ランタンの燃料費を節約したい方必見!
「ガソリンランタンやガスランタンの燃料費に悩まされていませんか?」
「ランタンの見た目や光の色味は大切ですよね?」
「長時間使用できてメインとして使える光量のランタンを探していませんか?」
この記事では、燃料にケロシン(灯油)を使用する「Coleman」のケロシンランタン639Cをご紹介します。
扱いに少し難しいイメージがあるかもしれませんが、キャンプにかかる燃料費を大幅に削減できるほか、メインランタンとして長時間使用できるなどメリットも満載なランタンです!
記事の後半では、使い方やポイントなどを詳しくまとめていますのでぜひ最後まで目を通してくださいね。
当記事のコンテンツ
Colemanケロシンランタン693Cとは?
Colemanから販売されているケロシン(灯油)を燃料としたランタンです。
灯油を燃料にすることで意外とかかる燃料費を安く抑えることができ、メインランタンとしても十分な光量を兼ね備えています。
現在日本のColemanジャパンからは販売されておらず、本国アメリカのColemanでのみ販売されています。
しかし購入方法は簡単でAmazonなどのネットショップで並行輸入品として購入できます。
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Coleman ケロシンランタン639C詳細
燃料 | ケロシン(灯油) |
梱包サイズ | 40.6 x 19.3 x 18.8 cm |
重量 | 2.27kg |
最大燃焼持続時間 | 約8.5時間 |
最大光量 | 約700ルーメン |
Colemanケロシンランタン3つの魅力
灯油燃料なので燃料費が安くなること、圧倒的な光量、その見た目のオシャレさなどが人気の秘密です。
それぞれ詳しくご紹介します。
燃料が灯油なので燃料費を抑えられる!
2022年6月現在、灯油の価格は約110円(1リットルあたり)で、1リットルあればColemanケロシンランタンは一晩持ちます。
一般的にランタンはホワイトガソリンやOD缶を使ったガスランタンが多いですが、それぞれの燃料費や燃焼時間を比べると下記の表のようになります。
各燃料を使ったランタンの比較
灯油 | ホワイトガソリン | OD缶 | |
燃料費 | 約110円(1リットルあたり) | 約1000円(1リットルあたり) | 600~800円(230g) |
燃焼時間 | 5~8.5時間 | 7~14時間 | 3~5時間 |
特徴 | ・燃料費が安い
・点火に手間がかかる |
・明るく長時間持つ
・燃料費が高い |
・マントル不要
・寒いとつきにくい |
※ランタンのスペックやタンク容量などによって燃焼時間や1回のキャンプにかかる燃料費は異なります。
このように燃料費においては圧倒的にケロシンランタンが安く抑えられるということがわかります。
メインランタンとしても使える明るさで長時間使用可能!
Colemanケロシンランタン639Cは最大700ルーメン以上の明るさがあり 、メインランタンとして十分使える光量です。
また最大8.5時間持つことから、一晩は余裕で使えますね。
ただし最大光量で点灯し続けると5時間程度で消えてしまう肌感なので、心配な方は予備の灯油を持っていくと良いでしょう。
見た目がおしゃれで暖色の光が癒される!
王道なランタンのシルエットでキャンプでとても映えます。
サイズも大きくランタンとしての存在感があり、なにより温かみのある暖色の光は見る人の心を癒してくれますよ!
ランタンを暖色系で統一している人にもおすすめできます。
Colemanケロシンランタンを実際に使って気づいた良かった点と気になる点
私自身Colemanケロシンランタン639Cを2年以上キャンプで愛用していますが、実際に使ってみて良い点や気になる点があったのでご紹介します。
良かった点
- 燃料を灯油で揃えられる
- 灯油は入手が簡単
- 冬場は暖房代わりにもなる
冬場に灯油ストーブを使用している方は、燃料を統一できるので荷物をコンパクトにできます。
またガス缶やホワイトガソリンはホームセンターやアウトドアショップでないと購入できませんが、灯油はガソリンスタンドなどでも購入できる手軽さがあります。
ちなみにケロシンランタンは上部が熱くなるので冬場はちょっとした暖房代わりにもなりますよ!
