コロナウィルスに翻弄される中でワクチン接種も進み、昨年よりは安心してアウトドア活動ができるようになってきました。
2022年の秋キャンプこそは、紅葉が楽しめるキャンプ場で思う存分に羽を伸ばしてみませんか?
自然豊かな環境に恵まれた九州は、紅葉を楽しめるキャンプ場が選び放題です。
紅葉が楽しめるキャンプ場で秋キャンプを満喫しましょう!
※現在、新型コロナウイルス感染症対策に伴い、営業内容に変更が出ている場合があります。詳しくはキャンプ場のホームページ、または電話にてお問い合わせください。
当記事のコンテンツ
【鹿児島県薩摩川内市】いむた藺牟田池キャンプ場
いむた池キャンプ場は、鹿児島県北西部、薩摩川内市街地からしばらく走った藺牟田(いむた)池のほとりにあるキャンプ場。
7つの外輪山に囲まれた直径約1kmの静かな池の周辺には、多様な動植物種が生息する貴重な自然環境が残っています。
さらに、希少野生動植物種であるベッコウトンボや水鳥の生息する重要な湿地として2005年にラムサール条約湿地としても登録されています。
そんな藺牟田池周辺に作られた約4kmのサイクリングコースには梅や桜並木があり、春は花見客で賑わう有名スポットになっています。
しかし、藺牟田池が一番美しく幻想的な景色を描くのは、秋の紅葉時期。色づいた木々が池の水面に美しく映え、何とも言えない景色を観賞できます。
また、山々の紅葉に加えて、水中から生えている不思議な形をしたヌマスギが自生するエリア一帯も神秘的な雰囲気です。
ヌマスギのオレンジ色に染まった枝垂れる葉の姿は貴重で、不思議な世界に一歩足を踏み入れた気持ちになるでしょう。
そんな神秘的なエリアの反対側に位置するのが、いむた池キャンプ場です。
フリーサイトの湖畔沿いにテントを張れば藺牟田池周辺の景色を一望できるでしょう。サイトは湖畔沿いのサイクリングコースから2mほど高い位置にあり、人目を気にせず楽しめます。
賑わうエリアからは離れているので、静かにまったりと過ごしたい人にはうれしいですね。
高規格とは言いがたいキャンプ場ですが、目の前に広がる紅葉と藺弁田池の競演を独り占めできる特等席で、秋キャンプをぜひ楽しんでください!
住所 | 鹿児島県薩摩川内市祁答院町藺牟田1993-4 |
料金例 | 1人200円 |
IN/OUT | 特に決まりはない |
予約方法 | 当日に電話して(0996-56-0085)現地で受付をする、事前受付不可 |
支払い方法 | 現金のみ |
紅葉時期 | 11月下旬~12月上旬 |
追加情報 | シャワー無し、フリーテントサイトのみ、車の横付け可能でオートキャンプ場的な仕様、トイレ有り、ペットOK |
WEBサイト | 鹿児島県/いむた池キャンプ場 (pref.kagoshima.jp) |
【熊本県八代郡】立神峽(たてがみきょう)里地公園キャンプ場
熊本県中央に位置する立神峡里地公園は、豊かな自然を利用した環境学習の場として整備されている公園。
立神峡は「肥後の空滝」と呼ばれ、清流氷川が石灰岩を浸食して作った高さ75m幅250mの大岩壁になり、見る人を圧倒する迫力があります。
火の国発祥の地として昔から神々の言い伝えが多く残っており、パワースポットとしても脚光を浴びています。
そんな雰囲気の中にある立神峡里地公園キャンプ場は、ログハウスやキャンプサイトがあるのはもちろん、囲炉裏や五右衛門風呂を完備した里地屋敷(古民家)などの宿泊施設が点在しています。
公園に沿って流れる氷川では、夏になると川遊びを楽しむ子どもたちや、ゆったりとした時間を過ごす釣り人で賑わいます。
紅葉の時期である12月上旬になると、立神峡の岩肌と清流、そして様々な木々の紅葉とのカラーバランスが美しく、その調和した景色は見応えがあります。
紅葉の時期には、地元の方に限らず県外からも多くの方が訪れ賑わうスポットなのです。
川沿いにあるキャンプサイトからの眺めも素晴らしいのですが、公園内にある長さ71m×高さ20mのスリル満点のつり橋「火の国橋」からの眺めも堪能してください。
橋を通行するとき、川から優しく吹いてくる心地よい風を感じられますよ。
園内をゆっくりと散策して、美しい紅葉に囲まれた立神峡を楽しみましょう!
