「キャンプリゾート森のひととき」は、兵庫県丹波市にある緑豊かなキャンプ場です。
広大な敷地に様々なタイプの宿泊施設があり、自分好みのスタイルやロケーションでキャンプが楽しめます。
そこで今回は、「キャンプリゾート森のひととき」の魅力や、実際に宿泊してみてのレビューをお届けします!
ぜひキャンプ場選びの参考にしてみてくださいね。
当記事のコンテンツ
キャンプリゾート森のひとときとは?
「キャンプリゾート森のひととき」は、木々に囲まれた自然豊かなキャンプ場です。
大自然を感じられる環境でありながらも、しっかりと手入れが行き届いているため、安心・快適に過ごすことができます。
広々とした敷地内には、オートキャンプサイトのほか、コテージやロッジなど様々な宿泊施設を完備。
また、林間、湖畔、小川沿いなど、ロケーションの豊かさも魅力の1つとなっています。
季節ごとに表情を変える自然の中、幾通りもの楽しみ方ができるキャンプスポットです。
なお、神戸市内からは約60分、大阪市内、京都市内、奈良市内からは90分ほどの場所にあります。
高速道路を使って訪れる場合、最寄りICは北近畿道・舞鶴若狭自動車道の春日インターです。
キャンプリゾート森のひとときの基本情報
住所 | 兵庫県丹波市市島町与戸字長尾52‐1 |
チェックイン/アウト | 宿泊プランにより異なる |
TEL | 0795‐78‐9111 |
公式サイト | キャンプリゾート森のひととき |
利用料金
区分 | 料金 |
オートサイト | 1サイト4,500円~ |
湖畔サイト | 1サイト5,000円~ |
コテージ | 1棟24,000円~ |
ロッジ | 1棟15,000円~ |
デッキハウス | 1棟10,000円~ |
キャビン | 1棟55,000円~ |
※料金はA~Dまでのシーズン区分によって異なります。
キャンプリゾート森のひとときの主な場内施設
キャンプ場内にある主な施設について紹介します。
管理棟

管理棟は、敷地内に入ってすぐの場所にあります。
キャンプ場に到着したら、まずは管理棟内のフロントでチェックインの手続きをしてください。
フロントの奥には売店があります。

販売されているのは、インスタントラーメン、調味料、ドリンク、アイスなどの食品類をはじめ、森のひとときのオリジナルグッズや簡単なキャンプ用品など。
なにか買い忘れがあってもほぼほぼ売店でカバーできそうです。
もちろん、薪や炭も購入可能。

ソフトクリームも販売されていました。
また、管理棟内にはホテルやレストラン、大浴場も併設されています。
管理棟の営業時間は日によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
ゴミ捨て場

