天気予報では晴れでも、突然雨が降ってきて、せっかくのキャンプが台無し・・・。こんな体験をした方は多いのではないでしょうか?
しかしながら、しっかりと雨対策をし、いくつかの道具を準備しておけば、雨が降ってきてもストレスなくキャンプを楽しめるのです。
そこで今回は雨が降った際の対応策と、持っていくべき道具を初心者でもわかりやすく解説いたします。
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必需品1:「タープ」があれば焚火もできる!
まず初めに雨対策として持っていくと役立つ道具をご紹介します。
1つ目はタープです。というのも、初めにタープを設営してしまえば、その中にテントを設営することによって雨による被害を一気に減らすことができるからです。
また、タープを張ってしまえばその中で着火作業を行うことで雨の日の焚き火がぐっと楽になります。
しかし、コットン製のタープだと燃えてしまう可能性がありますので、素材はTC テクニカルコットン ポリコットンなどのものを選ぶようにしましょう。
上記のタープは耐火性が高く、焚火もできるのでおすすめです。
必需品2:「レインウェア」があると設営が楽
設営時に重宝するレインウェア。
折り畳み傘も小さな移動の際には、レインウェアを羽織らないで済むので便利なのですが、設営時には両手がふさがってしまいます。
レインウェアを着ることで雨の日でも私服を気にすることなく設営することができます。
余裕があれば軽い移動時用に折り畳み傘も持っていくようにしましょう。
モンベルから発売されている上記のレインウェアは防水性が抜群なうえに機能性も高いので、キャンプに非常に向いています。登山でも使用できますので、アウトドアが大好きな方にはおすすめの逸品です。
必需品3:「長靴」は必ず1つ持っておこう
雨対策アイテムとして非常に有用なのが長靴です。
これがあるだけでズボンのすそが濡れる可能性が大きく減りますし、靴下に水がしみ込んだりもしません。
とはいっても、キャンプ用に長靴を買うのもめんどくさいなという方もいると思います。そういう方は防水シューズカバーをおすすめします。
防水シューズカバーはシューズの上からシューズカバーをかぶせて履くことで靴下が濡れるのを防いでくれる便利アイテムです。持ち運びも可能ですし、1つ持っておけば私生活でも活躍すること間違いなしです。
HUNTER(ハンター)のREFINED CHERSEAという長靴は脱ぎ履きがしやすく、さらに天然の防水ラバーにより高い防水性を誇ります。それに、何よりおしゃれ。どの長靴がいいのかお悩みの方にはおすすめです。
シューズカバーの購入を検討されている方にはJISONCASEから発売されているシューズカバーをおすすめします。というのはこちらのシューズカバーは非常にキャンプ向けだからです。
理由①:ファスナー付きなので、着脱が非常にしやすい。
理由②:靴底には凹凸があるので、それが滑り止めになっている。
理由③:折りたたみ、コンパクトに収納することができる。
このようにキャンプに非常に向いているシューズカバーだと言えます。
必需品4:ブルーシートがあれば浸水を防げる!
ブルーシートも持っていくようにしましょう。
雨キャンプでの最大の敵である浸水もブルーシートをテント内部の底に引くことによって対策できます。
重要なのは、テント内部の底に引くことです。
地面とテントの間に引いてしまうとテントとブルーシートの間から水が入り込み、結局浸水してしまいます。
必需品5:防寒グッズがあれば雨後も安心
防寒グッズは夏以外は基本的に持っていくようにしましょう。特に山奥でのキャンプだと雨が降った後はぐっと冷え込みます。
寒すぎて夜寝られないなんて言う事態に陥ることも。
そのため夏以外は上着やカイロなども持っていくのをおすすめします。
必需品6:速乾タオルがあれば濡れても安心
タオルをキャンプに持っていく方は多いとは思いますが、山奥でのキャンプや天気予報が曇りの時は速乾タオルを持っていくことをおすすめします。
絞れば一瞬で乾燥し、かつ大量に水を吸うので雨で濡れた際には非常に心強いです。他にも小物が濡れたりした際にも重宝しますね。また、速乾タオルに加えて替えの服を持っていくと雨対策は完璧です。
Caloicsの速乾タオルはお手頃価格にもかかわらず、吸水性もよくすぐに乾きます。また、最大の魅力はとにかくコンパクトだということです。
