「インバーター」とは直流電源を家庭用の交流(AC100V)に変換する装置のことで、車のバッテリーから家電を動かすために使われる車中泊や長期キャンプの強い味方です。
シガーソケットに差し込むだけで、家庭用コンセントと同じ形状の出力ポートから電気を取り出せるため、スマホ充電器・電気毛布・小型家電などを車内で使えるようになります。
ポータブル電源が普及する前から車中泊ユーザーに愛用されてきたアイテムで、コストパフォーマンスと手軽さで根強い人気があります。
インバーターの主な種類
インバーターには出力波形によって2つのタイプがあります。
疑似正弦波(矩形波)
安価なタイプで、シンプルな機器(スマホ充電器、白熱灯など)には問題なく使えます。精密機器には向きませんが、一般的なキャンプ用途には十分です。
正弦波(サイン波)
家庭のコンセントと同じ品質の電気を出力するタイプ。ノートPC、精密機器、電子機器全般を安心して使えるため、用途が広がります。価格は高めですが、長く使うなら正弦波を選ぶのがおすすめです。
インバーターを使える機器
スマホ充電、ノートPC、小型扇風機、電気毛布、LEDライト、車載冷蔵庫など、150〜300W程度までの家電なら多くの場合対応できます。電子レンジやドライヤーなど高出力家電は1000W以上のインバーターが必要です。
使用時の注意点
インバーターを使用する時は、必ずエンジンをかけた状態か、サブバッテリーを接続した状態で使用しましょう。メインバッテリーだけで使い続けると、バッテリー上がりの原因になります。使用後はインバーターの電源を切るのを忘れずに。
ポータブル電源との違い
ポータブル電源は電池自体を内蔵しているため、車がなくても使える独立電源。インバーターは電源が必要で、車のバッテリーなどに接続して使います。コストはインバーターが安く、手軽さはポータブル電源が上という使い分けになります。
選び方のポイント
使いたい家電の消費電力を確認し、その1.5倍程度の出力があるインバーターを選びましょう。瞬間最大出力と定格出力の両方を確認することが大切です。


