「ロースタイル」とは低めのチェアとテーブルで過ごすキャンプスタイルのことで、焚き火との距離が近くなり、リラックス感の高いくつろぎの時間を楽しめる近年人気のキャンプスタイルです。
一般的なキャンプギアが「ハイスタイル」と呼ばれるのに対し、ロースタイルは座面が20〜30cm程度の低いチェアと、同じく低いテーブルで構成されます。
焚き火を囲む文化が広まるにつれて注目され、今ではキャンプギアの主流の一つとなっています。地面に近い視点から自然を感じられる独特の魅力があります。
ロースタイルの魅力
ロースタイルには他のキャンプスタイルにはない魅力があります。
焚き火との距離が近い
座面が低いため、焚き火に近づいて炎の暖かさや揺らぎを間近で楽しめます。火を眺めながらぼーっとする時間が、一段と心地よくなります。
リラックス感
体を深く預けられる構造のローチェアは、家庭のソファのようなリラックス感を提供します。長時間座っても疲れにくく、読書や昼寝にも最適です。
落ち着いた雰囲気
視線が低くなることで、サイト全体が落ち着いた雰囲気になります。大人の静かなキャンプを楽しみたい人に特におすすめです。
ロースタイルの必須ギア
ロースタイルを楽しむには専用のギアが必要です。
ローチェア
座面高20〜30cm程度のチェア。ヘリノックスの「チェアワン」、カーミットチェアなどが人気です。
ローテーブル
高さ30〜40cm程度のテーブル。ローチェアと高さを合わせることで、食事や調理が快適に行えます。
グランドシート・ラグ
地面に近い生活になるため、大型のラグを敷くと足元が快適に。靴を脱いでくつろげる空間を作れます。
ロースタイルのデメリット
ロースタイルには注意点もあります。
立ち座りが大変
座面が低いため、立ち上がりに少し力が必要。高齢者や腰が弱い人には負担が大きい場合があります。
調理がしにくい
低い位置で調理するため、長時間の作業では腰に負担がかかります。調理時だけ立ったり、中腰になったりする工夫が必要です。
ロースタイルが向いている人
焚き火を中心としたキャンプを楽しみたい人、リラックスした雰囲気を重視する人、大人の静かなキャンプを好む人に特におすすめ。逆に、家族での活発な食事や、立ち仕事の多い調理重視の人には、ハイスタイルの方が向いています。
始め方のコツ
いきなり全てをロースタイルに揃える必要はありません。まずはローチェアを1脚購入して使ってみて、気に入ったらテーブルも揃えていく段階的なアプローチがおすすめ。自分のキャンプスタイルに合うか確認しながら移行できます。



