「バックパックキャンプを初めてみたけど荷物が重くて超大変…軽量化しなきゃ…」
「ULバックパックでおすすめがあれば教えて欲しい!」
そんな質問にお答えします。
ソロキャンプの王道『バックパックキャンプ』を制するには荷物の軽量化がポイントです。
そこで今回は、ソロキャンプを快適にする40Lクラスで重量1.0kg以下のおすすめULバックパック【国内ブランド厳選版】をご紹介します。
ULバックパックがソロキャンプにおすすめな理由とは?
荷物を背負って自由気ままにソロキャンプを楽しむ『バックパックキャンプ』が人気です。バックパックスタイルならクルマで行くことの出来ない自然のままの穴場ポイントまで辿り着け、自分だけの時間を過ごすことが出来ます。
ここ最近ではSNSを中心にオシャレで可愛いバックパックを背負ってキャンプを楽しむソロキャンパーの投稿が増え『ULバックパック』に注目が集まっています。
バックパックキャンプを始めるには、重い荷物を背負ってもカラダの負担を軽減し快適に歩ける登山メーカーのバックパックが最適です。
登山メーカーのバックパックなら、肩への負荷を分散する構造となっているので長時間重い荷物を背負い続けてもカラダへの負担が軽減し快適に歩くことが出来ます。
しかし登山メーカーのバックパックは重いのが難点。テント泊に対応した中型〜大型クラスになるとザック自体だけで軽く2〜3kgほど重量があります。これはバックパックキャンプにとっては致命傷…
そこで登山用バックパックをベースにパーツを削ぎ落とし軽量化したのが『ULバックパック』です。
- バックパックの容量は40L前後
- 重量は1.0kg以下を目安に
- 耐荷重は最低10.0kgを確保
バックパックの容量は40L前後を目安に選ぶと良いでしょう。
ウルトラライトギアで装備を固めると考えると小さ過ぎず大き過ぎずの程よく使いやすい容量となります。
また一番ポイントとなるバックパックの重量は1.0kgがひとつの目安と言えます。
極端に軽量なバックパックだと、荷物の荷重に耐えきれずカラダに負担が掛かってしまったり背負った時のフィット感が悪くなるので、耐荷重は10.0kgほどの荷重に耐えれる構造が最低限必要でしょう。
ソロキャンプにおすすめ!ULバックパック9選
それではソロキャンプにおすすめな40L前後の容量で重量1.0kg以下のULバックパックを厳選してご紹介いたします。
mont-bell 〈バーサライトパック40〉 【710g】
出店:mont-bell
日本を代表するアウトドアメーカー【モンベル】の超軽量バックパックです。
出店:mont-bell
バーサライトパック40は中型ザックの平均重量(約1,500g)の約半分の軽さを実現。30デニールの透け透け素材だが、バリスティックナイロンを採用しているので破れに強いのが特徴。背面はフレームレス仕様だが、ショルダーベルトの取り付け部分にフレーム補強しているので安定性を確保している。
バーサライトパック40の商品スペック
ザック容量 | 40L(高さ69×幅33×奥行き19cm) |
重量 | 710g |
参考価格 | ¥11,990(税込) |
バーサライトパック40の商品レビュー
ソロキャンプ用に非常に軽いザックが欲しかったため購入しました。
外観として、商品画像通りスマートで見た目もよく、沢山物を詰めてもシルエットがあまり崩れません。背負った際の横幅はもちろん、奥行きもあまりないので狭い道も大丈夫だと思います。
atelierBluebottle 〈PAC-03〉 【690g】
日本のガレージブランド【アトリエブルーボトル】が手掛ける、おしゃれハイカー御用達のウルトラライトバックパック。イベント受注のため非常に入手困難な、SNSで話題のULザックです。
岩、木の枝などによる破れや引き裂き強度に強いX-PAC素材を採用。ヨットの帆などに使われる素材で「耐久性」「軽さ」「防水性」に優れているのが特徴。
PAC-03の商品スペック
ザック容量 | 約36〜48L(H520mm × W280mm × D150mm) |
重量 | 690g(背面パッド込) |
参考価格 | ¥35,763(税込) |
