Ballistics(バリスティックス)は、2002年にスタートしたアウトドアとミリタリーが融合した、男前なアウトドアブランドの中でも存在感が際立つブランドです。
ミリタリーの流行りとも相まってバリスティックスは知名度も上がり、キャンプ場などで多く見かけるようになりました。
キャンプ場でもギラギラと存在感を放ち、思わず目を奪われてしまう魅力があります。
ミリタリー好きならチェックせずにはいられないバリスティックスのギアを、早速ご紹介します。
当記事のコンテンツ
Ballisticsとは
様々なアウトドアブランドが誕生する中で、2002年にスタートしたバリスティックスはミリタリー感満載の男前ギアがキャンパーからの熱い視線を集めているブランドです。
さらに、バリスティックスは新しいギアを生み出すだけのブランドではないのが特徴的でしょう。
大手のアウトドアブランドでは手が回らない細かい点に着目し、既存のアウトドアブランドの商品にちょっとプラスする事で桁違いに使い勝手が良くなるギアを生み出しているのです。
また、リプロダクト商品にも果敢に挑戦しています。
忠実に再現することで、古き良きギアの存在価値を私達に広く知れ渡らせてくれているのです。
そんなストイックな努力など微塵も感じさせないバリスティックスのギアは、一目見てバリスティックスと分かるようなミリタリー感がダダ漏れのオシャレなデザインになっています。
チェアやコンテナ、カバーなどは1つ取りれるだけでもサイト自体にミリタリー感が増すでしょう。
逆に、バリスティックスのギアの中でも、さり気ない着せ替えギアを1つ取り入れるだけでは自己満足に終わり、大きく目立つことはないかもしれません。
しかし、一見目立たないような着せ替えギアも、使い勝手がアップした時点で「やられた!」と実感し、その存在感に圧倒されることでしょう。
みなさんなら、サイト全体をバリスティックスのギアでミリタリーに統一したいですか。
それとも、ワンポインで取り入れることから始めますか。
Ballisticsは、どこで買える?!
バリスティックスは、全国に86ヶ所、海外に4ヶ所、オンラインショップもあります。
ショップによってはほんの一部しか扱っていない場合もあるので、自分の欲しいギアが必ずあるとは限りません。
バリスティックスのギア情報が圧倒的に集約されているのは、バリスティックスのECサイトのネットショッピングになりますので、そちらをチェックしてどのようなギアがあるのかリサーチするのが良いでしょう。
現在は受付中止中ですが、オーダーメイドも受注されているので、気になる方は再開されるまでの間にご自身の中で構想を練るのも楽しみの一つではないでしょうか。
Ballisticsの製品
BA(BRITISH ARMY)FIELD CHAIR
BAフィールドチェアは、バリスティックスがイギリス軍のローバーチェアのリプロダクトを皮切りに、イギリス軍由来のアルミ製チェアを作り続けてきたシリーズのギアになります。
BAフィールドチェアは、ローバーチェアから更にさかのぼること約30年程古い時代に軍用としてわずかだけ採用されていたフィールドチェアを、初の試みとしてリプロダクトしたチェアとなっているのです。
商品解説によると、リプロダクトとして作り始めてみたものの、構成部品点数や切削等の加工工程の多さ、また、規格品には存在しないパーツの制作や三次元的な動きをする特殊兆番など、かなりの苦労の末に出来上がったチェアのようです。
リプロダクト商品として当時と同じ再現性の高いギアを作る苦労は、計り知れないものがありますよね。
BAフィールドチェアは見た目がシンプルでほっそりした印象なので、ホームセンターでよく見かける簡易なレジャー用チェアと同等なのか?と頭をよぎる方もいらっしゃると思います。
しかし、このBAフィールドチェアは、座面の奥行きが深く独自形状のクロスバーがサスペンション的な要素を兼ねているので、見た目からは想像出来ないゆったりとした座り心地を実現しているのです。
男性の方でもゆったりと座ることが出来るようですよ。
また、BAフィールドチェアは分解と組み立ての簡易さなど大変凝った作りになっていながら、アルミならではの軽さで扱いやすいチェアになっています。
さらに、分解することでロール形状によるバックパッキングも容易で、かなりコンパクトに収納することが出来ます。
悩みどころが、どのデザインを選択するかでしょう。
同じBAフィールドチェアとは言え、フレームの素材や座面カラーで雰囲気が全く違ってきます。
欲しい脳になっていると冷静ではいられませんが、ここは極めて冷静に選択したいですよね。
BA(BRITISH ARMY)FIELD CHAIRのスペック情報
フレーム | アルミ/ヒンジ |
ボルト類 | ステンレス、スチール |
