発売以来、好評の燕三条キッチン研究所が販売する「4w1hホットサンドソロ」、予約注文もすぐに締め切られるほどの大人気です。
他のホットサンドメーカーと何が違うのかというと、ソロキャンプに最適な食パン一枚焼きが可能で、金物製造で有名な燕三条の製品という信頼が、品薄の続く理由でしょう。
これから、定番になり得るスタイルの食パン一枚焼きホットサンドメーカー「4w1hホットサンドソロ」を徹底レビューいたします!
当記事のコンテンツ
4w1hホットサンドソロ大解剖!
それでは、人気製品の「4w1hホットサンドソロ」の詳細をご紹介します!
4w1hとはどんな製品?
ホットサンドソロをはじめとする、燕三条キッチン研究所の製品は、4w1hというコンセプトのもとに作られています。
それぞれの製品が、5wから「where(どこで)」を抜いた「when(いつ)・who(だれが)・what(なにを)・why(そもそも)」を元に再構築し、「how(どのように)」という答えを出しました。
その答えを製品にしたのが「4w1h」シリーズです。
4w1hホットサンドソロを検証
4w1hホットサンドソロは、1枚焼きというソロキャンプに最適な仕様と、デザイン・仕上げの美しさもあって人気のある製品です。
サイズ感・重さは
サイズ | 140×275×40mm |
重量 | 405g |
ミニマムとまでは言えませんが、通常のホットサンドクッカーに比べたらかなりコンパクトなのが特徴。
本体はアルミニウム合金にフッ素加工がされていて、焦げつきにくく手入れも気を使わずに済みそうです。
また、内側につけられた波型がパンを焼いたときの密着度をあげて具材をこぼれにくくすることに役立っています。
なぜ燕三条製品が人気なのか
ホットサンドソロの魅力を語るには、「燕三条」が外せません。
新潟県の中央に位置する燕三条は、江戸時代から金物の街と知られ、現在も金属加工業が盛んです。
金属加工はアウトドア製品とも親和性が高く、「スノーピーク」「ユニフレーム」といったアウトドアメーカーも、燕三条が発祥のメーカーです。
燕三条製品の金属加工技術と、デザイン性の高さは、アウトドア製品に限らず高い評価を得ています。
ホットサンドソロも、燕三条の技術とデザイン、アウトドアのノウハウが生んだ製品と言えますね。
4w1hホットサンドソロを使ってみました!
ホットサンドにはたくさんの定番レシピがあります。
今回は初めての使用なので、6枚切りパンで定番や思いつきの具材を試してみました。
作り方は3品とも同じで、中火に片面づつ1~2分、たまに開いて焼き上がり具合をチェックしながら、両面で4分弱ほど火にかけます。
表面がキツネ色に焼けたら完成です!
お手軽なポテトサラダサンド
ホットサンドの定番のひとつ、サラダ系具材からポテトサラダサンドを作ってみました。
コンビニでパックで売られているものなので、キャンプで作っても非常にお手軽です。
ポテトサラダは溶けにくく、形も安定するため使いやすい食材です。
コンビニやスーパーのお惣菜コーナーでも、いろいろなサラダが売られているので、キャンプ前の買い出しで気軽に用意できて、いろいろ試せるのがいいですね。
ちょっと変わったチョコバナナサンド
おやつ系ならチョコバナナは試してみたいですよね!
普通にチョコバナナサンドも作ってみましたが、ちょっと変わった食感もいいかと「ブラックサンダー」を入れてみました。
半身のバナナとブラックサンダーは、ちょっと厚みがあるのでちゃんと挟まるか心配でしたが、「4w1hホットサンドソロ」なら、驚くほどスムーズに挟めてしまいます。
チョコバナナの食感に、サクサクとしたブラックサンダーのビスケットがとてもマッチしていました!
他のチョコレートとの組み合わせも試してみたくなりますね。
大当たり!安納芋羊羹サンド
コンビニで見かけた一口羊羹が、食パンのサイズにマッチしていたので試してみることにしました。
シンデレラフィット!まではいきませんが、予想通り良さそうなサイズ感です!
思った以上にホットサンドと合っていると好評でして、個人的には大当たりでした。
一口羊羹は型崩れしにくく、ホットサンドにぴったりな食材です。
芋羊羹ならバターを足したり、干し芋を使うのもよさそうですね。
4w1hホットサンドソロを使った感想
使ってみて感じたのは、使いやすさです。
挟むときにパンがずれない工夫がされているので、まさしく「置いて挟むだけ」感覚で調理ができます。
波型の縁のおかげで具材を簡単に挟める!
プレート部の波型の縁がパンを押さえ、雑に置いてもずれることなく挟むことができました。
この波型は、ホットサンドをナイフで切るときも、パンが開いて具が飛び出すことがなかったので、パンの密着度を上げる効果もあるのだと思います。
また、大きめな具はどうやって挟もうかとイメージしていましたが、軽く押さえて閉じるだけで、驚くほど簡単に挟み込めます。
本体も焦げつかず洗いやすいので、普段使いでもキャンプでも面倒なメンテナンスは必要なさそうです。
サイズも手ごろなので、数人でシェアすればいろいろな具材を楽しめますね。
少し残念なポイント
小型なのは大きなメリットですが、底面も小さいので使う火器が限られてしまいます。
自宅のガステーブル、屋外でシングルバーナーでの使用をしましたが、バーナーパッドとセットで持ち歩いた方がいいかなと感じました。
また、バーナーパッドを使っても、置いた時の不安定さが少し気になります。
やはり「ホットサンドソロ」はソロキャンに最適でした!
ソロキャンプで食べきりやすい1枚焼き、1度にいろいろな具材で作るのにも最適です。
入れるものを変えれば食事にもおやつにもなりますし、毎日使っても面倒な手間はかかりません。
人気商品だからという理由だけではなく、これからのソロキャン定番ギアになりますね!