ノウハウ

2020年6月4日 /

【ノウハウ7選】夏キャンプは暑い?これをすれば30℃を超える夏でも快適に過ごせる!【暑さ対策】

ayanatsu

キャンプでは冬の寒い時期より夏の暑い時期の方が過ごしにくいとご存じでしたか?寒さは服を着こんだりストーブの暖かさでしのげますが、暑さはどれだけ薄着になってもなかなかしのげません。夜になったら涼しくなると思ったら大間違い!頑丈にできているテントは熱を逃がしにくく、対策をしないと寝苦しい夜になってしまいます。

そんな暑い暑い夏のキャンプを少しでも快適に過ごせる方法を7つご紹介します。

せっかくの楽しいキャンプが暑くて過酷なキャンプの思い出にならないよう、ぜひチェックしてみてください!

夏キャンプの暑さは想像以上に過酷!

出典:snowpeak公式サイト

夏の暑さは本当に厄介です。キャンプではない場所でも、汗をかいて肌がべたついたり汗が止まらなかったりすると、イライラしてしまうという経験はありませんか?そうです、あまりにも暑すぎると人は不快感からイライラを感じてしまいます。

大切な家族や友人と楽しい時間を過ごしたいからとキャンプに来たのに、暑さで楽しい思い出ができなかったということになりかねません。自分が大好きなキャンプに悪いイメージを持って欲しくはないですよね。

また、気温が高くなると「熱中症」になる危険性もあります。カンカン照りの中行列に並んでいる人や、野外フェスを楽しんでいる人が熱中症で倒れてしまうのを見かけたことがありますが、真夏のキャンプも例外ではありません。

しっかり暑さ対策をして熱中症のリスクを下げつつ、楽しいキャンプ時間を過ごしましょう。

夏キャンプの暑さ対策【7選】

暑い夏のキャンプを快適に過ごすための方法を7つご紹介します!

少しのコツで体感温度がだいぶ違ってくるので試してみる価値ありですよ!

高原サイトや林間サイトで自然のクーラー

出典:photoac

夏キャンプの快適さを左右するのはキャンプサイト選びにかかっていると言っても過言ではありません。

一般的に100メートル差があると0.6℃気温が変わると言われているため、仮に標高1000メートルのキャンプ場へ行くだけで平地と6℃もの差が出てくるのです。真夏で平地の気温が30℃だとしても標高1000メートルのキャンプサイトは24℃。かなり快適に過ごせると思いませんか?まさに自然のクーラーです。

また、夏には林間サイトもおすすめです。林が木陰となり自然のタープを作りだしてくれます。緑のカーテンという言葉をよく耳にしますが、林間サイトでは沢山の木々が日差しを遮り、周囲の温度を下げてくれます。

タープを張って日陰作り

出典:snowpeak公式サイト

直射日光に当たるのと日陰の中にいるのとでは、感じる暑さがかなり違います。そのため夏キャンプにはタープは必須アイテムといえるでしょう。

タープには四方がメッシュで覆われたスクリーンタイプと1枚布タイプがありますが、風遠しを良くするためにもヘキサタープなどの1枚布タイプがおすすめです。

タープの素材ですが、ポリエステルよりもポリコットンの方が遮光性に優れているため、真夏で日差しがきつい時期にはポリコットンタープが活躍します。

黒より白!温度を上昇させない!

出典:LOGOS公式サイト

テントやタープ、身の回りのキャンプグッズの色が黒で統一された、シンプルでカッコいいサイト作りをしている方もいらっしゃいますよね。しかし、真夏のキャンプ場で黒のアイテムは暑さ対策には不向きです。黒色は熱を吸収する効果があり、暑さがこもって温度が上昇する原因になってしまいます。

反対に、白は熱を反射するため熱を吸収しづらい色です。

白いテントやタープの場合他のテントに比べて3℃も気温が下がると言われています。

真夏のキャンプアイテムは白で統一すると、体感温度が変わってきますよ。

メッシュが多いテントを選ぶ

出典:DOD公式サイト

テントの素材にもこだわりましょう。メッシュが多いテントであれば通気性が良くなって快適です。日中の熱がこもってしまうため、テント設営の時にフライシートを張らないのも1つのコツ。しばらくインナーテントのみで風を通しておき、陽が落ちてからフライシートをかぶせるだけでもテント内の温度が変わります。

インナーテントのみで使用する際は、日除けとしてタープを張れるとより効果大です!

ハイコットで寝苦しさから解放されよう

出典:楽天市場

簡易ベットのような形状の「コット」なら、地面と背中の隙間が空き背中に風を感じられるため涼しく眠れます。背中がべたつく感覚がないため暑い夜も快適です。平地でのキャンプは寝袋の必要がなく、コットとタオルケットがあれば十分なこともあります。

コットにはハイコットとローコットがありますが、ハイコットの方が地面からの距離があるため、より地面の熱気から離れられます。

日中はベンチとしての使い道もあるため、これからコットを購入しようと思っている方にはハイコットをおすすめします。

扇風機を持っていこう

出典:楽天市場

とにかく暑い日も風を受けるだけで涼しく感じます。風を生み出してくれる扇風機は非常に便利なグッズです。電源付きのサイトであれば普段自宅で使っている扇風機がキャンプ場で使えます。

電源なしのサイトでも充電式や電池式の扇風機があるので、手軽なものをキャンプ用に購入しても〇。最近では100円ショップでも手で持つタイプの扇風機が売ってあるので、1人一つ用意して自分で自分に風をあてるのもいいですね。

冷感グッズで自分自身を冷やす

出典:amazon

体に熱がこもると熱中症になる危険性が高まるため、火照った体を冷やすことも大切です。簡単に使用できる冷感グッズがあるため、使用してみてはいかがでしょうか。

例えば水で濡らして絞るだけで冷たさが持続するクールタオルです。首に巻いておくだけで一気にクールダウンできます。他にも冷却スプレーで瞬間的に冷やす方法も。洋服の上から使用できる物があるため、熱中症対策には便利なグッズです。

暑さ対策を万全にして夏キャンプを快適に過ごそう!

涼しい環境作りや便利グッズを利用するなど、ちょっとした工夫で快適な夏キャンプが楽しめます。今回ご紹介した方法を組み合わせれば、きっと暑さ対策は万全です。楽しいキャンプ、7つのコツで快適に過ごしましょう!

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ayanatsu

アウトドア歴9年のayanatsuです。キャンプでは美味しいご飯やおやつ作りにハマっています。 外で食べるご飯は格別です!パチパチと薪がはぜる音を聞きながらの焚火タイムも大好き。 今後は子連れキャンプ情報なども発信していければと思っています!