ラグジュアリーな空間で、非日常な時間を満喫する「グランピング」。
一般的なキャンプとはまた違ったアウトドアを体験することができます。
そこで今回は、京都府にあるおすすめのグランピング施設を5箇所ご紹介!
京都エリアでグランピング施設を探している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
当記事のコンテンツ
グランピングの魅力とは
グランピングという言葉は、「グラマラス」と「キャンピング」を融合させて生まれた造語です。
その言葉のとおり、グラマラスな環境でキャンプを楽しむスタイルのことをいいます。
一般的なキャンプのような準備や設営が不要で、気軽に豪華なアウトドア体験をできる点が、グランピングの大きな魅力の1つだといえるでしょう。
なお、グランピングとキャンプの違いについて明確な定義はありませんが、多くのグランピング施設では「充実した設備」、「こだわりのあるインテリア」、「豪華な食事プラン」、「種類豊富なアクティビティ」などで特別な体験を提供しています。
また、屋根付きのバーベキューエリアを完備していたり、室内で実施するアクティビティが準備されていたりと、天候に左右されず楽しめる施設が多い点も魅力です。
つまり、グランピングはアウトドア体験ではありながらも、ホテルステイのような快適さと安心感を兼ね備えたスタイルだといえます。
さらに、ホテルステイでは味わえない非日常な体験ができるため、お子さんとの宿泊や、特別な日の宿泊にもおすすめですよ。
グランピング施設を選ぶ際のポイント
グランピング施設を予約する前に、確認しておきたいポイントについて解説します。
設備について
快適に過ごすことができるグランピングですが、設備の内容は施設によって異なります。
「グランピング=各サイトにすべての設備が揃っている」というわけではないのでご注意ください。
予約前にチェックしておきたい設備は、「トイレ」「シャワー」「冷蔵庫」「冷暖房」などです。
冷暖房設備は完備されている施設が多いですが、トイレ、シャワー、冷蔵庫などについては「サイトごとに専用のものがあるのか、共用のものを利用するのか」という点を確認しておきましょう。
「食器」「焚き火台」「アメニティ」などの有無についても、事前に確認しておくと安心です。
「以前利用したグランピング施設にはあったから」という思い込みにも気を付けてくださいね。
料金システムについて
一般的なキャンプ場でよく見られる料金システムは、「人数×宿泊費」というよりは、人数に関わらず「サイト利用料」を支払うというもの。
入場料がかかるケースもありますが、例えばサイト利用料が5,000円のキャンプ場の場合、定員内であれば何人で宿泊しても支払う金額は変わりません。
しかし、グランピング施設の場合、「人数×宿泊費」で料金が設定されているケースも多いので注意が必要です。
また、食事に関しても、基本料金に食事が含まれているプランや、別途でオプションとして食事を選択するプランなどがあります。
素泊まりにして食材を持ち込む場合、持ち込み料が課される施設もあるので注意しましょう。
京都のおすすめグランピング施設5選
【宮津市】GLAMP DOME京都天橋立
京都府北部、丹後エリアに位置するGLAMP DOME京都天橋立。
古き良き原風景が残る京都の奥座敷で、海、川、山のすべてを感じながらアウトドアが楽しめるグランピング施設です。
施設の目の前には川遊びができる世良川が流れ、すぐ背面には虫捕りが楽しめる緑豊かな山が、そして波の音が聞こえる距離に宮津湾があります。
そんなGLAMP DOME京都天橋立で、グランピングを楽しめるドームテントのタイプは3種類。
定員4名の「スタンダード」と「フォレストビュー」、定員8名の「トリプルルームズ」です。
どのタイプも、各サイトに個別のトイレとバスルームが完備されています。
また、専用のバーベキュースペースは、壁や屋根が備わった全天候対応型のしっかりとした造り。
天候だけでなく、気温も気にせず1年を通して楽しめそうですね。
食事付きプランを選択した場合は、このスペースで天橋立エリアの食材をたっぷり使用したバーべーキューが堪能できます。
