キャンプ場

2021年4月4日 /

【湖畔?河原?】キャンプ場ってどんなタイプがあるの?タイプ別に特徴や注意点を徹底解説!

もめ

こんにちは、もめ(@momecamp0121)です。キャンプ場っていろいろなタイプがあって、何がどんな特徴があるかわかりませんよね。

今回は、私の独断と偏見によりキャンプ場をいくつかのタイプに分けて、それぞれのタイプの魅力や注意点を紹介します。

特に「キャンプ初心者でまだよくわからない」なんて人は、ぜひ参考にしてくださいね。

それぞれのタイプごとにキャンプ場の例も挙げているので、気になったらぜひ調べてみてください!

※キャンプ場の例は、あくまで一例です。タイプ別に紹介しているキャンプ場の特徴すべてに当てはまるわけではないのでご了承ください。

【河原(河川敷)タイプ】大きい石が多く、山の谷間のロケーションが多い!川の流れには注意

山間部や大きな川のそばにあるキャンプ場が「河原(河川敷)タイプ」!川沿いは大きな石があることが多く、設営に影響を与えることも。

河原(河川敷)タイプの魅力

河原にあるキャンプ場は、川が山の谷間に流れていることから山に囲まれた印象を受けることが多いです。

そのため「The 自然の中!」という雰囲気を楽しめます。

川のせせらぎを聞きながらキャンプできるのも、川沿いならではの魅力ですよね。

河原(河川敷)タイプの注意点

河原など川沿いのキャンプ場は、環境の変化に特に注意が必要です。大雨の後は川の増水で設営スペースが狭くなるなんてことはよくあります。

また大きい石があって設営がしづらいことも。多少の石は貫ける鍛造ペグなどの丈夫なペグを用意しましょう。

深夜は特に川の音が目立つので、うるさいと眠れないタイプの人は、寝るとき用に耳栓があるといいかもしれません。

【例えば…】神奈川県 青野原オートキャンプ場

出典:青野原オートキャンプ場組合

神奈川県にある「青野原オートキャンプ場」は川沿いにある大きなキャンプ場。

ほとんどのエリアでたくさんの砂利が敷かれているので、川の目の前だけど設営がしやすいのが嬉しい。

サイトの種類 林間
料金例 一泊(デイキャンプ×2):入場料1,000円(大人1人)+駐車場1,000円(1台)+テント(中)1,000円+タープ(中)1,000円
チェックイン/アウト 8時~/~翌17時
その他備考 直火禁止(2020/6/10~)
ホームページ http://www.aonohara-acl.jp/index.html

【芝生タイプ】整備された高規格キャンプ場が多い!自然の中感は薄め

出典:“ソロ”を楽しむ

テントサイトに綺麗な芝生が張ってあるキャンプ場は「芝生タイプ」と呼んでいます。

芝生はテントの設営もしやすく、汚れづらいのも嬉しいですよね。

芝生タイプの魅力

芝生タイプの魅力はとにかく設営しやすいこと細めのペグでも難なく刺さっていくことがほとんどでしょう。

テントが汚れづらいのも嬉しいですね…!

ファミリ―キャンパー向けの高規格キャンプ場は芝生タイプのオートサイトであることが多いです。

芝生タイプの注意点

芝生の上では、焚き火を地面で直接する「直火」が禁止されていることがほとんどです。

地面から離して焚火が行える焚き火台を必ず持ち物に加えておきましょう。

それと、綺麗な芝生が張られているキャンプ場の場合、ロケーション的に大自然!という感じのキャンプ場は少ないかもしれません。

このあたりも覚えておきたいですね。

【例えば…】静岡県 渚園キャンプ場

出典:浜松市渚園

静岡県の「渚園キャンプ場」は、一面に広い芝生が張られたキャンプ場。

公園の中のキャンプ場で、大自然感は薄いですが、浜名湖が見えて気持ちのいいロケーション。フリーサイトがとっても安いのも特徴的。

サイトの種類 芝生
料金例 3,600円/サイト(オートサイト)、410円/人(フリーサイト)
チェックイン/アウト 10時~/~翌10時
その他備考
  • レンタル・販売品有
  • ゴミは持ち帰り。消し炭は捨てられる。
ホームページ https://www.birukan.jp/nagisaen/page/camp/

