シングルストーブの神的存在である「イワタニジュニアコンパクトバーナー」。高火力でコスパの高いカセットガスストーブとして人気です。しかしCB缶を燃料とするのでガスボンベが熱くなり、使っていて心配になった経験はありませんか?
そこで今回は、カセットガスボンベの高温対策に効果的なイワタニジュニアコンパクトバーナー専用の遮熱板をご紹介します。遮熱板の必要性やその効果、またおすすめの遮熱板をピックアップしてご紹介しますのでガスボンベの高温対策でお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
当記事のコンテンツ
遮熱板ってなに?どんな効果があるの?
遮熱板とは、カセットガスストーブの輻射熱からガスボンベを守る金属製パーツのこと。カセットガスストーブに遮熱板を取り付けることで、ガスボンベが輻射熱で高温になるのを防ぎ、安全にガスストーブを使用することができます。
輻射熱とは、遠赤外線から発する放射熱のこと。ガスバーナーの炎が鍋底を熱した際に遠赤外線の熱を放射し、ガスボンベを高温にします。
遮熱板の効果とは?
遮熱板の効果が以下のポイントとなります。
- 輻射熱を遮断する
- ガスボンベの高温化を防ぐ
- 爆発事故を防ぎ安全にカセットガスストーブが使える
ガスボンベが高温になると爆発する危険があるので、カセットガスストーブを安全に使用するため輻射熱を遮断する対策が必要となります。
輻射熱を遮断する遮熱板の種類は?
輻射熱からガスボンベを守る遮熱板には大きく分けて種類が2タイプ。
- プレート型の遮熱板
- テーブル型の遮熱テーブル
それぞれ特徴を解説していきます。
プレート型の遮熱板
出典:Amazon
プレート型の遮熱板の特徴が以下のポイント。
- 取り付けがワンタッチで簡単
- 小型軽量なので持ち運びしやすい
- ガスボンベの一部を輻射熱から守る
ワンタッチで取り付けることができバーナーの専用ケースにすっきり収納できるので持ち運びが便利。一緒に収納して持ち運べば紛失する心配もありません。
テーブル型の遮熱テーブル
出典:Amazon
テーブル型の遮熱テーブルの特徴が以下のポイント。
- 「遮熱板」+「テーブル」の1台2役で使える
- 折りたたみ式なので嵩張らず持ち運びできる
- ガスボンベ全体を輻射熱から守る
なんといってもガスボンベ上部のデッドスペースをテーブルとして有効活用できることが最大の特徴。調理したカップやクッカー置き場として、またソロキャンプのテーブルとして利用できます。さらにガスボンベ全体を覆うことができるのでより遮熱性が高まります。
イワタニジュニアコンパクトバーナーに遮熱板って必要?
出典:Iwatani公式サイト
カセットガスボンベを燃料とするシングルストーブの代表モデルに
- イワタニジュニアコンパクトバーナー(CB−JCB)
- SOTOレギュレーターストーブ(ST−310)
上記2機種が挙げられます。
CB(カセットガスボンベ)缶を使ったシングルストーブの弱点が、輻射熱によりガスボンベが高温になること。高火力で長時間燃焼し続けるとガスボンベが高温になり、爆発の危険が伴います。そのためCB缶を燃料とするシングルストーブは輻射熱を抑える対策が必要です。
SOTOレギュレーターストーブST−310は標準装備として遮熱板が搭載されていますが、ジュニアコンパクトバーナーは遮熱板を搭載していないので別途遮熱板を用意する必要があります。
▽ イワタニジュニアコンパクトバーナーについてはこちら
CB−JCB専用おすすめ【遮熱板3選】
それではここからイワタニジュニアコンパクトバーナー専用のおすすめ遮熱板を3つピックアップしてご紹介します。手軽に遮熱性を高めたいという方におすすめですので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめ①CAMPING MOON:ステンレス304製遮熱板
サイズ | 約105mm×72mm |
重量 | 約85g |
材質 | ステンレス304 |
高い耐熱製や錆に強い厚さ1.5mmのステンレス304製遮熱板。電解研磨仕上げでバリ処理されており、バーナー専用ケースに一緒に収納して持ち運べるのが特徴です。低価格で購入することができるので初めての遮熱板におすすめ。
▽キャンピングムーンの口コミ・評判がこちら
しっかり固定できます。モノ自体の仕上がりも丁寧で、不用意に触って怪我する心配はなさそう。
おすすめ②ZEN Camps:CB−JCB専用遮熱板
サイズ | 105mm×72.8mm |
重量 | 80g |
材質 | ステンレス |
出典:楽天市場
上下左右にズレることなく驚異の固定力が話題の日本発「Zen Camps」製遮熱板。厚さ1.3mmの高品質ステンレスを使用し、職人の研磨技術による上質な仕上がりが特徴です。バーナーケースに収納して持ち運び可能。
▽ZEN Campsの口コミ・評判がこちら
フィット感もさることながら、加工や仕上げの良さが全然違い、買って大正解!