ゴミ捨て場は管理棟の向かいにあります。
ゴミは基本持ち帰りですが、指定のゴミ袋を500円で購入すれば、場内のゴミ捨て場に捨てて帰ることが可能です。
湖

「キャンプリゾート森のひととき」には小さな川が流れており、その先は湖につながっています。
幻想的な景色が広がっているので、ぜひ散策がてら湖のほとりを歩いてみてください。
2024年の夏には、湖の近くでオートキャンプが楽しめる湖畔サイトも登場しました。
また、湖でのカヤック体験も実施されています。
コインシャワー
共同炊事エリア内にコインシャワーが用意されています。
利用時間が6:00~23:00と長いので、大浴場の営業時間内に入りそびれた際も安心です。
シャワーブースの数は男女それぞれ2つずつで、利用料金は3分100円となっています。
両替機などは用意されていないため、事前に100円玉の用意を忘れないようにしましょう。
近くの自動販売機でお金を崩すことは可能です。
キャンプリゾート森のひとときの魅力
「キャンプリゾート森のひととき」の魅力について解説します。
場内に露天風呂がある
「キャンプリゾート森のひととき」の管理棟には、青々とした緑や星空を眺めながら入れる露天風呂付きの大浴場があります。
浴室は洗い場が6つのコンパクトな造りではありますが、露天風呂は旅館にある温泉のような趣きです。
入浴料も300円と良心的な設定。
週末や繁忙期などは無料で解放されているようです。
リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤーは完備されていますが、タオルは持参するかフロントでレンタルしてください。
露天風呂を堪能したあとにフロントでソフトクリームを買って食べる、というコースもおすすめです。
イベントやアクティビティが豊富
「キャンプリゾート森のひととき」では、1年を通して様々なイベントが実施されています。
例えば、ボルダリング体験や、キャンプファイヤー、森のクイズラリーなどです。
ゴールデンウイークから夏季にかけては、あまごのつかみ獲りも開催されています。
捕まえたあまごはスタッフの方が炭火で焼いてくれるようです。
大人も子どもも楽しめそうな企画ですよね。
参加費も良心的な価格に設定されているので、気軽に参加できます。
また、湖で実施されるカヤック体験のアクティビティもおすすめです。
新緑や紅葉、ときには雪景色を眺めながら水上散歩が楽しめます。
ペットを連れてのカヤック体験も可能ですよ。
険しいを運転する必要がない
豊かな自然に囲まれた「キャンプリゾート森のひととき」ですが、立地的には深い山の中にあるわけではありません。
高速道路のインターチェンジから、キレイに舗装された平坦な道を10ほど走るだけで到着できます。
すれ違いが難しい場所や、ぐねぐねとした山道を走る必要がないため、「険しい道の運転は不安…」という方でも安心です。
ただし、近くの道路は大型トラックがたくさん通るルートでもあるので、安全運転は徹底してくださいね。
いろいろな宿泊スタイルが選べる
「キャンプリゾート森のひととき」には、管理棟に併設されているホテルを除くと、テント泊サイトが2種類と宿泊施設が5種類あります。
予算や人数、好みのキャンプスタイルに合わせてプランを選べるのは魅力的ですよね。
ここでは、それぞれのサイトの様子をざっくりご紹介します。
まず、棚田状の土地にレイアウトされた「テントサイト」がこちら。
そして、2024年に新設された「湖畔サイト」がこちらです。
どちらもテント泊用のエリアで、車の横付けができます。
続いては宿泊施設のご紹介ですが、まずバス・トイレ付きでワンランク上の快適性を備えた「コテージ」がこちら。
ペットと宿泊できるタイプもあります。
そして、最大24名まで宿泊でき、大きな吹き抜けが特長的な「キャビン」がこちら。
数家族での集まりや、合宿などでの使い勝手がよさそうです。
そして、最も棟数が多く、敷地内に点在している「ロッジ」がこちら。
ロッジにはレイクロッジ、リバーロッジ、ヒルズロッジの3種類があります。
基本的にどれも設備は同じですが、それぞれロケーションが異なるため、レイクビューのサイトや小川のせせらぎが聞こえるサイトなどお好みの場所を選択可能です。
そして最後にご紹介するのは、森の存在を間近に感じられる立地の「デッキハウス」。

デッキハウスの詳細については、実際に宿泊してみての感想を事項でお伝えします!
リーズナブルで高規格!デッキハウスの宿泊レビュー

今回、「デッキハウス」というタイプの宿泊施設に実際に宿泊してきました。
デッキハウスがあるのは、「キャンプリゾート森のひととき」の広大な敷地の中でも、一番奥に位置しているエリアです。
周囲は背の高い木々に囲まれ、木立の向こうにはオートサイトエリアが覗いています。

デッキハウスに宿泊して感じたメリットは、時期によっては1棟10,000円から利用できてリーズナブル(オートサイト・湖畔サイトの次に安い)なことや、寝具、冷蔵庫、エアコン、コンセントが完備されていること。

室内はとてもシンプルですが、快適に過ごすために必要なものがしっかり用意されているという印象です。
靴を脱ぐスペースが室内にあることと、出入口の近くに冷蔵庫が設置されている点が地味に便利でした!

