【山梨】西湖自由キャンプ場レビュー！おすすめは西湖の目の前Aエリア！

神秘的な湖「西湖」で過ごす「静」の時間

「西湖周辺でキャンプ場を探していませんか？」

「大きめのテントも張りやすい広々とした区画だと便利ですよね？」

「周辺に観光スポットも多いと楽しみが増えませんか？」

この記事では広い区画サイトに落ちついた雰囲気でキャンプができる「西湖自由キャンプ場」をご紹介します。

記事の後半では周辺の観光情報も記載していますので、せひ最後まで目を通してくださいね。

西湖自由キャンプ場の基本情報

営業期間	通年営業（1月～3月は土日のみ）
利用時間	チェックイン 11:00～（予約不要日）12:00～（予約必要日）チェックアウト　～11:00
料　　金	〈宿泊キャンプ〉大人 1泊1名 1,000円子ども（小学生まで） 1泊1名 800円〈デイキャンプ〉大人 1名 700円子ども（小学生まで） 1名 500円テントサイト使用料金〈1区画1泊〉・平日他、予約不要日 Aエリア 2,500円 Bエリア 2,000円 Cエリア 1,500円 Dエリア 2,000円 Fエリア 1,000円～・繁忙期他、予約必要日 Aエリア 4,000円 Bエリア 3,000円 Cエリア 2,000円 Dエリア 3,000円 Fエリア 2,000円～〈デイキャンプ〉 Aエリア：1,500円 Bエリア：1,000円 Cエリア：500円 Dエリア：1,000円 Fエリア：500円
駐車料金	1台目の駐車料金はサイト料金に含まれます。2台目以降〈宿泊キャンプ〉軽・普通自動車 1,000円中・大型CPカー CPトレーラー 2,000円バイク 500円〈デイキャンプ〉軽・普通自動車 500円中・大型CPカー CPトレーラー 1,000円バイク 300円
車横付け	可能
電話番号	0555-82-2857
公式サイト	西湖自由キャンプ場
住　　所	山梨県南都留郡富士河口湖町西湖1003-2

西湖自由キャンプ場の施設情報

受付

受付はキャンプ場に入場するとすぐにある、このオレンジ色の建物です。

サイトへの入口にはチェーンが張られているので、到着したらこのチェーンの前に車を停めて受付に向かいましょう。

私はチェックインの11時ちょうどに訪れましたが、平日で3台ほど並んでいました。
土日だとかなり混むこともあるみたいです。

受付を済ませたら、チェーンを外してテントサイトへ向かいましょう。

その際チェーンを戻すことを忘れずに！

受付には売店があり、何か忘れても最低限必要なものは揃っています。
薪や食料品、お酒、キッチン用品のレンタルなどがありました。

サイト紹介

西湖自由キャンプ場はA、B、C、D、Fの5つのサイトタイプがあります。
どこも車の乗り入れが可能でA～Dは区画、Fサイトはフリーサイトとなっています。

エリアごとに景色や立地が異なりますので、それぞれご紹介したいと思います。

Aエリア

こちらが西湖自由キャンプ場で一番人気のAエリアです。

西湖の目の前というビューエリアで、比較的地面も平坦なので設営もしやすいです。

土日など混雑する日にはすぐに埋まってしまうエリアでもあります。

私も今回こちらに設営しましたので、詳しくは後でご紹介します。

Bエリア

Bエリアは全部で10区画あり、全て湖畔に面しています。

景色はAエリアと同じく目の前に西湖を拝める絶景ですが、Aエリアよりも傾斜がきついです。

設営はもちろん可能ですが、椅子やテーブルなどは傾いてしまいますので料理などがしづらいように思います。

どちらかと言うとボートやカヌーを持ち込む方向けのエリアですね。

すぐ横に貸しボートエリアがあります。

Cエリア

湖畔から2～4列目あたりのサイトです。
全部で37区画あり、最も区画数が多いエリアですね。

場所によっては少し傾斜のある区画もありますが、湖畔が見える手前側から陸地側まで幅広いエリアになっています。

ただし、A,Bエリアが埋まってしまっていると西湖は見えづらくなるのがデメリット。

区画の料金がA・Bエリアに比べて安価なので、リーズナブルにキャンプをしたい方におすすめです。

Dエリア

Dエリアは湖畔から2列目に5区画だけあるエリアです。

湖畔から2列目ではありますが、段差で少し高くなっているので景色は比較的良い印象でした。

また地面は平坦で設営しやすく、大きめの木があるので多少日陰もできます。

Bエリアと同じ料金ですが、個人的にはこちらの方が設営のしやすさを加味しておすすめですね。

実際、この日もBエリアよりDエリアの方が埋まっていました。

Fエリア

　Fエリアは受付のすぐ裏にある、西湖自由キャンプ場唯一のフリーサイトです。

湖畔からはかなり離れているので西湖の景色を楽しむことは難しいですが、春だと桜が咲いているのでお花見キャンプのような雰囲気を味わえます。

ただし、炊事場やトイレがすぐ横にあるので人の行き交いは多いです。

静かに過ごしたい方は東エリアがおすすめ！

西湖自由キャンプ場は主に東と西エリアに分かれていますが、西にメインの区画が偏っているため、この日もファミリーやグループは全て西エリアでした。

静かに落ち着いた雰囲気でキャンプを楽しみたい方は東エリアがおすすめ。
この日はソロの方が数組いたぐらいなので、平日を狙えばプライベートな雰囲気でキャンプを楽しめる確率は高いです。

