テントは種類がたくさんあって悩んでしまいますよね。
今回ご紹介するDODのライダーズタンデムテントは設営が簡単で、大人2人でも十分な広さがあり、初心者におすすめのテントです。
実際に使ってみた私がおすすめするポイントと、少し気になるところをテント選びのポイントと併せてご紹介いたします。
当記事のコンテンツ
テント選びのポイントはこの5つ
最初に、初心者の方に向けたテント選びのポイントを簡単に説明いたします。
いろいろなテントを見ていても、どれが自分たちにぴったりなのか迷ってしまうと思います。
その場合は条件に合ったものの中から、気に入ったテントを選ぶのがおすすめです!
今回は、大人2人で使うテントと仮定して、5つのポイントをピックアップしました。
- とにかく設営が簡単
- 大人2人がゆっくり寝れる&荷物を置くスペースがある
- 耐水圧2,000ml以上(雨や風に強い)
- 前室がある(雨のときに便利)
- 見た目が好み
初心者の方はまず設営が簡単なものを選びましょう!
そして、テントの大きさを選ぶポイントとして荷物の分も考える必要があります。そのため、大人2人の場合は3~4人用のテントを選ぶのがおすすめ。
他にも耐水圧についてもしっかり見ておきましょう。
前室付きは雨に日に重宝するのであると便利ですが、タープを必ず使う!という方の場合は必須条件ではありません。
これらのポイントをクリアしてくれて、かつ見た目も好みだったのがDODのライダーズタンデムテントでした。
しかもお値段も3万円以下とお手頃価格なのは嬉しいですね。
それでは、まずはこのテントのおすすめポイントについてご紹介いたします。
ライダーズタンデムテントおすすめポイント5選
それでは下記5つのおすすめポイントに沿って詳しくお伝えしていきますね♪
- 設営が簡単
- 十分な広さがある
- 性能も文句なし
- 見た目がシンプルでおしゃれ
- コストパフォーマンスが良い
おすすめポイント①:設営が簡単
このDODのライダーズタンデムテントはワンタッチテントという折りたたみ傘のような構造をしています。
設営方法はいたって簡単です。
- テントを袋から出して広げる
- それぞれのポールを伸ばす
- 中央のロープを引き上げる
- 立体的なテントの出来上がり!
立体的なテントになるまでは約5分ほどでした。
あとは前室をつくって、ペグでテントを固定していくのですが、ここからは少し時間がかかります。でもやることは簡単なので安心してください。
まずはテントの四隅をペグで固定します。
その後、付属のポールを伸ばしてテント前側のフックに引っかけていくと、これで前室の出来上がり!
最後に、入り口部分や各ロープもペグで固定したら、完成です。
最後のペグの固定が少し大変なのですが、それを含めても大体15分ぐらいで完成しました。
とにかく設営が簡単なので、もちろん撤収も簡単にできます。
帰ろうとしていたところに雨が降ってきた!と焦ったときも、あっという間に撤収できたので助かりました。
おすすめポイント②:十分な広さがある
ライダーズタンデムテントは、中の広さが210cm×210cmあります。
実はこのテント、大人4人用のテントなのです。
そのため、大人2人が寝られるスペースはもちろん、持ってきた荷物を中に入れてもスペースが十分確保されます。
しかし、さすがに全ての荷物を入れてしまうと窮屈です。
それなら、地面に直で置いたクーラーボックスなどは中に入れたくないと思うので、そういった荷物は前室に置けばOKです!
前室の広さも横230cm×縦225cmあるので荷物を置くのには十分な広さ。雨が降ってきても安心ですね。
荷物は目の届くところに置いておきたい性格の私にはとてもありがたかったです。もっと中を広々使いたい!という方は、前室にレジャーシートなどを敷いてさらに広くしても良いと思いました。
中の高さは115cmと大人はみんな屈むことにはなりますが、ワンポールテントなどの天井が高いテントではない限り仕方ないと思います。
おすすめポイント③:性能も文句なし
このテントは、性能も文句なしです!
