タープ

2022年5月30日 /

【DIY】100均アイテムでタープポールを自作!たった300円で完成する作り方と実用レビュー

りゅーぞー

タープポールを安く自作したい人、必見!

「テントの前室を跳ね上げたいけどタープポールがない」「ブランド製は高くて手が出ない」「DIYって難しそう…」そんなお悩み、ありませんか?

この記事では、たった300円、しかも100均アイテム2つだけで作れるタープポールの作り方を詳しく解説します。初心者でも安心して作れるよう、写真付きで手順を紹介。

さらに、実際にキャンプで使ったレビューを通して「強度」「使い勝手」「注意点」なども徹底検証!

コストを抑えつつキャンプの快適度をアップさせたい方は、ぜひ最後までチェックしてください。

タープポールはなぜ必要?100均DIYで解決できる?

キャンプでの快適空間づくりに欠かせないアイテムがタープポールです。

本数を増やすことでタープの張り方にバリエーションが生まれ、日差しの強い日でも広い日陰を作れます。また、テントの前室を跳ね上げてスペースを拡張するのにも便利。

しかし、市販のタープポールは1本数千円するものも…。そんな中、100均アイテムを使って自作する方法がコスパ最高と話題です。

【材料費たった300円】100均で作るタープポールDIYの方法

使うのはダイソーなどで手に入る2つのアイテムだけ。しかも1本あたり30分ほどで作れるので、DIY初心者でも安心です。

〈ステップ1〉必要な材料・道具

揃えた材料と工具は下記です。

〈材料〉

  • 突っ張り棒(115~190cm):200円
  • 伸縮マシュマロ串:100円
  • 手のこ
  • 紙やすり
  • トンカチ

工具はすべて100均でも購入可能。キャンプ用のコーナーにマシュマロ串があります。

工具は本格的なものである必要はないので、もし持っていないものがあれば100均で揃えましょう。

〈ステップ2〉突っ張り棒をカット

突っ張り棒の先端を手のこで切り落とし、中の空洞部分を露出させます。薄いアルミ製なので簡単に切れます。

ここにマシュマロ串を加工したものを差し込むイメージです。

切断した断面はとがっているのでケガには注意してください。

〈ステップ3〉マシュマロ串を加工

木製グリップを5cmほど残してカット。中にある金属パーツを取り出し、タープポールのピン代わりに使います。

手のこで切断するのは少し難しいので、パイプの周りの木の部分だけ円を描くように切るとすぽっと木の部分だけが抜けてくれます。

丸のこやパイプカッターなどがある場合は中心のパイプごと切断しても構いません。

次に串の部分ですが限界まで伸ばして引っ張ると根元のパイプだけを残して先端は抜けます。

それほど力は必要ありませんが、硬い場合はペンチなどで引っ張ってみてください。

このようなパーツを作れればOKです。

マシュマロ串の先端がタープポールのピン代わりになります。

〈ステップ4〉つっぱり棒とマシュマロ串を接続する

マシュマロ串の木の部分が少し太いので、そのままだとつっぱり棒に入りません。

なので紙やすりを使って木の部分をやすります。

つっぱり棒に刺しこむ側を写真のように細くなるまでやすります。

また木の中心や根元部分は全体的に一回り小さくなるぐらいにやすります。

ポイント
木の中心部分や根元部分はあまり削りすぎないようにしましょう。後でつっぱり棒に打ち込む際、削りすぎていると簡単に抜けてしまいます

ある程度削れたら、つっぱり棒の穴に刺してトンカチなどで叩いて木の張力だけで固定していきます。

叩きながらまだ入りにくそうであれば再度やするなどして、微調整しながら行いましょう。

無理入れ込もうとすると木やつっぱり棒が負けて壊れてしまうので注意してください。

このように差し込むことができました。

木の太さを丁寧に微調整しながら差し込めばしっかり固定されますので、簡単には抜けません。

見た目はタープポールそのものですよね。

【レビュー】自作タープポールの使い心地は?

実際キャンプでタープポールとして使えるかは気になるところですよね。

これまで10回以上様々な設営で試してみましたので、その結果気づいた良かった点や気になる点をご紹介します。

良かった点


タイトル
強度に問題なし:4×4mのタープでも支えられた
長さ調整が細かくできる:突っ張り棒ならでは
一時的な代用品にも最適:サブポールにピッタリ

4×4mほどのタープで使用してみましたが、タープポールとして問題なく使用できました。

ピン部分はしっかりロープを張ってくれていて、地面に面する足部分もズレることなく支えています。

また写真の通りランタンを吊り下げることもできました。(つっぱり棒自体が細いのでランタンフックなどをかける場合、あまり重いランタンはかけないようにしてください)

長さもつっぱり棒ならではですが数センチ単位で調整できるのもありがたいです。

メインのタープポールが壊れたりした場合の一時的な代用でしたら難なく使えるかと思います。

気になる点

気になった点まとめ
収納がかさばる:最短でも115cm
超大型タープには不向き:メインポールにはやや不安
長期的な耐久性には疑問

つっぱり棒なのでどれだけ短くしても最短が115cmとなり、コンパクトさはありません。

また、普通サイズのタープでしか試していないので大型タープなどで耐えうるかは疑問です。

メインポールに正規品を使用しサブポールとしてDIYポールを使用するのが良いと思います。

まとめ:自作タープポールで設営のバリエーションを広げよう!

・タープポールは300円で簡単に自作できる!

  • タープポールはたった300円で自作可能
  • 強度・実用性ともに◎でキャンプに活用できる
  • 収納性・耐久性には注意点ありだが、サブポールなら十分

まずは1本、自作してみてはいかがでしょうか?低コストでキャンプの自由度がグッと広がります!

この記事で紹介した方法を参考に、あなたも自作タープポールで快適なキャンプライフを楽しんでくださいね。

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りゅーぞー

大阪在住のキャンパーです。初めてのキャンプが中東ヨルダンでの砂漠キャンプという鮮烈なデビュー戦でした。 ですが、仲間と焚火を囲み、満天の星空を見上げ、お酒を飲み語り合う、あの時間が忘れられず気づけばキャンプの沼にハマっています。笑 主に定番ギアや話題のギアのご紹介をしていきます!