バスタオルは体を覆えるほどにもかかわらず、収納時には横20㎝、縦10㎝ほどになります。
必需品7:耳栓があれば突然の雨でも安眠できる
これは人によりますが、繊細な性格で雨音が激しすぎると寝られない方には耳栓を持っていくことをおすすめします。
耳栓があればある程度雨音を抑えることができますので、不眠に悩まされることがありません。夜にいきなり雨が降ってきた際に便利です。
上記の商品は8種類の固さが異なる耳栓がパッケージされているため自分に合った耳栓を使うことができます。また、持ち運びに便利なケースもついていますのでキャンプで無くす心配もありません。
あると便利な道具1:ゲーム類
友達や家族でキャンプをした際に雨が降ってくると、おしゃべりだけだと飽きてくる場合があります。そんなときに備えてゲーム類を持っていくようにしましょう。
人生ゲームやリバーシ、あるいはトランプだとしゃべりながら盛り上がることができるので、非常におすすめです。
あると便利な道具2:大きめのごみ袋
大きめのごみ袋も1つ持っておくと便利です。
撤退時に雨に濡れたタープやテントをそのまま収納袋に入れてしまうと、車の中で水が滴り他のアイテムが濡れてしまうことになります。
しかしながら、大きめのごみ袋を1つ持っておくとそこにテントとタープを収納することによって他のアイテムを濡らさずに済みます。
さらに、適当に丸めてゴミ袋に入れるだけでいいので非常にお手軽です。
あると便利な道具3:ロープと洗濯ばさみ
ロープと洗濯ばさみがあれば、空いているスペースに濡れた服を干すことで特有のにおいを抑えることができます。万が一服が濡れた場合でも安心です。
対応策1:防水スプレーでテントメンテをしておこう!
次は、雨が突然降りだした場合の対応策をご紹介します。
1つ目はテント用の防水スプレーを前日の夜に振っておくことです。
特に雨か曇りか微妙なときには振っておくのをおすすめします。そうすることで浸水の可能性がぐっと下がります。
また、突然雨が降り出したときにテント上部に防水スプレーをかけるだけでもしっかりと効果を発揮してくれます。
防水スプレーに合わせてブルーシートも使用すれば、テント内で快適に過ごすことができるのは間違いなしです♪
テントやタープ専用に発売されている防水スプレーです。強力な撥水効果があり、長時間水をはじいてくれます。また、ヒノキの葉を調合することで虫の嫌がる香りを出しているので、虫よけになるのも嬉しい点です。
対応策2:ペグを重りで固定しよう!
曇ってきて雨が降りそうになった時にはペグを重りで固定するようにしましょう。雨が降った際は浸水も心配ですが、それ以上に心配なのが風です。
強風でペグが抜け、テントやタープが崩壊してしまうとキャンプどころではありませんし、周囲のキャンパーにも迷惑をかけてしまうかもしれません。
そのため、風が吹き始めたらペグを重りで固定するようにしましょう。周囲の石を使用して固定するのもできますが、万が一周囲に石がなかった場合に備えて、マルチウェイトを購入するのをおすすめします。
上記のマルチウェイトは注水もしやすく、持ち運びも軽い。さらに抜群の安定性でアスファルトや砂地でも簡単にタープを固定できます。初心者の方でも使いやすいです。
また、当日が雨だとわかっている状態だと鋳造ペグを使ってみるのもいいかもしれません。鋳造ペグだと不安定になりやすい砂利サイトでもしっかりとペグを固定できます。
スノーピークから発売されている上記の鋳造ペグは長さが30㎝あるので、初心者の方でも扱いやすいペグです。耐久性も申し分なく、長く使えます。
対応策3:設営時に浸水しにくくそうな場所を選ぶ
設営時には浸水しにくくそうな場所を選ぶようにしましょう。
具体的に言うのなら窪地を避け、少し盛り上がっている場所が一番おすすめです。
立地的に雨が下に流れていくので突然の大雨でも浸水することはほぼありません。
キャンプは雨が降っても楽しめる!
キャンプ中に雨が降るとせっかくのキャンプが台無し・・・と思うかもしれません。
しかし、しっかりと対策をして荷物を持っていけば雨の中のキャンプでも快適に過ごせます。
そうすればいつものキャンプとは一風変わった味わい深い雨キャンプを味わえます。
雨の中でのキャンプは雨音が周囲の音をかき消してくれるので存分に自然に没頭することができます。ぜひ、本記事を参考にして雨の中のキャンプを楽しんでみてください♪