キャンプブームに伴い、雑誌やテレビ番組でも冬キャンプが取り上げられるようになりました。
気温の低い時期の屋外キャンプに、ハードルの高さを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、冬キャンプには独特の魅力が詰まっており、どっぷりとハマってしまうキャンパーがいるほどです。
この記事では、冬キャンプならではの過ごし方を昼と夜に分けて紹介します。
当記事のコンテンツ
冬キャンプ【昼間】の過ごし方。
夏には経験できないアクティビティで思い出を残そう。
スキー場でウィンタースポーツ
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雪を必要とするスキーやスノーボードはまさに冬の醍醐味です。
スキー場が運営しているキャンプ場では、ゲレンデの一角をキャンプサイトとして利用できるところもあります。キャンプとウィンタースポーツを両方楽しむのにうってつけです。
スキーやスノーボード未経験者や、お子様連れの方にはそり滑りやスノーチュービングがおすすめ。
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スノーチュービングはかなり速度が出るため、大人も子供も熱中できるほどのスリリングさと爽快感を味わえます。大きなサイズのチューブであれば派手に転ぶことなく、小さなお子様とも遊べますよ。
昼間にたくさん身体を動かせば、夜もぐっすり寝られます。充実感を味わう過ごし方をしたい方にイチ押しです。
スノーチューブはスキー場でレンタルできるだけでなく、amazonや楽天で購入可能。
マイチューブを持ってスキー場に行ってみてはいかがでしょうか。
ネイチャークラフト
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ネイチャークラフトとは自然の中から集めた材料を使った工作のことです。
冬の山はネイチャークラフトの材料を探すのに最適です。虫も少なく、木の実や葉っぱが地面に落ちているため、小さなお子様でもお気に入りの材料を手に入れられます。
冬のシーズンに合わせて、木のツルでリースを作ってみてはいかがでしょうか。
手頃な木のツルを数本集められればリースの土台を作れます。
1本のツルを2～3周巻いて輪っかを作ります。
出来上がった円に別のツルを巻き付けたり、絡めたりしていくと、どんどんと太く丈夫になりリースの土台の完成です。
できた土台に松ぼっくりや葉っぱを結んでいくとより華やかになります。
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グルーガンを使えばより手軽にイメージ通りの作品を作れますよ。
他にも、松ぼっくりで作ったミニチュアツリーや、木の実で作った人形など、想像を働かせれば様々な物が作れます。
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記念品として家に持ち帰れるので、キャンプの思い出を家族や友達と共有できるのも嬉しいですね。
冬キャンプで創造力あふれる過ごし方をしてみませんか。
かまくら、雪だるまづくり
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雪の降る地域でキャンプをするのなら、かまくらや雪だるまを作って過ごすのがおすすめ。
身体をめいっぱい使うので、身体も温まります。汗をかくので、十分な防寒着や着替えを用意し、すぐに温まれるよう焚火や暖房器具を準備しておくのがよいでしょう。
かまくら・雪だるまといってもバリュエーションは非常に豊かです。
子どもたちと作るのであれば、高く盛った雪山の中をくりぬいていくドーム型のかまくらや、2つの雪玉を上下に重ねた雪だるまがおすすめです。
ドーム型のかまくらや、雪だるまは作成工程がシンプルなため、比較的短時間で出来上がります。成果が出るのに時間を要しないので、子どもたちも飽きずに取り組むことができ、2個目3個目を作る意欲が湧いてきます。
大人が集まって本気で創作活動をするのであれば、クオリティーの高い作品を完成させるために、長い時間と労力を費やしてみましょう。
雪のブロックを固めて積み重ねて作るイグルーと呼ばれるかまくらや、人間やキャラクターを模した雪像を作ってみてはいかがでしょうか。
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インターネットを見てみると、全国の腕利きが作った大作がいくつも見つかります。
必死に作っているとあっという間に時間も過ぎていき、夢中になって取り組めるでしょう。
冬キャンプ【夜間】の過ごし方。
厳しい寒さの中だからこそ味わえる非日常体験とは？
天体観測
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普段は気にも留めない冬の夜空を、冬キャンプの機会に見上げてみましょう。
冬は空気中のちりが少なく澄んでおり、上空の風が強いため、ピカピカと瞬く星空を
鮮明に見られます。
冬キャンプで天体観測をするときは星座早見表を使ってみてはいかがでしょうか。
おうし座やふたご座といった12星座占いでも有名な星座を見つけられますよ。
星座早見表のスマートフォンアプリでも星座の位置や形を確認できます。
名古屋市科学館オリジナルの星座早見盤
出典元：名古屋市科学館 ホームページ
しかし、スマートフォンや懐中電灯の光を消して冬の夜空を見てみてください。
夜の暗さに目が慣れてくると、冬の星空はより鮮明にダイナミックに見えるはずです。
冬に見える星座の中でも、一際有名なオリオン座。その右上の星をさらに右上に辿っていくと星がいくつも集まって輝いているのが見えます。これは「すばる」と呼ばれる星団です。
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暗闇に慣れた目であれば、きっと見つけることができますよ。
冬キャンプの夜空の虜(とりこ)となり、自然の中に溶けこむ過ごし方をしてみてはいかがでしょうか。
焚火
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キャンプといえば焚火。
いつ、どこでキャンプをするときも焚火をするのは楽しいですが、冬キャンプでの焚火は格別です。
冬の夜は寒さが厳しいので、温かさを与えてくれる焚火は安心感を与えてくれます。火にあたっているだけでも大きな多幸感を覚えるでしょう。
火の周りで、ひとりでじっと火を見ていたり、家族や友達と談笑したりするだけであっという間に時間が過ぎていってしまいます。
マシュマロや焼き芋を焼いて、おなかを満たすのも幸せを感じる過ごし方ではないでしょうか。
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友だちと盛り上がれるビックサイズのマシュマロや、芋を入れて焚火の中に放り込むだけで焼き芋ができる容器など、様々なグッズがあるのでチェックしてみてください。
厳しい環境にいながらも、心が満たされる過ごし方は、強い思い出として残っていくでしょう。
読書、映画鑑賞
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家でもできる読書や映画鑑賞を冬キャンプの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
厳しい寒さの中で本やDVDを見ることで非日常体験を味わえます。
冬キャンプで読書・映画鑑賞を楽しむためには、万全な準備が重要です。焚火や暖房器具を用意し、防寒着やホッカイロ、ブランケットなどを完全装備して臨みましょう。
「わざわざ冬の過酷な環境の中で、やらなくてもよくない？」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、しっかりと寒さへの対策を講じた中でする読書や映画鑑賞は、静かな環境と、寒さから守られている安心感があるため、集中して取り組むことができます。
結果的に物語の世界に没入でき、とても有意義な時間を過ごせるのです。
冬キャンプを楽しく過ごしてレベルアップ。自分にピッタリの過ごし方を探しに行こう。
寒さが厳しく、夜も長い冬キャンプだからこそ特別な思い出を作ることができます。
冬にしか味わえない遊びや過ごし方を、自分の好みに合わせて選べるからです。
昼はウィンタースポーツで身体を動かしたり、創作活動で自らの感性を育んだりする一方で、夜は星空や焚火を眺め自然の中に溶け込んだり、本や映画の物語に没頭できたりします。
寒さを忘れて熱中できる過ごし方を探しに、冬キャンプに出掛けてみてはいかがでしょうか。