- ダブルウォール構造
- 耐水圧がなんと3,000mm
- インナーテントの大半がメッシュ構造
- 中にインナーポケットとランタンフックがある
- タープ不要
- グランドシート付き
ライダーズタンデムテントは、ダブルウォール構造という作りをしています。
ダブルウォール構造とは、アウターテントとインナーテントで作られているため、雨や風、結露などがインナーテントへ侵入してくるのを軽減してくれるメリットがあります。
また、2,000mmあれば大抵の雨には対応できると言われる耐水圧が、なんと3,000mmも!
しかし、耐水圧は高ければ高いほど安心と言うわけではなく、耐水圧が高すぎると通気性の悪さにつながります。
このライダーズタンデムテントは大丈夫なの?と思いますよね。
このテントは、インナーテントの大半がメッシュで作られているので、暑さを軽減するように作られていました!
また、見落としがちなグランドシートがついているのはありがたかったです。
地面からの結露を守るためにテントの下にグランドシートを敷くのですが、このテントはすでに付いているので敷く手間もなく、別で買う必要もありません。
その他にも、テント内にはスマホを入れておけるような小さいポケット、中央にはランタンをかけられるフックがあるのもさりげなく嬉しかったです。
前室の広さも十分あり、タープなしでも大丈夫でした。
荷物を減らしたい人にはおすすめです。
しかし、木々が少ないキャンプ場など広めに日除けできる場所を作りたいときや、雨が心配なときはあっても良いと思います。
おすすめポイント④:見た目がシンプルでおしゃれ
DODのうさぎのロゴってなんかかわいいですよね。私は、ロゴがかわいくて作りはシンプルおしゃれなデザインに惹かれました。
さらに、シンプルなデザインなら、飽きずに長く使えるかなと思っています。
中にはもっとデザインの凝ったおしゃれなテントもありますが、ライダーズタンデムテントと似たようなデザインのテントは少なく、キャンプ場である意味目立っていた気がします!
おすすめポイント⑤:コストパフォーマンスが良い
数あるテントの中でも3万円以下で、この性能、この見た目はコスパが良いと思います!
中にはもっと安いテントもありますが、性能の条件がクリアしていても好みのデザインでなかったり、広さが十分でなかったり、どこか妥協しなければいけないところがありました。
このテントを見つけたときは、言うことなしだったので即決定し、何度使っても後悔はありません。
このあとご紹介する「少し気になるポイント」を含めて考えてもメリットが上回っています。
ライダーズタンデムテントの少し気になるところ
おすすめのテントとは言え、使っていくうちに少し残念だな、気になるな、というところはいくつかありました。正直にご紹介しますね。
- 背面の窓が小さいため夏は暑く感じる
- 中がメッシュ素材なのでおそらく冬は寒い
- ポールとフライシートがくっついているため扱いにくい
- 安っぽいところもある
最初は背面の大きい窓があるから風通しも良くて安心だと思っていたのですが、その背面の窓が全開にならず熱がこもってやはり暑いです。
反対に、インナーテントの大半がメッシュ素材と説明しましたが、そのため冬は寒いと思います。
このテントで極寒の冬キャンプはしていませんが、冬用のテントでないと厳しいはずです。春や秋にはちょうど良いのですが、夏の朝起きたときにむしっとした暑さを感じました。
また、ポールとフライシートがくっついていると扱いにくいのが欠点です。
結露などで濡れていたり虫がついている可能性を考えると解体してからベランダで広げて乾燥させたいのですが、それができないのです!
そのため、浴室乾燥機にバサッと広げて乾燥させることにしています。
ベランダや庭のあるお宅なら広げれば良いのですが、我が家は狭いベランダなのでこのやり方で対処しています。
最後に
DODのライダーズタンデムテントについてご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
とにかく設営が簡単なので、初心者の方には良いなと思いました!
名前ではライダー向けに作られたのかもしれませんが、夫婦やカップルなど2人で使うにはぴったり。
これからもまだまだ使い続けていきたいと思えるお気に入りのテントです!