キャンプでの暖房器具の中でトップクラスの暖かさを誇るホットカーペット。
以前秋キャンプに訪れた際「冬と変わらないほど寒くて眠れない…」となった方もいるのではないでしょうか。
石油ストーブだけでは寒い!という方は、ホットカーペットを追加すると格段の暖かさを手に入れられます。
グランピング施設では、安全面から石油ストーブや薪ストーブをテント内で使わないところがほとんどですが、その代わりにホットカーペットが用意されているくらい、安全に使える優秀な道具と言えます。
そこで今回は秋キャンプにおすすめのホットカーペットを厳選して6つご紹介します。
キャンプ場でのホットカーペットの敷き方
ホットカーペットを使うには、電源が必要です。
キャンプ場のAC電源付きサイトを利用するか、ポータブル電源を持っていきましょう。
「頻繁にキャンプに行くからできれば安い電源なしサイトがいい」という方はポータブル電源をおすすめします。
ポータブル電源を使えば、キャンプ場のAC電源付きサイトでなくとも暖房器具を使えますよ!
そして、肝心なのがホットカーペットの敷き方。
敷き方の順番を間違えると、熱を逃がしてしまう構造になってしまいます。
- STEP11番下にグランドシートを敷く
- STEP22番目にテントを張る
- STEP33番目にインナーマットを敷く
- STEP44番目にホットカーペットを敷く
- STEP5最後にホットカーペットのカバーやラグを敷く
という順番で敷くようにしましょう。
あなたに合ったホットカーペットの選び方
選び方①サイズ
ご自身のテントに合ったサイズのホットカーペットを選ぶことが肝心です。
とはいっても、どれくらいのサイズが自分たちのテントに適しているのか、なかなかイメージしにくいですよね。
参考までにですが、ソロや2人でキャンプをしている場合は2畳のホットカーペット。家族4人でキャンプをしているのなら3畳のホットカーペットで十分です。
ただ、テントのサイズもあると思いますので、購入前にホットカーペットのサイズとテントの床面のサイズを比較することをおすすめします。
選び方②コンパクトに折りたたみできるもの
キャンプでは、できるだけ荷物を軽くしたいですよね!
コンパクトに折りたたみできるホットカーペットもあるので、ぜひそちらを選びましょう。
かさばらないので、なにかと荷物の増える秋・冬キャンプでは折りたたみ可能なホットカーペット一択です。
選び方③機能性
ホットカーペットをキャンプで使うなら機能性も重要です。
丸洗い可能か、表面温度はどれくらいなのか、ダニ退治機能があるのか、温度センサーがあるのかどうかなどをチェックしておきましょう。
屋外で使用するため、とくに「丸洗い」と「ダニ退治」機能のホットカーペットがおすすめです。
山奥にキャンプに行くと、どうしても汚れてしまいますし、ダニも入ってきます。快適に過ごすためにも、この2点はぜひともおさえておきたいところ。
秋キャンプでおすすめのホットカーペット6選
秋キャンプでおすすめのホットカーペット①【山善】洗えるどこでもカーペット
ホットカーペットの中でも高い人気を誇る、洗えるどこでもカーペット。
人気の理由はその高い機能性です。
8時間経過すると自動で電源がオフになる安心機能に加え、ダニ退治機能もあります。そして、当然のように丸洗いまで可能。
もちろん質感も素晴らしく、中綿を従来の2倍にしていることによって、ふわふわな感覚を味わえます。
就寝時でも、体の痛みに悩まされる心配がなくなりますよ!
【山善】洗えるどこでもカーペットの詳細
サイズ | 80cm×180cm |
重量 | 約1.7kg |
機能 | 温度調整可能 丸洗い可能 滑り止め可能 |
消費電力(h) | 約27wh 約46wh 約70wh |
表面温度 | 弱:約26度 中:約34度 強:約42度 |
【山善】洗えるどこでもカーペットのレビュー
どうせあんまり暖かくならないだろうと思ってたんですが普通のホットカーペットとなんら変わらずに暖かいです! 後丸洗いできるのが最高です。 もう一台買うか検討中です!
