「冬でもキャンプをしたい!」そう思うキャンパーの方はきっと多いはずです。
しかし、冬キャンプの際にやはり問題になるのは寒さですよね。
冬は空気も澄んでいるので他の季節よりも風景を楽しめますが、とにかく寒い。
特に空気が乾燥しているので、テントが燃えてしまうのが怖くて近くで火がたけないのはきついですよね。
そこで今回は近くで焚火で暖を取りつつ景色も楽しめるパップテント5選をご紹介します。
当記事のコンテンツ
そもそもパップテントって何?
キャンプを始めたばかりの方の中にはもしかするとパップテントが何か知らない方もいるかもしれません。
ずばり、パップテントというのはもともと軍隊で使われていたusパップという軍幕の形状をモチーフにして作られたテントです。
そのため非常に簡素な造りで1~3人ほどが入れるほどの小さなスペースしかないのが特徴です。ソロキャンプをしたいという方にはちょうどいい広さです。
パップテントの魅力①とにかく丈夫
パップテントの1つ目の魅力はとにかく丈夫だということです。
軍幕をモチーフにして作られたので人気のパップテントの素材は大体が丈夫なコットン生地かポリコットン生地で生産されています。
そのため耐火性、防水性が他のテントに比べて優れているのが特徴です。
特に耐火性に優れているのでテントの近くで焚火をしても心配する必要がないのは魅力的ですね!
パップテントの魅力②タープ設営いらず
パップテントの2つ目の魅力は張り出しルーフのおかげでタープを張る必要がないという点です。
そのためテントの設営が非常に楽で、初心者の方でも簡単に設営することができるのはキャンプ初心者の方には非常に助かります。
冬はコットン生地のパップテントがおすすめ
冬にパップテントをするのならぜひともコットン生地を使うことをおすすめします。
というのも、コットン生地のパップテントは上記で述べたように耐火性に優れているからです。そのため寒くなってきたら焚火を焚いて暖を取ることができます。
またポリエステルやナイロン生地だとどうしても冬場は結露がしやすくなりますが、コットン生地であれば結露を最小限に抑えることができます。
冬場のコットン生地パップテントはメリットがたくさんありますね♪
おすすめのコットン生地パップテント5選!
おすすめのコットン生地パップテント①【BUNDOK】ソロベース
定員 | 1人 |
テントサイズ | フライW 14.2 x D 74.3 x H 43.3インチ 74.8x D 33.5 x H 39.4インチ |
重量 | 4.4㎏ |
収納サイズ | 15.7 x 7.9インチ |
この商品のおすすめポイントはメッシュインナー付きで虫よけ対策に優れていることです。パップテントの最大のデメリットである「虫が入りやすい」という欠点をうまくカバーしてくれるのは非常にありがたいです。
さらにジッパーもすでについているので、プライベートスペースが作れるのも魅力的。
メインポール2本以外にも前室スペース用のサブポールも2本完備されているので、焚火もできるようになっています。
そのうえシンプルな組み立てなので簡単に素早く設営できるようになっています。
ポールも軽量で4分割ができるのでかさばりません。
そのため収納もコンパクトにできます。ポールの持ち運びにも苦労しないのも魅力の一つ。
<レビュー>
重さはそこまで苦にならんかな、という感じでした。バイクの方なんかはちょうど良いサイズ感なのではないでしょうか。
非常に使い勝手のよいテントだと思います。バンドックさん、これからも低価格、高品質なテントづくりをお願い致します。
おすすめのコットン製パップテント②【DOD】ヌノイチM
定員 | 3人 |
テントサイズ | 約 W 20.1 x D 12.4 x H 88.9インチ |
重量 | 11.3㎏ |
収納サイズ | 80㎝ |
ヌノイチは布一枚に切れ目が入っただけの形状です。
しかし、グロメットやループの位置は綿密な計算のもとに設計されており、付属のポールとロープを使うことでタープとしても使うことができます。
またそれだけでなく布一枚だからこそ、自分なりにアレンジを効かすことができます。
例えば、ポールを追加するだけでもテントの形状を変えることができます。
そのため、設営するときも楽しめる商品となっています。
このバリエーションの豊かさは大人でも子供でもわくわくすること間違いなしです!
また、こちらの商品もポリコットン生地で作られているのですぐ近くで焚火しても大丈夫!
