過ごしやすい季節になればアウトドアでの活動をめいっぱい楽しみたいものですが、チェックアウト時間が早いと、最終日は撤収に追われバタバタしてしまう場合があります。
最終日もゆっくりと朝食を楽しみ、チェックアウト時間ギリギリまで楽しみたいと思われている方も多いことでしょう。
そこで今回は、お昼以降の遅いチェックアウトが出来る鹿児島のキャンプ場をご紹介いたします。
当記事のコンテンツ
オートキャンプ 森のかわなべ(南九州市川辺町)
オートキャンプ森のかわなべは、鹿児島市街地から直ぐにアクセスできる程良い距離にあるキャンプ場になっています。
山々に囲まれた中にありながら整備されたキャンプ場で、管理人が常駐している上にレンタルや施設の充実ぶりが特徴です。
オートキャンプ森のかわなべには、電源サイトやフリーサイト以外に、トレーラーハウスやゲルと呼ばれるモンゴル移動式住居などがあり、初心者キャンパーさんなどには好評のようです。
ゲルに関しては、キャンプに慣れた方でもちょっと気になる施設ですよね。
また、年々高まるペットブームの影響で、ペットと一緒にキャンプをしたい方の需要も増えています。
そこで、オートキャンプ森のかわなべでは、アドベンチャードッグランを、クラウドファンディングにて建設費用の一部を募りドッグラン施設を新たに設けています。
本来、4100平方メートルの広いフィールドはマウンテンバイクコースとして作られたエリアだったのですが、そこをドッグランとして利用出来るようになっています。
マウンテンコースだっただけに、起伏のある冒険心くすぐるフィールドになっており、普段思いっ切り走り回れないワンちゃん達にとっては最高の運動不足解消ができるドッグランとなっているようです。
そんなペットとの楽しい触れ合いも、チェックアウト時間が14時だからこそです。この機会に、ペットと一緒に駆け回り、私達人間も運動不足解消出来たら一石二鳥ですよね。
住所 | 鹿児島県南九州市川辺町野崎8138-1 |
料金 | 1040円~ 入場料:大人620円 小学生以上310円 |
チェックイン/チェックアウト | 15時/14時 |
サイト種類 | 芝生 |
特徴 | ボルダリング、遊具あり、温水シャワー24時間使用可 |
公式サイト | オートキャンプ森のかわなべ |
火之神公園キャンプ場(枕崎市)
薩摩半島の南に位置する枕崎市。その枕崎市の東シナ海に突き出た岬の先端にある火之神公園内にあるのが、火之神公園キャンプ場です。
東シナ海沿いにあるキャンプエリアからは、目の前の沖にそびえ立つ高さ42メートルの立神岩という観光スポットをベストポジションで眺めることが出来ます。
こちらは、市が管理するキャンプ場で施設が充実していると言えないマイナーなキャンプ場だったのですが、ここ数年のキャンプブームで一気に人気になり、週末などには多くのキャンパーが集まって思い思いの時間を過ごされているようです。
キャンプブームの後押しもありますが、どうして人気に火が付いたのか。それは、利用料無料、チェックインチェックアウト時間が決まっていないという要因があるからかもしれません。
時間が決まっていないので、自分のスケジュールで動ける気楽さがある上に、利用料無料となれば、かなりポイントが高いキャンプ場ですよね。
高規格キャンプ場を希望される方は別ですが、大体のキャンパーさんは多少の不便さは楽しめるものです。
さらに、東シナ海沿いにある火之神公園キャンプ場は、天気が良い日は南東方向に開聞岳を望むことが出来ます。目の前に広がる大きな東シナ海と「薩摩富士」と言われる美しい開聞岳のコラボは、キャンパーでなくても、一度は拝んでみたいところです。
住所 | 鹿児島県枕崎市火之神岬町 |
料金 | 無料 |
チェックイン/チェックアウト | 無し |
サイト種類 | 芝生 |
特徴 | 目の前が海、プール隣接、周辺に温泉あり |
関連サイト | まく旅 |
ヤドリ浜キャンプ場(大島郡瀬戸内町)
奄美大島南部の海岸沿いにあるヤドリ浜は、エメラルドグリーンの海と白い砂浜が延々と続く美しい海岸です。
大きなガジュマルが海岸沿いに植えられているので夏には木陰をつくり、白い砂浜が美しく弧を描いています。
その美しいビーチに隣接しているのがヤドリ浜キャンプ場です。シャワー室やトイレ、炊事棟、休憩棟などが完備されており、マリンレジャーやキャンプを楽しめるようになっています。
夏のレジャーとキャンプを同時に楽しむことが出来るので、夏休みを中心として利用するキャンパーさんが多いようです。
ヤドリ浜キャンプ場は、利用料無料でチェックインチェックアウト時間が決まっていないので、思い立ったら直ぐに行けるところがポイント高いですよね。
