2020年10月にグローブで有名なグリップスワニーが初めて手掛けたテントである、FIREPROOF GS TENTが発売されました。
そこで今回は発売されたばかりで、また発売後すぐに品切れ状態となっているFIREPROOF GS TENTの仕様を徹底レビューしました。
当記事のコンテンツ
グリップスワニーとは
GRIP SWANY (グリップスワニー)は1848年にゴールドラッシュのアメリカで誕生しました。
一攫千金を狙う採掘者に向けて、革のグローブを作ったのが始まりです。
誕生以降、様々なグローブや衣類、小物などの高品質な商品を生み出してきました。
特にG-1やCAMP GLOVES、TAKIBI GLOVEなどの高品質なグローブは多くのキャンパーに愛用されています。
初のテントであるFIREPROOF GS TENTが発売!
グリップスワニーからFIRESHIELDを使用したパップテントのFIREPROOF GS TENTが2020年10月に発売されました。
これまでグローブや衣類を中心としていたグリップスワニーから発売された初のテントということもあり、発売後すぐに売り切れ状態となりました。
そのため発売後しばらくは品切れ状態が続いていましたが、最近になり少しずつ入荷情報を目にするようになってきました。
グリップスワニーから初めて発売されたFIREPROOF GS TENTの詳細を説明する前に、基本的な情報としてFIRESHIELDとパップテントについて説明しておきます。
FIRESHIELDとは
FIRESHIELDは自己消火性に優れたグリップスワニー独自の難燃素材です。
万が一接炎しても生地が溶けることなく炭化することで接炎による事故を防ぐことができます。
KAKENの難燃性試験もクリアしている素材であるため、焚き火の火の粉で穴が空いてしまう心配も少ないです。
パップテントとは
軍幕と呼ばれるパップテントは、米軍などの軍隊で使用されていた軍用テントです。
軍用に開発されたテントであるため、丈夫でコンパクトになっているのが特徴です。
元々は2人用とされていましたが、日本ではソロキャンプ用のテントとして使用されることが多いです。
FIREPROOF GS TENTの仕様を徹底レビュー!
セット内容
FIREPROOF GS TENTのセット内容は、幕体・収納袋・ポール(2本入)・ペグ(12本入)・張綱(4m、2本入)となっています。
重量は全部で約5.6kgとなっています。
コットン生地のパップテントは7kgを超えるものも少なくないため、比較的軽量と言えます。
セットの中にポールは2本のみのため、ひさし部分であるキャノピーを作るには別売りのポールが必要になります。
ポールが無い場合でも、写真のように木を使ってキャノピーを作ることも可能です。
デザイン
FIREPROOF GS TENTはパップテントらしい無骨で格好いいデザインとなっています。
シンプルでワイルドなソロキャンプにぴったりです。
色はオリーブで自然に溶け込むような落ち着いた色で、とても焚き火が似合うテントです。
難燃性・撥水性
FIREPROOF GS TENTはグリップスワニー独自の難燃素材FIRESHIELDが使用されているため、テントの前で焚き火をしても安心です。
また撥水加工も施されているため、雨が降ってきても問題ありません。
大雨でない限り、フロントパネルを上げてキャノピーを作ることで雨でも快適に過ごすことができます。
中級者以上向けといわれる理由とは?
FIREPROOF GS TENTは中級者以上モデルとされています。
中級者以上モデルとされている理由としては、床部分がないため寝るためにはコットやマットが必要であることが考えられます。
またスカートがなく、隙間風が入ってくるため冷える時期には防寒対策が必要になることも中級者以上モデルとされている理由だと思われます。
しかし床部分がないことや、スカートがないのは他のパップテントも同じため、特別に扱いにくいテントというわけではありません。
逆にパップテントならではの良さとして、コンパクトに収納できる点や設営の簡単さはFIREPROOF GS TENTの魅力の1つです。
FIREPROOF GS TENTで無骨なソロキャンプへ
FIREPROOF GS TENTは、とにかく無骨で格好いいデザインとなっています。
難燃素材FIRESHIELDを使用しているため焚き火も思い切り楽しむことができます。
是非、FIREPROOF GS TENTで格好いいソロキャンプを楽しんでみてください。