コロナ禍の中、キャンプ場に行かなくても自宅でアウトドア気分が味わえる楽しさを体験した方が一気に増えました。
いつもの日常の中にアウトドアを取り入れる事で、ライフスタイルの質がグンと上がったのです。
そんな中で、季節は秋になり2021年も終わりを迎えようとしています。
秋の夕暮れ、薄暗くなった室内にお気に入りのランタンを灯せば、お部屋の雰囲気もグッとオシャレに変身するでしょう。
そこで、室内用ランタンを選ぶ基準とオススメのランタンをご紹介しますね。
当記事のコンテンツ
室内用ランタンを選ぶ基準
安全性が高い
室内での使用を考えると、火を使わず消し忘れても安心なのはLEDランタンでしょう。
ボタン1つで灯せるので操作が分かりやすく、初心者の方はもちろん1台目として選ぶのであればLEDランタンはオススメです。
数年前までのLEDランタンは、むやみやたらに明るく雰囲気は二の次でしたが、ここ数年のLEDランタンのオシャレさには目を見張るものがあります。
明るさの調整やユラユラと揺らぐ火を表現出来たり、雰囲気作りまで担ってくれるのです。
また、天候に左右されやすいのが難点ですがソーラーランタンもオススメです。
日常使いだけでなく、電源無しでも使用できるソーラーランタンは災害が多くなった近年においてはマストな備蓄用品とも言えます。
商品によっては、スペックの進化と共に評価が高いソーラーランタンが発売されており、商品によって性能の差が大きいので、購入時には口コミをしっかりと確認しましょう。
注意点として、充電されていないと直ぐに使用できないリスクがあるので、日頃から充電のことを気にしておく必要はあります。
逆に、燃焼系ランタンは室内用ランタンとしては不向き、または注意が必要です。
直接的な燃焼で明かりを灯すので、扱いを間違えると火災の原因になってしまいますよね。
室内で使用するランタンであれば、安全性はマストな基準です。
室内ではなくベランダやデッキなどであれば、オイルランタンやガスランタンの使用は可能です。
ただし、燃料と直接的な火を扱っているという意識と、細心の注意を払いながらという条件付きとなってきます。
やはり、オススメの室内用ランタンとしては、LEDランタンに軍配があがりそうです。
見た目が大事
室内でランタンを使用する時って、どんな時でしょう?
暗くて不便だからとにかく灯りが欲しいと言うより、雰囲気作りがメインではないでしょうか。
そのランタンが灯るだけで、室内がグッとオシャレになるようなイメージです。
そんな影響力が大きいランタンであれば、ONOFFに限らず24時間の見た目も大切です。
自分の好みも大切ですが、SNSなどでオシャレなキャンパーさんがどんなランタンを愛用しているのかチェックしてみるのも良いでしょう。
アウトドアブームでキャンプギアの進化は1年単位で急成長しています。
新しい情報を敏感にキャッチすることが大切です。
値が張っても1つに絞る!
比較的安価なランタンを室内のあちこちに置いて、ランタンの灯りだけで過ごすのもありです。
しかし、今回はあえて、オシャレさと機能性のある良いモノを1つ選択することをオススメします。
1つに絞ることで管理が楽になり、初心者にありがちな数が多いことによる統一性がなくなるデメリットを避けられるからです。
また、1つに絞れば予算的にも少し頑張れそうですよね。
ちょっと良いモノであれば、OFF時に目を向けた時にでも所有感が満たされます。
さらに、ランタンのスイッチをONにした瞬間に優しい灯りが広がりグッとオシャレ感が上がった光景は、自分の日常生活している空間ではないような錯覚さえ覚えます。
みなさんの、とっておきのランタンを見つけましょう!