※ランタン上部はかなり高温になるので火傷には注意してください。
気になる点
- 燃料用アルコールなどが別途必要
- Colemanジャパンでは修理できない
- 初心者には向かない
後ほど使い方で詳しく記載しますが、Colemanケロシンランタン639Cを使うには別途燃料用アルコールが必要になります。
またColemanジャパンで販売がないため、故障など不具合が起こったときは自分で部品を購入して修理しなければいけないというデメリットも。
アフターフォローがないことや点火に少し手間がかかることを考えると、手軽に使えるランタンが欲しいという方にはあまり向きません。
Colemanケロシンランタンの使い方
点火にはプレヒートやポンピングなどの作業が必要であり、ガスランタンやガソリンランタンに比べると少し手間がかかります。
ただとても簡単な作業なので、私もそうですがむしろこの儀式的な作業が楽しいです。
点火までの流れを詳しくご紹介します。
①灯油をタンクに入れる
燃料タンクのキャップをあけて灯油を入れましょう。
Colemanケロシンランタン639Cのタンクは1リットル入りますが、燃料を入れすぎると加圧スペースがなくなるため7~8割程度まで入れておくのが適正かと思います。
またタンクのキャップをしっかり閉めておかないと圧力が逃げてしまうので、キャップが閉まっているかも確認してください。
②プレヒートを行う
ランタン内を温める作業のことです。
灯油は沸点が高いため常温では気化せず、あらかじめランタン内を予熱して気化しやすい状態を作る必要があります。
ランタン中央にあるコップ部分に燃料用アルコールをなみなみに入れてチャッカマンなどで着火しましょう。
約1~2分ほど炎が立った状態でランタン内を温めます。
※冬場はしっかり2分は温めないとつかないことが多いです。
燃料用アルコールはドラッグストアなどで購入可能でき、私はケンエーの燃料用アルコールを使用しています。
またColemanケロシンランタン639Cはマントルが必要ですので忘れずに装着しておきましょう。
マントルは#11が適合サイズです。
はじめてマントルを付けた際は「空焼き」が必要になりますが、Colemanケロシンランタン639Cの場合はプレヒートでコップに火をつけるとマントルにも火が移り、空焼きも一緒にできます。
私の経験では多少穴があいても使えるので1つのマントルで20回程度使用できています。
③ポンピングをする
プレヒートをしている間にポンピング(燃料をマントルに送るためタンクに圧力をかける作業)を行いましょう。
ポンピングレバーを反時計まわりに回しロックを解除して、レバーの穴を親指で塞ぎながら人差し指と中指でレバーを挟んで押し引きを繰り返します。
だんたんレバーが重く押しづらくなってきますので、30回程度を目安にポンピングしてください。
※ランタン使用中に光量が落ちてきたら圧力の低下が考えられますので、その際またポンピングを行うと明るさは戻ります。
④ノズルを回して点火
1~2分のプレヒートと30回程度のポンピングができたら、燃料バルブをOFFから反時計まわりに一気に全開すると点火できます。(勢いよくやったほうがつきすいです)
あとはバルブを調整して好みの明るさにできますが、全開と半分ほど開いた2段階程度の調整しかできません。
そのときの状況に合わせて使い分けましょう。
このように慣れてしまえば難しい作業ではありませんが、手軽に使えるランタンが欲しい方やお子さんがいて火器をあまり使いたくない方には向かないでしょう。
こういった手間をむしろ楽しめて、燃料費を安く抑えたい方にはおすすめです!
まとめ:十分な光量があり燃料費を安く抑えたい方におすすめ!
- 灯油を使うことで燃料費が格段に安い!
- メインランタンとして使える明るさに一晩持つ持続力!
- 点火に手間がかかりメンテナンスも自分で行う必要がある
まずはこの記事で紹介した「Colemanケロシンランタン3つの魅力」を参考に商品をぜひ調べてみてください。
点火に手間が少しかかりますが、その手間を楽しめれば燃料費も安く、メインランタンとしても使えるスペックなのでおすすめです!
次のキャンプではColemanケロシンランタンでサイトを明るく照らしてみてください!