座面 | ポリ帆布(OD、SV) / コーデュラ(COYOTE) |
COLOR | 3色(シルバー、OD、COYOTE) |
SIZE | 縦横奥行:約74×42×57cm(展開時) 縦横厚み:約 直径14×58cm(収納時) |
重さ | 約 2.4kg |
座面高 | 約 36cm |
BD LOWER CHAIR(BDローチェア)
BDローチェアは、バリスティックスがバックドロップレザーに製作を依頼して出来上がったスペシャルコラボバージョンのローチェアになります。
バックドロップレザーとは、世界中のバイカーやカスタムビルダーからオーダーを受けるカスタムバイクシート職人がハンドメイドで作るレザーブランドです。
バックドロップレザーと言えば立体感のあるダイヤモンドキルトパターンが有名ですが、もちろん、BDローチェアにもダイヤモンドキルトパターンが惜しみなく施してあります。
上質な本革素材を使用していることと相まって、立体感のあるダイヤモンドキルトパターンが輝かんばかりに美しさを放っていますよね。
腰かけた時の満足感はもちろんですが、自分のサイトにBDローチェアの存在があるということの所有感まで満たしてくれるでしょう。
裏面には全て極厚のコットンキャンバスが裏打ちされており、強力な伸び止めになっています。
さらには、背中の背面裏にはポケットがあり機能性まで考えられているのです。
しかし、ここで普通のポケットではないところがバリスティックスとバックドロップレザーの拘りで、なんと贅沢にも1枚革でポケットが作られているのです。
座った人からは見えない部分ではありますが、BDローチェアの全体的なバランスと価値観を上げるためには必須だったのかもしれません。
アームレストには、コラボロゴを印刷した特別なサインが刻印されています。
座った時に目につく部分でもあるので、キャンプ中は所有感と共にニヤニヤが止まらないかもしれません。
これこそ、贅沢に使いつつも他の誰にも座らせたくないチェアですよね。
BD LOWER CHAIR(BDローチェア)のスペック情報
シート | 牛革 |
フレーム | アルミパイプ |
アームレスト | マホガニー |
COLOR | シルバーフレーム × BLACKレザー |
SIZE | 縦横奥行:約79×56×65cm(展開時)
縦横厚み:約85×56×13.5cm (収納時) |
重さ | 約 3.4kg |
SHELCON LEG(シェルコンレッグ)
スノーピークのシェルフコンテナ50、25用のシェルコンレッグになります。
キャンプ場でシェルフコンテナを使用する場合、直置きだと腰を曲げて作業する必要があるので面倒だと感じることがあります。そういった高さを出したいときに重宝するギアです。
また、決して安くないシェルフコンテナなので、汚れるのが嫌で小テーブルなどに置いているキャンパーさんも見かけます。
そんな時に、シェルコンレッグはいかがでしょう。
パーツをシェルフコンテナに接合することで、脚を広げた状態でノーマルよりも約10cm高くなるのでアプローチしやすくなると思います。
さらに、天板を載せればテーブルとしての活用も出来て機能性がアップしますよ。
また、脚パイプを折りたたむとマグネットでしっかりと底面に固定されるので、パーツを装着したままでスタッキングも可能になっています。
キャンプでは、状況に応じて変化できるギアと言うのは貴重です。
シェルコンレッグなら、みなさんのキャンプライフの良き相棒になってくれるでしょう。
SHELCON LEG(シェルコンレッグ)のスペック情報
接合パーツ | ナイロン樹脂 |
フレーム | アルミパイプ |
COLOR | COYOTE、OD、BK |
SIZE | 50用、25用 |
SHELCON GRIP(シリコングリップ)
こちらはスノーピークのシェルフコンテナ50、25用のシリコングリップ。
シェルフコンテナ自体はカッコイイのですが、ユーザーも多くなりキャンプ場でもカブル率が多くなりました。
個性を出したいと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そんな時に、シリコングリップに変えることで独自性をアピールしませんか。
元の木製グリップを外す際にはグラインダー等の工具が必要ですが、女性でも簡単に扱える作業になりますのでチャレンジもしやすいでしょう。
旦那様やパートナーが帰宅する前に早速チェンジして、驚かせてみませんか。
SHELCON GRIP(シリコングリップ)のスペック情報
樹脂パーツ | ナイロン |
インサート | 真鍮 |
ボルト | ステンレス、スチール |
COLOR | COYOTE:OD:BK |
RAID AXE(レイドアックス)
