ドッグランに天然温泉完備の高規格キャンプ場!
「ペット同伴で利用できるキャンプ場を探していませんか?」
「キャンピングカーなどの車中泊者向けの設備も完備していると便利じゃないですか?」
「温泉付きで日帰り入浴できると嬉しいですよね?」
この記事では、施設内に温泉やパークゴルフなどのアクティビティがあり、ペット同伴サイトもある「21世紀の森キャンプ場」をご紹介します。
記事の後半では珍しいタルタルハウスやワンワンハウスなどの設備もご紹介していますので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。
当記事のコンテンツ
21世紀の森キャンプ場とは?
大雪山のふもとに位置し、周辺を自然に囲まれた緑豊かなキャンプ場です。
ペーパンダム沿いに一周約14kmの範囲に様々な施設が点在しています。
旭川市から車で約40分程度と市内からのアクセスは良く、サイトの雰囲気や設備のキレイさなども人気の秘密。
ふれあい広場やファミリーゾーンなどのキャンプサイトだけでなく、バンガローやワンワンハウス、タルハウスといった宿泊施設もあります。
〈キャンプ場詳細〉
営業期間 | 毎年5月1日~10月31日(天候等の条件により前後する場合あり) |
利用時間 | チェックイン9:00 チェックアウト10:00 |
料 金 | 大人300円 高校生200円 |
駐車料金 | 無料 |
車横付け | セミオート型 |
お問合せ | 21世紀の森ログハウス TEL/0166-76-2108 |
公式サイト | http://www.asahikawashi21seikinomori.net/index.html |
住所 | 〒078-1274 北海道旭川市東旭川町瑞穂888番地 |
受付
21世紀の森は受付が2か所あるので注意してください!
ふれあい広場やタルハウスの受付はのログハウス(上の写真)、ファミリーゾーンやバンガローは総合案内所です。
団体の家族連れの方はファミリーゾーンに通されやすいですが、キャンプ場利用者は基本的にふれあい広場を案内されます。
ログハウスの受付には簡単な備品が販売されていました。
ただし食料品などはなくレンタル品も特にありませんので、持ち物はすべて持参となります。
また受付時、利用許可証と黄色いフラッグをもらいますので許可証は車のフロントガラス付近に、フラッグはミラーにかけておきましょう。
帰る際、フラッグはログハウスに返却する必要があるので注意してください。
早朝などで管理人がまだいない場合は返却BOXがあるので、そちらに返却しましょう。
サイト紹介
21世紀の森キャンプ場は、主にふれあい広場とファミリーゾーンの2つのサイトがあります。
雰囲気や設備が少し異なるので、それぞれご紹介します。
ふれあい広場
ログハウスから車で3分ほどの距離にあり、この看板が目印です。
約50張程度が設営可能なサイトで解放感は抜群。
炊事場やトイレが完備され、ペット同伴サイトやドッグランもあります。
中央の車道でサイトが左右に分かれており、一般サイトは段々になっています。
上から16台、6台、4台と8台、12台駐車できるよう駐車場が整備されており、芝生に乗り入れはできませんが、設営スペースまではゼロ距離なのでセミオートと言えるでしょう。
フリーサイトのため団体やグループの利用にもおすすめ。
特に上段からはサイト全体を見渡すことができ、広々とした空間を感じることができます。
視界を阻むものがないので、天気が良ければ夜には満点の星空を鑑賞することも!
地面は全面芝生で傾斜もないため設営はしやすいです。
村の鍛冶屋のエリッゼステークを使用しましたが、程よい硬さの地面で問題なくペグダウンできました。
ふれあい広場手前側にはペット同伴サイトとドッグランがあります。
全部で12区画あり、各区画に柵があるのでペットが勝手に出られないようになっていました。
すぐ横に駐車場もあるので荷物の運搬も苦労することはありません。
1区画は約8×8mほどあるので大型テントや大型タープも設営可能です。
ペット同伴サイトのすぐ横にはドッグランがあります。
広いのでペットたちをのびのび遊ばせるにはうってつけ。
ですが各区画も十分広さがあるので、皆さん自分の区画内でペットと遊んでいる印象でした。
ふれあい広場の設備
ふれあい広場はサイト中央にある炊事場やトイレがあり、とてもキレイに保たれていました。
どのエリアに設営しても徒歩3分圏内で行ける距離にあります。
それぞれ詳しくご紹介しましょう。
トイレ
トイレはサイト中央にある大きな建物で、水洗式になります。
中は清掃が行き届いており、女性や子供も安心して利用可能です。
多目的トイレもありました。
炊事場
炊事場はトイレのすぐ反対側にあります。
洗い物をするには十分な広さですが、このサイトの規模感を考えると蛇口の数が6つと少ない…
利用者が多い時期は込み合いそうなので、炊事場はもう一つサイト内にあればなと思いました。
動物を引き寄せる原因になるので生ごみを炊事場で捨てないようにしましょう。
また炊事場の横には洗濯専用の深めのシンクも発見。
キャンプ場では珍しいですね。
長期滞在の方にも嬉しいサービスです!
ファミリーゾーン
ファミリーゾーンは約20張程度の設営が可能なエリアで、大きなBBQハウスやワンワンハウスなどがあります。
近くに水辺広場があり湿生植物の観察や水遊びができるため、ファミリーや団体向けのエリアという印象でした。
この日も多くの家族連れがBBQハウスで賑わっていましたよ!