おすすめ③N-PROJECT:チタン遮熱板
サイズ | 10.7×7.5×2.3cm |
重量 | 37g |
材質 | チタン |
メタル製品のアウトドアギアを手掛ける日本発「N-PROJECT」製遮熱板。軽量かつ強度・耐食性に優れたチタン素材を採用しており、バーナーヘッドに引っ掛けるだけで使用できるのが特徴です。
▽N-PROJECTの口コミ・評判がこちら
簡単に取り付けできて、ひっかける爪も長いので結構安定してとれません。大満足です。
CB−JCB専用おすすめ【遮熱テーブル4選】
ここからはイワタニジュニアコンパクトバーナー専用遮熱テーブルを4つピックアップしてご紹介します。1台2役でテーブルとしても使えるので、スペースを有効活用して使いたい方におすすめです。
おすすめ①KVASS:イワタニジュニアコンパクトバーナー専用遮熱テーブル
サイズ | 29×18×7.8cm |
重量 | 535g |
材質 | ステンレス |
出典:楽天市場
Amazonで人気の高い超格安遮熱テーブル。輻射熱からガスボンベを守り、カップや調理器具などが置けるテーブルとして使用できます。遮熱性の高いステンレス素材を使用し折りたたみ式の脚を採用しているのでコンパクトに収納可能。ソロキャンプに最適です。
▽KVASSの口コミ・評判がこちら
見た目もスタイリッシュでおしゃれ。唯一の難点はせっかく買ったボンベの皮カバーが完全に隠れてしまうことぐらい。
おすすめ②Keepjoy:CB−JCB専用遮熱テーブル
サイズ | 収納時:29.5×20×1.7cm |
重量 | 470g |
材質 | アルミニウム合金 |
出典:Amazon
高強度アルミニウム合金製の1台2役を熟す遮熱テーブル。脚部はステンレス鋼を使用しているので耐荷重が高く、持ち運びに便利な専用キャリーバッグが付属しているのが特徴です。シルバーの他にネービー・ブラックカラーがラインナップ。
▽Keepjoyの口コミ・評判がこちら
重量は思ったほど軽くないが、その分安定性はよくバーナー本体の足場を作らなくても安心して使えます。
おすすめ③FUTURE FOX:CB−JCB専用ステンレス遮熱テーブル
サイズ | 使用時:長さ30cm×幅20cm×高さ8cm 収納時:長さ31cm×幅21cm×高さ1.5cm |
重量 | 750g |
材質 | ステンレス |
南信州発アウトドアブランド「FUTURE FOX」のステンレス製遮熱テーブル。長さ30cm幅20cmと少しゆったりしたサイズ感が特徴であり、バーナーにメスティンを乗せた状態でマグカップとクッカーやポットを置くことができます。カラーはブラック・シルバー・サンドベージュの3色がラインナップ。
▽FUTURE FOXの口コミ・評判がこちら
今まで使っていたアルミテーブルに比べるとかなり重いですが、厚みのあるステンレスを使っているので作りもしっかりしていて満足度MAXです。
おすすめ④ZEN Camps:遮熱板兼テーブル CB缶カバー付き
サイズ | 使用時:幅32×奥行16.5×高さ7.8cm 収納時:幅20×奥行20×厚み2cm |
重量 | 367g |
材質 | アルミ(アルマイト加工) |
アルミ素材を使用した「ZEN Camps」の超軽量遮熱テーブル。テーブル自体が折りたためる分割式を採用しているので手のひらサイズまでコンパクトに収納できるのが特徴です。ストレスなく持ち出せるのでソロキャンプにおすすめ。CB缶カバーが付いているのが嬉しいポイントです。
▽ZEN Campsの口コミ・評判がこちら
さすがの日本製、作りが丁寧でしかも軽くて黒くてかっこよい。
まとめ
今回はガスボンベの高温対策として効果的な遮熱板をご紹介してみました。カセットガスストーブに遮熱板を取り付けることで輻射熱を遮断し、ガスボンベが高温になることを抑制してくれます。
これまで熱くなったガスボンベを心配しながらジュニアコンパクトバーナーを使用していた方におすすめとなりますので、ぜひ遮熱板を取り入れて安全なキャンプ調理を楽しんでみてくださいね。