルの施設が揃っているので、チェックインの前後にもいろいろな楽しみ方ができますね。
しあわせの村オートキャンプ場の基本情報
所在地 | 神戸市北区しあわせの村1番1号 |
チェックイン/アウト | 15:00‐18:00/13:00 |
予約方法 | 公式サイトよりネット予約もしくは電話予約 |
TEL(予約・お問い合わせ) | 078‐743‐8000(9:00‐18:00) |
休業日 | 12/1~2月末日までの平日、12/29~1/3 |
公式サイト | https://shiawasenomura.org/stay/autocamp/ |
車で来場する場合、三宮方面からの所要時間は下道を使って約25分です。
高速道路を利用する場合は、阪神高速の「しあわせの村ランプ」で下車してください。
また、三宮駅、神戸駅、新長田駅、名谷駅、西鈴蘭台駅などから路線バスが利用できるほか、「鈴蘭台」「北須磨」「妙法寺」方面には無料のシャトルバスが運行されています。
バスのルートや時刻表などの最新情報は、公式サイトをご確認ください。
利用料金
宿泊料金
区分 | 高齢者・障がい者 | 一般 |
普通車サイト(1サイトあたり) | 3,300円 | 5,000円 |
キャンピングカーサイト(1サイトあたり) | 4,000円 | 6,000円 |
デイキャンプ料金
区分 | 高齢者・障がい者 | 一般 |
普通車サイト(1サイトあたり) | 1,300円 | 2,000円 |
※デイキャンプの利用時間は【3月~11月】10:00‐19:00、【12月~2月】10:00‐17:00
しあわせの村オートキャンプ場の場内施設
オートキャンプ場にある施設をご紹介します。
管理棟
キャンプ場に到着したら、まずは管理棟でチェックインを済ませます。
管理棟には売店が併設されていて、レトルト食品、お菓子、調味料、炭、薪、虫よけスプレーなどが購入可能です。
コインランドリーや自動販売機も管理棟にあります。
また、管理棟内のコインシャワーは5分100円で利用可能です。
レンタル用品の受付も管理棟でおこなっています。
チェックゲート
受付を済ませたら、チェックゲートを通ってキャンプエリアへと入ります。
受付で渡されるカードを使ってゲートを開けるシステムです。
利用者以外は車での侵入ができないようになっています。
トイレ
トイレは管理棟とキャンプエリアの中央にあります。
写真はキャンプエリアの中央にあるトイレです。
女性トイレは洋式トイレが3つあり、その内1つが暖房便座タイプでした。
多目的トイレも完備されています。
ゴミステーション
場内の数か所にゴミステーションがあります。
ただし、「ビン」「缶」「ペットボトル」以外のゴミは原則として持ち帰りになるので注意してください。
なお、「灰」は各サイトに備えられている専用容器に廃棄できます。
バーベキュー(デイキャンプ場)
管理棟のすぐ横に、日帰り利用ができるバーベキュー場があります。
炉付きテーブルが用意されているため、気軽にバーベキューを楽しみたい方におすすめです。
7月~8月の夏季にはタープも常設されます。
利用料金は「テーブル1卓」につき、高齢者・障がい者が1,000円、一般が1,500円です。
ただし、夏季はタープ設置料として500円が加算されます。
しあわせの村オートキャンプ場のサイト紹介
オートキャンプ場は「Aブロック」「Bブロック」「Cブロック」に区分されていますが、レイアウトや設備は基本的にどれも同じです。
駐車スペースと、土と芝生が混ざった設営エリアが1区画におさまっています。
芝生の生え具合はサイトによって微妙に異なりますが、基本的には土の上に設営するスタイルです。
地面の状態はこんな感じ。
私が設営した場所は特に問題なくペグを打ち込めて、しっかりと地面に固定されているな…という印象でした。
こちらは炊事設備です。
右下には炭捨て用の丸い缶が収納されています。
調理スペースが広いので、調味料や食材を広げてもストレスなく料理が楽しめそうです。
流し台の右側面には炭処理用のトングやスコップなども設置されています。
AC電源(20A)は流し台の左側面にありますよ。
各サイトに常設されているシンプルなベンチも、ちょっとした荷物置きなどに重宝します。
夜は各所に設置された照明が点灯し、また違った雰囲気に。
各サイトに小さなライトが付いているので、真夜中でも真っ暗になることはありません。
また、この日は雨天の平日でしたが、それでも10区画ほどのサイトが埋まっていました。
そのため、夜間の治安が心配な方や、人が少ないキャンプ場に不安を感じる方も、比較的安心して利用できるのではないでしょうか。
しあわせの村のおすすめ施設
しあわせの村の敷地内にある、おすすめの施設をご紹介します。
なお、敷地内とはいえ車や村内巡回バスを利用しての移動が必要になるので注意してくださいね。
ジャングル温泉しあわせの湯
ジャングルをイメージした、緑あふれる温泉施設です。
広々とした空間で、10種類のお風呂が楽しめます。
利用料金は下記のとおりです。
利用料金 | 大人 | 小学生・中学生 |
高齢者・障がい者 | 400円 | 200円 |
一般 | 800円 | 400円 |
なお、宿泊者は下記の料金で入浴できます。
利用料金(宿泊者) | 大人 | 小学生・中学生 |
高齢者・障がい者 | 320円 | 160円 |
一般 | 640円 | 320円 |
トリム園地
本格的なフィールドアスレチックを中心に、整備された小川やロングスライダーなどが配置されています。
幼児から大人まで楽しめる人気エリアです。
しあわせマルシェ
地場野菜や産直海産物、こだわりの食材やお弁当などが並ぶ売店です。
キャンプ用の新鮮な食材が調達できるほか、お土産として兵庫県の物産品を購入することもできます。
まとめ
子どもから高齢者まで、幅広い層のキャンパーに優しい「しあわせの村オートキャンプ場」。
レンタル品や売店の品揃えが充実しているのもうれしいポイントです。
ファミリーキャンパーが多い印象なので、「子どもたちとに賑やかにキャンプを楽しみたい!」という方にもおすすめですよ。