なお、GLAMP DOME京都天橋立では、毎日15:00~21:00にキッチンカーがオープン。
なんと、クラフトビール、ワイン、サワー、ソフトドリンクなどが飲み放題です。
冬季にはホットワインも登場するとのこと。
また、有料にはなりますが、関西ではあまり見られない赤湯の天然温泉を貸切風呂として利用できます。
浴槽が3m×2mほどあるため、大人4~5名がゆったりと浸かれる広さです。
さらに、釣り、SUP、ウェイクボードなど、海の近くという立地を活かしたアクティビティも充実。
1泊では足りないくらい、充実した時間が過ごせそうですね。
GLAMP DOME京都天橋立の基本情報
住所 | 京都府宮津市日置4054 |
TEL | 050‐3161‐4575 |
チェックイン/アウト | 15:00~18:00/10:00 |
公式サイト | GLAMP DOME京都天橋立 |
【宮津市】ファームグランピング京都天橋立
ファームグランピング京都天橋立は、先ほどご紹介したGLAMP DOME京都天橋立のグループ施設です。
京都府宮津市の小高い丘の上に位置し、各サイトから美しい宮津湾を眺めることができます。
宿泊できるドームテントのタイプは全部で5つ。
定員やロケーションなどの違いはありますが、どのタイプも個別のバス・トイレ・バーベキュースペースが完備されています。
グループでの宿泊には、最大12名まで宿泊できる「サプライズドーム」がおすすめです。
ジャグジー付きのサプライズドームに宿泊すれば、素晴らしい眺望を堪能しながらのプライベートジャグジーが楽しめますよ。
そんなファームグランピング京都天橋立の大きな特色の1つが、「食育」をテーマにしたグランピング施設であることです。
「ピザ作り」「オリジナルレモネード作り」「燻製体験」など食に関する様々な体験コンテンツが用意されており、大人から子どもまで無料で参加することができます。
また、管理棟内には種類豊富な野菜が設置されており、こちらも宿泊中であれば無料で利用可能です。
もちろん、夕・朝の食事にもこだわりの高品質な食材が提供されます。
丹後エリアの食材を使ったグランピングメニューは、宮津産地魚のアクアパッツアや、天橋立産生ソーセージといった地元食材を使ったもののほか、国産黒毛和牛ステーキや自家農園野菜のサラダなどバラエティに富んだラインナップです。
また、冬季限定で「薪グランピングプラン」も登場。
和牛シュラスコ風、ブリの藁焼き、丸ごとホイル焼きじゃがバターなど、薪ストーブで調理するメニューが楽しめます。
なお、素泊まりのプランにして食材を持ち込むことも可能。
思い思いのスタイルで過ごしてくださいね。
ファームグランピング京都天橋立の基本情報
住所 | 京都府宮津市難波野397‐13 |
TEL | 050‐3161‐4576 |
チェックイン/アウト | 15:00~18:00/10:00 |
公式サイト | ファームグランピング京都天橋立 |
【宮津市】ブルードーム京都天橋立
ブルードーム京都天橋立は、特徴的なブルーのドームテントが目を引く海辺のグランピング施設です。
夏には海水浴も楽しめる美しい小松浜ビーチが、グランピングサイトの目の前に広がっています。
砂浜沿いに徒歩ですぐの場所にマリントピアマリーナがあるため、SUPやシーカヤックなどのマリンアクティビティを楽しむことも可能です。
もちろん、自身のグランピングサイトからのんびり海を眺めるだけでも素敵な体験になるはず。
そんなブルードーム京都天橋立で宿泊できるドームテントのタイプは、「スタンダードドーム」と「スリールームズ」の2種類です。
スタンダードドームは最大4名まで宿泊可能で、各サイトにバス・トイレ・バーベキュースペースが完備されています。
各サイトに供えられたプライベートガーデンからの景色は、素晴らしいの一言。
一方、スリールームズは最大12名まで宿泊可能なサイトで、なんとプライベートプールが付いています。
周囲を壁で囲っているためサイト内から海は見えませんが、プライベートな空間でのびのびと過ごせそうですね。
また、スタンダードドームとスリールームズのどちらにも、各サイト専用の客室内温泉が備えられています。