オススメの室内用ランタン
【BAREBONES】グローブライト
BAREBONES(ベアボーンズ)と言えば、画像のような「これ、BAREBONESのランタンだね!」と分かる特徴的なデザインで有名ですよね。
そこで今回は、ちょっと変わりネタをご紹介します。
充電式でコンパクト、水にも浮遊できる軽量LEDライトとして販売されているのが、BAREBONESのグローブライトになります。
正式にはライトという表記ですが、BAREBONESの公式サイトにも「キャンプ用ランタン」という表現もあるので、グローブライトはランタンというカテゴリーとしてお話しさせてください。
グローブランタンの大きな特徴は、付いている脚が状況に応じて変幻自在するということです。
1つの脚を利用して掛けられますが、キャンプ場などで風が気になれば2本の脚を使用するのも良いでしょう。
ベランダやデッキなどでの利用で落下防止を考えると2本であれば安心ですね。
また、そのまま持ち運ぶための持ち手にもなります。
さらに、屋内屋外問わずテーブルランタンとして使用可能です。
就寝前の読書タイムなどに、いかがでしょう。
シンプル設計の暖かい灯りは、お部屋のインテリアを一切邪魔せずスンナリと馴染んでくれるはずですよ。
サイズ | H20.32×W13.97×D20.32cm |
明るさ | ルーメンHigh:180 ルーメンLow:18 |
ランタイム | High:2~3時間 Low:25~30時間 |
蓄電方式 | USB蓄電 |
電源 | 特記なし |
充電時間 | 3~4時間 |
重量 | 272g |
その他 | 防水性:IPX7 (レッグ閉脚時) |
公式サイト | グローブライト – Barebones Living – ベアボーンズ・リビング・オフィシャルサイト |
【LOGOS】Bamboo ゆらめき・コテージランタン
2021年のLOGOSは、本気でバズるランタンを世の中に送り出しています。
初めに紹介するのが、BAREBONESをちょっと意識しつつ、天然素材の竹を使用したクラシカルモダンなLEDランタンである、Bamboo ゆらめき・コテージランタンです。
手触りが良く、見た目もナチュラルなので室内でもインテリアの一部として溶け込むでしょう。
Bamboo ゆらめき・コテージランタンは、暖色の優しい灯りを放ってくれます。
炎のゆらめきをイメージした「ゆらめきモード」なども搭載され、シーンに合わせて切り替えが可能になっているので変化も楽しめます。
また、ボタンを廻せば無段階で調光することが出来るので、好みの明るさに出来ます。
リラックスしたい時は、ゆらめきモードにセットしましょう。
ロウソクのようにゆらめく灯りでグッと盛り上がること間違いなしです。
また、Bamboo ゆらめき・コテージランタンは乾電池不要の蓄電式になります。
さらに、パワーバンク機能があるのでスマートフォンなら約2台を充電することも可能です。
災害時などに唯一の連絡ツールとなりうるスマートフォンを生かすためにも、安心で頼りになる有難い機能と言えます。
Bamboo ゆらめき・コテージランタンは、暖色ライト効果で空間を包み込むように照らし、温もりのあるロマンチックな夜を演出してくれるでしょう。
サイズ | 直径12.5×高さ25.5cm |
明るさ | 188ルーメン |
ランタイム | 強/10時間、弱/600時間 |
蓄電方式 | USB蓄電 |
電源 | リチウムイオン蓄電池 |
充電時間 | 12時間 |
重量 | 890g |
その他 | 点灯モード:ロータリー式無段階調光 + ゆらめきモード、防水性能:IPX4 |
公式サイト | Bamboo ゆらめき・コテージランタン|ギア|野電|ライト|製品情報|ロゴスショップ公式オンライン (logos.ne.jp) |
【LOGOS】Bamboo ゆらめき・モダーンランタン
Bamboo ゆらめき・モダーンランタンは、前述のBamboo ゆらめき・コテージランタンと性能は同じでありながらデザインを北欧系に寄せてきたLEDランタンです。
北欧ブームが定着し一定のファンがいる中、北欧好きでなくても、スチール製のグレイッシュトーンカラーから溢れだすオシャレ感にノックアウトされそうですよね。
これはもう、勢いで購入しても後悔することはないでしょう。
アンティーク風なBamboo ゆらめき・モダーンランタンを自宅にさり気なく置く場合には、周囲をスッキリさせることで際立つはずです。
