キャンプや登山で小物を小分けに整理して持ち運ぶときに便利なスタッフバッグ。
さまざまな種類があるなかで、防水に対応したドライバッグなら大事な荷物や着替えを濡らすことなく持ち運びできます。
そこで今回は、キャンプや登山に最適な防水ドライバッグの選び方やおすすめ商品をご紹介!
雨でズブ濡れになったテントやタープの収納袋としても大活躍するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
当記事のコンテンツ
アウトドアで大活躍する防水ドライバッグの魅力とは?
出典:Amazon
ドライバッグとは、濡らしたくない荷物や濡れた荷物を小分けに整理して持ち運びするときに便利な収納バッグのこと。
水を通さない素材を使用し、開口部はクルクル丸めて折りたたむロールトップ式を採用しているので水の侵入を防ぐことができます。
そんなドライバッグはこんなときに大活躍!
- 大事な荷物や着替えなどを濡らさず持ち運びたいとき
- 濡れたタオルや衣服など、他の荷物と分けて収納したいとき
- かさばる衣服などを圧縮してコンパクトにしたいとき
- 匂いや汁漏れを防ぐゴミ袋として
- 濡れて汚れたテントやタープを収納して持ち帰りたいとき
さまざま用途で便利に使用できるドライバッグは、アウトドアを快適に楽しむうえでは欠かせない必需品といえるほど便利なアイテムです。
防水ドライバッグを選ぶときにチェックしたい3つのポイント
出典:Amazon
さまざまな用途で便利に使えるドライバッグですが、さまざまな種類が発売されておりどれを選んでよいか分からないという方が多いのでは?
そこでここからは、防水ドライバッグを選ぶときのポイントを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ポイント① ドライバッグの容量(サイズ)
ドライバッグには、荷物の大きさにあわせてさまざまな容量(サイズ)が展開しているので、何を収納したいかを頭に入れて容量を選ぶようにしましょう。
たとえば、
- 10L以下の容量・・・小物や貴重品、また一人分の着替えなど
- 20〜30Lの容量・・・複数名の衣服や嵩張りやすいタオルなど
- 40L以上の容量・・・濡れたテントやタープ、バッグパックの防水インナーとして
上記を参考に、ポーチサイズに収納可能な小物を収納したいなら10L以下、また普段日常的に使っているタウンバッグに入るような大きさの荷物なら20〜30L程度の容量、さらにそれ以上の大きな荷物なら40L以上を目安にするのがポイントです。
濡れたテントやタープを収納したい場合は70L以上を目安にするとよいでしょう。
ポイント② ドライバッグの素材
ドライバッグにはさまざまな素材が使われており、それぞれ防水性や使い勝手に特徴があるので用途に最適な素材を選ぶようにしましょう。
主な素材をピックアップして解説していきます。
ターポリン
ポリエステルなどの合成繊維の両面に塩ビ樹脂を積層した「ターポリン」は工事現場のシートに使用されるなど防水性や耐久性に優れているのが特徴。
内側も耐水性があるので濡れた荷物を収納するのに最適です。
PVC
ポリ塩化ビニルである「PVC」は、軽く柔軟性があり防水性に優れているのが特徴。
柔らかく持ち運べ浸水にも強いので、濡らしたくない荷物をしっかりガードしたいときに最適です。
ナイロン
合成樹脂繊維である「ナイロン」は、軽量で耐久性があり摩擦に強いのが特徴。
引っ張っても破れにくいためアウトドア用途に最適です。
また水や油、カビにも強いので濡らしたくない荷物や濡れた荷物など幅広く使用することができます。
ポイント③ ドライバッグの便利な仕様
容量や素材のほかにも、使い勝手に優れた便利な仕様や構造だと快適。
ドライバッグにショルダーベルトがあると、濡れた荷物を入れて重くなったバッグを持ち運ぶときに背負ったり肩に下げたりすることができるので便利です。
また開口部が広く出し入れが便利で水の侵入を防ぐことができるロールトップタイプや、縫い目にシームテープ加工が施されていると防水性がグンとアップします。
小物サイズから大容量サイズまで!防水ドライバッグ【おすすめ7選】
それではここから、おすすめの防水ドライバッグを「容量別」で紹介していきます。
ぜひ用途にあった最適なドライバッグを見つけてみてくださいね。
小物の収納に便利な【10L以下】
MAMMUT ドライバッグ ライト
出典:Amazon
TPUコーティングを施した75Dナイロン素材の防水ドライバッグ。