PAC-03の商品レビュー
最初は見た目のカッコよさだけで購入に至ったのですが、手にしてみたら今まで使用していたザックより明らかに軽くて驚きました。実際に背負って山に行ってみると、つくりもしっかりしていたし、ショルダーパッドも幅が広く、肩に食い込むこともなく、よく考えられてつくられていました。
▷アトリエブルーボトル公式サイト:https://atelierbluebottle.shop/
RawLow Mountainworks 〈Antelope〉 【650g】
出店:rakuten
ロウロウマウンテンワークスは20年以上のキャリアを誇るバッグデザイナー二人が2015年に立ち上げたガレージブランド。東京下町の自社工場でひとつひとつ丁寧にハンドメイド生産されています。
メインに1000デニールというヘビーデューティーな素材を使用しながら650gという驚異的な軽さを実現させた、ULバックパックを代表する人気モデルです。
Antelopeの商品スペック
ザック容量 | S/M:36〜40L、M/L:38〜42L |
重量 | S/M:650g、M/L:660g |
参考価格 | ¥31,900(税込) |
Antelopeの商品レビュー
背負ってみた感覚としては、とても背負心地が良いと感じました。660gの割にはかなりガッチリホールドしてくれるショルダーハーネスは多少重たい荷物を背負ったときでも軽く感じさせてくれます。ただ、背中を覆ってくれる面積が大きいせいなのか、汗は多少かきやすいかな〜と感じました。
山と道 〈THREE〉 【628g】
出店:山と道
日本のULバックパック業界を引率する鎌倉発アウトドアガレージブランド【山と道】の中型ザック。X-PAC素材を採用した、ガツガツ使える頑丈で超軽量な大人気のULバックパック。
出店:山と道
フレームレス構造だが10kg程度の荷重まで快適に背負えます。カラーバリエーションやフロントポケットが選べるなどカスタマイズが可能。
THREEの商品スペック
ザック容量 | M:40L/L:45L |
重量 | M:628g/L:655g |
参考価格 | ¥34,100(税込) |
THREEの商品レビュー
軽い。容量が大きい。開閉自在の特大のポケット。脱いだレインウェアか防寒着、シェラカップ、最後に畳んだグラシ等いろいろ突っ込め、体感ではポケットだけで10Lくらいの容量かと。間口が大きくガバっと開くので中のものが探しやすく取り出しやすい。スタッフサックをストラップに留めて容量を増設できる。縦走の食料分増やすことが容易。荷物が少ないときは見た目20Lくらいにコンプレッションでき、アタックザック要らず。
▷山と道公式サイト:https://www.yamatomichi.com/
if you have 〈hug〉 【600g】
出店:if you have
その名のとおり、まるで誰かに抱き締められているような背負心地で話題の中型セミフレームバックパック。
出店:if you have
ULバックパックの特徴と言えるフレームレス構造の欠点を補った独自のフィッティング仕様が特徴。背面フレーム仕様のタイプより固くなく、フレームレスほど柔らかくなく、丁度よい背負心地の軽量バックパックです。
hugの商品スペック
ザック容量 | サイズ1:37L , サイズ2:40L , サイズ3:43L |
重量 | サイズ1:570g , サイズ2:600g , サイズ3:620g |
参考価格 | ¥37,400(税込) |
hugの商品レビュー
同じような人がたくさんいるとはおもうんですけどキャンプがメインでギア等を揃えて来たんですけど、設営と撤収が少し面倒になってきた時期になりギアを減らしたり簡素に片付けられる物とうを集めていき最終的にULという志向に取り憑かれました。ミステリーランチのクーリー40を背負い登山をしたりしましたがこのhugは世界が変わりました。背負った瞬間のフィット感が尋常ではなくよく考えられたザックだなぁと感動致しました。ショルダーベルトやスタビライザーの調整に伸縮性のあるショックコードを使う機構に驚きました。ショックコードで調整したことにより常に伸縮性を生かした伸び縮みにより身体の動きに合わせた最適なフィット感を味あわせてくれる…こんなに良いザックに出会えて本当に良かったと思います。
