たった300円で本格タープポールが作れる!
「テント前室の跳ね上げにタープポールが欲しいけどまだ揃えていない…」
「ブランドものは値段も高いのでもっと安く手に入れられたらなぁ…」
「タープポールをDIYで作るのは難しそう…」
この記事では、そのように思っていた方のために100均アイテムだけで簡単に作れるタープポールの作り方をご紹介します。
タープポールがあると設営のバリエーションが増えるなど、様々なキャンプスタイルを楽しめるようになります。
記事の後半では、DIYで作ったタープポールを実際にキャンプで使用してみたレビューも記載していますので最後までぜひ目を通してくださいね!
当記事のコンテンツ
そもそもタープポールは必要?
キャンプをするなら必ず持っておきたいアイテムの1つだと思います。
タープを張る際、2本より3本、3本より4本あったほうがより多くのバリエーションで設営することができ、タープ下の空間を広げられます。
特に夏など日差しが強い時期は日陰を広く作るためにもタープポールは欠かせません。
また、テントの前室の跳ね上げにもタープポールは使えますが、その場合テントに付属されていないことが多く別途購入する必要があります。
ブランドものだと意外と値が張るものも多いので揃えるのも迷ってしまいますよね。
今回はタープポールを100均アイテムだけでDIYする方法をご紹介します!
300円で作るタープポールの作り方
ダイソー商品たった2つだけで誰でも簡単に作れるタープポールのDIYをご紹介します。
所要時間も1本30分ほどなので空いた時間で手軽に制作可能です!
〈ステップ1〉材料と工具を揃える
揃えた材料と工具は下記です。
〈材料〉
・突っ張り棒115⇔190cm(ダイソー) 200円
・伸縮マシュマロ串(ダイソー) 100円
〈工具〉
・手のこ
・紙やすり
・トンカチ
マシュマロ串はアウトドアコーナーに置いてありました。
工具は本格的なものである必要はないので、もし持っていないものがあれば100均で揃えましょう。
〈ステップ2〉つっぱり棒を切断する
まずはつっぱり棒の伸ばす側の先端を手のこで切り落としていきます。
つっぱり棒は薄いアルミパイプなので手のこで削ると3分ほどで簡単に切断できました。
切断すると中は空洞になっています。
ここにマシュマロ串を加工したものを差し込むイメージです。
切断した断面はとがっているのでケガには注意してください。
〈ステップ3〉マシュマロ串を加工する
マシュマロ串の持ち手の木の部分が少し長いので5cmほど残して切り落とします。
ただこのマシュマロ串は持ち手の木の部分の内部に太いパイプのようなものが入っています。
手のこで切断するのは少し難しいので、パイプの周りの木の部分だけ円を描くように切るとすぽっと木の部分だけが抜けてくれます。
丸のこやパイプカッターなどがある場合は中心のパイプごと切断しても構いません。
次に串の部分ですが限界まで伸ばして引っ張ると根元のパイプだけを残して先端は抜けます。
それほど力は必要ありませんが、硬い場合はペンチなどで引っ張ってみてください。
このようなパーツを作れればOKです。
マシュマロ串の先端がタープポールのピン代わりになります。
〈ステップ4〉つっぱり棒とマシュマロ串を接続する
マシュマロ串の木の部分が少し太いので、そのままだとつっぱり棒に入りません。
なので紙やすりを使って木の部分をやすります。
つっぱり棒に刺しこむ側を写真のように細くなるまでやすります。
また木の中心や根元部分は全体的に一回り小さくなるぐらいにやすります。
ある程度削れたら、つっぱり棒の穴に刺してトンカチなどで叩いて木の張力だけで固定していきます。
叩きながらまだ入りにくそうであれば再度やするなどして、微調整しながら行いましょう。
無理入れ込もうとすると木やつっぱり棒が負けて壊れてしまうので注意してください。
このように差し込むことができました。
木の太さを丁寧に微調整しながら差し込めばしっかり固定されますので、簡単には抜けません。
見た目はタープポールそのものですよね。
実際に使ってみて良かった点と気になる点
実際キャンプでタープポールとして使えるかは気になるところですよね。
これまで10回以上様々な設営で試してみましたので、その結果気づいた良かった点や気になる点をご紹介します。
良かった点
・長さを細かく調整できる
・一時的な代用品としても使える
4×4mほどのタープで使用してみましたが、タープポールとして問題なく使用できました。
ピン部分はしっかりロープを張ってくれていて、地面に面する足部分もズレることなく支えています。
また写真の通りランタンを吊り下げることもできました。(つっぱり棒自体が細いのでランタンフックなどをかける場合、あまり重いランタンはかけないようにしてください)
長さもつっぱり棒ならではですが数センチ単位で調整できるのもありがたいです。
メインのタープポールが壊れたりした場合の一時的な代用でしたら難なく使えるかと思います。
気になる点
・つっぱり棒が細いので超大型のタープでは少し不安
・長期的な耐久性は怪しい
つっぱり棒なのでどれだけ短くしても最短が115cmとなり、コンパクトさはありません。
また、普通サイズのタープでしか試していないので大型タープなどで耐えうるかは疑問です。
メインポールに正規品を使用しサブポールとしてDIYポールを使用するのが良いと思います。
まとめ:自作タープポールで設営のバリエーションを広げよう!
・タープポールは300円で簡単に自作できる!
・自作タープポールは強度も問題なく長さの調整が自由自在!
・一時的な代用品として1本作ってみる価値はあり!
まずはこの記事で紹介した「300円で作るタープポールの作り方」を参考に実際にDIYで作ってみてください!
タープポールが増えればタープ設営のバリエーションやテント前室の跳ね上げなど、キャンプでできる幅が広がります!ぜひ素敵なキャンプライフを楽しんでくださいね!