さらにその大きさに反して収納はコンパクトにできるのでもち運びにも便利です。
蚊帳をセットすると夏仕様で使うこともできます。
<レビュー>
4人家族でタープとして購入。
張った時のペグも含めたサイズが明白でなく、大きすぎないか少々不安でしたが、程よいサイズで安心しました。
製品自体特に問題は無く良い幕だと思います。
張った姿が雰囲気良く気に入っています。
おすすめのコットン製パップテント③【8tail】MR.PUP
定員 | 1~2人 |
テントサイズ | フライ/W360×D190×H110cm インナー/W190×D85×H110cm |
重量 | 5㎏ |
収納サイズ | – |
この商品は200台限定ではありますが、とにかくお買い求めやすい価格です。
そのためパップテントでキャンプをしてみたいけど値段的に見送っている、という方にこそおすすめのパップテントです。
といっても、安いから品質が悪いという訳でなく、他のテントと比べて遜色ないレベルで機能もしっかりしています。
その上、200名限定ですが、今ならなんとグランドシートまで付いてきます。
冬キャンプをするのにグランドシートは必須と言っても過言ですので、このサービスは非常にありがたいことです。
さらにメッシュインナーもついています。
そのため、開放感のある全面ロールアップ&メッシュアップのスタイルでも安心してキャンプを楽しむことができます。とにかく景色を重視したいという方にもおすすめ。
<レビュー>
コストパフォーマンスはそれなりにありグランドシートと手袋付きでした。
なんと言っても最大の利点は前後を跳ね上げられるので、雨天後や冬キャンプ時の結露を風通しを良くすることによってすぐに乾かせるのが嬉しい。
おすすめのコットン製パップテント④【tent-Mark DESIGNS】炎幕DX ver2
定員 | 1人 |
テントサイズ | フライシート(約)3,300×1,900×1,300(高)mm グランドシート(約)1,900×940mm |
重量 | 8.3kg |
収納サイズ | 本体収納サイズ:(約)620×260(直径)mm グランドシートサイズ:(約)400×200×25(高)mm |
炎幕DXver2の前身である炎幕DXは使い勝手がよく、収納もしやすく、なおかつグランドシートもついているとパップテント初心者の方にとっては非常に人気の商品でした。
そして、そんな炎幕DXの機能美はそのままでより快適にとリニューアルされた形として発売されたのが炎幕DXver2です。
具体的な変更点としてはカラーが大分明るくなったということと、マッドスカートがtc素材に変更されたという2点です。
TC素材とは・・・
TC素材とは、ポリエステルとコットンを混紡した素材です。そのためポリエステルの特徴である優れた通気性と速乾性、それと同時にコットンの滑らかな肌触りと質感を味わうことができるのが特徴です。しかし、雨に弱くて重い、さらにはカビやすいという欠点があります
炎幕DXではマッドスカートはポリエステル素材で作られていましたが、炎幕DXver2ではこのTC素材で作られています。
TC素材には様々なメリットがありますが、同時に雨に弱くて重い、カビやすいというデメリットがありますよね。
そこで炎幕DXver2ではポリエステルとコットンを65パーセント、35パーセントの比率で混紡されたものが使われています。
この比率は非常に速乾性が優れていて雨にぬれても非常に乾きやすいのです。
おすすめのコットン製パップテント⑤【FIELDOOR】パップテント320
定員 | 1人 |
テントサイズ | 本体サイズ : (約)320cm×210cm×130cm インナーサイズ : (約)200cm×105cm×120cm |
重量 | 7.5kg |
収納サイズ | (約)73cm×20cm×20cm |
パップテント320も炎幕DXver2と同じくTC素材で設計されています。
そのため耐久性はもちろん、遮光、撥水性にも優れています。
またそれだけでなくインナーテントもついていて、アウトドアの天敵である虫の侵入も防ぐことができます。
他にも、痒い所に手が届くような工夫がなされており、非常に快適にキャンプを楽しめます。
また、標準で2又ポールになっているので空間自体が広く使えるというのも魅力の一つ!
フライシートはダブルジッパータイプで設計されているのでわざわざ改造する必要もありません。
またポリコットン製のスカートもついているので、スカートのついていないパップテントと比べると格段に暖かいです。
これだけ機能が充実しているので値段は20000円前後。
パップテントでキャンプをしてみたいけど値段でしり込みしている人にはおすすめです。
<レビュー>
なんだかんだいってもやっぱりスカートは必要。全体の作りは何の問題もありません。
悩みながら購入したけど、期待を裏切るくらい良いですね。ソロ初心者さんでも容易に張れると思います。
冬はコットン生地のパップテントでキャンプをしよう!
今回はコットン生地のパップテントを5つご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
パップテントは設営も簡単で丈夫、さらに持ち運びにも便利と、とにかく快適にキャンプをしたい方にはおすすめのテントです。
ですが、軍用テントというだけあり、希少性は非常に高いのでもし見かけたらすぐに買うことをおすすめします。悩んでいたら、すぐになくなる可能性大ですよ!