クッカーや食器、ランタンや燃料、ペグやハンマーなどなど…いくら荷物を減らそうとしても、どうしてもゴチャついてしまいがちなキャンプツール。
そんなときに便利なのが、それらをまとめて収納・持ち運びできる「ツールバッグ」です。
そこで今回は、キャンプの荷物をすっきり収納できる、おすすめのツールバッグを10種ご紹介。
サイズや素材も様々なので、自分の好みにあったアイテムを探してみてくださいね。
当記事のコンテンツ
- ツールバッグと普通のバッグはどう違うの?
- ツールバッグを利用するメリットとは?
- おすすめのツールバッグ10選
- THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) 「フィルデンスツールボックス」
- THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) 「フィルデンスギアコンテナ」
- ANOBA(アノバ) 「マルチギアボックス L オリーブ」
- BucketBoss(バケットボス) 「ゲイト マウス ソフトトート」
- Oregonian Camper(オレゴニアンキャンパー) 「タクティカル オカモチ」
- asobito(アソビト) 「ツールボックス S ワイド」
- CHUMS(チャムス) 「フォーダブルボックスL」
- DRESS(ドレス) 「ゆるキャン ユーティリティセミハードケースM」
- Helinox(ヘリノックス) 「タクティカルフィールドオフィスM」
- DOD(ディーオーディー) 「ペシャコン」
- ツールバッグを使って収納上手になろう
ツールバッグと普通のバッグはどう違うの?
多くのツールバッグにはクッション性や強度が備えられており、ツールを「収納」すると同時に「保護」するという役割も持っています。
また、汚れに強い加工がされていたり、防水性が備えられているなど、野外に気兼ねなく持ち出せる素材のものが多いのも特徴です。
ツールバッグを利用するメリットとは?
メリットとしては、まずツールを保護して安全に持ち運べるという点がひとつ。
また、キャンプ用のツールバッグを用意して必要なものを収納しておけば、キャンプの際にはそのまま持ち出すことが可能です。
これはキャンプの準備が楽になるだけでなく、忘れ物を減らすことにもつながります。
また、キャンプ中も荷物が散らかりにくくなり、紛失のリスクを軽減するというメリットも。
日が落ちた後は特にどこに何を置いたかわかりづらくなるので、使ったものはツールバッグに戻すという習慣をつけておくと安心ですよ。
おすすめのツールバッグ10選
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) 「フィルデンスツールボックス」
ペグやハンマーの収納に便利なワイド型ツールバッグ。
細長いツールの収納に適した間仕切りが付いているのが特徴です。
間仕切りは位置を自由に変えることができるので、バッグの中でツールが動かないように固定したり、汚れたツールを分別しておくこともできます。
「ポリエステルTPEラミネートファブリック」という高い防水性と耐久性を誇る素材が使われているため、金属製の重いツールを入れていても安心です。
底面には強度があり水や汚れに強い素材が使われているので、地面に直接置いても問題なし。
小物を収納できるメッシュポケットが備わっていたり、さりげなく通気口が付いていたりと、シンプルながらも細部にまでこだわりが感じられるツールバッグです。
サイズ | 縦160×横350×高さ115mm |
価格 | 8,800円 |
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) 「フィルデンスギアコンテナ」
先ほどご紹介した「フィルデンスシリーズ」のギアコンテナバージョン。
大きめのボトルも立てたまま収納できる高さがあるので、調味料や飲み物をはじめ、まな板やフライパンといったキッチン周りのツールをまとめて収納するのに適しています。
トップ部分はフラットなパネルになっているため、フタを閉じれば簡易テーブルとしても使用可能です。
サイドにも取り出し口が付いており、テーブルとして使用しながらでも物が出し入れできるのが便利ですね。
また、最大3段まではスタッキングが可能なので、サイト内でも場所を取りません。
サイズ | 縦320×横430×高さ335mm |
価格 | 24,200円 |
ANOBA(アノバ) 「マルチギアボックス L オリーブ」
大阪発のアウトドアブランド「ANOBA」のツールバッグ。
大きな500サイズのOD缶でも最大12缶まで収納可能で、カセットコンロなどに使うCB缶も立てた状態ですっぽり納まるサイズです。
クッション性が高いので、ランタンや燃料をまとめて収納したり、食器などの収納にも安心。
2枚付属の間仕切りはマジックテープ式なので、どの位置にでも固定できます。
持ち手も一つにまとめられる便利なデザインになっているので、片手で楽に持ち運べますよ。
ANOBAから発売されている「ギアコンテナ」とも相性ぴったりに作られているので、インナーボックスとして使用するのもおすすめです。
サイズ | 縦240×横350×高さ295mm |
価格 | 6,050円 |
BucketBoss(バケットボス) 「ゲイト マウス ソフトトート」
「BucketBoss」は、もともと電気工事用のツールバッグなどを取り扱っているアメリカのメーカー。
現場で長く愛されるバッグは実用性と耐久性に優れていることから、アウトドアのツールバッグとしても人気を集めています。