お湯は完全換水方式の天然温泉。
海水浴やプール、焚き火などで冷えた身体を温めるのにぴったりです。
なお、ブルードーム京都天橋立での食事は、丹後エリアの食材をふんだんに利用したグランピングバーベキューが用意されています。
秋・冬には薪ストーブ料理が楽しめるグランピングメニューも登場するので、ぜひ体験してみてくださいね。
ブルードーム京都天橋立の基本情報
住所 | 京都府宮津市日置3989‐1 |
TEL | 050‐3161‐4577 |
チェックイン/アウト | 15:00~18:00/10:00 |
公式サイト | ブルードーム京都天橋立 |
【京都市右京区】RETOUR KYOTO
RETOUR KYOTOは、京都の市街地から1時間ほどの場所に位置する、清流のほとりのグランピング施設です。
リバーサイドに並ぶヴィラとログハウス風ロッジから見えるのは、美しい川の流れと豊かな緑だけ。
特に、清流に向けて大きな窓を設置しているヴィラでは、部屋の中にいながらも大自然のパワーを体感できます。
まさに自然の癒しと快適空間の両方を堪能できるグランピングならではの体験ですね。
解放的なバスルームも、普段のお風呂とはまた違ったリラックス効果が得られるのではないでしょうか。
なお、全部で3棟あるヴィラのすべてでユニバーサルデザインが取り入れられているため、車いすの方でも過ごしやすい設計となっています。
一方、1棟限定のログハウス風ロッジは、木のぬくもりが感じられる温かみのある雰囲気です。
ヴィラのような大きな窓はありませんが、多方面に窓が配置されているのでとても明るい空間となっています。
専用デッキでは、せせらぎを間近に感じながら食事などを楽しむことができますよ。
なお、RETOUR KYOTOで提供される食事のメニューは、炭火で楽しむグランピングバーベキューです。
セット内容は、「特選A5ランクの亀岡牛」のプランと「京丹波地鶏」のプランの2つ。
どちらのプランにも香ばしく焼き上げた鰻のかば焼きが含まれており、京北ならではの調理や食材を味わうことができます。
記念日やバースデーなどのケーキもオーダー可能です。
RETOUR KYOTOの基本情報
住所 | 京都府京都市右京区京北上黒田町倉谷2‐1 |
TEL | 075‐366‐5496(10:00~18:00) |
チェックイン/アウト | 15:00~18:00/11:00 |
公式サイト | RETOUR KYOTO |
【南丹市】美山グランピング かやグラ
京都市内からは約80分、大阪や神戸からも約120分でアクセスできる場所にある「美山グランピング かやグラ」は、かやぶき屋根の街並みと大自然が残る南丹市美山町のグランピング施設です。
地産地消の食材を提供する「美食×グランピング」をコンセプトとしており、宿泊者はバーベキューや鍋ものなど複数のディナーコースからお好きなプランを選ぶことができます。
さらに、料理へのこだわりが感じられるのが、こちらの朝食メニューです。
おくどさん&薪で炊いた釜ごはんをはじめ、さわらの西京焼きやだし巻、山菜料理など、身体に優しく目にもうれしい朝ごはんが用意されています。
宿泊するテントは、グランピングとしては比較的コンパクトなタイプです。
併設されたサウナを目当てに訪れる方も多く、冬季には雪景色を眺めながらのサウナが楽しめることもあるとのこと。
また、グランピング施設の真後ろが丹波・大石酒造の直売所「美山路酒の館」となっているため、お酒が好きな方には堪らないロケーションです。
美山グランピング かやグラの基本情報
住所 | 京都府南丹市美山町南新高瀬13番地 |
TEL | 0771‐77‐1077 |
チェックイン/アウト | 15:00~18:00/11:00 |
公式サイト | 美山グランピング かやグラ |
まとめ
グランピングの魅力については冒頭でお伝えしましたが、「グランピング施設の魅力」は、施設によってそれぞれです。
食事にこだわっている施設もあれば、素晴らしいロケーションが自慢の施設もあります。
ぜひ、ご自身の求める条件にぴったりなグランピング施設を探してみてくださいね。