住所 | 熊本県氷川町立神648-4 |
料金例 | 1泊1,000円 100円/1人、テント及びターフは各1張り1,000円/泊
キャンプ場でバーベキューをする場合は別途1,000円 |
IN/OUT | 15~17時 /10時 |
予約方法 | オンライン予約可 |
支払い方法 | 現地払い |
紅葉時期 | 12月上旬~中旬 |
追加情報 | 料理体験棟かまど使用時500円、薪販売あり(1束500円)、ゴミは持ち帰り、車で5分のエリアに温泉施設東陽交流センターせせらぎ |
WEBサイト | 立神峽里地公園 (tategami-camp.com) |
【大分県別府市】RECAMP別府志高湖(しだかこ)志高湖キャンプ場
志高湖は別府市から西の方へ進んだ、標高600m湖周2kmの緑に囲まれた山上湖になります。
湖畔ということで優しい水の流れを感じながら、桜や花しょうぶ、そして紅葉と年間を通して四季折々の自然を楽しめるので、日常を飛び出してリラックスするにはピッタリなキャンプ場です。
敷地内の施設にはイートインや売店があり、美味しいソフトクリームも食べられますよ。
貸しボートがあり、紅葉が美しい時期には沢山の家族連れやカップルが訪れ、昼間はワイワイと賑わうスポットとして有名です。
夕方以降には、キャンパーのみになりキャンプ場内にはゆったりとしたくつろぎの時間が流れます。
そんな穏やかな雰囲気の中にある志高湖キャンプ場は、湖畔のフリーオートサイトで、車の乗り入れが可能です。
キャンプサイトの環境としては珍しい湖畔沿いのフリーサイトです。
予約不要なので、思い立ったら志高湖キャンプ場のサイトまで車でまっしぐらに出撃できるのは嬉しいメリットですよね。
志高湖キャンプ場は例ねん11月上旬から中旬にかけて紅葉の見頃を迎えます。
湖面に映る真っ赤な木々の美しい姿を見れるのも、志高湖キャンプ場ならでは。
利用料が安価なので、近年のキャンプブームも相まって、出遅れると宿泊できない場合もあるので、紅葉の時期には計画的な行動をオススメします。
住所 | 大分県別府市志高4380-1 |
料金例 | 3歳以上660円 車両520円 バイク260円 |
IN/OUT | IN:10時(徒歩で荷物を運んで場所取り可) 設営11時~、車両乗り入れ13時~ OUT:~11時 |
予約方法 | インターネット予約可 |
支払い方法 | クレジットカード決済可 |
紅葉時期 | 11月上旬~中旬 |
追加情報 | レンタルあり、売店あり、ゴミ捨て持ち帰り、ペット可、直火禁止、入浴施設無し(周辺に温泉2ヶ所あり) |
WEBサイト | RECAMP別府志高湖 |
【佐賀県西松浦郡】竜門キャンプ場
竜門キャンプ場は、佐賀市から65キロに位置する有田町にあるキャンプ場になります。
有田町は、全国的にも有名な磁器有田焼が誕生した町で、毎年5月のGWには全国から100万人もの有田焼ファンが訪れる陶器市が開催されています。
そんな有田焼で有名な有田町にある竜門キャンプ場は、市街地から離れた山あいにあります。
黒髪(くろかみ)山系の登山口にもなっているので、登山の拠点として利用する登山者の姿も多く見受けられます。
地元でも有名な紅葉の名所で、11月上旬以降は登山者やキャンパー以外にも紅葉を楽しむ家族連れやカップルなどで賑わいます。
キャンプ場周辺を散策する方も多く、たくさんの方が訪れる憩いのエリアになっているのです。
