キャンプでの調理は、楽しみながらも適度に手を抜いてアウトドアを感じられるような余裕が欲しいですよね。
火加減調整なしに任せられるのであれば、ビール片手にマッタリすることも出来るでしょう。
そんな場面にピッタリなギアが、LOGOSの「マイクロステンコンロ」です。
タブレット燃料に点火するだけで美味しいキャンプ飯が出来上がるので、罪悪感なしで手抜きが出来てアウトドア感を楽しむことが出来ますよ。
キャンプで調理をする際のパートナーとして我が家で大活躍中の「マイクロステンコンロ」のレビューをどうぞ!
当記事のコンテンツ
LOGOS「マイクロステンコンロ」との出会い
キャンプを始めた時期に、LOGOSショップで主人が欲しいと言い出したマイクロステンコンロ。
あまりにもコンパクト過ぎるマイクロステンコンロを見て
「いやいやいや・・・こんな小さいので役に立つの?」
「これって、間に合わせ的な感じで使うものじゃないの?」
「こんなのじゃなくて、ちゃんとしたツーバーナー買おうよ!」
と、大反対したのがマイクロステンコンロとの出会いでした。
マイクロステンコンロを初めて見た方は、「これで何が作れるんだろう?」と筆者と同じようにどこか頼りない印象と使用するにしても3番手4番手的なイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。
しかし、キャンプ歴8年になった今だからこそ言えます。
キャンプギアの機能性の優劣に、メジャー度や大きさ、見た目などは関係ないのです。
「これは、もしかしたらキャンプでかなり使えるんじゃないか!?」
と、一瞬にして手の平返しをした筆者。
今では、キャンプ飯を作る際に必須な1軍キャンプギアとなっています。
マイクロステンコンロについて
マイクロステンコンロのスペック
マイクロステンコンロは、LOGOSで長年に渡って販売されています。
ショップに行くと、バーン!と派手にアピールされているキャンプギアに比べて、陳列棚でひっそりと佇んでいてかなり地味な存在です。
しかし、コアなファンがいるのか、それともマイクロステンコンロが「使えるヤツ」として少しづつ伝わっているのか、必ず陳列棚で私達を迎えてくれる可愛いギアなんですよ。
総重量 | (約)160g |
サイズ | (約)8.6×8.6×5.5cm |
収納サイズ | (約)8.6×8.6×2.5cm |
構成 | コンロ本体、燃料受け皿 |
主素材 | ステンレス |
附属品 | 収納袋 |
使用可能な調理道具 | アルミ製 |
基本的な使い方は固形燃料やタブレット燃料を点火して放置するだけ
LOGOSタブレット燃料は点火後約6分間燃焼し続けるので「点火したら6分待つだけ!」という、火加減調整なしの放ったらかし調理ができます。
マイクロステンコンロは固形燃料やタブレット燃料を使用して調理を行う”コンロ”なので、点火してしまえば、火加減調整などもなく火の様子を時々見守るだけで良いのです。
旅館での夕食時に、仲居さんがやってきて蓋の付いた鍋の下にある固形燃料にチャッカマンで火を付けて下さることがありますよね。
そう、あれです。
それを考えると、キャンプ初心者にとってもハードルは低くなりませんか。
キャンプ飯は調理を始めて出来上がった順番に食べていく事が多いですよね。
大人が調理をしながら子供達が先に食べ始めていたり、全員で食事をしながらも途中で肉が焼き上がれば切り分ける作業を始める事もあります。
そんな時に、点火するだけで良いマイクロステンコンロが大活躍してくれるのです。
わが家のキャンプであれば、お肉を焼くことにジックリ集中したい時などに、マイクロステンコンロを使って御飯系を炊いたりしています。
流行りのメスティンとの大きさの相性が良く、まさにシンデレラフィットするので、マイクロステンコンロとメスティンはセットとして考える方が良いでしょう。
様々なことを同時に行っていくキャンプ飯作りにおいて、コンパクトながらも良い仕事をしてくれるマイクロステンコンロはマストギアになっているんですよ。
組立が簡単
付属の収納袋から取り出すと、このようなフォルムをしています。
マイクロステンコンロは、組立がとっても簡単です。
ここから、立ち上げていきましょう。
まず、蓋になっているパーツを外します。
