「メタルマッチ」とは金属棒を擦ることで火花を起こす火起こし道具のことで、マグネシウム合金やフェロセリウムで作られた雨天でも使える信頼性の高い火起こしアイテムです。
ファイヤースチール、ファイヤースターター、ファイヤスタッフなどの呼び方もあり、ブッシュクラフトやサバイバルの場面で愛用されています。
ライターやマッチと違って燃料を必要とせず、湿気や水に濡れても機能が失われない特徴があり、一つ持っておくと万が一の時にも安心。焚き火の着火スキルを磨きたいキャンパーにとっては、挑戦しがいのある道具です。
メタルマッチの仕組み
シンプルな道具ながら、確実に火花を生み出せる仕組みになっています。
マグネシウム合金の火花
金属棒にはマグネシウムやフェロセリウムが使われており、これを硬い金属(スクレーパー)でこすると、3000℃以上の火花が飛びます。この火花で燃えやすい素材に着火する仕組みです。
シンプルで故障知らず
可動部がなく、電子部品もないため壊れる心配がありません。長期間保管しても劣化が少なく、いざという時に確実に使えます。
メタルマッチのメリット
メタルマッチには他の着火道具にはない強みがあります。
雨や水に強い
ライターは水に濡れると使えなくなりますが、メタルマッチは濡れていても機能が失われません。雨天時のキャンプでも安心して使えます。
燃料不要
ガスや液体燃料が不要なため、ランニングコストがかからず、燃料切れの心配もありません。
長寿命
1本のメタルマッチで数千回の着火が可能。キャンプ愛好家なら何年も使い続けられる耐久性があります。
メタルマッチの使い方
使い方にはコツがあります。
火口(ほくち)を用意
火花だけでは薪に着火できないため、麻紐やティッシュ、乾いた草などの「火口」を用意します。この火口に火花を飛ばして着火させるのが基本です。
強く素早く擦る
メタルマッチ本体を火口の近くに固定し、スクレーパーを強く素早く擦ります。何度か練習すると安定して火花を飛ばせるようになります。
練習が必要
最初は火を起こすまでに時間がかかりますが、慣れれば数秒で着火できます。ブッシュクラフトのスキルとして練習する価値は十分にあります。
選び方のポイント
初心者には大型で持ちやすいモデルがおすすめ。小さすぎると操作が難しくなります。スウェーデン製の「ライトマイファイヤー」は世界中で愛されている定番モデルで、品質も信頼できます。



