毛布の中に入った発熱体や電熱線が、身体をあたためてくれる電気毛布。ホットカーペットよりも消費電力が小さく、コンパクトにまとまるので、キャンプにぴったりのアイテムです。
しかし、いざ選ぶとなるとたくさん種類があってどれにすればよいか迷ってしましますよね。
そこで今回は、2021年の秋キャンプにおすすめの電気毛布を7つ紹介します!
ひざ掛けサイズからファミリーで使えるサイズまで、様々なアイテムをピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
当記事のコンテンツ
電気毛布の選び方
電源の種類で選ぶ
秋キャンプ用の電気毛布を探すときは、まず電源の種類から確認しましょう。電気毛布の電源は、主にUSBタイプとAC電源(コンセント)タイプの2種類です。
電源サイトを使う場合や大容量のポータブル電源を持っている場合には、USBタイプよりもあたたかく機能性も高いAC電源タイプがおすすめです。
一方でUSBタイプは、モバイルバッテリーと組み合わせることでコードレスのような使い方ができ、消費電力も小さいという魅力があります。
好みの使い方にあわせてどちらの電源にするか選ぶと良いでしょう。
消費電力(ワット数)で選ぶ
電気毛布を使う際にモバイルバッテリーやポータブル電源などを使う場合は、消費電力についてもチェックしておきましょう。
電気毛布の消費電力は5~80Wほどと様々。消費電力が大きくなるほどあたたかさも増しますが、その分使える時間も短くなっていきます。
たとえば、50Wの電気毛布の毛布を700Whのポータブル電源で使用した場合、700(Wh)÷50(W)=14(h)となり、電気毛布だけでも最大で14時間しか使用できません。しかも、この数字は計算上のものなので実際にはさらに短くなります。
電源サイトなら問題はありませんが、ファミリーキャンプなどの場合はいくつも同時に使用する可能性も考え、消費電力が小さめのものを選ぶのも良いかもしれません。
大きさで選ぶ
電気毛布には、ひざ掛けサイズから敷毛布サイズまで幅広いラインナップがあります。外でも使いたいのか、寝る時だけ使うのかを考えて選びましょう。一度に何人と使うのかによってもサイズが変わってきます。
また収納時の大きさについても確認が必要です。大きいものは使いやすいですが、その分トランク内では場所も取ります。持ち運ぶ際のスペースなども考えて選んでみてくださいね。
丸洗いできるかも確認
電気毛布を選ぶ際には、丸洗いできるタイプかも確認しましょう。
秋冬に使うとはいっても、汗や汚れは付くものです。清潔に使うためには、洗えるものを選ぶようにしましょう。
手洗いのものが多いですが、洗濯機が使えるとお手入れが簡単になりますよ。
秋キャンプにおすすめの電気毛布3選「USBタイプ」
【山善】USBポンチョひざ掛け
山善(YAMAZEN)のポンチョひざ掛けは、生地がやわらかく、サイズも大きめなのが魅力です。
USBに対応していて、モバイルバッテリーを入れるポケットも付いているので、コードレスで使用できます。
3段階で温度の調節もできるので、寒さにあわせて快適な温度が選べますよ。手洗いであれば丸洗いも可能です。
電源 | USB給電 |
消費電力 | 5W |
サイズ | 130×80cm |
丸洗い | 〇(手洗い) |
購入者レビュー
生地が柔らかくとてもよかったです。冷えた日に使用しましたがとても暖かく感じました。
【ロゴス】ヒートユニット・アンダーシュラフマット
ロゴス(LOGOS)のヒートユニット・アンダーシュラフマットは、名前の通りシュラフ(寝袋)などの下に敷いて使用する電気毛布です。もちろん、ブランケットとしても使用できますよ。
裏面が防水になっているので、濡れてしまいそうな場所でも安心して使えるのが魅力です。
アウトドアブランドならではですが、持ち運び用のケースも付いているので、まさに秋キャンプに適した電気毛布といえるでしょう。
電源 | USB給電 |
消費電力 | – |
サイズ | 118×72cm |
丸洗い | 〇 |
購入者レビュー
車の中で使用しています。電源をUSBからとれるのは便利だと感じました。ただ、防水加工になった裏面が滑ります。
【エレコム】ECLEAR warm USBブランケット