【林間タイプ】プライベート感抜群!暖かい時期は涼しいけど虫も多い

出典:“ソロ”を楽しむ

木々の間にテントサイトが作られているキャンプ場を「林間タイプ」と呼んでいます。

プライベート感が高く、自然の中でのキャンプといえば一番イメージするタイプのキャンプ場なのではないでしょうか。

林間タイプの魅力

林間タイプの魅力は木々により生まれるプライベート感です。夏はその木々でできる木陰がとっても嬉しい。

地面も土なのでペグは刺されいやすいことが多く、設営はしやすいはずです。

キャンプ場によっては、ハンモックが楽しめるかもしれませんよ!(ハンモックの使用の可否はキャンプ場に確認しましょう)

林間タイプの注意点

たくさんの木々に囲まれているため、暖かい時期は虫パラダイスになっている可能性が高いです。虫対策をしっかりして、キャンプに臨みたいですね。

また、テントやタープのサイズによっては、木に邪魔されて設営ができないなんてこともあります

事前にキャンプサイトの大きさと自分のテントなどの大きさを比較しておくのがおすすめ!

【例えば…】神奈川県 柳島キャンプ場

出典:“ソロ”を楽しむ

神奈川県にある「柳島キャンプ場」は、海沿いにある松林に囲まれたキャンプ場です。

典型的な林間タイプで、海沿いですが木々が強い風を防いでくれるのが嬉しいポイント。湘南の海までは徒歩30秒です。

サイトの種類 林間
料金例 テントサイト:3660円/区画(定員5名)
チェックイン/アウト 11時/翌10時
その他備考
  • 一部期間の一部のサイト以外は火気厳禁
  • レンタル・販売品有
ホームページ https://yc.tsukahara-li.co.jp/

【湖畔タイプ】静かな水辺のイメージ!湖の立地によっては風が強いことも

出典:“ソロ”を楽しむ

湖のほとりにあるキャンプ場は「湖畔タイプ」。個人的に一番好きなタイプのキャンプ場です。

川よりも静かで、山間にポツンとある湖を眺めながらのキャンプを楽しめます。

湖畔タイプの魅力

湖畔タイプのキャンプ場の魅力といったらやはり湖です。山の中にポツンとある湖は、川や海にはない、魅力を感じます。

落ち着いた静かなキャンプを楽しみたい人は、理想のキャンプ場が見つかる可能性が高いかもしれません。

また、街から離れている湖なら開けていて星がよく見えるはすですよ!

湖畔タイプの注意点

もし湖を眺めながらのキャンプをしたい場合、マップだけでなくキャンプ場の詳細な立地も確認しておきましょう。

キャンプ場によっては、湖のすぐ隣だけど、林間だから湖を直接見れないなんて場所もあります。

また、水辺は暖かい時期は虫が多いです。虫対策は万全にしておきましょう。

【例えば…】山梨県 浩庵キャンプ場

出典:浩庵

山梨県にある「浩庵キャンプ場」は、人気の湖畔キャンプ場。

富士山と富士五湖の1つ「本栖湖」を目の前に眺めながらのキャンプが楽しめます。予約制じゃないので、土日は早朝から長蛇の車の列ができることもあるので注意…

サイトの種類 湖畔・林間
料金例 600円/人(利用料金)+1,000円/張り(テント設営料)
チェックイン/アウト 8時受付開始/翌10時まで
その他備考
  • 2021年4月時点では予約不可
  • ゴミ持ち帰り
ホームページ https://kouan-motosuko.com/camp/index.html

