ストーブの上にやかんのある光景、あたたかみがあって素敵ですよね。
しかし、誤った使い方をすると危険にもつながります。
今回は、ストーブの上にやかんを乗せる際の注意点や、素材別のおすすめのやかんを紹介します。
インテリアに馴染むおしゃれな商品を厳選しました！
当記事のコンテンツ
ストーブの上にやかんを置くメリット
加湿効果
出典：unsplash
ストーブの上にやかんを置くことで、冬の乾燥した空気を加湿することができます。
石油ストーブは、燃焼する際に水分が発生するので、他の暖房機器に比べて加湿効果がありますが、加えてやかんを置くことで、やかんから出る蒸気によってさらに加湿効果が高まります。
暖かい湯気は部屋の温度も上げてくれるため、室内を広く暖める効果もあります。
室内のインテリア効果
出典：amazon
最近では、石油ストーブ自体もおしゃれな商品がたくさん販売されています。
そこにインテリアにマッチしたやかんを置くことで、オブジェのように存在感を発揮します。
いつもはキッチンでしか出番のないお気に入りのやかんを、インテリアに加えることができるのは嬉しいですね。
いつでもお湯が使える
出典：unsplash
いつでもお湯が沸いているので、温かい飲み物や料理をすぐに用意することができます。
冬場のキッチンは寒いので、温かい飲み物を部屋にいながらすぐに用意できるのは、大きなメリットです。
ストーブにやかんを置く注意点
出典：unsplash
やかんを置けるストーブか確認する
ストーブの種類によっては、上部に穴が開いているものがあります。
そのようなストーブは、吹きこぼれなどがストーブの内部に入り込むと故障の原因になるため、やかんを置くことが禁止されています。
使用しているストーブが、やかんを置いてもいいストーブなのかどうかしっかり事前に確認しましょう。
倒れにくい形状にする
ストーブの上に置くやかんの形状は、高さが低く底面積が広いものがおすすめです。
高さがあり、底面積の狭いものはストーブの上で倒れやすく危険が伴います。
ストーブの幅に収まり、しっかりと安定する形状のやかんを選びましょう。
また、持ち手が自立し熱くなりにくい物を選ぶ方が使い勝手がいいです。
空焚きしないこと
ストーブの上に置いたやかんの水がなくなり、空焚きの状態になると非常に危険です。
やかんが焦げ付くだけでなく、火事の原因になることもあります。
やかんのなかの水位を定期的に確認し、水位が下がらないように注意しましょう。
沸騰したまま長時間置かない
やかんのお湯を沸騰したままストーブの上に置き続けると、水蒸気が必要以上に多く出てしまい、結露やカビの原因になってしまいます。
温度計や湿度計などを使用し、適切な湿度を保つようにしましょう。
素材別ストーブに置くやかん おすすめ4選
出典：unsplash
（ステンレス）柳宗理 ステンレスケトル
出典：amazon
ステンレス製のやかんは頑丈で、耐久性に優れているという特徴があります。
錆びにくく手入れも簡単なのでおすすめの素材です。
柳宗理デザインのステンレスケトルは、注ぐ動作でいかに手首に負担がかからないか考えつくされた、デザインの機能美が詰まっています。
ハンドルは手に馴染みやすく、無理な力をかけずに注ぐことができます。
底面が広く、安定性もありお湯も早く沸くよう考えられた形状です。
ステンレス特有の、キラキラとした反射が苦手という方にも嬉しい、ツヤ消しモデル。
通常のミラーモデルもあり、インテリアやお部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
| 材質 | 18-8ステンレス |
| サイズ | 幅244×奥行190×高さ205mm(取っ手含む) |
| 重量 | 815g |
| 容量 | 2.5L(満水) |
柳宗理 ステンレスケトルの口コミ・レビュー
底が広く安定しています。
