自然の中で飲むコーヒーは、最高においしいですよね。
忙しい日常から離れ、ゆったりとした時間の中で丁寧に豆から挽いたコーヒーは格別です。
今回は、Zebrang(ゼブラン)より販売されているゼブランコーヒーミル ステンレスカッターを使用してみました。
実際の使い心地や気になった点などを紹介していきます。
当記事のコンテンツ
Zebrang（ゼブラン）とは
出典：ゼブラン公式
Zebrang（ゼブラン）は、アウトドアでの最高のコーヒー体験のためのギアを展開するブランドです。
コーヒーメーカーとして有名なハリオ商事から、長年培ったノウハウを生かし、アウトドアに特化したブランドとして誕生しました。
「既成概念に囚われず常識を超えていく」をコンセプトに、心の豊かさを生み出すことを目的に、機能と感動の共存を目指しています。
コーヒーミルの他にも、フラットに収納できるドリッパーや、キャニスター、ケトルなどの商品が販売されています。
ブラックで統一されたギアは、スタイリッシュでかっこいい印象を与えてくれます。
ゼブランコーヒーミル ステンレスカッターの基本情報
出典：ゼブラン公式
| 商品名 | ゼブランコーヒーミル ステンレスカッター |
| 品 番 | ZB-CMS-B |
| 価格 | 6,600円（税込み） |
| サイズ |
幅140mm × 奥行55mm × 高165mm |
| 本体重量 | 320g |
| 実用容量 | コーヒー豆 20g |
| 材 質
|
フタ、本体 : ポリプロピレン ハンドルツマミ・ハンドルキャップ、外臼ホルダー、粗さ調節ツマミ／ABS 樹脂 ハンドル、ワッシャー、シャフト、スプリング、刃粗さ調節ツマミボール ／ ステンレス バンド／シリコーンゴム ベアリング／SUJ 台座／亜鉛合金 粗さ調節ツマミネジ／真鍮 |
ゼブランコーヒーミル ステンレスカッターの特徴
切れ味の鋭いステンレス刃を採用
出典：ゼブラン公式
通常のコーヒーミルに使用されている刃は、大きく分けて2種類。
「ステンレス刃」と「セラミック刃」に分けられます。
ステンレス刃は、切れ味がいいため豆が挽きやすく、コーヒーの雑味の元となる微粉が出にくいという特徴がありますが、セラミック刃の商品に比べると価格が高くなりがちです。
セラミック刃は、水洗いができるので手入れがしやすく、比較的安価な価格で購入することができますが、ステンレス刃に比べて切れ味では劣るので豆を挽くのに力が必要になります。
ゼブランコーヒーミル ステンレスカッターは、切れ味の良いステンレス刃を採用し、従来の半分の時間で豆を挽くことができるのが特徴です。
コンパクトに収納でき携帯に便利
ゼブランコーヒーミル ステンレスカッターは、ハンドルを本体についているシリコンゴムで簡単に一体化することができます。
収納袋に一緒に入れる、というタイプの商品もありますが、持ち運ぶ際にガチャガチャとするのが気になっていたので、本体に一体化できるのはうれしいポイントです。
ソロ・デュオに最適なサイズ
ゼブランコーヒーミル ステンレスカッターで一度に挽ける豆の量は20ｇ。
画像は2杯分18gのコーヒー豆を入れた状態です。
ドリップコーヒーは、1杯ずついれるより2杯以上まとめていれた方がおいしいので、本格的な美味しいコーヒーを楽しむのに最適なサイズといえます。
1杯分およそ150㏄とすると、1人でもたっぷり楽しみたいという方は、2杯分でもちょうどいい量かもしれません。
ゼブランコーヒーミル ステンレスカッターを使った感想
蓋があるのが便利！
小さなパーツですが、蓋があることに感動！
蓋のないコーヒーミルで豆を挽こうとすると、ポップコーンのように豆が飛び散ってしまうことがあるので、蓋があることはとても重要なポイントです。
また、蓋の上からハンドルを取り付けるので、蓋がズレにくく斜めにしても豆がこぼれないので、力の入りやすい角度でハンドルを回すことができました。
スムーズな挽き心地
切れ味のいいステンレス刃と聞いてはいましたが、本当にスムーズで驚き！
今回挽いた豆の量は18ｇ、かなり細挽きに設定しましたが、およそ50秒で完了しました。
ハンドルも軽く、あまり力に自信はない私でもスムーズに挽くことができました。
オールブラックのスタイリッシュなデザイン
携帯用のコーヒーミルのイメージというと、シルバーの商品をイメージする人が多いかもしれません。
ゼブランコーヒーミル ステンレスカッターは、ブランドロゴのみのシンプルなデザインで、そこがとても気に入りました。
他のギアとも調和するシンプルさは、アウトドアでも自宅でも、シーンを選ばずに使えるのが魅力です。
ゼブランコーヒーミル ステンレスカッターの気になるところ
コーヒー豆の挽き加減の調整が難しい
ゼブランコーヒーミル ステンレスカッターでは、豆の挽き加減を内部のつまみで調整します。
はじめて使用したときはくるくる～と軽く回ってしまい困惑…。
よく見ると、ハンドルをつける部分と一緒に回ってしまっていました。
説明書を確認すると
「ハンドルと本体をしっかり押さえ、粗さ調節ツマミを回してください調整ツマミを回す際には、必ずハンドルを取り付けてください」
としっかり記載されていました。
ハンドルを取り付け、しっかりと本体を押さえて再チャレンジ。
カチカチ…という音と共にしっかり調整することができました。
今回は左に約20回、濃いめのコーヒーが飲みたかったので、グラニュー糖程度の細挽きに挽いてみました。
さらにつまみを回すと、中細挽き、中挽き、粗挽きと順に調整することができます。
コーヒー抽出器機の種類や、好みの飲み方に合わせて調整するといいでしょう。
お手入れ方法が複雑
水洗いの推奨されていないステンレス刃のコーヒーミルですが、手入れが必要ないというわけではありません。
コーヒーミルを使ったままにしてしまうと、次に挽くときに古い粉と混ざってしまい、コーヒーの風味が損なわれてしまいます。
また、古いコーヒー豆が目詰まりして故障のリスクも高まりますので、定期的なお手入れが必要です。
正しいお手入れの方法は、取り外したミルの刃を、乾いたブラシや布で粉をふき取るのがベストです。
ほとんどの商品がミルの刃を取り外せるようになっています。
取り外す際は、怪我に注意して行ってください。
同様に、豆を入れる部分のホッパーと粉受けも、乾いたブラシや布で古い粉を取り除きます。
水洗いできるセラミック刃のコーヒーミルに比べると、少し手間に感じるかもしれません。
どうしても気になって水で洗いたい人は、しっかり乾燥させることを忘れずに！
ソロキャンプに最適なコーヒーミル
今回使ったゼブランコーヒーミル ステンレスカッターは、ソロキャンプにぴったりの商品でした。
コンパクトに携帯できる本体と、ステンレス刃ならではのスムーズな挽き心地は、ブランドのコンセプトの通り機能性と感動を兼ね備えた素晴らしい商品となっています。
容量もちょうどよく、1人でたっぷり楽しみたい時も、2人で分け合いたい時も重宝するサイズ感です。
朝日を浴びて楽しむコーヒータイムが、さらに充実した時間となりました。
キャンプの時だけだけでなく、日常にもなじむ使いやすいデザインで、贅沢なコーヒータイムを楽しめることでしょう。