エレコム(ELECOM)のECLEAR warm USBブランケットは、A4サイズに小さくまとめられるのが魅力です。
最大約42℃の電熱ヒーターが搭載されています。
ヒーター部分は取り外せるので、普通のブランケットとしても使えるのが嬉しいポイントです。小物が入るポケットや、ポンチョのように使えるボタンも付いています。
電源 | USB給電 |
消費電力 | 5W |
サイズ | 88×61cm |
丸洗い | 〇 |
購入者レビュー
1時間で自動的にタイマーが切れるのが便利です。肌寒い時期にはちょうど良いあたたかさだと思います。ただ、ヒーターの位置がよくズレてしまうのでその点だけ残念でした。
秋キャンプにおすすめの電気毛布4選「AC電源タイプ」
【ニトリ】電気敷毛布
最初に紹介するのは、家具で知られるニトリの電気敷毛布です。名前の通り布団、キャンプではシュラフの下に敷いて使用します。
温度設定は弱から強までのフェーダー式なので、好みのあたたかさに調節が可能です。
表の生地に「吸湿発熱」という機能があるのも魅力。他にもダニ退治機能が付いていたり、手洗いができたりと、普段使いにもおすすめの電気毛布です。
電源 | AC電源 |
消費電力 | – |
サイズ | 140×80cm |
丸洗い | 〇 |
購入者レビュー
ホットカーペットほどではありませんが、時間が経つとじんわりとあたたかくなってきます。寝る時には丁度良いあたたかさです。
【SUGIYAMA】電気敷毛布
続いて紹介するSUGIYAMA(椙山紡織)の電気敷毛布は、アマゾンでも4000を超えるレビューが付く人気のアイテムです。
フェーダー式の温度コントローラーにはバックライトが付いているため、暗い中でも操作が可能。さらに、室温の変化を感知して快適温度を保ってくれます。
さらに、洗濯機を使っての洗濯も可能で、ダニ退治機能も付いています。電源サイトに泊まる機会が多いなら、まず1つ持っていてれば間違いないでしょう。
ちなみに私も、この電気敷毛布を使用しています!
電源 | AC電源 |
消費電力 | 55W |
サイズ | 140×80cm |
丸洗い | 〇(手洗い) |
購入者レビュー
薄すぎて不安でしたが、とっても暖かいです。室温センサーが付いているのも嬉しいポイントで、この電気毛布を使い始めてから、寒さで夜中に目を覚ますことがなくなりました。
【パナソニック】電気しき毛布
パナソニック(Panasonic)の電気しき毛布は、室温が5度下がると設定温度から約1度上がる、室温センサーを搭載しているのが魅力です。
足元がよりあたたかく感じるよう、足側に配線が多く集まっています。
暗闇でも光る温度調節ダイヤルでは8段階で温度の設定が可能です。丸洗い、ダニ対策、抗菌防臭加工など機能面も優れていますよ。
電源 | AC電源 |
消費電力 | 54W |
サイズ | 140×80cm |
丸洗い | 〇 |
購入者レビュー
足元の方がさらにあたたかくなるという機能がよかったです。エアコンなどをつけて寝るよりも快適で、電気代も安く済みそうなので満足しています。もう手放せません。
【アイリスオーヤマ】電気かけしき毛布
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)の電気かけしき毛布は、名前の通り掛けても敷いても使えるのが魅力です。
フランネルという柔らかくてふかふかな素材を使用しているので、肌触りも良く、本当の意味で「毛布」として使えます。
温度の調節はフェーダー式なので、好みの温度に設定できますよ。消費電力が75Wとやや大きめなので、電源サイト向きです。
今回紹介した電気毛布の中で一番大きいので、ファミリーキャンプにもおすすめです!
電源 | AC電源 |
消費電力 | 75W |
サイズ | 188×130cm |
丸洗い | 〇 |
購入者レビュー
見た目が普通の毛布っぽいので使いやすいです。肌触りも良いので満足しています。
電気毛布で秋キャンプを快適に過ごそう!
今回は、秋キャンプにおすすめの電気毛布を7つ紹介しました。
秋は、キャンプがしやすい季節ですが、朝晩の寒暖差が大きく、防寒対策が難しくなります。
電気毛布を1つ持っていれば、万が一の時もあたたかく過ごせるので安心です。
気になるアイテムがあったらぜひ、チェックしてみてくださいね♪