丈夫で軽くコンパクトに折りたためて持ち運びに便利です。
5Lと10L・15Lの3サイズがラインナップ。濡らしたくない電子機器などの収納に最適です。
サイズ | 幅17×奥行17×高さ42cm |
容量 | 5L |
素材 | メイン:75Dナイロン、底面:75Dポリエステル |
▼口コミ・レビュー
水着やタオル、キャップ・ゴーグルなどを入れて使用。丈夫なのでアウトドアや釣りでも使いたい。
OUTDOOR MASTER ドライバッグ スマホ用防水ケース付き
出典:Amazon
IPX6という世界基準で高い防水性を誇る防水ドライバッグ。
強靭な耐久性と優れた防水性を兼ね備えています。
スマホ用防水ケースが付属しているのが嬉しいポイント。豊富なカラー展開がおすすめです。
サイズ | 幅20×高さ48cm |
容量 | 10L |
素材 | 500D PVCターポリン |
▼口コミ・レビュー
ナイロンに比べるとターポリンは厚くて重いけど耐水性や耐久性はターポリンが上。バイクツーリングの積載用にもおすすめ。
幅広い用途に使える【20〜30L】
SEA TO SUMMIT ウルトラSILナノドライサック
出典:ロストアロー公式サイト
超軽量な15Dシルナイロンを採用した「シートゥーサミット」のドライサック。
ダブルステッチで強度を高めた縫い目にはシームテープ加工を施し、耐水圧1,200mmを確保しています。
中身が見やすい半透明な生地が特徴。装備を軽量化したい方におすすめです。
サイズ | 底面(26×20)×高さ63cm |
容量 | 20L |
素材 | PU加工15Dシルナイロン |
▼口コミ・レビュー
薄くて丈夫で長く使用できそうなので満足。
モンベル ドライバッグチューブ 30L
出典:モンベル公式サイト
水辺のアクティビティーに幅広く使える防水性の非常に高い「モンベル」のドライバッグ。
中身がすぐ確認できるクリアな素材を採用しています。
生地同士は縫製せずに熱溶着することで高い気密性を確保。
沢登りやパドルスポーツでも使用できます。
サイズ | Φ30×60cm |
容量 | 30L |
素材 | ポリエステル・ターポリン |
ザ・ノースフェイス ウォータープルーフ ロールトップスタッフパック
出典:Amazon
通気性に優れたエアメッシュショルダーベルトを採用し楽に背負うことができる「ザ・ノースフェイス」のロールトップ型スタッフパック。
縫い目にはシームテーム処理が施されているので高い防水性が特徴です。
大きく開くロールトップの開口部で荷物の出し入れが便利。
パックライナーとしても使用可能です。
サイズ | 幅26×奥行14×高さ43cm |
容量 | 21〜30L |
素材 | 100Dジオリップストップナイロン |
▼口コミ・レビュー
防水・折りたたみでコンパクトに収まるので雨の日に重宝しそうです。
大容量サイズの【40L以上】
コールマン アウトドアドライバッグL
出典:コールマン公式サイト
コールマンが展開する大容量110Lサイズのアウトドアドライバッグ。
濡れたテントやタープを余裕で収納することができます。
密閉できるロールトップタイプで濡らしたくないものをしっかりガード。
ショルダーベルトが付属しているので持ち運びに優れます。
サイズ | Φ40×高さ95cm |
容量 | 110L |
素材 | PVC |
▼口コミ・レビュー
大容量なのでキャンプ用品はすべて入ってしまうと思うほど大きい。非防水バッグのインナーとしてもおすすめです。
アクアクエスト ローグドライバッグ 100L
出典:Amazon
Amazonで評価の高い100%ウォータープルーフのドライバッグ。
弾力性のある70Dナイロンと丈夫なステッチで構成された頑丈さが特徴です。
汚れても水洗いが可能。
オリーブとカモフラージュのミリタリーカラーを展開し、お財布に優しい価格がおすすめです。
サイズ | 幅75×高さ100cm |
容量 | 100L |
素材 | 70Dナイロン |
▼口コミ・レビュー
とてもコンパクトになるのに大容量!雨キャンプの帰りは大活躍してくれました。テントやタープ・濡れた服もサッと放り込めます。
まとめ
今回は、大事な荷物を雨から守る防水ドライバッグを紹介してみました。
ドライバッグがあれば突然の雨でも荷物を濡らすことなく持ち運ぶことが可能。
また濡れて土汚れのひどいテントやタープを持ち帰るときの収納バッグとしても大活躍します。
ぜひ今回紹介した防水ドライバッグの選び方やおすすめ商品を参考に、快適なアウトドアライフを楽しんでみてくださいね!