口が広いので洗いやすく、早く冷ましたい時にも便利です。
飽きの来ないシンプルなデザインも気に入っています。
（ホーロー）野田琺瑯 アムケトル
出典：amazon
ホーロー製のやかんは、保温性に優れているのが特徴です。
デザイン性に優れ、カラー展開も豊富なのでおしゃれな印象を与えることができます。
デメリットは、急激な温度変化に弱く割れてしまいことがあるので慎重な使用が必要です。
琺瑯製品の代表的なブランド、野田琺瑯から販売されているアムケトルは、懐かしくも新しいデザインで、どんなインテリアにもマッチします。
出典：amazon
カラー展開は5色、好みに合わせて選ぶことができるのも琺瑯製品のいいところです。
安定感があり、使う人にやさしい熱くなりにくい樹脂製のハンドルは、工業デザイナー柴田文江氏のデザインでおしゃれな印象を与えてくれます。
| 素材 | ホーロー |
| サイズ | 18.2 x 23 x 19.5 cm |
| 重量 | 1kg |
| 容量 | 2L |
| カラー/ | ホワイト、レッド、ブラック、ブルー、グリーン |
野田琺瑯 アムケトルの口コミ・レビュー
取っ手が熱くならないのでとても助かります。
部屋に馴染むデザインで気分が上がります。
（アルミ）ベルモント アルミケトル1.2L
出典：ベルモント
アルミ製のやかんは、軽量で扱いやすいのが特徴です。
安価で手に入れることができるので、大容量のやかんが必要な際も選びやすい商品が多いです。
傷がつきやすいので、定期的に買い替えが必要になるのがデメリット。
ベルモントのアルミケトルは、使うときは取っ手が立ち上がり、収納時には倒れるロック機能付きで収納にも便利。
コーヒーを好む人にはドリップしやすい注ぎ口もポイントです。
開口部が広く軽量なので、OD缶を収納してキャンプにも持ち出せます。
| 素材 | アルミニウム、ステンレス、塩化ビニール |
| サイズ | 約Φ171×115mm |
| 重量 | 約225g |
| 容量 | 約1.2L |
ベルモント アルミケトル1.2Lの口コミ・レビュー
ドリップケトルのような注ぎやすさで、コーヒーが美味しく淹れられます。
開口部が広く様々な料理に使っています。
（鉄）鋳心ノ工房 ティケトルM
出典：amazon
鉄製のやかんは、熱や衝撃に強く耐久性が高いのが特徴。
高価な商品が多く、錆びの心配があるのでこまめな手入れが必要です。
鉄製のやかんは、大事に長く使うことで味の出る素材です。
和の雰囲気のインテリアにも馴染みます。
鋳心ノ工房のティケトルは、鉄瓶をより日常生活に取り入れてもらえるよう、使いやすさやデザインを追求したケトルです。
ティケトルで沸かしたお湯は、水道水のカルキをほとんど消すことができるので、まろやかで臭みのない美味しいお湯になります。
お湯の中に、鉄分が抽出されるので鉄分が自然に摂取できるメリットもあります。
和のイメージが強い鉄瓶ですが、鋳心ノ工房のティケトルは洋室にも似合うモダンなデザインが特徴です。
木製部分は、鉄より耐用年数が短いので簡単に取り換えできるよう工夫された作りになっています。
手入れをしながら長く使えるやかんです。
| 素材 | 鋳鉄 |
| サイズ | 17.2×19.6×17.9cm |
| 重量 | 1.7kg |
| 容量 | 1.7L |
鋳心ノ工房 ティケトルMの口コミ・レビュー
勇気のいる価格でしたが、とにかく白湯が美味しい。
一生そばに置いて毎日使っていきたい道具です。
インテリアの一部としておしゃれなやかんを見つけよう
出典：楽天
石油ストーブの効率的な使い方として、やかんを乗せて使うことが多い季節。
インテリアに合わせたお気に入りのやかんを置くことで、冬の気分も上がりますね。
デザインだけでなく、素材の特徴や機能を知り選ぶといいでしょう。
小さなお子様やペットがいる場合などは、サークルを使用するなどして、特にやけどや事故に注意しましょう。