ただ、トイレや炊事場から少し離れてしまうのが難点というところでしょうか。

一番端の区画だとトイレまで徒歩3分ほどです。

トイレ

トイレは受付のすぐ裏側にあります。

キレイに保たれていました。

個室のトイレは暖房便座・ウォシュレット付きでしたので、冬場でも快適に使用できそうです。

炊事場

炊事場も受付のすぐ裏にあります。

広いシンクなので大きな調理器具も問題なく洗えました。

灰捨て場

灰捨て場は炊事場の奥にあり、この穴に直接残灰を捨てます。

まだ完全に消火しきれていない炭は、水をかけずにそのまま捨ててほしいとのことでした。

可能であれば火消し壺などで完全に消火してから持っていくほうが安全です。

今回利用したサイト（Aエリア）

今回は一番人気のAエリアを利用しました。

三菱のミニキャブバンという軽バンにGOGlampingのタープをパップテント風に張って設営しました。

目の前が180度に広がる西湖のパノラマなので、景色は抜群ですね。

西湖で釣りをしている人を眺めながらの日向ぼっこは最高でした。

ちなみにブラックバスやワカサギ、ヘラブナなどが釣れるそうです。

1区画はどのサイトも9m×9mほどあるので車を横付けして、大きめのテントやタープも設営可能です。

Aエリアは傾斜も少ないので設営も難なくできました。

ペグは村の鍛冶屋のエリッゼステークを使用し、問題なくペグダウンできました。

地面ですが湖畔付近は小石が多めで、陸地側は土や芝生がメインの地面です。

少し硬いかなと思いましたが、思ったより硬くはなく鍛造ペグであれば問題ないかと思います。
アルミペグでも刺さりますが、プラスチックペグだと難しい印象です。

西湖自由キャンプ場の注意事項

西湖自由キャンプ場の特記事項です。

近年キャンプ利用者が増えたことで新たな約束事や変更点などもございますので、最新の情報を公式HPなどで確認するようにしましょう。

焚き火をする際は焚き火シートが必須

直火はもちろん禁止で、焚き火台を使用する場合でも下に焚き火シートを敷く必要があります。
もし焚き火シートがない場合や忘れた場合は、受付でレンタルが可能です。

21時以降は静かに！23時消灯

　21時以降は車の出入りや移動、エンジンをかけることも禁止されています。

また、スピーカーやギターなどの楽器、ラジオ等、音の出るものも全て禁止です。
音楽を聞きたい方はイヤホンを持参するようにしましょう。

ゴミは完全持ち帰り

ゴミの回収や捨てる場所はありません。
全て持ち帰りになので、ゴミ袋を持参しておきましょう。

風が強い

この日は一日中風が強く、特に湖畔側がもろに風を受ける印象です。
その日の気候にもよると思いますが、設営の際はお気を付けください。

また、紙皿など軽いものもすぐ飛ばされてしまうので注意が必要です。

薪は針葉樹と広葉樹が用意されている

薪は受付で購入可能です。

針葉樹が600円、広葉樹が1,000円でした。

必要な場合は受付で購入しましょう。

ボール遊び等は禁止

野球やサッカーといったボール遊び、フリスビー、バドミントンなどはできません。
以前シャボン玉が他のサイトのテントに飛んでトラブルになったこともあるそうで、遊び道具に関しては全面的に禁止となっています。

周辺の観光情報

青木ケ原樹海

出典：青木ケ原樹海

富士山の噴火により1,200年前にできた広大な原生林です。
苔やシダ、木々が生い茂り神秘的な雰囲気を体感できます。
天然記念物にも指定されているこの青木ケ原樹海を散策して、フォトジェニックな一枚を撮ってみませんか？

散策は無料ですがガイド付きですとガイド料がかかります。
詳細な料金はツアー会社によって異なりますので各HPをご覧ください。

営業期間	通年
営業時間	24時間
料　　金	無料
駐車場	30台完備
公式サイト	青木ケ原樹海
住　　所	山梨県南都留郡富士河口湖町西湖

西湖いやしの里根場

出典：西湖いやしの里根場

かつて日本一美しいと称された茅葺集落を再現した施設です。
20棟ほどの茅葺家屋や炭焼き小屋、蚕を育てる養蚕室も再現しています。
富士山と美しい四季の移り変わりを体感することができ、まさにタイムスリップしたような感覚を味わえます。

営業期間	年中無休　※コロナウイルスの状況により臨時休館あり
営業時間	9:30～16:30（最終入場16:00）
料　　金	大人【高校生以上】500円小人【小･中学生】250円 ※20名以上の団体は50円引き
公式サイト	西湖いやしの里根場
住　　所	山梨県南都留郡富士河口湖町西湖根場2710