竜門キャンプ場は、オートサイトではありません。車は管理棟前の広い駐車場に停めます。サイトに向かう際に、幅の狭い橋を渡らないとキャンプ場には入れません。
駐車場からサイトまで、自分達で運ぶスタイルなのです。
大型テントや持ち込むギアが多いとサイトまで運ぶのに苦労するので、荷物を軽量化したり、アウトドアワゴンを活用したりしましょう。
また、段差があるサイトになってるので、持参したテント次第では張るときにコツがいるかもしれません。
心配な場合には、事前に電話で相談してみましょう。
住所 | 佐賀県西松浦郡有田町広瀬山甲2399-6 |
料金例 | 高校生以上一人につき 平日¥160 土日・日月¥200 小学生・中学生一人につき 平日¥110 土日・日月¥140 幼児 平日・土日いずれも無料 |
IN/OUT | 12~16時/~10時 |
予約方法 | 3日前までに電話予約 |
支払い方法 | 現金のみ |
紅葉時期 | 11月上旬~中旬 |
追加情報 | レンタルは毛布のみ、ペット不可、携帯圏外 |
WEBサイト | 竜門キャンプ場|有田観光協会 ありたさんぽ (arita.jp) |
【福岡県八女市】グリーンパル日向神峡(ひゅうがみきょう)
福岡県八女市の山奥にある松瀬ダムに隣接しているグリーンパル日向神峡は、森と湖に囲まれたキャンプ場です。
広々とした敷地に、7棟のコテージ、25区画のオートサイト、10区画のフリーサイトが備えられている管理が行き届いたキャンプ場になります。
グリーンパル日向神峡キャンプ場サイトの目の前には、村瀬ダムと共に岩山の美しいロケーションが独特の風景を描きだし、標高の高さもある事から夏には多くのキャンパーで賑わいます。
しかし、最近では紅葉の美しさをキャンプ場内のどこにいても堪能できるロケーションが口コミで広がり、夏だけでなく紅葉の時期も人気があります。
上を見上げれば紅葉、地面は赤や黄色の落葉で彩られるキャンプサイトは、まさに紅葉を肌で感じられる非日常的な環境です。
フリーサイトもきちんと区画で分けられており、余裕をもってテントを張ることができるでしょう。
そんな中で、家族や友人と焚き火を囲んで残り少ない今年の話をするのも良し、次のキャンプの計画を立てるのも良し。
ぜひ、暖かい時間をグリーンパル日向神峡で過ごしてください。
住所 | 福岡県八女市黒木町北大淵44100-2 |
料金例 | オートサイト4950円(9×9m、乗り入れ可能、電源あり:12月1日~2月末日4510円) フリーサイト3300円(12月1日~2月末日3025円) |
IN/OUT | 12時~/~11時 |
予約方法 | 電話・FAX・メール |
支払い方法 | 現金のみ |
紅葉時期 | 11月下旬~12月上旬 |
追加情報 | レンタルあり、売店あり、ゴミ廃棄可、シャワーあり |
WEBサイト | グリーンパル日向神峡 正式ホームページ | 福岡県 八女市の森林に囲まれた本格キャンプ場 (greenpal.jp) |
紅葉が楽しめる九州のキャンプ場を満喫しよう!
紅葉が楽しめる九州のキャンプ場、いかがだったでしょうか。
自然豊かな環境に恵まれた九州には、ご紹介したキャンプ場以外にも紅葉が美しい魅力的なキャンプ場は、まだまだあります。
2021年の秋キャンプは、コロナウィルスに振り回されてちょっと疲れた心身を、紅葉の美しい景色を眺められるキャンプ場でぜひ癒してください。