きっと、それだけでインテリア上級者になれるでしょう。
Bamboo ゆらめき・モダーンランタンは、キャンパーでなくてもランタンとして使用しなくても、置いておきたいオシャレなLEDランタンなのです。
サイズ | 幅20×奥行15×高さ33.5cm |
明るさ | 293ルーメン |
ランタイム | 強/7.5時間、弱/500時間 |
蓄電方式 | USB蓄電 |
電源 | リチウムイオン蓄電池 |
充電時間 | 8時間 |
重量 | 900g |
その他 | 点灯モード:ロータリー式無段階調光 + ゆらめきモード |
公式サイト | Bamboo ゆらめき・モダーンランタン|ギア|野電|ライト|製品情報|ロゴスショップ公式オンライン (logos.ne.jp) |
【LOGOS】Bamboo ゆらめき・かぐやランタン
Bamboo ゆらめき シリーズの最後のご紹介になる、Bamboo ゆらめき・かぐやランタン。
本体のほとんどの部分に天然の竹素材を使用したLEDランタンになるので、室内で使用するランタンとしては向いているかもしれません。
竹の香りと手触りを楽しめるアナログな外観でありながら、Bamboo ゆらめき シリーズということで見た目からは想像できないハイスペックな機能を備えています。
ロウソクのようにゆらめくモードや、USB充電式。
パワーバンク機能装備においては、前述した2つよりも1つ多い、スマートフォン約3台分の充電が可能となっているのです。
また、天然の竹素材がLEDを囲むようなデザインになっていることで、点灯した時にやんわりと優しい灯りを実現しています。
灯の優しいゆらめきを再現した「ゆらめきモード」に切り替えれば、室内にいながら安全に夜の落ち着いた雰囲気を楽しむことも出来ます。
Bamboo ゆらめきシリーズ、性能はほぼ同じでデザインの違いだけです。
どちらも素敵過ぎて、悩みの沼にハマってしまいそうですね。
サイズ | 幅16.8×奥行12×高さ32cm |
明るさ | 294ルーメン |
ランタイム | 強/12時間、弱/1000時間 |
蓄電方式 | USB蓄電 |
電源 | リチウムイオン蓄電池 |
充電時間 | 14時間 |
重量 | 825g |
その他 | 点灯モード:ロータリー式無段階調光 + ゆらめきモード |
公式サイト | Bamboo ゆらめき・かぐやランタン|ギア|野電|ライト|製品情報|ロゴスショップ公式オンライン (logos.ne.jp) |
【LOGOS】蓄電・リモコンブロックライト-BA
パッと見たら、ソーラー充電式かな?と思ってしまう、ブロック型の蓄電・リモコンブロックライト-BA。
可愛らしい手の平サイズが、私達の心をくすぐります。
蓄電式のリモコンブロックライトは3個セットになり、置いて並べる、積み上げる、手で持つなど応用が広がる面白い使い方が出来ます。
単体ライトを部屋のあちらこちらに置くのも、オシャレですよね。
炎のゆらめきをイメージした「ゆらめきモード」をONにすれば、室内の雰囲気は更に一変するでしょう。
また、買い足してブロックのように組み合わせれば大きな照明としても使え、ダイナミックに組み合わせることも可能です。
室内やキャンプ場で、小さなお子様に遊び感覚でディスプレイさせてみるのも良いですよね。
また、Bamboo ゆらめきシリーズと同様、付属のUSBケーブルを使えば3個同時に充電を行うことが出来ます。
乾電池が不要な上に、軽量化が図られているので軽くて持ちやすいのもポイントです。
特徴的なのは、リモコンが付属していることで一斉ONOFFが可能です。
一斉にONOFFが出来るのは、数が増えれば更に有り難い機能です。
また、コンパクトながらも美しく光る白色ライト、温もりのある暖色ライト、ゆらめきモードの3段階があるので、シーンによって使い分ければ温もりのあるロマンチックな夜を演出してくれるはずです。
サイズ | 幅8×奥行8×高さ8cm(1pcs) |
明るさ | 白色/96ルーメン×3pcs |
ランタイム | 強/16時間、弱/38時間 |
蓄電方式 | USB蓄電 |
電源 | リチウムイオンポリマー電池 |
充電時間 | 5~10時間(複数同時蓄電は長時間を要します) |
重量 | 550g |
その他 | 点灯モード:白色(強)/白色(弱)/ゆらめき |
公式サイト | 蓄電・リモコンブロックライト-BA(3pcs)|ギア|野電|ライト|製品情報|ロゴスショップ公式オンライン (logos.ne.jp) |