外部にも内部にもポケットがたくさん付いているのが特徴で、ツールを細かく分別して収納できるほか、物の出し入れがしやすい点もポイント。
取り外し可能なインナーパーテーションや、小型のプラケースも付属しています。
ショルダーベルトを使えば両手が自由になるので、一度にたくさん荷物を運びたいときや、荷物を持ったまま作業をしたいときにも重宝しそうですね。
サイズ | 縦178×横406×高さ216mm |
価格 | 12,320円 |
Oregonian Camper(オレゴニアンキャンパー) 「タクティカル オカモチ」
出前などに使われる伝統的な「岡持ち」をモチーフにしたツールバッグ。
間仕切りが7枚も付属しているので、整理整頓に便利なほか、小さな瓶や食器なども安心して持ち運べます。
トップの部分はセミハード仕様のパネルになっており、本体から完全に取り外すことが可能。
ショルダーのベルトもワンタッチで取り外しができるため、テーブルの上に置いて使用する際にも邪魔になりません。
取り外したトップパネルはトレーとしても使用でき、このバッグ一つでピクニックなどに出かけた際にも活躍しそうです。
サイズ | 縦240×横300高さ190mm |
価格 | 5,280円 |
asobito(アソビト) 「ツールボックス S ワイド」
トラックのホロやテントなどにも使用される丈夫な防水帆布を採用した「asobito」シリーズ。
水や汚れを気にせず激しく使える頑丈な素材で、使い込むほどに独特の風合いが生まれます。
自然と調和するアースカラーをテーマに展開されているので、ナチュラルな色合いが好みという方におすすめのアイテムです。
生地にはロウでパラフィン加工を施しているため、帆布製でありながら優れた防水性を備えています。
また、フタ以外には固めの芯材を内蔵しているので強度面も問題なし。
サイドには内ブタ代わりになるフラップがあり、ほこりの侵入を防ぐほか、フタの隙間から荷物が飛び出す心配もありません。
底面の芯材を取り外せば、折りたたんでコンパクトに収納することもできますよ。
サイズ | 縦280×横335×高さ140mm |
価格 | 5,940円 |
CHUMS(チャムス) 「フォーダブルボックスL」
置いておくだけでサイトがパッと華やぎそうな、真っ赤なCHUMSのツールバッグ。
かなりの大容量サイズなので、コンロや鍋類といった大型ツールの収納も楽々です。
運搬時にはサイドの持ち手で抱えるように運んだり、上部のハンドルを肩にかけてショルダースタイルで運ぶことも可能。
サイズは大きいですが、底面にだけ強度のあるターポリン素材を使用することで軽量化を実現しています。
折りたたんでしまえばコンパクトになるので、使わないときの収納場所に困ることもありません。
撤収の際にはとりあえずこのバッグに荷物を放り込んでおいて、帰ってからゆっくり片づける…という使い方もおすすめですよ。
サイズ | 縦500×横750×高さ480mm |
価格 | 18,480円 |
DRESS(ドレス) 「ゆるキャン ユーティリティセミハードケースM」
アニメ「ゆるキャン△」とのコラボ商品を多数展開している「DRESS」からも、「各務原なでしこ」「志摩リン」のかわいいツールバッグが登場しています。
サンダルなどにもよく使われているEVA素材を採用しているため、軽量なだけでなく衝撃吸収性と耐水性はばっちり。
2枚の間仕切りは可動式で、フタの裏面には大型メッシュポケットが付いています。
比較的コンパクトなサイズなので、最低限のツールをまとめて持ち運びたいというソロキャンパーにおすすめです。
メスティンやOD缶、小型のランタンなどであれば十分に収納できるサイズとなっています。
サイズ | 縦150×横300×高さ140mm |
価格 | 4,180円 |
Helinox(ヘリノックス) 「タクティカルフィールドオフィスM」
Helinoxからは、コロナ禍において需要が高まりそうな斬新なアイテムが登場しています。
ツールバッグとテーブルがセットになっており、あとはチェアさえあればどこででも簡単にマイオフィスが設置できるというもの。
収納時はバッグとテーブルがコンパクトに一体化して、バッグ分の容量しか場所を取りません。
テーブルは単独でロースタイルテーブルとしても使用できるので、キャンプの際にはツールバッグとアウトドアテーブルとして活用できますよ。
サイズ | 【使用時】縦590×横400×高さ390mm 【収納時】縦200×横400×高さ390mm |
価格 | 25,740円 |
DOD(ディーオーディー) 「ペシャコン」
「ペシャコン」は、ぺシャンとつぶしてコンパクトに収納できるバスケット型コンテナ。
フタの裏には脚が格納されているので、組み立てればドリンクホルダー付きの簡易テーブルとして使用できます。
ツールバッグ兼テーブルとしての役割を果たしてくれるので、ピクニックやデイキャンプの際に重宝しそうですね。
また、水をためることもできるので、食器洗いのシンクとして利用したり氷水で食材を冷やしておくことも可能です。
ナチュラルカラーからポップな色合いまで展開されているので、ほかのギアとのコーディネートも楽しめますよ。
サイズ | 【組立時】縦290×幅463×高さ214mm 【収納時】縦290×幅463×高さ860mm |
価格 | オープンプライス |
ツールバッグを使って収納上手になろう
大容量のツールバッグにすべてをまとめて持ち運んだり、食器系、燃料系などジャンルごとにツールバッグを用意したり…その人その人のスタイルによって、ツールバッグの活用方法は無限にあります。
是非この記事を参考に、自分好みの収納スタイルを考えてみてくださいね。