レイドアックスは、焚き付け用の手斧作成時にハンドリングを担ったNERUDESIGNWORKSの協力を得て、新型を斧刃からデザインし鍛造製作することで完成した斧になります。
薪割りが出来る中型サイズになり、ヘッド重量が1kgというシャープさを強調したデザインになっています。
それに合わせたハンドルは、ヘッドのシャープさを生かしつつ、そのまま流れるようなS字曲線と力強さを持ち合わせた骨太のデザインになっており、全体的に見てもオシャレですよね。
ヘッドの中間位置の突起は、握る際の指掛かりとスライドストッパーを併せ持った、ナイフ用語でいうフインガーグルーブという切削加エしたハンドルになっています。
柄の素材は、ホンジュラスマホガニーとUSAヒッコリーの2種類がラインナップされています。
マホガニーには、数あるガンメーカーの中でも有数の加工技術や独自の拘りに定評があるガンマイスター「CAW(CRAFTAPPLEWORKS)」の協力のもと、定番のチェッカリング加工やレーザー刻印がされ強力な滑り止めを兼ねた装飾となっています。
ヒッコリーは油分が少なくレーザーを打っても掘り込み部分に濃淡が少ない事を踏まえ、シルクスクリーンでのプリントになっています。
3色ある専用のカバーも付属していますが、お好みのカラーを選ぶ事はできませんので箱を開けてからのお楽しみにしましょう。
RAID AXE(レイドアックス)のスペック情報
斧刃 | 鋼 |
カバー | コーデュラナイロン |
COLOR | ヒッコリー、マホガニー |
SIZE | 全長:約 49.5cm 刃渡り:約 11.5cm |
全体重量 | 約 1300g |
斧刃部分 | 約 990g |
STADS CUP(スタッズカップ)
一度見たら忘れない。
近づくなと言わんばかりのスタッズだらけのカップが、バリスティックスのスタッズカップです。
明らかに時間と技術を要しそうなデザインですが、ダメもとで相談された中村漆器産業さんが苦労の末に量産品として世に出すことが出来たカップになります。
素材にホンジュラスマホガニーが使用され、仕上げ加工としてウレタン塗装と拭き漆の2種類をお選びいただけます。
ウレタン塗装はマホガニー本来の色や質感を感じる事が出来て、拭き漆は経年による色艶の変化を楽しむことが出来るでしょう。
STADS CUP(スタッズカップ)のスペック情報
素材 | ホンジュラス産マホガニー |
収納袋 | コットン100% |
COLOR | ウレタン仕上、拭き漆仕上 |
SIZE | w81×h90mm |
重さ | 約87g |
SBS RAIL(エスビーエス レール)
SBSレールは、バリスティックスのギアであるSBSKITに追加装着することで、シェラカップや小物類をデッキ下にぶら下げる事が出来るようになるオプションパーツになります。
SBS KITとは?
SBS KITとは”SKATE BOARD STOOL KIT”の頭文字から取った専用のパーツセットとなります。
セット内容は、「本体ブロック(マグネット入り)× 2個」「レッグホルダープレート × 2枚」「レッグパイプ(マグネット入り)× 4本」「専用皿ネジ × 10本(予備2本を含む)」となりお手持ちのスケートボードデッキの規定ピッチの4つの穴に取り付けて使用します。
取り付けは、付属のねじでお好みの位置にレールを固定するだけで完了です。
とっても簡単な作業で機能性を高められるでしょう。
こちらが、取り付けた画像になります。
あれ!?
これって、SBSKITに限らず、みなさんがお持ちの木製ファニチャーにも活用できそうですよね。
お持ちの木製ファニチャーとレール、想像するとワクワク感が止まらなくなりそうです。
また、レールエンドの穴にパラコードなどを通して先端を結ぶ事によって、何処にでもぶら下げられるようになるので収納性やディスプレイ性が向上します。
キャンプ場では機能的に、日常ではお部屋やガレージにディスプレイとしてエッセンスをもたらせてくれるSBSレールなのです。
SBS RAIL(エスビーエス レール)のスペック情報
本体 | ABS樹脂 |
ネジ | スチール |
COLOR | BLACK |
SIZE | 27×380×10mm |
重さ | 1本 48.5g |
ミリタリーと男前キャンプが同時に叶うBallisticsから目が離せない!
バリスティックスというアウトドアブランド、いかがでしたか。
新しいギアに限らず、多様な業種とのコラボで既存のギアの機能性を高めたり、リプロダクト商品で私達に古き良きギアを再発見させてくれたりと、常にワクワク感が止まらないギアばかりでしたよね。
初めは1個から集め始めたバリスティックスのギアも、気が付いたら数がドンドン増えてしまいそうな「沼」の予感がします。