▷if you have公式サイト:http://www.ifyouhave.org/
KanazawaPacks 〈Axis40〉 【600g】
引き裂き強度と防水性能に優れたX-PAC素材を採用したULバックパックを製造販売している、金沢発のガレージブランド【KanazawaPACKS】
バックカントリー用バックパックの為、強度と防水性能に優れ、1kgを遥かに凌ぐ600gという軽さが特徴。ロールトップ&背面がファスナーで大きく開く仕様になっているので中身へのアクセスが容易です。内部は仕切りがあり2気室として使えるので使い勝手に優れた軽量バックパックです。
Axis40の商品スペック
ザック容量 | 40L |
重量 | 600g |
参考価格 | ¥33,000(税込) |
▷KanazawaPACKS公式サイト:https://www.kanazawapacks.com/
OGAWAND 〈OWN〉 【580g】
出店:OGAWAND
ULバックパックの定番である【OGAWAND】OWNはフレームレスで本体580gという超軽量ながら幅広いサイズ可変が特徴。どんなシーンにもマッチするシンプルなデザインと、軽量で背負い心地の良いOWNひとつあれば日帰りから縦走クラスまで幅広く活用出来ます。
出店:OGAWAND
自由な位置に専用フックを付け替える事が出来るOGAWAND独自の「ADC」システムにより日帰りクラスの25Lから縦走クラスの50Lまでサイズ可変が可能。どんなサイズ容量になっても常に最適なフィット感が得られます。おなじバックパックでどんな季節やアクティビティーにも使いたいという方におすすめです。
OWNの商品スペック
ザック容量 | 25〜50L対応 |
重量 | 580g |
参考価格 | ¥38,000(税込) |
▷OGAWAND公式サイト:https://www.ogawand.com/
Trail Bum 〈STEADY SPECTRA〉 【485g】
出店:TrailBum
まさかの総重量500gを切った【トレイルバム】の超定番ウルトラライトバックパック。
出店:TrailBum
アメリカ3大トレイルを踏破したスルーハイカーの舟田氏が自作したバックパックをベースに、よりウルトラライトに特化して誕生したのが定番「STEADY」
STEADY SPECTRAは、元祖”STEADY”をベースに、耐摩耗・耐衝撃性に優れた「SPECTRA」という素材をリップストップにしたバージョンアップモデルです。
STEADY SPECTRAの商品スペック
ザック容量 | 40-50L |
重量 | 485g |
参考価格 | ¥20,000(税込) |
▷Trail Bum公式サイト:https://trailbum.jp/
FREELIGHT 〈S35BK〉 【340g】
出店:FREELIGHT
350mlドリンク缶並みの驚異の軽さ!!ULバックパック断トツの最軽量クラスを誇る【FREELIGHT】のS35BK
出店:FREELIGHT
S35BKのメイン素材にはレーシングヨットの帆材として使われるスピンネーカーを使用。最軽量でありながら強度も併せ持ったULバックパックです。
比較的低価格帯でもあり、初めてULバックパックを試してみたいという方におすすめです。
S35BKの商品スペック
ザック容量 | 35〜45L |
重量 | 340g |
参考価格 | ¥20,680(税込) |
▷FREELIGHT公式サイト:http://freelight.jp/index.html
まとめ
今回は、ソロキャンプにおすすめなULバックパック【国内ブランド】を厳選してご紹介してみました。
バックパックキャンプを快適に楽しむには荷物の軽量化が必然です。そのためにはバックパックをUL化することがポイント。バックパックをUL化すれば総重量が大きく軽量化でき徒歩での長距離移動も楽になります。
ソロキャンプをバックパックスタイルで楽しむために、ぜひ今回ご紹介したULバックパックを参考に選んでみて下さいね♬