2本の指で、適当な2ヶ所を押さえて持ち上げると、簡単に外れますよ。
次に、波状になっているパーツを左右に立ち上げます。
波状になっている所に爪をかけて引き上げたくなりますが、前述の蓋のように指で適当な2ヶ所を押さえながら持ち上げる方がスムーズに立ち上がります。
立ち上げは、カチッと音がするまでシッカリ行ってください。
ここが不安定なままになると、調理をしている最中に倒れてしまう可能性があります。
そして、立ち上がった2つのパーツの上に一番初めに外したパーツを蓋を被せるようなイメージでセットします。
これで、マイクロステンコンロの組立ては終了です。
中に燃料受皿があるので、受皿に固形燃料をセットすれば調理前の準備完了。
慣れてくれば、何も考えずに数秒で組立ができますよ。
ここで、わが家のマイクロステンコンロの内側下部に固形燃料の白い跡が付いていることに気が付いた方に、ちょっとご説明いたしますね。
わが家はマイクロステンコンロの燃料受皿を紛失したために、100円ショップで購入できる「燃料受けと一体になった固形燃料」を使用しています。
白い跡は、燃焼時に蝋が多少外側へ漏れてきて固まったと思われますが、マイクロステンコンロ下部の穴を通って下まで垂れることはありませんでした。
マイクロステンコンロ使用時は、下に防炎シートを敷いて火の取り扱いにも気を付けています。
これまで、多少の汚れがあった方がアウトドアらしくて良いと前向きに考え、この白い跡については何とも思ってきませんでしたが、今回、画像掲載するにあたって爪で擦ってみると簡単に取れました。
使用するたびにサクッと取ればメンテナンスも楽なようですよ。
手のひらサイズの超コンパクトサイズ
マイクロステンコンロは、小学6年生の手の平にも軽々と乗ってしまうコンパクトなコンロです。
マイクロステンコンロの収納サイズは、8.6×8.6cmの四角形、厚みが2.5cmと薄く折り畳めるコンパクト性のあるコンロです。
積載に悩む必要もありません。
収納ボックスの中でも文句も言わずに控えめに収まってくれている事でしょう。
さらに、キャンプに限らずハイク時なども重宝しそうです。
ポケット収納サイズなので、バックパックのサイドポケットはもちろんですが、ジャケットの大きめのポケットなどに入れておいても良いでしょう。
コンパクト性に優れるマイクロステンコンロだからこそ、シーンに限定されず活用の幅がドンドン広がりますね。
耐久性の高いステンレス製
マイクロステンコンロがアウトドアでガンガン使えるのは、耐久性が高いステンレス製ということも大きいでしょう。
ステンレス製で錆びにくいという特徴があるので、突然の雨で濡れたり汚れたりしてもサッと洗って乾かせば問題ありません。
手間がかからないのは嬉しいポイントですよね。
タブレット燃料について
マイクロステンコンロには、別売りで着火剤として使える専用の固形燃料があります。
こちらは、必要量だけ取り出せるタブレット型になっているので保管や携帯に便利です。
総重量 | (約)170g(1pcs約14g) |
キューブサイズ | (約)3.4×2.5×1.2cm(1pcs) |
燃焼時間目安 | (約)6分 |
燃焼能力 | 水200ml→(約)6分で沸騰
※条件:[気温](約)20℃[風]無風[鍋素材]アルミ |
主素材 | ヘキサミン |
1箱の個数 | 12ピース |
もし、専用の固形燃料を使い切ってしまいLOGOSまで買いに行けないというピンチの時には、100円ショップに駆け込みましょう。
ここ数年のアウトドアブームに乗って、100円ショップのアウトドアコーナーは御存知の通りの充実ぶりです。
固形燃料以外の物にもついつい目がいきますが、ここはサクッと固形燃料だけをゲットして目的のキャンプ場へ向かいましょう!
キャンプ飯を作るならマイクロステンコンロを相棒にして楽しもう!
マイクロステンコンロは派手ではないものの、キャンプ飯を作る上で縁の下の力持ちになってくれる存在になるでしょう。
ネット検索すれば、マイクロステンコンロで作れるキャンプ飯は無数にあるので、どのレシピにしようか迷ってしまうほどです。
季節は春です!
マイクロステンコンロをポケットに忍ばせて、現地でサクッとキャンプ飯を作ってみませんか。