【海辺タイプ】気持ちいいけど風が強いから難易度高め!地面の状況にも注目

出典:“ソロ”を楽しむ

海が見えるキャンプ場、「海辺タイプ」!広大な海を眺めながらキャンプができる場所が多く、他のキャンプ場にはない開放感を味わえます。

海の音を聞きながら眠る夜は気持ちいいはず。

ただし、海という環境は思ったよりも過酷なので、注意点は多め。難易度は高いかもしれません。

海辺タイプの魅力

海辺タイプの魅力といえばなんといっても開放感です。

広い海を眺めながらのキャンプはとっても気持ちいいですよ。

海辺タイプの注意点

海沿いでキャンプをするときの注意点は「風」です。時にはテントが崩壊してしまうほど強い風が吹くことも。

海辺は基本的に強風が吹いていると思って、丈夫なペグやガイロープの準備をしておきましょう。

また風は海の潮を運んできます。潮風はテントなどを痛めます。撤収前はテントなどを軽く水ぶきしておくといいですよ。

またテントサイトが砂浜の場合、特別なペグや対策が必要。しっかり事前に準備しておきましょう!

【例えば…】東京都伊豆大島 トウシキ野営場

出典:“ソロ”を楽しむ

伊豆大島にある「トウシキ野営場」は、広大な太平洋の海を望むキャンプを楽しめるキャンプ場。無料なので設備は最低限ですが、ロケーションは最高!

船を使って向かうのも特別感あっておすすめです。

サイトの種類 芝生
料金例 無料
チェックイン/アウト
その他備考
  • トイレ・かまど・洗い場あり
  • 電話予約
ホームページ https://town.oshima.tokyo.jp/soshiki/kankou/tousiki.html

【高原タイプ】見晴らし最高で思いっきり息を吸いたくなるところ!強い風には注意

出典:“ソロ”を楽しむ

「高原タイプ」のキャンプ場の広々としたロケーションは、とっても気持ちのいいところが多いです。

夏には避暑地としても人気な立地!

高原タイプの魅力

高原タイプの魅力といえば、涼しいことです。夏でも、低地よりも10℃以上涼しくなるところも。

避暑地キャンプにはもってこいです。

また空が開けているので、星がよく見えるかもしれません!

高原タイプの注意点

高原タイプのキャンプ場は、風を遮るものが無いので強風になることが多いです。焚き火の火やテントの崩壊には十分に注意する必要があります。

また気温にも注目しておきましょう。春や秋でも低地の冬並みの気温になることも多いです夏でも夜は思ったよりも冷える…なんてこともよくあります。

寒さ対策はばっちり準備しておきましょうね。

【例えば…】静岡県 ふもとっぱらキャンプ場

出典:ふもとっぱら

高原キャンプ場といえば、大人気の「ふもとっぱらキャンプ場」。その名の通り、富士山のふもとに広がるとてつもなく広いキャンプスペースが特徴です。

場合によっては焚き火が禁止になるほど風が強くなることも。テントが崩壊しないようにしっかり張りましょう。

サイトの種類 芝生
料金例 1,000円/人+2,000円/台(普通車等)
チェックイン/アウト 8時30分/~翌14時
その他備考
  • レンタル・販売品有
ホームページ https://fumotoppara.net/

キャンプ場には様々なタイプがある!自分が求めるキャンプにぴったりなロケーションを見つけ出そう

出典:“ソロ”を楽しむ

今回は、キャンプ場を6つのタイプに分けて紹介しました。

  • 河原(河川敷)タイプ
  • 芝生タイプ
  • 林間タイプ
  • 湖畔タイプ
  • 海辺タイプ
  • 高原タイプ

もちろんこれらのタイプに限らず、それぞれを組み合わせたようなキャンプ場やそのキャンプ場独特なロケーションなところも存在します。

自分のしたいキャンプをイメージして、たくさんあるキャンプ場の中からぴったりなキャンプ場を探してみてくださいね!

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もめ

ゆるキャン△のしまリンに憧れて、2019年冬にキャンプデビュー。ソロキャンプや一人旅が大好きです。バイクの免許を取ってキャンプツーリングの旅に出るのが直近の目標。キャンプや一人旅についてのブログも運営中(https://momesolo.com/)。