【BALMUDA】BALMUDA The Lantern
「あぁ・・・ステキ♪」
BALMUDA The Lanternを見て、そんな気持ちになった方が多いのではないでしょうか。
たたずむ姿が美し過ぎますよね。
LEDランタンも、ここまで来たか~!とノックアウトされてしまうフォルムです。
このBALMUDA The Lanternの商品開発には、代表者の方の想いが沢山つまっています。
小さい頃からスキーに親しんできた代表者が、スキーの後に過ごす行きつけの家庭的な雰囲気のロッジで感じた、そこにしかない居心地の良さと幸福感。
その時に、ロッジの灯りが違うことにふと気が付きます。
大きな照明はなく、少し暗めの小さな灯りが沢山置かれていることで、心を落ち着けるテイスティな時間が生み出されていたのです。
そんな時間を、BALMUDA The Lanternを通じて感じて欲しいという想いがつまった、LEDランタンになります。
やたらと明るい灯りはいらない。
BALMUDA The Lanternは、太陽が沈みかける時間から眠りに入るまでの時間、みなさんにそっと寄り添う灯りの提案をしています。
本を読むとき、音楽を聴くとき、家族で食事をするとき、時にはキャンプ場の森の中や星空の散歩のときなど、ほのかな灯りがあることで味わい深い時間が楽しめるのです。
もちろん、見た目だけではありません。
調光はダイヤルを回すだけになっており、キャンドルのように揺らぐ暖色の灯りや読書灯にも使える温白色の灯りと、様々なシーンに応じて変更可能です。
また、バッテリー内蔵、生活防水レベルの防滴性能を備えているので、室内のみならずバルコニーやデッキなどのアウトドアでも安心してお使いいただけます。
BALMUDA The Lanternは、日常の何気ない時間を味わい深く彩ってくれるLEDランタンなのです。
サイズ | 幅110mm × 奥行103mm × 高さ248mm(ハンドル含む) |
明るさ | 最大6.0W(同時に点灯/充電した場合) |
ランタイム | 3~50時間(最大照度〜最小照度) |
蓄電方式 | ACアダプター |
電源 | Ni-MH充電バッテリー 3.6V/2000mAh(ニッケル水素電池) |
充電時間 | 6時間 |
重量 | 630g |
その他 | IP54(生活防水) |
公式サイト | 概要 | BALMUDA The Lantern | バルミューダ |
【QUICKCAMP】アンティーク風 LEDランタン メノーラ
釣り下げタイプの麻紐が特徴的な、 アンティーク風LEDランタンメノーラ。
アウトドア感が強いランタンでありながら、天然木とブラック、またはホワイトとの色合いがスタイリッシュなので都会的要素も加わっています。
まさに、アウトドアではなく室内で使用できる理想的なランタンです。
そんな都会的なアンティーク風LEDランタンメノーラは、USB充電式でありながらスマートフォンなどにも給電が可能なハイスペックな機能を備えています。
充電式なので、雰囲気を壊す電源コードなどは充電完了と共に抜いてしまいましょう。
また、温かみがあって雰囲気が良い暖色の灯りも素敵です。
使用するシーンに応じて灯の調整を行い、去り行く一日をゆっくりと過ごしたいものです。
吊り下げたり置いたりと、用途も様々ですよね。
せっかくの麻素材の吊り下げハンドルなので、手に取って森の中などを散策してみたい気にもなりませんか。
イメージ的には、ヘンゼルとグレーテルのように森の中を歩くような。
もしかしたら、お菓子の家が見つかるかもしれませんよ!
サイズ | 26×φ12.5cm |
明るさ | 20~370ルーメン |
ランタイム | 3.8時間(high)~75時間(low) |
蓄電方式 | USBケーブル |
電源 | 充電式 5000mAh(18650リチウムイオン電池×2) |
充電時間 | 7時間 |
重量 | 600g |
その他 | IPX4 |
公式サイト | アンティーク風 LEDランタン メノーラ |商品|QUICKCAMP(クイックキャンプ)公式サイト |
お気に入りのランタンと共に秋の夜長を満喫しましょう
7つのLEDランタン、いかがでしたか。
どのランタンも、温もりがあり使用するシーンに応じた灯の使い分けができるなど、自然の灯りに劣らない素敵なLEDランタンばかりでした。
また、インテリア性も高くOFF時の存在感もバツグンですよね。
冬に向かっていくこの時期、みなさんのお部屋にも温もりのある灯りを加えてみませんか。