グランドシートは、テント泊を快適にするための必須アイテムです。
テントを傷や汚れから守り、後片付けもぐっと楽になります。
今回はソロテントに最適なサイズのグランドシートを紹介します。
それぞれの商品に特徴があり、メリットデメリットがあるので、好みやスタイルに合わせて選ぶといいでしょう。
当記事のコンテンツ
グランドシートの役割
出典:楽天市場
テントの底面を保護する
テントと地面の間にグランドシートを敷くことで、テントの底面が傷つくことを防ぎます。
地面の小石や木の枝などで、テントの底面が傷ついたり、穴が開いたりしてしまうとテント本来のスペックも発揮できなくなってしまいます。
傷や汚れからテントを守り、長く使うためにもグランドシートは役立ちます。
浸水を防ぐ
土や芝のキャンプ場のフィールドは、雨が降っていなくても地面からの水分や湿気を受けやすい状態です。
湿った地面にテントを敷くと、防水性の落ちたテントではテントの底面から水分がしみこんでしまうことがあります。
防水性の高いグランドシートを敷くことで、地面からの浸水や湿気を防ぎ、テント内を快適にする役割があります。
底冷えを防ぐ
グランドシートは、寒い時期の底冷え対策にも役立ちます。
テントの下にシートを敷くことで、直接地面にテントを設置した時より、地面からの冷気を軽減することができます。
結露対策
グランドシートは地面からの冷気だけでなく、湿気も抑えてくれます。
そのため、テント内の結露対策にも役立ちます。
特に寒い時期などはテントの外と中の気温差が大きくなり、結露が発生しやすくなるのでグランドシートが活躍します。
設営時には乾いていたはずの地面も、撤収時にはドロドロに汚れているシートを見ると、グランドシートの必要さを感じます。
グランドシートの選び方
サイズを確認する
グランドシートを選ぶ際は、テントの底面サイズより小さいものを選ぶのがポイントです。
テントの底面よりも大きいシートを選ぶと、雨が降った際にはみ出たシートに水がたまり、浸水してしまう可能性があります。
しかし、小さすぎもテントの底面をカバーしきれずに本来の役割を果たすことができません。
テントによっては、専用のグランドシートも販売されているので、セットで購入するのもいいですね。
専用のグランドシートは、縦横10cm程度小さいものになっています。
防水性を確認する
テントと同様、グランドシートにも耐水圧の数値が設定されている商品があります。
耐水圧の数値が高いほど、シートは浸水しにくく湿気を防ぐことができます。
目安としては、少なくとも1,500㎜以上あると安心です。
雨が降る場合や天候の急変しやすい場所では、2,000㎜以上あると安心です。
収納性で選ぶ
グランドシートの厚みやサイズによって収納方法が変わってきます。
厚みがある方が底つき感もなく快適ですが、重さが増します。
収納のサイズや重さを確認して選びましょう。
おすすめのグランドシート5選
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) テントグランドシート
出典:CAPTAIN STAG
CAPTAIN STAGのテントグランドシートは、サイズ展開が豊富なのが魅力。
210×130、210×100サイズのソロテントに合わせたグランドシートだけでなく、200×200、220×220などのワンポールテントでも活躍する正方形サイズも展開しています。
シンプルなグレーカラーのグランドシートは、どんなテントにも合わせやすいですよ。
丈夫で防水性に優れたポリエチレンシートの収納袋付き。
耐水圧の記載はないですが、実際に雨天時に何度か使用したところ浸水もせず快適に使用できます。
製品サイズ | 1,980×1,190mm |
適応テントフロア(目安) | 210×100cm |
素材 | ポリエチレン |
CAPTAIN STAG テントグランドシートの口コミ・レビュー
厚手でしっかりしていて、湿気漏れもなく快適に使えました。
地面の小石や枝では抜けないくらい丈夫で、テントを傷つけません。
ogawa PVCマルチシート
出典:amazon
ogawaのPVCマルチシートは、耐水圧1,0000㎜以上を誇るPVC素材を、縫い目のない高周波溶着で加工をすることで、防水性の高い仕様を実現。
ogawaのテントに適応したサイズの展開ですが、他のメーカーのソロテントにも対応できるサイズです。
同じサイズの他の商品に比べて、重量があるので、重さより快適性を求める人におすすめのグランドシートです。
製品サイズ | 200×120(cm) |
適応テントフロア(目安) | 210×130(cm) |
素材 | PVC |
耐水圧 | 10,000㎜以上 |
重量 | 約1.4kg |
付属品 | 収納袋 |
ogawa PVCマルチシートの口コミ・レビュー
重さがあるので、設営時も風に煽られにくく使いやすいです。
湿気も一切通さないので、テントの底もとても綺麗でした。
安心して眠ることができます。
TATONKA(タトンカ) タイベックグランドシート
出典:amazon
近年のUL(ウルトラライト)キャンプでも注目を集めている素材「タイベック」。
ドイツのアウトドアブランドである「タトンカ」からは、タイベックを使用したグランドシートが販売されています。
特徴は、驚くほどの軽さと頑丈さ。
紙のような質感で、初めて手にすると驚くこともあるかもしれませんが、防水性は抜群です。
とにかく薄く、軽量なので、荷物を軽量化したいキャンパーにおすすめのグランドシートです。
製品サイズ | 120 x 220 cm |
素材 | TYVEK(タイベック) |
重量 | 115 g |
TATONKA(タトンカ) タイベックグランドシートの口コミ・レビュー
手にしたときはこんなので大丈夫かと不安になりましたが、全く心配いりませんでした。
ガサガサという手触りが少し気になりましたが、軽量なので気に入っています。
オレゴニアンキャンパー 防水グランドシート Lサイズ
出典:オレゴニアンキャンパー
オレゴニアンキャンパーのグランドシートは、裏面にPVC加工の施された防水仕様です。
表面の手触りがいいので、グランドシートとしてだけでなくレジャーシートとしても活躍します。
また、バップテントやワンポールテントなどのフロアレステントでのお座敷スタイルにも最適。
サイズの展開や、柄が豊富なので好みに合わせて選べるのも魅力的です。
製品サイズ | 200×140cm |
素材 | 100%POLYESTER(ポリエステル) 裏面:PVCコーティング(防水) |
重量 | 1.06kg |
オレゴニアンキャンパー 防水グランドシート Lサイズの口コミ・レビュー
生地がしっかりしているので、風で吹き飛びにくく便利です。
厚みがあり、折り跡がつくので簡単に畳めます。
ユタカメイク ODグリーンシート
出典:amazon
とにかくコストを抑えたい方におすすめなのが、作業用シート全般を取り扱う「ユタカメイク」のシートです。
シートの種類(厚み)はたくさんありますが、グランドシートには#3000の番手のシートがおすすめです。
防水性能も高いので、グランドシートとして利用しているキャンパーも多い商品です。
はさみで自在にカットできるのでサイズの調整もしやすく、ワンコインでお釣りの来る価格が魅力です。
落ち着いたグリーンのカラーもサイトに馴染むので使いやすいです。
製品サイズ | 180 x 180(cm) |
重量 | 500g |
素材 | ポリエチレン |
ユタカメイク ODグリーンシートの口コミ・レビュー
キャンプのグランドシートとして使用しています。
色がテントとも馴染むし、強度も問題ありません。
スタイルに合わせてグランドシートを選ぼう!
快適なテント泊に必須のグランドシート。
リーズナブルな物から、軽量、高耐水圧のものなど、幅広く紹介しました。
それぞれのキャンプスタイルに合わせて、グランドシートを選んでみてください。