バーベキューは表のウッドデッキですることになるので、靴を脱がなくても飲み物や食材を冷蔵庫からサッと取り出せるレイアウトがうれしいですね。
冷凍室と冷蔵室が独立した2扉タイプの冷蔵庫であることも、氷やアイスがしっかり冷やせてありがたかったです。
デッキハウス前の広々としたウッドデッキには、4人掛けのテーブルセットとWeber製のバーベキューコンロが用意されています。

コンロにはバーベキュー用の網がセットされていますが、炭やトングなどは自身で準備する必要があるので注意してください。
使用後の灰はチェックアウト後に清掃スタッフの方が片づけてくれるため、面倒な後始末は必要なし!
また、ウッドデッキには屋根が付いているので雨が降っても安心です。

ただし、焚き火はウッドデッキの外に備えられた石畳炉ですることになります。

石畳炉を囲う木枠に座ることもできますが、ゆっくり焚き火を楽しみたい方はチェアや小さなテーブルなどを用意しておくと快適かもしれません。

なお、デッキハウスにはトイレと流し台が付いていないため、共有施設を利用します。
最寄りの炊事場はこちら。

キャビン横のメインの炊事場には給湯器がありますが、こちらの炊事場にはお湯がでる水道はありません。

スポンジや食器用洗剤なども自身で用意しましょう。
そして、最寄りのトイレがこちらです。

このトイレは感動するレベルで清潔でした。
まだ建てられてから日が浅いのか、新しい建物の匂いが感じられるほど。
もちろん温水洗浄便座です。

女性用トイレには個室と洗面台が2つありました。

トイレの建物が虫が入りにくい設計になっているのも安心できるポイントですね。
一方、デッキハウスを利用して気になった点もいくつかあります。
まず、デッキハウスの区画によっても異なりますが、段差や斜面が比較的多いことです。

荷運びの際や、夜中にトイレに行く際、またはお子様連れの方は注意が必要かもしれません。
また、管理棟の大浴場や売店に徒歩で行くとなるとかなり距離があります。
車を使うか、明るいうちに場内の散策を楽しみながら移動するのがおすすめです。
とはいえ、管理棟から遠く、静かなエリアに位置している点はデッキハウスのメリットでもあります。

リーズナブルさと適度な快適さ、そして森を近くに感じられる静かな環境をお望みの方は、ぜひデッキハウスの利用を検討してみてくださいね。
周辺のおすすめ施設
キャンプ場周辺のおすすめスポットをご紹介します。
道の駅「丹波おばあちゃんの里」

春日インターを降りてすぐの場所にある道の駅。
高速道路を使ってキャンプ場を訪れる場合は必ず横を通ることになるので、立ち寄りやすいスポットです。
敷地内には、物産館、フードコート、ジェラートショップ、観光情報センターがあります。
物産館には、丹波の特産品である黒大豆、栗、大納言小豆などを使ったお菓子やパン、お弁当などが並んでおり、お土産の購入におすすめ。
地元で採れた新鮮な野菜やお米も販売されているので、キャンプの食材調達にも便利です。
フードコートでも地産地消のおもてなし料理が味わえるので、チェックイン前や後のランチにぜひ立ち寄ってみてください。
「黒豆煮コロッケ」や「丹波赤鶏からあげ棒」といったテイクアウトメニューもありますよ。
道の駅「丹波おばあちゃんの里」の基本情報
住所 | 兵庫県丹波市春日町七日市710 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
公式サイト | 道の駅「丹波おばあちゃんの里」 |
ココモ春日店

「キャンプリゾート森のひととき」から車で10分ほどの場所にあるスーパーマーケットです。
広々とした清潔な店内で快適に買い物できます。
ほとんどの方はココモ春日店の横の道を通ってキャンプ場に向かうことになると思われるので、食材の調達におすすめです。
ココモ春日店では野菜、お肉、お惣菜、お酒などの品揃えもばっちりですが、特に注目したいのが鮮魚コーナーの充実度。
丹波市は兵庫県の中心部にあり海から離れた土地なのですが、日本海側の舞鶴・小浜港から毎日新鮮な魚が入荷されています。
鮮魚へのこだわりは、入荷状況を毎日ブログで発信しているほど。
ぜひ入荷状況をチェックして、おいしいお魚をゲットしてみてください。
ココモ春日店の基本情報
住所 | 兵庫県丹波市春日町七日市648 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
公式サイト | ココモ春日店 |
まとめ

「キャンプリゾート森のひととき」は、大自然に囲まれながら、丁寧に管理された場内で安心して過ごせるキャンプ場です。
テント泊で自然を感じながら過ごすも良し、宿泊施設を利用して快適に過ごすも良し、ご自身に合ったスタイルで森でのひとときを楽しんでくださいね。