テントを張る所は、エメラルドグリーンの海を目の前にした海岸沿いでも良し、海岸よりもちょっと高い芝生エリアに張るのも良しです。
海が穏やかな日であれば、白い海岸にテントを張りチェアに腰かければ、目の前の大自然は全てあなたのものです。
そして、このような美しい景観をいつまでも残すためにも、ゴミの持ち帰りを行い、訪れた時よりもキレイにして帰るのがキャンパーの心得と言えるでしょう。
そんなあなたに、ヤドリ浜キャンプ場からのプレゼントとして、どこまでも広がる美しい星空が待っているはずです。
住所 | 鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈 |
料金 | 無料 |
チェックイン/チェックアウト | 無し |
サイト種類 | 芝生、砂浜 |
特徴 | 目の前が海、南国の食材が楽しめる |
関連サイト | 鹿児島県観光サイト どんどん かごしまの旅 |
いぶすき 焚き火の森 ソロキャンプ場(指宿市)
指宿市の山間部にある山の稜線を利用して作られた比較的新しいキャンプ場が、いぶすき焚き火の森ソロキャンプ場になります。
自身もソロキャンパーであるオーナーが、荒れていた山をご夫婦で切り開き造成したキャンプ場です。
ほとんどのキャンプ場が、ソロからファミリーまで全てを受け入れています。しかし、ソロとファミリーでは、楽しみ方や過ごし方も大きく違います。
そんな事を、国内をバイクで周りながらテント泊されていたオーナーが感じるようになり、ソロキャンパーがゆっくり焚き火をしながら過ごせる場所を作ろうと言う思いから出来たキャンプ場となっているようです。
そんな思いから作られたキャンプ場なので、チェックアウト時間は通常では11時ですが、14時までの延長が可能となっています。
自分のペースで起床して、スマホの通知設定をオフにしつつ、ゆっくりと朝ごはんを頂く。その後の時間は、あなたが満喫できるように好きに使って良い時間なのです。
また、利用者はソロかデュオのみになっているので、お酒が入って盛り上がってしまっているグループキャンプに悩まされる事もなく、静かに過ごせる事が出来るでしょう。
女性キャンパーや初心者にも嬉しいサービスもあるので、構えず利用してみたいキャンプ場となっています。
住所 | 鹿児島県指宿市東方532-2 |
料金 | 1650円~ |
チェックイン/チェックアウト | 14~18時/11時(14時まで延長可能) |
サイト種類 | 芝生、土 |
特徴 | 平日なら3人以上も相談次第、周辺に温泉多数 |
公式サイト | いぶすき焚き火の森ソロキャンプ場 |
霧島高原国民休養地(霧島市牧園町)
霧島高原国民休養地は、霧島連山の麓にあり、標高約500mに広がる競馬場跡地を利用して作られた広大なキャンプ場です。
目の前に霧島連山を望み、炊飯棟や電源サイト等を備えており、お気に入りの場所でオートキャンプを楽しむことが出来ます。
四季折々の草花や満天の星空を楽しみながら霧島の大自然を満喫することが出来たり、ケビンやコテージもあるので、赤ちゃん連れのご家族やキャンプ初心者の方にも優しいキャンプ場になっているのです。
霧島高原国民休養地のフリーサイトは、約300サイト分の広さがあります。
広々とした外周り800mのメインサイトや桜の木が立ち並ぶ木立の下、キャンプ場が一望できる丘の上等、空いてるスペースなら好きな所へテントを張れる完全フリーサイトになっています。
キャンパーにとっては気になる車の乗り入れも可能なので、荷物の積み下ろしのストレスもないでしょう。
周辺には観光名所が点在し、施設内にはグランドゴルフや遊具の貸し出しもあるので、チェックアウトの12時まで思いっきり満喫できます。夏にはプールもあるので、お子様連れには人気があるようです。
住所 | 鹿児島県霧島市牧園町高千穂3311 |
料金 | 一人用テント 810円~/張 普通車 1,070円/台 大人 220円 小人 170円 |
チェックイン/チェックアウト | 12時/12時 |
サイト種類 | 芝生 |
特徴 | 電源無しサイトは予約不要、温泉あり(周辺にも多数) |
公式サイト | 霧島高原国民休養地 |
ゆったりと過ごして明日からの活力にしよう!
チェックアウトがお昼以降というだけで、キャンプでの過ごし方は大きく変わってきます。
キャンプ最終日に撤収だけに追われて帰宅するのか、最終日も家族や友人と語らいながらアウトドア時間を満喫するのかで印象も違う事でしょう。
チェックアウトがお昼以降という施設は、まだまだ少ないですが、延長可能な施設もチラホラ増えてきたので、ぜひ選択肢の一つに加えて頂けたらと思います。
チェックアウト時間までゆっくりとアウトドア活動を楽しみましょう。