「火ばさみ」とは焚き火や炭を扱うための専用トングのことで、薪や炭を安全に動かすために欠かせない必須ギアです。
焚き火を楽しむキャンパーにとっては「ペグハンマーの次に必要な道具」とも言われ、薪をつかんで火力を調整したり、燃えている薪の位置を変えたりと活躍シーンが非常に多いアイテムです。
シンプルな道具ながら、長さや形状、素材によって使い勝手が大きく変わり、こだわりを持って選ぶキャンパーも多くいます。
火ばさみの主な種類
火ばさみには大きく2つの形状があり、それぞれ使い心地が異なります。
トング型
バネで開閉する一般的なトング形状。片手で操作しやすく、初心者にも扱いやすいタイプです。
和ばさみ(やっとこ)型
日本の伝統工具を元にしたシンプルな形状で、てこの原理で強い力を伝えられるのが特徴。テオゴニアの「ファイヤープレーストング」が代表的で、ベテランに愛用者が多いタイプです。
長さと素材の選び方
長さは40cm前後が一般的で、長いほど熱から手を遠ざけられるため安全性が高まります。素材はステンレスが錆びにくく扱いやすく、ハンドル部分が木製のものは熱が伝わりにくいというメリットがあります。
使い方の注意点
火ばさみは熱を直接受けるため、使用後は必ず冷ましてから収納すること。また、調理用のトングと兼用すると衛生面で問題があるため、必ず焚き火専用と調理用は分けて使うのが基本です。


