「シームテープ」とはテントやレインウェアの縫い目(シーム)を防水加工する特殊テープのことで、針穴からの水漏れを防ぐ重要な補修・補強材です。
テントやレインウェアの生地そのものは防水加工されていても、縫い目の部分は針が刺さった穴(針穴)が無数にあるため、そこから水が染み込む可能性があります。シームテープは縫い目の上から熱で圧着して、針穴を完全に塞ぐ役割を果たします。
新品のテントやレインウェアには工場でシームテープが貼られていますが、経年劣化で剥がれてきた場合は自分で貼り直すこともできます。
シームテープの役割
シームテープにはテントやウェアの寿命を延ばす重要な役割があります。
針穴からの浸水防止
縫い目の針穴は、雨水が染み込む最大の弱点。シームテープで覆うことで、この弱点を完全にシャットアウトできます。
縫い目の補強
縫い目の強度を高め、生地が裂けにくくします。長期間使い続けたテントやタープのリフレッシュにも有効です。
シームテープが必要なタイミング
シームテープの寿命は5〜10年程度と言われており、長く使ったテントでは加水分解で剥がれてくることがあります。テント内側の縫い目を確認し、テープがめくれていたり、ベタついていたりしたら交換のサインです。
シームテープの貼り方
古いシームテープを綺麗に剥がし、生地を清掃します。新しいシームテープを縫い目の上に当て、専用のアイロンや家庭用アイロン(低温)で圧着します。作業は時間と根気が必要ですが、自分で行えばテントの寿命を大きく延ばせます。
液体タイプのシームグリップ
テープよりも手軽な液体タイプの「シームグリップ」もあります。縫い目に塗って乾燥させるだけで防水処理ができ、複雑な形状の補修にも対応できる便利なアイテムです。