秋キャンプでおすすめのホットカーペット②【アイリスオーヤマ】 ホットカーペット
アイリスオーヤマから発売されている電気ホットカーペット。
コスパが高く6,000円~購入できるにもかかわらず、タイマーで電源を切ってくれたり、連続通電していたら自動で電源を切ってくれたりと安全面の機能が充実しています。
温度を強にすれば、しっかりと暖かさを感じられるので、晩秋のキャンプでも十分に使えます。
【アイリスオーヤマ】ホットカーペット(1畳サイズ)の詳細
サイズ | 88㎝×176cm |
重量 | 1.5kg |
機能 | 温度調整可能 自動切タイマー付き(1.5畳・2畳・3畳用のみ) 連続通電防止機能付き(1.5畳・2畳・3畳用のみ) |
消費電力 | 中/約97.0Wh・強/約134.7Wh |
表面温度 | 中/約35℃・強/約45℃ |
【アイリスオーヤマ】ホットカーペットのレビュー
秋キャンプでおすすめのホットカーペット③【広電】 小さくたためるホットカーペット
広電から発売されている、小さくたためるホットカーペット。
このホットカーペットの最大の特徴はなんといっても耐久性です。
折りたたみに強い構造で、コンパクトに収納できます。
省エネモードがあったり、ダニ退治機能がついていたり、温める面を切り替えたり、機能も充実しております。
【広電】小さくたためるホットカーペットの詳細
サイズ | 本体サイズ:縦176cm×横176cm カバーサイズ:縦180cm×横180cm |
重量 | 3.4㎏ |
機能 | 省エネモード ダニクリーン 暖房面切り替え |
消費電力 | 480w |
表面温度 | 表面温度:強…約45℃、中…約38℃ |
【広電】小さくたためるホットカーペットのレビュー
暖かさはしっかりしていて弱でも十分に暖かさを感じられます。生地も0.4cmと分厚いので、通電なしでもそれなりに冷気を遮断してくれます。消臭機能付きなのも地味に嬉しいです。
秋キャンプでおすすめのホットカーペット④【パナソニック】ホットカーペット
パナソニックから発売されているホットカーペット。
カバーがセットになっているのでこれひとつを購入すればすべて揃います。
省エネ機能があるので、サイトの許容電気量を超す心配が少ないのが嬉しいですね。
また、タイマーで細かく電源を切れるので寝るときも安心です。
【パナソニック】ホットカーペットの詳細
サイズ | 約241×190×1cm |
重量 | 約5.9kg |
機能 | 切り忘れ防止 2H.4H切れタイマー 室温センサー ダニ対策 省エネ |
消費電力 | 700w |
表面温度 | 中:37度 強:45度 |
【パナソニック】ホットカーペットのレビュー
コントローラ部分大きめで使いやすく8時間継続使用すると自動で電源が切れるのも気に行ってます。カバーの柄も実物は落ち着きのある色柄で満足です。1畳用のほうが毎日お掃除もしやすく楽です。以前使用してた3畳用のホットカーペットはもう出番が無くなりました。
秋キャンプでおすすめのホットカーペット⑤【山善】空気をきれいにするホットカーペット
「ダニ退治機能」「切り忘れタイマー」「コンパクトに折りたためる」などとにかく機能的なのが特徴。
サイズも1畳から3畳まで幅広く選べるので、キャンプに行く人数に適したサイズを選択できます。
温かさも最大にすると冬キャンプでも使えるほどしっかりしていますので、冬キャンプを考えているという方にもおすすめできます。
また、消臭機能が付いているのも地味に嬉しい点ですね。
【山善】空気をきれいにするホットカーペット(2畳)の詳細
サイズ | タテ176×ヨコ176cm |
重量 | 2.8kg |
機能 | 温度調節目盛:弱・中・強3段階 切り忘れタイマー:6時間 ダニ退治 暖房面切替 安全装置:温度ヒューズ 消臭機能 |
消費電力 | 520W |
表面温度 | 表面温度(目安):目盛3=約36度/目盛5=45度 |
【山善】空気をきれいにするホットカーペットのレビュー
空気をキレイにするという点は、いまいち実感できないです。
その他の機能は全く問題なく、暖かさもバッチリ。
ただ、クッション性は全くないので、カーペット本体と同じ大きさの厚手の銀マットを下に敷くのがオススメです。
秋キャンプでおすすめのホットカーペット⑥【Mofua(モフア)】ホットカーペット
肌触りのいいモフモフ感と温かさにこだわっている「Mofua」が発売しているホットカーペット。
特徴はコスパの良さです。
切り忘れ防止タイマー、ダニクリーン、コンパクト収納と多機能ながら、リーズナブルな価格設定がうれしい!
温度調節や暖房面の切替など、コントローラーでの操作も簡単ですよ。
【Mofua(モフア)】ホットカーペット(2畳)の詳細
サイズ | タテ168×ヨコ168cm |
重量 | 2.3kg |
機能 | 温度調節:弱・中・強3段階 切り忘れタイマー:8時間 ダニクリーン 暖房面切替 安全な「S-JET認証」製品 |
消費電力 | 400W |
表面温度 | 中=約36度/強=45度 |
【Mofua(モフア)】ホットカーペットのレビュー
温度調節は細かくはできませんが、コスパはとても良いと思います。
我が家はマンションの一階で日当たりも悪く、冬は本当に寒くて購入しました。温度調節もちゃんとしていて今は弱でも途中で暑くなるくらいです。(真冬なら丁度いいかな?)タイマーもあるので安心です。
まとめ
今回は秋キャンプにおすすめのホットカーペットをご紹介しましたが、いかがでしたか?
秋キャンプは10月の中頃からにかけて非常に寒くなってきます。特に標高の高いキャンプ場へ訪れる場合ですと、冬と変わらないほど寒いことも珍しくありません。
ただ、そんなときに活躍するのがホットカーペット。暖房器具の中でも最強なので、ぜひ秋キャンプには持っていくことをおすすめします!