ファミリーゾーンの受付は総合案内所でおこなっています。
近くに自動販売機はありましたが、基本的に必要なものは全て持参になるので注意してください。
キャンピングカーほっとステーション
総合案内所から道路を挟んだ反対側に車中泊専用の駐車場があります。(ペット不可)
こちらはRVパークのような雰囲気でテントの設営は禁止のため、キャンピングカーやバンライフをしている人たちが多く利用していました。
実は21世紀の森キャンプ場は、9000円を支払えば1シーズン利用し放題。この日もすでに1週間ほど滞在しているなど長期滞在している方が多かったです。
1時間100円でキャンピングカーの充電も可能です。
使用したい方は、受付で事前に利用希望を伝え、使用方法や注意点を確認してからご使用ください。
またほっとステーションからはペーパンダムを一望することができ、夕暮れ時や朝日はとても幻想的です。
個人的にロケーションが一番良いのは、ほっとステーションでした。
車中泊でペット同伴の場合は、総合案内所前のエリアもあります。
こちらはオーニングの使用やテントの設営も可能なので自由度が高いですね。
ワンワンハウス
ファミリーゾーンの最上段に1棟だけある、ペットと一緒に宿泊できるハウスです。
建物は約4畳ほどの広さがあり、ストーブや掃除機、冷蔵庫などが常設の設備となっています。
1泊/1棟が4,720円で時間貸の場合は1時間310円で使用できるようですね。
バンガロー
バンガローは全部で8棟あり、ワンワンハウスの奥に並んでいます。
1棟に大人約6名ほど宿泊でき、水洗トイレ・キッチン・電気コンロ・簡単な調理器具・食器・冷蔵庫を備えているようです。(暖房・寝具の設備はなし)
利用料金は1泊1棟4,720円 で時間貸の場合は1棟1時間310円となります。
水辺広場
キャンピングカーほっとステーション沿いに道路を山側へ進むとすぐに水辺公園があります。
小さな池が2つあり、植物観察や水遊びが人気。
特に夏は水辺で遊ぶ子供を東屋で見守る親の姿が目に浮かびます。
ファミリーゾーンの設備
ファミリーゾーンにはトイレと炊事場が2か所ずつあります。
どちらもキレイに清掃されており、気持ちよく使用可能です。
トイレ
トイレは水洗式で清潔に保たれています。
BBQハウス付近に一か所と、道路を挟んでキャンピングカーステーション側にもう一か所です。
炊事場
ファミリーゾーンの炊事場はかなり広く、利用者が多くても問題なく使えそうです。
ホース付きの蛇口もありました。
タルハウス
ログハウスのすぐ横にある変わった形の建物がタルハウスです。
大きな醤油樽を利用したとんがり屋根のユニークなハウスで1棟に2~3人が宿泊できます。
料金も1泊大人780円、高校生以下460円とお手頃価格なのでいつもとは違うキャンプ体験をしたい方におすすめ!
※中は電球があるくらいで特に設備はないので、宿泊する際の寝具などは持参しましょう。
展望台
ふれあい広場を奥まで上がると展望台がありますが、現在は立ち入り禁止になっていました。
ですが展望台に上らなくても、十分景色は楽しめましたよ!
パークゴルフ
川のせせらぎを楽しみながら、全18ホールのゴルフができます。
パークゴルフの横にはサッカー場もあり、事前予約が必要ですが無料で利用可能。
〈パークゴルフ詳細〉
利用期間 | 5月1日~11月30日(火曜定休) |
利用時間 | 8時~18時(季節により変更あり) |
料金(1日) | 大人300円 高校生150円 |
森の湯
総合案内所から山側に大通りを3分ほど車で登ったところにあります。
天然温泉を利用した簡易浴用施設で、泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉です。
あくまで簡易なので浴槽が一つあるだけでしたが、汗を流すには十分でしょう。
そして入浴は一回100円という格安料金なので気軽に入れますね!
〈森の湯詳細〉
利用期間 | 5月1日~11月30日 |
利用時間 | 13時~20時 |
料金 | 100円(中学生以上) |
注意事項 | シャンプー・せっけん類は使用不可 |
今回利用したサイト
今回はふれあい広場に設営しました。
駐車場からすぐのところに、GOGlampingのtcタープを張っています。
サイトが広いので隣の方とも十分な距離があり、大型のテントやタープも問題なく張れそうです。
特記事項
21世紀の森の特記事項をまとめました。
ゴミの処理や焚き火について記載しています。
焚き火は禁止
設備やサイトの雰囲気も文句のないキャンプ場ですが、唯一残念だったのが焚き火は禁止ということ。
焚き火台や耐熱シートなどを使用しても焚き火は不可で、炭の使用のみOKとなっています。
ゴミは分別すれば捨てられる
ゴミは分別すれば、燃えるゴミやペットボトルなどほぼ全てのゴミを処理できます。
ファミリーゾーンの場合は総合案内所前にゴミステーションがあり、ふれあい広場を利用する方はログハウス前で処理が可能です。
炭捨て場
炭捨て場は炊事場の隣にあります。
処理する際は確実に消化されているのを確認してから捨てるようにしましょう。
虫は多め
私が訪れたのが8月ですが、頭虫が大量発生していました。
夏に訪れる場合は蚊取り線香や虫よけスプレーは必須です。
またクマ注意の看板も見られ、有刺鉄線などで対策されていますが気を付けてください。
まとめ:高規格でファミリーやペット連れにおすすめ!
・100円で入浴できる天然温泉がある!
・ペット同伴サイトが充実している!
・設備がキレイでゴミの回収も可能!
このクオリティで1泊300円であれば、非常にコストパフォーマンスの高いキャンプ場と言えるでしょう。
予約も不要で気軽に行ける点も嬉しいポイントです。
ぜひ次のキャンプや車中泊先に訪れてみてはいかがでしょうか?